JPH03249981A - 穀粒選別装置 - Google Patents

穀粒選別装置

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JPH03249981A
JPH03249981A JP4518790A JP4518790A JPH03249981A JP H03249981 A JPH03249981 A JP H03249981A JP 4518790 A JP4518790 A JP 4518790A JP 4518790 A JP4518790 A JP 4518790A JP H03249981 A JPH03249981 A JP H03249981A
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JP
Japan
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rice
grains
color
major axis
grain
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JP4518790A
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English (en)
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Soichi Yamamoto
惣一 山本
Waichiro Matsuda
松田 和一郎
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Yamamoto Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Yamamoto Manufacturing Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、穀粒の粒径及び色彩を検出することにより、
穀粒を選別するための穀粒選別装置に関する。
〔従来の技術及び発明が解決しようとする課題〕穀粒(
以下、米を例にとって説明する。)を粒径を基準にして
選別する装置が、特開昭63−218288号公報に開
示されている。
この選別装置100には、第6図に示される如く、種々
の工程を経て精米された白米が供給筒102へ供給され
ている ここで、第7図に示される如く、この白米の中には、精
米工程で完全に糠層が除去されず白米の外周部に若干糠
層が残っているものや乾燥工程で乾燥し過ぎた所謂過乾
燥床が乾燥機、籾摺機、精米機等により一部が割れた状
態となった胴割米104、胴割米104よりも破損部分
が大きい砕粒米106、未成熟の未熟米108、さらに
は正常な白米の色彩と異なる色彩の異常色床109が含
まれている。
順調に成長し破損部分もない白米(以下、成熟床という
。)110、胴割米104、砕粒米106及び未熟米1
08の各短径寸法は、順に長さA1長さA、長さB1長
さCの順になっている。また、これらの長さの大小関係
は、A>B>Cであり、即ち成熟床110=胴割米10
4〉砕粒米10G〉未熟米108の関係がある。
第6に示される如く、供給筒102へ供給された白米は
、偏心ベアリング112を備えた軸113で連結された
上下の選別枠114内で、駆動手段の駆動力によりふる
いにかけられて、順次粒径毎に選別される。すなわち、
この選別装置100では、白米の粒径による選別作業を
機械的な機構により行っている。
ところが、この選別装置100の上側の選別枠114に
は、基準値以上の長径寸法を有する白米を選別すること
を目的とした整粒柱116が配設されているが、この整
粒柱116の下面を構成する選別網118(第8図の(
A)、(B)参照)の網目120の幅寸法E若しくは選
別板122(第9図の(A)、(B)参照)に形成され
る複数の孔124の短径寸法Fが長さAよりも僅かに小
で長さBよりも大とされている。
このため、胴割米104は網目120又は複数の孔12
4を通って落下することができず、成熟米110から胴
割米104を選別することは不可能であった。従って、
流通過程では、3〜7%の屑粒、特に胴割米104が含
まれた状態の白米が流通されるので、流通過程における
白米の品質が低下するという問題点が生じる 一方、白米の色彩を基準にして白米を選別する色彩選別
装置が開示されている(特公昭59−32729号公報
参照)。この色彩選別装置は、基準色板に付された色彩
と通過する白米の色彩とを対比することにより、異常色
米109を判断し、通常の色彩の正常色米111 (第
