JPH03248380A - 磁気ヘッド - Google Patents

磁気ヘッド

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JPH03248380A
JPH03248380A JP4521790A JP4521790A JPH03248380A JP H03248380 A JPH03248380 A JP H03248380A JP 4521790 A JP4521790 A JP 4521790A JP 4521790 A JP4521790 A JP 4521790A JP H03248380 A JPH03248380 A JP H03248380A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
magnetic head
rails
air
grooves
slider
Prior art date
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Pending
Application number
JP4521790A
Other languages
English (en)
Inventor
Mikio Matsuzaki
幹男 松崎
Hideki Hamanaka
浜中 秀喜
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は、浮上型磁気ヘッドに関し、間隔を隔てて設け
られたレールに、空気の流れ方向と交叉する方向の溝を
設けると共に、溝を除く表面をテーパ面を持たない平面
状とすることにより、浮上量を低下させた場合でも磁気
ディスクとの間で記録面損傷やクラッシュを生じにくく
、高密度記録に適し、かつ、高速追従が可能であり、し
かも引掛りを生じることなくスムーズにスタートし得る
浮上型磁気ヘッドを提供できるようにしたものである。
〈従来の技術〉 浮上型磁気ヘッドは、磁気ディスクに対して相対的に移
動する時に空気の粘性によって発生する動圧を利用して
、磁気ディスク面との間に微小な浮上量を発生させるよ
うにしたもので、例えばウィンチエスタ型磁気ヘッド、
コンポジット型磁気ヘッドまたは薄膜磁気ヘッド等が知
られている。その基本的な構造は、第4図に示すように
、セラミック構造体でなるスライダ1の端面に、読み書
き素子2を付着させた構造となっている。
スライダ1は磁気ディスクとの対向面側に間隔をおいて
突設したレール101.102の表面103.104は
、空気ベアリング面となる部分であって、その先端部に
テーパ面103a、 104aを設けた、いわゆるテー
バ、フラット型となっている。レール101.102は
左右方向への振れを防止して浮上安定性を確保するため
に間隔をおいて形成しである。読み書き素子2は、図示
では、IC製造テクノロジと同様のプロセスにしたがっ
て形成された薄膜素子として示されている。
磁気ディスク装置として使用する場合は、浮上型磁気ヘ
ッドはジンバル系支持装置の先端部に装着され、コンタ
クト、スタート、ストップ方式によって駆動されると共
に、回転アクチュエータによって、磁気ディスク上で、
例えば±15度程度の角度範囲で回転駆動される。支持
装置が回転アクチュエータによって回転駆動された場合
、磁気ヘッドのスライダに対する空気流入角が、回転角
度に対応して変化する。そして、回転角度が大きい領域
で、スライダに発生する揚力動圧が小さくなり、浮上量
が低下して、磁気ディスクに接触し、磁気ディスクの記
録面を破壊しまたはクラッシュを生じてしまう等の問題
が生じる。
上述した問題点解決を目的とした従来技術としては、特
公昭63−19951号公報に記載された技術が知られ
ている。この従来技術においては、第5図に示すように
、テーパ面103a、104aを有するレール101.
102の表面に、ステップ状軸受作用をなす溝105.
106を設け、回転アクチュエータの回転駆動によって
磁気ヘットのスライダ1に対する空気流入角が変化した
場合に、溝105.106のステップ状軸受作用による
揚力動圧を発生させて浮上量低下を防止するようにして
あった。
〈発明が解決しようとする課題〉 しかしながら、特公昭63−19951号公報に記載さ
れた従来技術には、次のような問題点がある。
(A)この種の浮上型磁気ヘッドでは、スペーシングロ
スを減少させ、高記録密度を達成するため、浮上量が益
々小さくなる傾向にある。また、コンピュータとの組合
せにおいて、データ転送及び処理の高速化に対応するた
め、高速追従性が要求されるようになっている。
