JPH03248061A - レーザドップラ回転計 - Google Patents

レーザドップラ回転計

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JPH03248061A
JPH03248061A JP4698490A JP4698490A JPH03248061A JP H03248061 A JPH03248061 A JP H03248061A JP 4698490 A JP4698490 A JP 4698490A JP 4698490 A JP4698490 A JP 4698490A JP H03248061 A JPH03248061 A JP H03248061A
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JP
Japan
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mirror
reflecting
reflected
lights
photodetector
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JP4698490A
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English (en)
Inventor
Masao Hirano
平野 雅夫
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Hoya Corp
Original Assignee
Hoya Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、S/N比及び回転速度分解能の高い測定を可
能にしたレーザドツプラ回転計に関する。
[従来の技術] 第2図は、従来のレーザドツプラ回転計の基本構成を示
す図である。
第2図に示されるように、この装置は、角速度ωで回転
している円板21の中心Oから距離rの点Pに垂直方向
からレーザ装置22より射出されるレーザ光rgを照射
し、その散乱光r1と元のレーザ光roとを、ハーフミ
ラ−23及び24によって混合し、光検出器25によっ
て受光することによりドツプラービート信号を測定する
ものである。なお、ここで、ドツプラービートが表して
いるのは、円板21の点Pにおける接線速度Vであるが
、v=r・ωであるから、ドツプラービートを測定する
ことにより、角速度ωを求めることができる。
いま、照射レーザ光r。の周波数をf。、散乱光r1の
照射レーザ光r□に対してなす角度をθ、光の速度をC
とすると、周知のように、ドツプラービート周波数f、
は、 fD= (r ・ω/c)f□ Sinθ ・・中)で
ある。
この(1)式から、 ω=C−fD/fo−r・S団θ ・(2)である。(
2)式において、c、f□ 、r、θは既知であるから
、f、を測定することにより、角速度ωを求めることが
できる。
[発明が解決しようとする課題] ところで、上述の従来のレーザドツプラ回転計は、要す
るに、散乱光のドツプラーシフト量を、照射レーザ光と
散乱光とで得られるビート信号から求めているものであ
る。
ところが、通常、照射レーザ光の強度に比較して散乱光
の強度が著しく弱いことから、S/N比の高いビート信
号を得ることが困難であるという欠点があった。
さらに、ドツプラーシフト量が必ずしも十分大きくない
ため、回転速度の分解能を高めるにも限界があった。
本発明は上述の背景のもとでなされたものであり、極め
てS/N比及び回転速度分解能の高い測定を可能とする
レーザドツプラ回転計を提供することを目的としたもの
である。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以下の構成とすることにより上述の課題を解
決している。
回転体の表面にレーザ光を照射してその散乱光のドツプ
ラーシフト量を観測することにより、回転体の回転速度
を測定するレーザドツプラ回転計において、 前記回転体に反射面を設けるとともに、この反射面と対
向する部位に外部固定反射手段を設け、前記回転体の反
射面と外部固定反射手段とでレーザ光を複数回反射させ
たときに受けるドツプラーシフト量を観測して、回転体
の回転速度を測定することを特徴とした構成。
[作用] 上述の構成によれば、観測されるドツプラーシフト量が
回転体の反射面による反射回数に比例して増えるから、
この反射回数を増やすことにより、S/N比及び回転速
度分解能を高めることができる。
[実施例] 第ユlfL倒 第1図は本発明の第1実施例にかかるレーザドツプラ回
転計の構成を示す斜視図、第3図は第1実施例の側面図
である。以下、これらの図面を参照しながら第1実施例
を詳述する。
これら図において、符号1は多面鏡、符号2は回転軸、
符号3は反射鏡、符号4はレーザ装置、符号5は音響光
学素子(AOM) 、符号6はハーフミラ−1符号7は
光検出器である。
多面鏡1は、図に示されるように、例えば、正八角柱の
外周部の爪面が鏡面に形成され、反射面la、lb、l
c、ld、le、if、Ig、1hを構成しているもの
で、回転軸2に軸線を共通にして固定されている。
回転軸2は、図示しない被測定回転体に結合されている
反射鏡3は、略円筒形状をなしたもので、その内周面が
鏡面とされ、反射面31を構成している。
この反射鏡3はその中心軸線が回転軸2の軸線に一致す
るように外部に固定されている。また、円筒の一部、す
