JPH03248007A - 平面の段差計測装置 - Google Patents

平面の段差計測装置

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JPH03248007A
JPH03248007A JP4671390A JP4671390A JPH03248007A JP H03248007 A JPH03248007 A JP H03248007A JP 4671390 A JP4671390 A JP 4671390A JP 4671390 A JP4671390 A JP 4671390A JP H03248007 A JPH03248007 A JP H03248007A
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JP
Japan
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distance
plane
measured
point
displacement
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JP4671390A
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Toshihiko Fukuhara
敏彦 福原
Tatsuya Maruyama
達也 丸山
Takeyuki Saito
斎藤 雄之
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Komatsu Ltd
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Komatsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、被計測平面上を移動する移動体に搭載した距
離センサによって移動体と被計測平面との距離を検出し
、該検出結果から上記被計測平面の段差を計測する装置
に関する。
〔従来の技術〕
従来、工作機械等において直線案内の真直度と被加工物
の真直度とを共に求める技術がある(特公昭61−33
364号公報、[真直測定方法およびその装置」) この技術では、サドルを直線案内に沿って移動自在に配
設するとともに、サドルに2つの変位計(たとえばうず
電流型変位計が使用される)を移動方向に所定距離だけ
離間して取り付け、サドルを移動させ、2つの変位計で
直線案内に平行な被加工物と直線案内との距離を各移動
地点ごとに検出する。そして、2つの変位計の検出結果
に後述する所定の演算式を適用して直線案内の真直度と
被加工物の真直度とを正確に得んとするものである。
〔発明が解決しようとする課題〕
しかし、上記技術において適用される演算式は、サドル
が上記2つの変位計の離間距離だけ移動する地点ごとの
変位計出力を使用する漸化式であり、これにより直線案
内の真直度および被加工物の真直度を求めた場合には、
分解能が2つの変位計の離間距離によって規制されると
いう難点がある。
本発明はこうした実情に鑑みてなされたものであり、上
記演算式を用いて被加工物の真直度、広くは被計測平面
の段差を従来よりもより高分解能にて求めることができ
る装置を提供しようとするものである。
〔課題を解決するための手段および作用〕そこでこの発
明では、被計測平面と平行に移動する移動体と、前記移
動体の移動方向に沿って該移動体に並設され、前記移動
体と前記被計測平面との距離を検出する2つの距離セン
サとを有し、該2つの距離センサの各出力に基づいて前
記移動体の移動ライン下における前記被計測平面の段差
を計測するようにした平面の段差計測装置において、前
記移動体がスタート地点から前記2つの距離センサの並
設距離移動する各地点ごとの前記2つの距離センサの各
出力に基づいて前記移動体の移動ライン下における前記
各地点ごとの前記被計測平面の段差を演算する第1の演
算手段と、前記スタート地点から前記並設距離離間した
地点までを所定距離ごとの複数地点に分割し、分割した
複数地点をそれぞれ前記スタート地点にして前記第1の
演算を実行する第1の演算手段実行手段とを具え、前記
第1の演算手段実行手段の実行結果に基づいて前記移動
体の移動ライン下における前記所定距離ごとの前記被計
測平面の段差を計測するようにしている。
すなわち、かかる構成によれば、第1の演算手段におい
て、移動体がスタート地点から2つの距離センサの並設
距離移動する各地点ごとの距離センサの出力に基づき前
記各地点ごとの被計測平面の段差が演算される。そして
、第1の演算手段実行手段によってスタート地点から並
設距離離間した地点までを所定距離ごとの複数地点に分
割し、該分割した複数地点を各スタート地点にして第1
の演算手段が実行される。したがって、被計測平面の段
差は、2つの距離センサの並設距離を複数に分割した位
置ごとに得られ、分解能は従来に比べてはるかに向上す
る。
また、本発明では、被計測平面と平行に移動する移動体
と、前記移動体の移動方向に沿って該移動体に並設され
、前記移動体と前記被計測平面との距離を検出する2つ
の距離センサとを有し、該2つの距離センサの各出力に
基づいて前記移動体の移動ライン下における前記被計測
平面の段差を計測するようにした平面の段差計測装置に
おいて、前記移動体がスタート地点から前記2つの距離
センサの並設距離移動する各地点ごとの前記2つの距離
センサの各出力に基づいて、前記移動体の前記各地点ご
との鉛直方向変位および前記移動体の移動ライン下にお
ける前記各地点ごとの前記被計測平面の段差をそれぞれ