ところが、特公昭63−19951号公報に記載された
磁気ヘッドは、空気流入端側にテーパ面103a、 1
04aを有しているので、第6図に示すように、支持装
置3による荷重点P1をスライダ1の中間点に設定する
通常の状態では、荷重点PIを境界にして、テーバ面1
03a、 104aのある空気流入側と空気流出側とで
質量が異なる。このため、荷重点P1を中心にして、空
気流入側の慣性モーメントと空気流出側の慣性モーメン
トとがアンバランスになり、磁気ヘッド全体として見た
慣性モーメントが実質的に大きくなる。このため、追従
性が悪くなり、データ転送及び処理の高速化に対応する
ための高速追従性を満たすことが困難になっている。
(B)空気流入端側にテーバ面103a、 ID4aを
有しているので、第6図に示すように、支持装置3によ
る荷重点P1をスライダ1の中間点に設定する通常の状
態では、荷重点P1を境界にして、テーパ面103a、
 104aのある空気流入側の表面103.104の面
積が、空気流出端側よりも小さくなる。これは、荷重点
P1を中心にして、空気流入側で発生する揚力動圧と、
空気流出側で発生する揚力動圧の差を小さくする方向で
あり、磁気ヘッド全体として見たピッチ角βが小さくな
る。このため、磁気ディスクの記録面の損傷及びクラッ
シュ等を生じ易くなる。
そこで、本発明の課題は、上述する従来の問題点を解決
し、浮上量を低下させるのに通した構造を有し、低浮上
量化した場合でもクラッシュを生しにくく、高記録密度
に適し、高速追従が可能であり、しかも引掛りを生じる
ことなく、スムーズにスタートし得る浮上型磁気ヘッド
を提供することである。
〈課題を解決するための手段〉 上述する課題解決のため、本発明は、スライダの空気流
出端側に読み書き素子を備える浮上型磁気ヘッドであっ
て、 前記スライダは、媒体対向面側に空気の流れ方向に沿い
間隔を隔てて形成された2つのレールを有しており、 前記レールは、その面内に空気の流れ方向と交叉する方
向の溝を有し、前記溝を除く表面はテーパ面を持たない
平面状となっていて、空気流入側の端縁が弧状の稜角部
となっていることを特徴とする。
〈作用〉 レールの表面は、面内に空気の流れ方向と交叉する方向
の溝が設けられているので、回転アクチュエータの回転
駆動によって磁気ヘッドに対する空気流入角が変化した
場合に、溝のステップ状軸受作用によって、浮上量が所
定値以下に低下するのを阻止し、磁気ディスクの記録面
損傷及びクラッシュを防止できる。
レールの表面は、前記溝の部分を除き、テーパ面を持た
ない平面状となっているので、荷重点をスライダの中間
部に設定した場合、荷重点の前後での動圧のバランスが
とれる。このため、ピッチ角が犬鮒くなり、浮上量を低
下させた場合でも、クラッシュを生じにくくなる。
レールの表面は、テーパ面を持たない平面状となってい
るので、荷重点をスライダの中間部に設定した場合、荷
重点の前後での質量がバランスする。このため、磁気ヘ
ット全体としての慣性モーメントが小さくなり、高速追
従の磁気ヘッドが得られる。
しかも、レールの表面は、少なくとも空気流入端側の稜
角部が弧状となっているので、コンタクト、スタート時
に粘性流体である空気が、弧状部分を通して磁気ディス
クと空気ベアリング面との間にスムーズに入る。このた
め、引掛りを生じることなく、スムーズにスタートでき
る。
本発明は、例えばウィンチエスタ型磁気ヘッド、コンポ
ジット型磁気ヘッドまたは薄膜磁気ヘッド等、浮上型磁
気ヘッドの殆ど全てに通用できる。
〈実施例〉 第1図は本発明に係る浮上型磁気ヘッドの斜視図、第2
図は同じく要部の拡大断面図である。図において、第4
図と同一の参照符号は同一性ある構成部分を示している
。レール101.102の表面103.104には、そ
の略中間部に所定の幅で、空気の流れ方向aと交叉する
方向の溝105.106が設けられている。上述の溝1
05,106を備えることにより、磁気ディスク装置と
して使用した場合において、回転アクチュエータの回転
駆動によって、磁気ヘッドに対する空気流入角が変化し
たとき、溝105.106のステップ状軸受作用によっ
て、浮上量が所定値以下に低下するのを阻止し、磁気デ
ィスクの記録面損傷及びクラッシュを防止できる。
また、レール101.102の表面103.104は、
溝105.106を除き、テーパ面を持たない平面状と
なっている。表面103.104がテーパ面を持たない
平面状となっているので、第3図に示すように、支持装
置3による荷重点P1をスライダ1の中間部に設定した
場合において、荷重点P1の前後で発生する動圧がバラ
ンスし、ピッチ角βが大きくなり、磁気ディスクMの記
