JPH03249912A - エァフィルタユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔概要〕 強制空冷を行う電子機器の、通風路に装着して粉塵等を
捕集する、濾過式エアフィルタユニットの改良に関し、 廃却するに際しその材料費が少なく、且つ軽量で運搬が
容易なエアフィルタユニットを、提供することを目的と
し、 平面視矩形状の側枠部材、及び該側枠部材の下部に形成
された平面視額縁形の下枠部材よりなる上方が開口した
浅い箱形で、電子機器の架に挿抜自在に装着される取付
枠と、該取付枠内に収容される角平板状で、下面を該下
枠部材の内面に貼着した係合自在テープに係着すること
で、着脱自在に該取付枠に保持される角平板状の濾材と
を、備えた構成とする。

〔産業上の利用分野〕

本発明は、強制空冷を行う電子機器の、通風路に装着し
て粉塵等を捕集する、濾過式エアフィルタユニットの改
良に関する。

外部環境の悪い場所に設置した電子機器は、外気に含ま
れている粉塵が、回路部品、或いは回路パターン等に付
着すると、誤動作を惹起する恐れがある。

したがって、電子機器の架の吸入口部分にエアフィルタ
ユニットを装着して、粉塵を捕集している。

［従来の技術］ 第３図は、電子機器の斜視図であり、第４図は従来例を
分離した形で示す斜視図である。

第３図において２は、箱形のシェルフ内に多数のプリン
ト板を並列に収容したプリント板ユニットである。

このプリント板ユニット２のシェルフの底板。

及び上板に通風孔を並列してあり、シェルフの左右の側
面は側板で、後面はバッグボードで、前面は、それぞれ
のプリント板に取着した個別正面板によって塞がれる。

３は、空気を下方から吸い込み上方に排出するファンを
、枠部材内に複数水平に配設したファンユニットである
。

５は、浅い角形の枠部材内に、濾材１０を取付けたフィ
ルタユニットである。濾材１０は、例えばポリウレタン
樹脂等の多孔質平板状の濾材である。

なお、この濾材１０には、水酸化ナトリウム溶液等のア
ルカリ性溶液を含浸させて、硫黄系ガスを中和させるこ
とで、塵埃のみならず硫黄系ガスを捕集させるようにし
たものもある。

プリント板ユニット２を重畳して実装する電子機器の架
１は、架の前面下部に設けた吸入口４と、多数の通風孔
が並列した天井板とを備え、架の左右の架柱の正面側に
、上下に等ピッチで一列にねし孔７を配設しである。

それぞれのユニットは、左右の側板の前側縁に、外側に
直角に開いた固着板部材を有し、固着板部材１７には、
ねじ孔７に螺着するボルト６を挿入する孔を穿設しであ
る。

そしてこれらのユニットは、架の前面から挿入して水平
に装着することで、架１の架内に最下段ニフィルタユニ
ット５を、中央部に複数のプリント板ユニット２を、最
上段にファンユニット３を重畳して搭載するようになっ
ており、このようにファンユニット３とフィルタユニッ
ト５を搭載することで、プリント板ユニット２を強制空
冷方式で冷却している。

即ち、ファンユニット３のファンユニットを駆動して、
空気を吸入口４から吸い込み、フィルタユニット５で粉
塵を捕集して、清浄な空気をプリント板ユニット２内を
通過させてプリント板を冷却させ、プリント板の熱を奪
って高温となった空気を、天井板部分から上方に排出し
ている。

従来のフィルタユニットは、第４図のように構成されて
いる。

第４図において、フィルタユニットは、濾材１０を保持
するフレーム１２と、架内に挿入して、固着板部材を架
柱にボルト６を用いて固着され、フレーム１２を保持す
るホルダ枠１５と、ホルダ枠１５の前面に取付け、フレ
ーム１２がホルダ枠工５から抜は落ちるのを阻止する前
抑え板１８とから構成されている。

フレーム１２は、４本のチャンネル形のアルミニウム材
を溶接等して枠形に組み合わせたものである。フレーム
１２は、一方の面が開口したコの字形に組み合わせた後
に、上下面を網板１１で挟んだ濾材１０を、この開口か
らフレーム１２内に押し込み、その後開口を第４のチャ
ンネル形部材で塞いだものである。