なわち、図中左方部の一部が除去されて窓部32が形成
されている。
この窓部32の近傍にはAOM5が配置されている。こ
のAOM5は、図中このAOM5の左方に配置されたレ
ーザ装置4から射出された周波数Fo (波長λ)のレ
ーザ光R8を入射して、僅かに周波数が異なるともに僅
かに角度分離された2つの光R1及びR2の2つの光(
周波数:Fl。
F2)を出射してそれぞれ多面鏡1の反射面1a及び1
hに入射させる。
また、ハーフミラ−6は、AOM5と多面鏡1との間に
所定の角度関係で配置され、AOM5から・射出される
2つの光R1及びR2を透過させるとともに、多面鏡1
の反射面1a及び1hによって反射されてそれぞれ前記
光R及びR2の進行方向に対し逆向きに進行してくる2
つの光R3及びR4を反射して光検出器7に導き、この
光検出器7の検出面で混合する。
光検出器7は、2つの光R3及びR4の混合によって得
られた干渉光を検出し、そのビート信号を得るものであ
る。なお、この光検出器7には図示しない信号処理回路
等が接続されている。
ここで、AOM5から射出される2つの光R1及びR2
が、それぞれ多面鏡1の反射面1a及び1hに入射角α
で入射すると、その反射光は反射鏡3の反射面31に入
射角βで入射する。そして、この反射面31で再度反射
されて多面鏡1の反射面1b及び1gにそれぞれ入射す
る。このときの入射角をγとした場合、α−γが成立す
るように、α(=γ)及びβを選定すれば、2つの光R
1及びR2は、多面鏡1の反射面1a〜1hと反射鏡3
の反射面31との間で反射を繰り返し、同一の光路を逆
向きに進行して、それぞれ反射面1h及び1aから射出
される。このとき、光R1とR2どのなす角度は2βで
ある。本実施例は、このような条件が成立するように、
AOM5の特性及びその配置関係並びに多面鏡1及び反
射鏡3の寸法・配置関係等を選定しである。
なお、この実施例のように、多面鏡1が正八角柱の場合
には、 ・π/2−α+β=7π/16 ・・・(3)が成立す
るように、α、βを選定すれば、上記条件を満たすこと
ができる。
(3)式を整理すると、 α−β=π/16 ・・・(4) である。
また、多面鏡1が、仮に正N角柱の場合には、α−β=
π/2− ((N−1)/2N)π=π/2N  ・・
・(5) が成立するように、α、βを選定すればよい。
また、反射鏡3は、必ずしも円筒形状のものでなくても
よく、例えば、内周面が正八角形状の鏡面をなした筒状
体であってもよいし、さらには、このような筒状体を用
いることなく、所定の反射部に独立の平板状の反射鏡を
配置してもよい。
さて、上述の構成において、AOM5から射出された光
R1とR2とは多面鏡1と反射鏡3との間で反射を繰り
返して出射後、R3、’R4となって混合され、光検出
器7で検出される。この光検出器7では、光R3とR4
とによって生ずるビート信号が観測される。このビート
信号の周波数は、多面鏡1が静止している場合には、A
OM5の変調周波数へFoに等しい。
一方、多面鏡1が角速度ωで回転している場合を考える
と、′光R1とR2とは、多面鏡1で反射する毎にそれ
ぞれドツプラーシフトを受ける。
それぞれの周波数シフト量をΔFとすると、2つの光R
1とR2とによるトータルのシフト量は2ΔFになる。
ここで、ΔFは、はぼ下記(6)式で表せる。
ΔF=N (2ωR/λ) sin a−(6)ただし
、 N;多面鏡1での反射回数(=8) R;多面鏡1の反射点と回転中心Oとのなす距離 λ;レーザ光R8の波長(=Fo/c)α;多面鏡1に
対する光の入射角 とする。
(6)式から、角速度ωは、 ω=(λΔF)/(2NωR51rzz)  ・−・(
7)である。
ところで、このとき光検出器7によって観測されるビー
ト信号の周波数FDは、F、=2ΔF+ΔFoであり、
多面鏡1が静止しているときのビート信号の周波数(Δ
Fo)との差の周波数をΔFDとすると、 八FD”FD−ΔF。
=2ΔF+ΔFo−ΔF o ” 2ΔF・・・(9) である。(9)式から、 ΔF=ΔF D / 2   ・・・(10)である。
(10)式を(7)式にいれると、ω=(λΔFO)/
 (4NωR51tl α)”(11)である。
(11)式の右辺において、λ、N (=8>、R。
αは既知であるから、ΔF、がわがればωを算出するこ
とができる。ここにおいて、ΔFDは、光検出器7によ
って観測できる。したがって、多面鏡1の角速度ωを求
めることができる。
上述の実施例において、測定対象物理量であるΔF、に
は、多面鏡1での2N回反射による2N回のドツプラー
シフトの効果が含まれている。これに対し、従来の方式
は、いわば1回のドツプラーシフトの効果を測定してい
るに過ぎない。すなわち、本実施例の装置によれば、従
来に比較してほぼ2N倍のS/N比及び回転速度分解能
を確保することができる。
しかも、検出光R3,R4は、従来の場合のように散乱
光でなく多面鏡1及び反射鏡3によって反射される反射
光であるから、十分な強度を有している。また、従来の
ように、散乱というような大きな減衰要素がないから、
AOM5等による減衰も問題にならない。したがって、
精度のよい測定が容易になるとともに、ビート信号の処
理等も極めて容易になる。さらに、レーザ装置として比
較的小出力のものを用いることも可能となる。
免λ犬1舅 第4図は本発明の第2実施例にかかるレーザドツプラ回
転計の一部省略側面図である。
この実施例は、第1実施例における多面鏡1の代わりに
、円柱鏡40を用いた外の構成は、第1実施例と同一で
ある。したがって、第4図は、円柱鏡40と反射鏡3の