演算する第1の演算手段と、前記スタート地点から前記
並設距離離間した地点までを所定距離ごとの複数地点に
分割し、分割した複数地点をそれぞれ前記スタート地点
にして前記第1の演算を実行する第1の演算手段実行手
段と、前記第1の演算手段実行手段の実行結果得られた
前記移動体の前記所定距離ごとの鉛直方向変位に基づい
てこれら所定距離ごとの鉛直方向変位をそれぞれ補正演
算する鉛直方向変位補正手段と、前記鉛直方向変位補正
手段によって演算された補正鉛直方向変位に基づいて前
記第1の演算手段実行手段の実行結果得られた前記移動
体の移動ライン下における前記所定距離ごとの前記波計
11′Ilj平面の段差をそれぞれ補正演算する段差補
正手段とを具えるようにしている。
すなわち、かかる構成によれば、第1の演算手段におい
て、移動体がスタート地点から2つの距離センサの並設
距離移動する各地点ごとの距離センサの出力に基づき前
記各地点ごとの移動体の鉛直方向変位および前記各地点
ごとの被計測平面の段差が演算される。そして、第1の
演算手段実行手段によってスタート地点から並設距離離
間した地点までを所定距離ごとの複数地点に分割し、該
分割した複数地点を各スタート地点にして第1の演算手
段が実行される。そして、第1の演算手段実行手段の実
行結果得られる移動体の前記所定距離ごとの鉛直方向変
位がそのまま使用されるのではなくこれら各鉛直方向変
位に基づき該鉛直方向変位が補正される。さらに補正さ
れた各補正鉛直方向変位に基づ”き第1の演算手段実行
手段の実行結果得られる移動体の移動ライン下における
前記所定距離ごとの被計測平面の段差がそれぞれ補正さ
れる。
〔実施例〕
以下、図面を参照して本発明に係る被計測平面の段差計
測装置の実施例について説明する。なお、実施例では被
計測平面として路面を想定し、路面上を走行する車両に
搭載した変位計によって路面の段差を計測する場合につ
いて説明する。
まず、最初に本発明に適用される演算原理について説明
する。
第2図に示すように車両4の前部にはセンサ部1が配設
されている。このセンサ部1は2つの非接触型の変位計
2.3で構成されていて、これら変位計2.3は車両4
の進行方向に沿って所定距離dだけ離間している。変位
計2.3は、たとえばレーザ光点変位計、超音波距離計
等が使用され、路面RDに向けて射出されるレーザ光、
超音波等の変位計2.3と路面RDの間の往復伝播時間
を計時することにより、変位計2.3と路面RDとの距
離(鉛直方向)、つまり車両4と路面RDとの相対距離
を検出する。
そこで、いま車両4が矢印に示すように図面左方に進行
したものとすると、第1図に概念的に示すようにセンサ
部1は、スタート地点から上記センサの並設距離dだけ
移動するごとに車両4のピッチング等の影響に起因して
状態20o(スタート地点)、201.202.203
.204・・・のごとく上下方向に揺動しつつ、両変位
計2.3によって上記相対距離を検出する。ここで、セ
ンサ部1の鉛直方向変位、路面RDの鉛直方向変位を下
方向をプラス極性としてそれぞれx、y、そして変位計
2.3の出力(たとえば電圧値)をそれぞれ■9、VB
、さらに変位計2.3により得られる上記相対距離をそ
れぞれFA  (VA ) 、FB(VB)とすると、
スタート地点から並設距離dずつ離間した地点の順番を
示す番号を添字k (1,2,3・・・)として、これ
らの間には下記(1)〜(4)式の関係が成立する。
FA  (VKA)  FA  (VOA) −YK 
−XK・・・(1) Fa  (VKB)  FB  (VOR) −Y)[
+1  Y+−Xに・・・(2) ゆえに、 Xx  −FA  (VlA)   FA  (VKA
)+FB  (V(K−11B)  Fll  (Vo
s) +Xx−++X、・・・(3) YK  −XK  + F A  (VKA)  −F
 A  (VOA)・・・(4) したがって、変位計2.3の出力VKA、VKBを上記
(3)、(4)式に順次代入することにより路面RDの
鉛直方向変位YKが順次求まることになる。なお、同時
にセンサ部1の鉛直方向変位X8も順次求められる。
上記演算式によって得られる路面RDの鉛直方向変位Y
Xをプロ・ン卜すると、第2図のPF″:こ示すような
プロフィールが得られる。ここtこ、実際の路面RDの
プロフィールと比較すると、分解能が低いことがわかる
。これは、上記演算式では、両変位計2.3の並設距離
dごとにしか変位データYKを得ることができないこと
から明らかである。
そこで、実施例では上記演算式を基本的に使用すること
で、より高精細な路面RDのプロフィルを得ようとする
ものである。
第3図に実施例装置のブロック図を示す。なお、変位計
2.3は、第2図と同様に車両4に搭載され、両変位計
2.3の並設距離dは100mmであるものとする。変
位計2.3はレーザ光点変位計の使用を想定している。
そして同図の実施例装置は車両4に搭載されているもの
とする。
第3図に示すように変位計2.3の出力VKA、VKB
はドライバ5.6を介してデータプロセッサ7のデータ
変換・抽出部8に出力される。加速度センサ13は車両
4の加速度を検出するものてあり、検出結果はマーカ9
に出力され、データ変換・抽出部8に、車両4が段差計
測終了地点まで到達したことを示すデータ取得終了信号
を出力する。
距離計14はたとえば車両4の車輪に付設されたエンコ
ーダであり、スタート地点からの車両4の進行距離に応
じたクロックパルス数をCPUI 1ニ出力する。CP
UIIはデータ変換・抽出部8、メモリ10、フロッピ
ディスク12等を制御するものであり、距離計14から
の入力クロツシエくルスに基づき進行距離1mmごとの
タイミングでデータ変換・抽出部8に対して変位計2.