7図(F)参照)のみを選別している。しかしながら、
この色彩選別装置には、色彩から白米を選別する機能し
かないので、正常色米111と同じ色彩の胴割米104
等を検出する機能はない。従って、この色彩選別装置を
用いて選別作業を行っても、胴割米104等は依然とし
て選別された白米の中に含まれているという問題点があ
る。従って、成熟米110でありかつ正常色米111で
ある白米のみを選別することは、従来はできなかった。
本発明は上記事実を考慮し、穀粒の中から予め設定した
長径及び色彩を有する穀粒のみを選別することができる
穀粒選別装置を得ることが目的である。
〔課題を解決するための手段〕
本発明にがかる穀粒選別装置は、穀粒を一定方向に整列
させて所定方向へ移動させる移動手段と、前記穀粒の長
径を検出する長径検出部と、前記穀粒の色彩を検出する
色彩検出部と、前記長径検出部及び色彩検出部の下流側
に配置されると共に通過する前記穀粒の移動軌跡を変更
させるための変更手段と、前記長径検出部で検出された
前記長径及び前記色彩検出部で検出された前記色彩に応
じて前記穀粒の移動軌跡が変更されるように前記変更手
段を制御する制御手段と、を備えていることを特徴とし
ている。
〔作用〕
本発明によれば、移動手段により、穀粒を一定方向へ整
列させて所定方向へ移動させる。このとき、長径検出部
は、移動する穀粒の長径を検出する。また、色彩検出部
は、移動する穀粒の色彩を検出する。長径検出部で検出
された長径及び色彩検出部で検出された色彩に応じて、
制御手段が変更手段を制御する。この結果、検出された
長径及び色彩に応じて、変更手段が穀粒の移動軌跡を変
更する。
穀粒の移動軌跡を長径に応じて変更させる態様としては
、例えば成る基準値を設定して検出した長径が基準値以
上である穀粒の移動軌跡は変更させずに、長径が基準値
未満である穀粒の移動軌跡のみを変更させる場合やその
逆の場合、更には穀粒の長径毎にその移動軌跡を変更さ
せる場合等がある。
これらの態様の内、例えば長径が基準値以上である穀粒
の移動軌跡は変更させずに、長径が基準値未満である穀
粒の移動軌跡のみを変更させた場合、穀粒の中から長径
が基準値未満の穀粒のみが除去される 一方、穀粒の移動軌跡を色彩に応じて変更させる態様と
しては、例えば成る基準色を設定して、検出した穀粒の
色彩がこの基準色と略一致したときには穀粒の移動軌跡
を変更させずに、検出した色彩が基準色と略一致しない
ときには穀粒の移動軌跡を変更させる場合がある。
〔発明の効果〕
以上説明した如く、本発明に係る穀粒選別装置は、穀粒
の長径及び色彩を光学的に検出することにより、穀粒の
中から予め設定した長径及び色彩を有する穀粒のみを選
別することができるという優れた効果を有する。
〔実施例〕
第1図〜第5図には、本実施例に係る穀粒選別装置10
が示されている。
第1図には、この穀粒選別装置10の概略構成図が示さ
れている。
穀粒選別装置10には、図示しないケースの外側上部に
幅方向断面が略台形状のホッパ12が取付けられている
。ホッパ12の上部は平面視で矩形状に開口され、白米
14の供給口16とされている。また、ホッパ12の下
部は平面視で矩形状に開口され、白米14の排出口18
とされている。
排出口18は、供給口16よりもその開口面積が小さく
されている。
排出口18の下方には、電磁フィーダ20が配設されて
いる。電磁フィーダ20は、パイブレーク22とトレー
24とから構成されている。トレー24は排出口18の
直下に配置される基部24A及び基部24Aから後述す
るシュート26へ向けて若干屈曲された屈曲部24Bか
ら成る。
基部24Aの下端部には、パイブレーク22が配設され
ている。このバイブレータ22は、図示しないスイッチ
をONにすることにより、電磁フィーダ24の基部24
Aを振動させている。この振動により、基部24A上に
落下した白米14は、互いに若干の間隔を開けて、かつ
白米14の長径方向が屈曲部24Bの屈曲方向と略一致
するように整列した状態で移動する。
電磁フィーダ20の下方には、シュート26が配設され
ている。シ、−)26は鉛直方向に対して所定角度傾斜
して配置され、その下部がケース内に収容されている。
シュート26の傾斜方向は、白米14の移動方向(第1
図〜第4図において矢印S方向)とされている。また、
シュート26のケースから露出している上部と屈曲部2
4Bの先端部とは、離間されている。
シュート26は、移動方向と直交する方向に切断した断
面が略コ字形とされ、その表面には複数のU溝30 (
第2図参照)が移動方向と直交する方向に沿って隣接し
て形成されている。U溝300幅寸法は、成熟米28の