みを示し、その外の構成は省略しである。
円柱鏡40は、外周面を鏡面にして反射面41としたも
のである。
いま、AOM5から射出される2つの光R1及びR2が
、それぞれ円柱鏡40の反射面41に入射角αで入射す
ると、その反射光は反射鏡3の反射面31に入射角βで
入射する。そして、この反射面31で再度反射されて円
柱鏡40の反射面41に再び入射する。以後、同様にし
て円柱鏡40の反射面41と反射鏡3の反射面31との
間で反射を繰り返し、同一の光路を逆向きに進行して、
射出光R及びR4となって光検出器7で検出される。こ
の場合、反射回数は、AOM5の特性及びその配置関係
並びに円柱鏡40及び反射鏡3の寸法・配置関係等を適
宜選定することにより、任意に選定することができる。
この実施例においても、光R3及びR4によるビート信
号を観測することにより、上述の第1実施例と同様に角
速度ωを求めることができる。
この実施例では、第1実施例と同一の利点が得られる外
に、光R1,R2の入射角等を変えることにより比較的
簡単に反射回数を変えることができる等、装置の設計の
自由度が大きく、かつ、製作調整が比較的容易であると
いう利点がある。
なお、上述の各実施例では、同一の光路を逆向きに進行
する2つの光R1,R2を用いてこれらのビートをとる
例を掲げたが、これは、上述の従来例のように、どちら
か一方の光を用いてこれとレーザ光R8どのビートをと
るようにしてもよい。
また、上述の各実施例では、回転体の外周面に反射面を
設けた例を掲げたが、これは、回転体の側面その他に反
射面を形成し、この反射面に対向する部位に外部固定反
射手段を設けてもよい。ただし、その場合には、外部固
定反射手段の配置関係等の設計が煩雑になることは否め
ない。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明は、要するに、回転体に反
射面を設けるとともに、この反射面と対向する部位に外
部固定反射手段を設け、前記回転体の反射面と外部固定
反射手段とでレーザ光を複数回反射させたときに受ける
ドツプラーシフト量を観測して、回転体の回転速度を測
定することを特徴としたもので、これにより、観測され
るドツプラーシフト量を回転体の反射面による反射回数
に比例して増やし、S/N比及び回転速度分解能の高い
測定が可能なレーザドツプラ回転計を得ているものであ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1実施例にかかるレーザドツプラ回
転計の構成を示す斜視図、第2図は従来例の基本構成を
示す図、第3図は第1実施例の側面図、第4図は第2実
施例の一部省略側面図である。 1・・・多面鏡、 la、lb、lc、ld、le、if、Ig、1h・・
・反射面、 2・・・回転軸、 3・・・反射鏡、 4・・・レーザ装置、 5・・・AOM、 6・・・ハーフミラ− 7・・・光検出器、 40・・・円柱鏡、 41・・・反射面。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 回転体の表面にレーザ光を照射してその散乱光のドップ
    ラーシフト量を観測することにより、回転体の回転速度
    を測定するレーザドップラ回転計において、 前記回転体に反射面を設けるとともに、この反射面と対
    向する部位に外部固定反射手段を設け、前記回転体の反
    射面と外部固定反射手段とでレーザ光を複数回反射させ
    たときに受けるドップラーシフト量を観測して、回転体
    の回転速度を測定することを特徴としたレーザドップラ
    回転計。
JP4698490A 1990-02-27 1990-02-27 レーザドップラ回転計 Pending JPH03248061A (ja)

Priority Applications (1)

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JP4698490A JPH03248061A (ja) 1990-02-27 1990-02-27 レーザドップラ回転計

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JP4698490A JPH03248061A (ja) 1990-02-27 1990-02-27 レーザドップラ回転計

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JPH03248061A true JPH03248061A (ja) 1991-11-06

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JP4698490A Pending JPH03248061A (ja) 1990-02-27 1990-02-27 レーザドップラ回転計

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JP (1) JPH03248061A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110836978A (zh) * 2019-11-28 2020-02-25 山东建筑大学 一种基于马赫-泽德干涉的旋转体角速度光学测量系统

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
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