3の出力V KA、 V )(Bを取得するための信号
を出力する。このため、データ変換・抽出部8は進行距
離1mmごとのサンプリング周期で変位計2.3の出力
V□、V)(Bを取得し、これら取得データに電圧/距
離の工学単位変換等を施し、相対距離F A  (V 
XA)Fe  (VKB)を求める。ここに、変位計と
しては一般的には車両4と路面RDとの距離を検出する
ものとして多種類のものがあるが、レーザ光点変位計、
超音波距離計等で代表されるように、近時のセンサは高
応答のものが多く、これら変位計を使用すれば、例えば
この実施例のように車両4がたとえば50 k m /
 h以上の高速で走行したとしても、両変位計2.3の
並設距離d(100mm)以下の間隔(1mm)ごとの
連続的なデータ取得が可能である。
メモリ10は必要に応じてCPUIIの内部記憶処理を
行い、CPUIIは最終的にスタート地点から上記デー
タ取得終了信号出力時点までの1mm間隔ごとの相対距
離データFA (■に^)、FB  (VKB)をフロ
ッピディスク12に記憶、格納する。フロッピディスク
12の記憶内容はオフラインにて解析・処理部15に伝
送され、この解析・処理部15において以下のような演
算処理が実行される。
1)スタート地点から両変位計2.3の並設距離d (
100mm)離間した地点まで10分割し、これらスタ
ート地点からそれぞれ10mm、20mm、・・・10
0mm離間した合計10の地点をそれぞれ前記第(1)
〜(4)式におけるスタート地点にしてこれら式を適用
する。この際、各スタート地点、つまり10mm地点、
・・・ 100mm地点における相対距離データFA(
VKA)、FB(V KB)は、それぞれOmm地点か
ら10mm地点までの1mmごとの取得相対距離データ
の平均値、・・・ 90mmから100mmまでの同平
均値とする。
2)たとえば10mm地点をスタート地点にして前記第
(1)〜(4)式を適用する場合には、スタート地点(
10mm)から100mmずつ離間した1 10mm地
点、210mm地点、・・・における相対距離データF
A  (VKA) 、FB  (VKR) ハ、同様に
それぞれ100mm地点から110mm地点までの1m
mごとの取得相対距離データの平均値、200mmから
210mmまでの同平均値、・・・とする。20mm地
点、・・・100mm地点をスタート地点にして前記第
(1)〜(4)式を適用する場合も同様である。なお、
前記第(1)〜(4)式における初期値X、は各スター
ト地点ごとに所要の値として予め与えておくものとする
なお、また平均値の替りに中央値、つまり100mm地
点から110mm地点までであれば、105mmの相対
距離データを使用するような実施もまた可能である。
3)こうして10mm間隔ごとに各スタート地点を設定
してそれぞれ前記第(1)〜(4)式を適用し、100
mm間隔ごとの路面RDの鉛直方向変位YK((4)式
)が求まったならば、データY、を10mm間隔ごとに
並べて、たとえば横軸を車両4のスタート地点からの進
行距離、縦軸を路面RDの鉛直方向変位Y、として、所
要の表示装置に表示したり、出力例に示すようにプリン
タにてプリントアウトする。なお、この実施例では10
mmごとのデータを得るようにしているが、スタート地
点を1mmごとに100個設定して、1mmごとの変位
データを取得するような実施もまた可能である。
この実施例によって得られる路面RDのプロフィールは
理論的には第2図のPFに示すように、従来プロフィー
ルPF−に比べてより高精細化され、実際の路面RDの
形状により忠実化していることががわかる。
第6図はスタート地点を一点とし、100mm間隔ごと
に鉛直方向変位Yにを得る従来技術の出力結果であり、
第7図は上述した実施例の技術による出力結果を示す。
なお、実験のため計測対象は角型の板である。第6図(