短形寸法Q(第2図参照)と略一致している。このため
、これらのU溝30へ白米14が案内されると、白米1
4はその長径寸法P(第3図(A>参照)方向を移動方
向と略一致させて順次移動する。なお、このシュート2
6は、光透過性を有する材質で形成されている。
シュート26の下部を収容するケースには、長径検出部
32及び色彩検出部60が順に配設されている。先ず、
長径検出部32について説明する。
長径検出部32には、発光素子34と受光素子36とか
ら構成されるホトインタラプタ38が収容されている。
なお、本実施例で用いられているホトインタラプタ38
は、発光素子34と受光素子36とが互いに対向されて
配置され、これらの発光素子34と受光素子36との間
に白米14を通過させる、所謂透過型のものである。
すなわち、発光素子34は移動方向に対して直交する方
向でかつ個々のU溝30に対向する位置に配置されてい
る。本実施例では、発光素子34として発光ダイオード
(図示省略)が用いられている。また、受光素子36は
移動方向を挟んで発光素子34と反対側でかつ発光素子
340投光方向上に配置されている。本実施例では、受
光素子36としてホトダイオード(図示省略)が用いら
れている。受光素子36は、射出光40を受光して光電
変換する。さらに、この受光素子36は受光量に応じて
ハイ・レベルの電気信号、ロー・レベルの電気信号を出
力する。受光素子36は、信号線42を介して制御装置
44に接続されている。
次に、色彩検出部60について説明する。
色彩検出部60は、長径検出部32よりも白米14の移
動方向下流側に配設されている。色彩検出部60の内部
には、白米14の移動方向上流側及び下流側にそれぞれ
2個ずつ発光素子62A、62B及び発光素子62C,
62Dが配設されている。上流側の発光素子62A、6
2Bは、移動方向と直交する方向でかつ移動方向を挟ん
で対称の位置に配置されている。この配置関係は、下流
側の発光素子62C162Dについても同じである。こ
れらの発光素子62A、62B、62G。
62Dとしては、前述した発光素子34と同種のものが
用いられている。
移動方向上流側の発光素子62A、62Bと移動方向下
流側の発光素子62C,62Dとの間には、それぞれ受
光素子64.66が配設されている。これらの受光素子
64.66としては、前述したホトダイオード(図示省
略)と同種のものが用いられている。受光素子64.6
6は、後述する基準色板68.70からの反射光69及
び白米14が通過する際に反射した反射光(図示省略)
を受光して光電変換する。さらに、この受光素子64.
66は受光量に応じてハイ・レベルの電気信号、ロー・
レベルの電気信号を出力する。受光素子64.66は、
信号線72.74を介してそれぞれ制御装置44に接続
されている。また、これらの受光素子64.66の受光
面と対向する位置には、基準色板68.70が受光面に
対して略平行にそれぞれ配設されている。基準色板68
.70には、正常苗床111 (第7図(F)参照)の
内、平均的な正常苗床111の色彩と同一の色彩が着色
されている。
制御装置44はマイクロコンピュータで構成されている
。マイクロコンピュータのROMには、第5図(A)〜
(D)に示されるプログラムが記憶されている。また、
マイクロコンピュータには、図示しないタイマが内蔵さ
れている。
制御装置44は、信号線43を介して変更手段としての
空気噴射銃46へ接続されている。空気噴射銃46は、
長径検出部32よりも移動方向下流側の所定の位置に白
米14の移動軌跡に近接して配設されている。空気噴射
銃46は、制御装置44から入力される噴射信号により
、従来技術の項で示した第7図に示される胴割米104
、砕粒米106、未熟米108(以下、これらの胴割米
104、砕粒米106、未熟米108を総称して、不良
米48と称す。)及び異常色床109 (第7図(E)
参照)へ向けて、圧縮空気を噴射するように構成されて
いる。
空気噴射銃46の下方には、2種類の容器50.52が
配置されている。一方の容器50は、成熟床28でかつ
正常苗床111と判断された白米14の落下地点に配置
されている。他方の容器52は、空気噴射銃46の圧縮
空気で弾き飛ばされる不良米48及び異常色床109の
落下地点に配置されている。
以下に、本実施例の作用を説明する。
先ず、精米工程を終えた白米14は、ホッパ12の供給
口16へ供給される。供給された白米14には、成熟床
28の他、不良米48(胴割米104等)や異常色床1
09が含まれていることがある。
ホッパ12の排出口18から排出された白米14は、電
磁フィーダ200基部24Aへ落下する。