ホルダ枠１５は、３本のチャンネル形の鋼材を溶接等し
て前面が開口したコの字形に組み合わせたもので、左右
の前側縁に固着板部材１７を有し、固着板部材１７には
、架に螺着するボルト（第３図のボルト６）を嵌挿する
孔と、前抑え板１８を取付けるねし孔とを有する。

したがって、ホルダ枠１５の枠部材が構成する溝１６内
に、フレーム１２を挿入することで、フレーム１２は架
内に水平に保持される。

前抑え板１８は、側面視がコの字形で、左右の両端の平
板部分に、固着板部材１７のねし孔に対応して、小ねじ
を嵌挿する孔を穿設しである。

したがって、前抑え板１８をホルダ枠１５にねじ止めす
ることで、フレームエ２がホルダ枠Ｉ５から抜は出るこ
とが防止される。

上述のように構成れた従来のフィルタユニットは、フレ
ーム１２をホルダ枠１５から取り出し、フレーム１２ご
と中性洗剤に浸漬して洗浄することで、そのフィルタ機
能が回復される。

〔発明が解決しようとする課題〕

ところで、濾材１０は中性洗剤に浸漬して洗浄すること
で、そのフィルタ機能が回復されるものであるが、寿命
がきた場合は濾材をフレームごと廃却処分し、新しいも
のと交換していた。

即ち従来のエアフィルタユニットは、コスト高であると
いう問題点があった。

また、濾材がフレーム内に一体に装着されているので、
補充等に際してはフレーム１２ごと運搬しなければなら
ず、重量が重く運搬作業が煩わしいという問題点があっ
た。

本発明はこのような点に鑑みて創作されたもので、廃却
するに際しその材料費が少なく、且つ軽量で運搬が容易
なエアフィルタユニットを、提供することを目的として
いる。

〔課題を解決するための手段〕

上記の目的を達成するために本発明は、第１図に例示し
たように、平面視矩形状の側枠部材２Ｉ、及び側枠部材
２１の下部に形成された平面視額縁形の下枠部材２２よ
りなる上方が開口した浅い箱形で、電子機器の架に挿抜
自在に装着される取付枠２０と、取付枠内に収容される
角平板状で、下面を下枠部材２２の内面に貼着した係合
自在テープ２５に係着することで、着脱自在に取付枠２
０に保持される濾材１０とを、備えた構成とする。

また、第２図に例示したように、平面視矩形状の側枠部
材３１、側枠部材３１の下部に形成された平面視額縁形
の下枠部材３２、及び側枠部材３１の３辺の上部に下枠
部材３２に対向して形成された抑え部材３３とよりなる
浅い箱形で、電子機器の架に挿抜自在に装着される取付
枠３０と、抑え部材３３と下枠部材３２とで挟持される
ことで取付枠３０内に挿抜自在に収容される、弾性変形
自在な角平板状の濾材とを、備えた構成とする。

〔作用〕

上述のように取付枠は、架に挿抜自在に装着され、且つ
濾材は取付枠内に挿抜容易に収容する構成である。

よって、フィルタユニットの濾材の洗浄或いは補充・交
換に際しては、濾材だけ運搬すれば良くて軽量である。

また、取付枠等を解体することな（、単に濾材だけを廃
却処分するのであるから、廃却する材料費が少ない。

〔実施例〕

以下図を参照しながら、本発明を具体的に説明する。な
お、全図を通じて同一符号は同一対象物を示す。

第１図は、第１の発明を分離した形で示す斜視図、第２
図は、第２の発明の要部を示す斜視図である。

第１図において、取付枠２０は、例えば断面り形の四本
のアルミニウム材を溶接等して枠形に組み合わせたもの
で、平面視矩形状の側枠部材２１、及び側枠部材２１の
下部に形成された平面視額縁形の下枠部材２２よりなる
上方が開口した浅い箱形である。

そして、取付枠２０の前面板の左右の両端には、外側に
突出するように固着板部材２６を設け、この固着板部材
２６には、架に螺着するボルト６を嵌挿する孔２７を穿
設しである。

取付枠２０は、架の前面から架内に水平に挿入し、固着
板部材２６の裏面を架柱の前面に当接させ、その状態で
ボルト６を用いて固着板部材２６を架柱に取付けるよう
になっている。