録面損傷や、クラッシュを生じにくくなる。
更に、レール101.102の表面103.104を、
テーパ面を持たない平面状にすると、スライダ1の中間
部に設定した荷重点P1の前後での質量のバランスがと
れ、慣性モーメントが空気流入及び流出側で実質的に等
しくなる。このため、磁気ヘッド全体としての慣性モー
メントが小さくなり、追従性が向上し、高速追従の磁気
ヘッドが得られる。
レール101.102の表面103.104の、走行方
向で見た端部(イ)、(ロ)の稜角部は、弧状に形成し
である。他の端部(ハ)、(ニ)の稜角部も弧状に形成
できる。弧状は半径数μm程度の円弧が適当である。上
述のように、空気ベアリング面103゜104は、少な
くとも空気流入端側の稜角部が弧状となっているので、
コンタクト、スタート時に粘性流体である空気が、弧状
部分を通して磁気ディスクと空気ベアリング面との間に
スムーズに入る。このため、引掛りを生じることなく、
スムーズにスタートできる。また、少なくとも空気流入
端側の稜角部が弧状となっているので、浮上状態での磁
気ディスク記録面の損傷、クラッシュ、磁気ディスクと
の引掛りによる損傷等が起籾にくくなる。
〈発明の効果〉 以上述べたように、本発明によれば、次のような効果が
得られる。
(a)レールの表面は、面内に空気の流れ方向と交叉す
る方向の溝が設けられているので、回転アクチュエータ
の回転駆動によって磁気ヘッドに対する空気流入角が変
化した場合に、溝のステップ状軸受作用によフて、浮上
量が所定値以下に低下するのを阻止し、磁気ディスクの
記録面損傷及びクラッシュを防止できる。
(b)レールの表面は、平面状となフているので、ピッ
チ角が大きく、浮上量を低下させた場合でも、クラッシ
ュを生じにくい磁気ヘッドを提供で籾る。
(C)レールの表面は、平面状になっているので、荷重
点の前後での質量のバランスがとれ、慣性モーメントが
小さくなり、高速追従の磁気ヘッドが得られる。
(d)レールの表面は、少なくとも空気流入端側の稜角
部が弧状となっているので、コンタクト。
スタート時に粘性流体である空気が、弧状部分を通して
磁気ディスクと空気ベアリング面との間にスムーズに入
る。このため、引掛りを生じることなく、スムーズにス
タートし得る磁気ヘッドを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る浮上型磁気ヘッドの斜視図、第2
図は同じく要部の拡大断面図、第3図は本発明に係る磁
気ヘッドの使用状態における作用を示す図、第4図は従
来の浮上型磁気ヘッドの斜視図、345図は別の従来例
の斜視図、第6図は第5図に示した磁気ヘッドの動作を
説、明する図である。 1・・・スライダ  2・・・読み書き素子103 、
104.103.104  ・・・空気ベアリング面1
05 、106・・・溝 第 夏 図 01 第 図 第 図 第 図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スライダの空気流出端側に読み書き素子を備える
    浮上型磁気ヘッドであつて、 前記スライダは、媒体対向面側に空気の流れ方向に沿い
    間隔を隔てて形成された2つのレールを有しており、 前記レールは、その面内に空気の流れ方向と交叉する方
    向の溝を有し、前記溝を除く表面はテーパ面を持たない
    平面状となっていて、空気流入側の端縁が弧状の稜角部
    となっていること を特徴とする浮上型磁気ヘッド。
JP4521790A 1990-02-26 1990-02-26 磁気ヘッド Pending JPH03248380A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4521790A JPH03248380A (ja) 1990-02-26 1990-02-26 磁気ヘッド

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JP4521790A JPH03248380A (ja) 1990-02-26 1990-02-26 磁気ヘッド

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JP4521790A Pending JPH03248380A (ja) 1990-02-26 1990-02-26 磁気ヘッド

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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