この状態では1、パイブレーク22のスイッチ(図示省
略)がONにされているので、電磁フィーダ20の基部
24Aは微振動している。このため、落下した白米14
は、振動により、互いに若干の間隔を開けながらかつ白
米14の長径方向が屈曲部24Bの屈曲方向と略一致す
るように整列されて屈曲部24B上を徐々に移動してい
く。そして、白米14はU溝30へ落下した後、所定の
間隔を維持しながら、このU溝30に沿って移動する。
この移動途中で、白米14は長径検出部32の発光素子
34からの射出光40の照射領域内、及び色彩検出部6
0の発光素子62A、62B、62C162Dの照射領
域内を通過する。長径検出部32内では、白米14が成
熟床28であるか不良米48であるかが、白米14の長
径から制御装置44によって判断される。色彩検出部6
0内では、白米14が正常苗木111か異常苗木109
かが、白米14の色彩から制御装置44によって判断さ
れる。
以下に、第5図に示されるフローチャートに基づいて制
御装置44の作用を説明する。なお、第5図(A)に示
されるフローチャートは制御装置44のメインルーチン
、第5図(B)、(C)に示されるフローチャートはサ
ブルーチン、第5図(D)に示されるフローチャートは
時刻−散剤込みルーチンをそれぞれ示している。
先ず、第5図(A)に示されるメインルーチンについて
説明する。ステップ146で白米14の長径による選別
を行うための処理が行われる。この処理は長径検出部3
2から入力される電気信号に基づいて行われ、その詳細
は後述する第5図(B)のサブルーチンに示されている
。ステップ146で長径による選別を行うための処理が
行われた後、ステップ148で白米14の色彩による選
別を行うための処理が行われる。この処理は色彩検出部
60から入力される電気信号に基づいて行われ、その詳
細は後述する第5図(C)のサブルーチンに示されてい
る。
次に、第5図(B)に示されるサブルーチンについて説
明する。ステップ150で受光素子36から人力される
電気信号がハイ・レベルからロー・レベルへ変化したか
が判断される。ここで、受光素子36に射出光40が受
光されているときには、受光素子36からハイ・レベル
の電気信号が出力される。また、白米14によって射出
光40が遮光されているときには、ロー・レベルの信号
が出力される。
ステップ150で肯定されると、ステップ152でタイ
マ(図示省略)をスタートさせる。一方、ステップ15
0で否定されると、ステップ150での判断が繰り返さ
れる。タイマがスタートした後、ステップ154で電気
信号がロー・レベルからハイ・レベルへ変化したかが判
断される。ステップ154で肯定されると、タイマがス
タートしてからロー・レベルからハイ・レベルへ変化し
た時点までの時間が読み取られる。一方、ステップ15
4で否定されると、ステップ154での判断が繰り返さ
れる。
ステップ156でタイマが読み取られた後、ステップ1
58で次の白米14の長径寸法Pの測定の為に、タイマ
がリセットされる。その後、ステップ160で白米14
の長径寸法Pが算出される。
すなわち、ステップ156で読み取られた時間と、制御
装置44に予め記憶させた射出光40とU溝30との交
点上での白米14の平均速度とを乗算することにより、
長径寸法Pが算出される。
長径寸法Pが算出されると、ステップ162でこの長径
寸法Pが制御装置44に予め記憶された基準値X以上で
あるか否かが判断される。この基準値Xとしては、成熟
米28の長径寸法の平均値が用いられ、本実施例では例
えば5〔鵬〕とされている。ステップ162で否定され
ると、ステップ164で噴射信号の出力時刻がレジスタ
にセットされる。この噴射信号の出力時刻は、ステップ
154でロー・レベルからハイ・レベルへ変化シタ時刻
に、ロー・レベルからハイ・レベルへ変化した時点から
不良米48が空気噴射銃46の直前に到達した時点まで
の所要時間を加えた時刻である。一方、ステップ162
で肯定されると、ステップ150へ戻る。ステップ16
4で噴射信号の出力時刻がセットされるた後は、ステッ
プ150へ戻る。
次に、第5図(C)に示されるサブルーチンについて説
明する。ステップ170で色彩検出部60の受光素子6
4.66から出力された電気信号が制御装置44へ入力
される。これらの人力された電気信号に基づいて、ステ
ップ172で移動する白米14の色彩が正常か異常かが
判断される。
すなわち、受光素子64.66は、白米14の通過によ
り遮光されない限り、基準色板68.70で反射された
反射光の内受光素子64.66の受光面へ向かう反射光
69を受光して光電変換して、一定レベルの基準信号を