なお、取付枠２０の平面視形状は、第３図に示すプリン
ト板ユニット２の平面視形状に等しい。

取付枠２０の下枠部材２２の内面の４隅には、係合自在
テープ２５を貼着しである。

この係合自在テープ２５（例えば商品名マジックテープ
）は合成樹脂よりなり、板片状の基板の上面に繊維針を
密生させたものである。

したがって、例えばポリウレタン樹脂等の多孔質平板状
で弾性変形容易な濾材１０を、取付枠２０内に嵌挿し押
付けると係合自在テープ２５の樹脂針が濾材１０内に食
い込むことになり、濾材１０が係合自在テープ２５に係
着し、取付枠２０内に保持収容される。

なお、濾材１０を上方に引っ張ることで、この係着は容
易に解除される。

上述のように取付枠２０は、架に挿抜自在に装着され、
且つ濾材１０は取付枠内に挿抜容易に収容する構成であ
る。

したがって、濾材の洗浄が容易であり、また濾材だけを
廃却処分できるので、廃却する材料費が少なくて済む。

第２図に示した取付枠３０は、例えば断面り形の四本の
アルミニウム材を溶接等して枠形に組み合わせ、さらに
側枠部材３１の３辺の上部に、下枠部材３２に対向して
細長い平板状の抑え部材３３を溶接等して固着したもの
で、平面視矩形状の側枠部材３１、側枠部材３１の下部
に形成された平面視額縁形の下枠部材３２、及び上部の
抑え部材３３とで、浅い箱形に形成されている。

そして、取付枠３０の前面板の左右の両端には、外側に
突出するように固着板部材３６を設け、この固着板部材
３６に、架に螺着するボルトを嵌挿する孔３７を、穿設
しである。

弾性変形自在な鉤子板状の濾材を用いて、取付枠３０内
に濾材を押し込み、取付枠３０内に拡げて、下枠部材３
２と抑え部材３３とで濾材を挟持させ取付枠３０内に濾
材を収容保持させるものである。

〔発明の効果］ 以上説明したように本発明は、取付枠を架に挿抜自在の
構成とし、さらに濾材を取付枠内に着脱自在に収容はじ
させるようにしたエアフィルタユニットであって、下記
のような効果を有する。

廃却するに際して、濾材のみを廃却することができるよ
うに構成されており、その材料費が少ない。

また、交換等に際しては、軽量な濾材のみを交換するの
であるから、運搬、交換作業が容易である。

【図面の簡単な説明】

第１図は第１の発明を分離した形で示す斜視図、第２図
は第２の発明の要部を示す斜視図、第３図は電子機器の
斜視図、 第４図は従来例を分離した形で示す斜視図である。 図において、 １は架、 ２はプリント板ユニット、 ３はファンユニット、 ４は吸入口、 ５はフィルタユニット、 ＩＯは濾材、 １２はフレーム １５はホルダ枠、 １８は前抑え板、 ２０．３０は取付枠、 ２１．３１は側枠部材、 ２２、３２は下枠部材、 ２５は係合自在テープ、 ２６．３６は固着板部材、 ３３は抑え部材をそれぞれ示す。 ２Ｓ ィ≦＝４畦台メ己テーフＱ 第１のたＴ３Ａを分離した形で示す剰柚■図第　１　図 第２の発明の要部左示すオ臂見図 て子機器の糾規巳 第　３　図 従来例左ザ離した形て示テ刺担関

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）平面視矩形状の側枠部材（２１）、及び該側枠部
   材（２１）の下部に形成された平面視額縁形の下枠部材
   （２２）よりなる上方が開口した浅い箱形で、電子機器
   の架に挿抜自在に装着される取付枠（２０）と、該取付
   枠（２０）内に収容される角平板状で、下面を該下枠部
   材（２２）の内面に貼着した係合自在テープ（２５）に
   係着することで、着脱自在に該取付枠（２０）に保持さ
   れる角平板状の濾材（１０）とを、備えたことを特徴と
   するエアフィルタユニット。
2. （２）平面視矩形状の側枠部材（３１）、該側枠部材（
   ３１）の下部に形成された平面視額縁形の下枠部材（３
   ２）、及び該側枠部材（３１）の３辺の上部に該下枠部
   材（３２）に対向して形成された抑え部材（３３）とよ
   りなる浅い箱形で、電子機器の架に挿抜自在に装着され
   る取付枠（３０）と、 該抑え部材（３３）と該下枠部材（３２）とで挟持され
   ることで、該取付枠（３０）内に挿抜自在に収容される
   、弾性変形自在な角平板状の濾材とを、備えたことを特
   徴とするエアフィルタユニット。