出力している。一方、白米14が通過すると、この白米
14によって反射された反射光が受光素子64.66に
受光される。
ここで、白米14が正常苗木111であった場合には、
光電変換した電気信号のレベルは、基準信号のレベルと
略一致する。しかし、白米14が異常色床109であっ
た場合には、反射された反射光を光電変換した電気信号
は、基準信号と異なったレベルになる。従って、ステッ
プ172では電気信号のレベルが基準信号のレベルより
所定以上変化したか否かを判断することで、移動する白
米14が正常苗床111であるのか、それとも異常色床
109であるのかを判断する。ステップ172で異常色
床109であると判断されると、ステップ174で噴射
信号の出力時刻がレジスタにセットされる。この噴射信
号の出力時刻は、ステップ170で色彩検出部60の受
光素子64.66から出力された電気信号が制御装置4
4へ入力された時刻に、受光素子64.66から出力さ
れた電気信号が制御装置44へ入力された時点から異常
色床109が空気噴射銃46の直前に到達した時点まで
の所要時間を加えた時刻である。なお、ステップ172
で否定された場合には、噴射信号の出力時刻はレジスタ
にセットされない。
次に、第5図(D)に示される時刻一致割込みルーチン
について説明する。
現在時刻が第5図(B)に示されるサブルーチンのステ
ップ164及び第5図(C)に示されるサブルーチンの
ステップ174でセットされた時刻になると、時刻一致
割込みルーチンが起動され、ステップ166で噴射信号
が出力される。なお、不良米48でありかつ異常色床1
09である場合には、ステップ164及びステップ17
4て噴射信号がそれぞれ出力されることになるが、噴射
時刻は同一であるため、空気噴射銃46は一回のみ噴射
する。ステップ166で噴射信号が出力された後は、呼
び出されたサブルーチンへ戻る。
ステップ162で噴射信号が制御装置44から出力され
ると、この噴射信号は空気噴射銃46へ入力される。こ
れにより、空気噴射銃46は、長径寸法Pが基準値5〔
柑〕未満であった不良米48、異常色床109に対して
圧縮空気を噴射する。
この結果、不良米48、異常色床109は通常の移動軌
跡から弾き飛ばされて、他方の容器52へ収容される。
また、白米14が基準値5(mm)以上の長径寸法Pを
有していると判断され、即ち成熟床28であると判断さ
れた場合で、かつ正常苗床111であると判断された場
合には、移動方向に沿ってそのまま移動され、一方の容
器50へ収容される。
この結果、不良米48及び異常色床109は除去されて
、成熟床28のみが選別される。
このように、本実施例では、光学的に白米14が基準値
X以上の長径寸法Pを有しているか否かで選別処理を行
っているので、白米14の中から砕粒米106、未熟米
108だけでなく、胴割米104をも除去することがで
きる。さらに、本実施例では、光学的に白米14が基準
色板68.70に付された色彩と略一致する色彩を有し
ているか否かで選別処理を行っているので、胴割米10
4等の不良米48だけでなく、異常色床109をも除去
することができる。このため、白米14の中から不良米
48及び異常色床109を除去して成熟床28のみに選
別することができると共にその選別精度を向上させるこ
とができる。従って、市場で流通する白米14を成熟床
28のみにすることができるので、流通する白米14の
品質を向上させることができる。
なお、本実施例では、白米14が射出光40を遮光する
時間に基づいて、白米14の長径寸法Pを測定している
が、これに限らず例えば第3図(B)に示される如く、
予め互いに隣合う射出光40の間隔寸法りを5 〔mm
lに設定して、受光素子36が同時に隣合う射出光40
を受光するか否かで測定してもよい。この場合、受光素
子36が同時に射出光40を一回でも受光したときは、
この白米14は不良米48であり、又−回も受光するこ
とがなければ成熟床28である。この測定方法を用いる
ときは、受光素子36が同時に射出光40を受光した場
合にのみ、電気信号を制御装置44へ出力するように構
成すればよい。
また、第4図(A)、(B)に示される如く、白米14
が遮光した射出光400本数Nから白米14の長径寸法
Pを測定してもよい。すなわち、二の測定方法では、第
4図(A)に示される如く、白米14がU溝30を移動
して、射出光40の照射領域内に完全に位置している状
態での遮光した射出光400本数Nを制御装置44で検
出し、この本数Nと予約設定した互いに隣接する射出光
40の間隔寸法にとを用いて、例えば次式で演算してい
る。
P=NK±K・・・ (1) 第4図(B)に示される状態を例にとれば、次の如く演
算される。なお、ここでは、間隔寸法には、1 〔關〕
とする。
P=3X1±1=4 (+の場合)、2 (−の場合)
・・・ (2) 従って、第3図(B)に示される白米14の長径寸法P
は、2〔乱〕から4[mmlの範囲にあるという測定結
果が得られる。
この間隔寸法には要求する白米14の品質に応じて適宜
変更すればよい。
さらに、本実施例では、長径検出部32のホトインタラ
プタ38として透過型のホトインタラプタを用いている
が、所謂反射式のホトインタラプタを適用してもよい。
また、本実施例では、発光素子34.62A〜62Dと
して発光ダイオード(図示省略)を用いたが、これに限
らず例えば半導体レーザ等、光源として作用するもので
あれば、すべて適用可能である。さらに、本実施例では
、受光素子36.64.66としてホトダイオード(図
示省略)を用いたが、これに限らず例えばホトトランジ
スタ等、射出光40、反射光69等を受光し光電変換し
て出力できるものであれば、すべて適用可能である。
さらに、本実施例では、長径検出部32を白米14の移
動方向上流側に配置し、色彩検出部60を白米14の移
動方向下流側に配置しているが、この配置は逆にしても
よい。
また、本実施例では、1個の空気噴射銃46で不良米4
8と異常苗木109とを除去しているが、不良米48除
去用の空気噴射銃46と異常苗床109除去用の空気噴
射銃46とを別々に配設してもよい。さらに、本実施例
では、圧縮空気を用いているが、これに限らず例えば空
気以外の気体や、気体を用いずにモータ等の駆動源との
連動により板材等を回転させて不良米48、異常苗木1
09の移動軌跡を変更させる構成にしてもよい。
なお、本実施例では、白米14から不良米48、異常苗
木109を除去して成熟米28を選別するようにのみ構
成されているが、更に発展させて例えば、ホッパ12へ
供給された白米14にどの程度の不良米48、異常苗木
109が含まれているかを演算してもよい。
また、本実施例では、不良米48及び異常苗木109の
みへ空気噴射銃46が噴射するように構成されているが
、逆に成熟米28であり、かつ正常苗木111である白
米14のみへ空気噴射銃46が噴射するように構成して
もよい。さらに、不良米48及び成熟米28、異常苗木
109及び正常苗木111の双方に対して噴射速度を異
ならせて、もしくは複数の空気噴射銃46を配置して噴
射させてもよい。
さらに、本実施例では、白米14を例にとって説明して
いるが、これに限らず豆類等、穀粒であればすべて適用
可能である。
【図面の簡単な説明】 第1図は本実施例に係る穀粒選別装置を示す概略構成図
、第2図は第1図の発光素子、受光素子等を示す要部拡
大斜視図、第3図(A)、(B)は白米の粒径測定方法
を示す説明図、第4図(A)、(B)は第3図の白米の
粒径測定方法の変形例を示す説明図、第5図(A>は第
1図の演算装置のメインルーチンを示すフローチャート
、第5図(B)、(C)は第5図(A)のサブルーチン
、第5図(D)は第1図の制御装置の時刻−散開込みル
ーチンを示すフローチャート、第6図は従来例に係る選
別装置を示す概略断面図、第7図(A)は成熟米、(B
)は胴割米、(C)は砕粒米、(D)は未熟米、(E)
は異常苗木、(F)は正常苗木をそれぞれ示す説明図、
第8図(A)、(B)は第6図の整粒棚としての選別網
を示す概略図、第9図(A)、(B)は第8図の変形例
を示す概略図である。 10・・・穀粒選別装置、 14・・・白米、 20・・・電磁フィーダ、 26 ・ ・ ・シュート、 32・・・長径検出部、 34.62A、62B、62C,62D・光素子、 36.64.66・・・受光素子、 44・・・制御装置、 46・・・空気噴射銃、 60・・・色彩検出部、 68.70・・・基準色板。 ・発

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)穀粒を一定方向に整列させて所定方向へ移動させ
    る移動手段と、前記穀粒の長径を検出する長径検出部と
    、前記穀粒の色彩を検出する色彩検出部と、前記長径検
    出部及び色彩検出部の下流側に配置されると共に通過す
    る前記穀粒の移動軌跡を変更させるための変更手段と、
    前記長径検出部で検出された前記長径及び前記色彩検出
    部で検出された前記色彩に応じて前記穀粒の移動軌跡が
    変更されるように前記変更手段を制御する制御手段と、
    を備えていることを特徴とする穀粒選別装置。
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