b)、第7図(b)はそれぞれ第6図(a)、第7図(
a)の8m〜16m区間プロフィールをより詳細に示し
ている。
これら図から明らかなように第7図の実施例のものは従
来のものよりも高精細化が達成されているものの、同図
に示すように100mm間隔を一周期として変位データ
の発振現象が見られる。これは、主に前記(1)〜(4
)式で与える初期値に問題があると考えられるが、こう
した発振現象を抑えることができる実施例について以下
説明する。
すなわち、第3図の解析・処理部15では第5図に示す
ような処理が実行される。以下、第4図の概念説明図を
併せ参照して説明する。
まず、車両4のスタート地点から1mm間隔ごトノ相対
距離チー9FA  (VKA) 、FB  (VKB)
が読み込まれ(ステップ101)、上記1) 、2)と
同様にして10のスタート地点を設定してそれぞれ前記
(1)〜(4)式を適用し、100mm間隔ごとの車両
変位Xに、路面変位YKを得る。
ここに、10mm地点、・・・ 100mm地点を各ス
タート地点として得られる車両変位XKを示すラインを
第4図にそれぞれLl、・・・Llo(以下、これらを
車両候補線群という)にて概念的に示す。
なお、同図におけるシロマル印は前記(1)〜(4)式
から得られる100mm間隔ごとの車両変位XKをプロ
ットしたものである。同様にして路面変位に関しても1
0のライン(以下、これらを路面候補線群という)が得
られることになる(ステップ102)。
そこで、つぎに上記得られた車両候補線群の平均値を1
0mm間隔ごとに演算する。すなわち同図に示すように
10mm間隔ごとの各地点!1.12、・・・110に
おいてラインL1〜LIO上の変位値(シロマル印また
はバラ印で示す)を平均する。こうして、同図にクロマ
ル印で示す平均値が順次求められ、これら平均値を連続
的に結ぶラインLS(以下、これを車両基準線という)
が得られる。ここに従来は、同図に示すシロマル印を単
に連続的に結ぶことにより10mm間隔ごとの車両変位
XXを取得するようにしていたため、たとえばPSQに
示すように100mm間隔ごとに変位値の発振現象がみ
られるが、車両基準線LSを導出することにより10m
m間隔ごとの車両変位XKが平滑化されることになる(
ステップ103)。
つぎに上記得られた車両基準線LSと車両候補線群との
偏差を10mm間隔ごとに演算する。すなわち、たとえ
ば地点11.12、・・・110においてラインL1上
の変位値(シロマル印で示す)と車両基準線LS上の変
位値(クロマル印で示す)との偏差、ラインL2上の変
位値(シロマル印で示す)と車両基準線LS上の変位値
(クロマル印で示す)との偏差、・・・ラインL10上
の変位値(シロマル印で示す)と車両基準線LS上の変
位値(クロマル印で示す)との偏差を順次求める。
こうして10mm間隔ごとの偏差が求められたならば、
上記ステップ102で得られた路面候補線群の対応する
変位値にこれを加算する処理を実行する。すなわち、た
とえば地点11において得られた偏差であれば、ライン
L1に対応する路面候補線群のうち10mm地点をスタ
ート地点とするラインの地点11における路面変位値Y
、に上記偏差を加算することになる。こうして10mm
間隔ごとに路面変位YKが補正される。そして、こうし
て順次求められた補正路面変位YXを連続的に結ぶライ
ン(以下、これを補正路面線という)が得られる(ステ
ップ104)。以下、所要にノイズを除去する等の処理
が実行され、最終的に路面RDのプロフィールが出力、
表示等されることになる(ステップ105)。
第8図は上述した処理を実行した場合における補正鉛直
方向変位YKの出力結果である。なお、第6.7図と同
様に計測対象を角型の板としている。第8図(b)は、
同図(a)の8m〜16m区間プロフィールをより詳細
に示している。同図から明らかなように実施例のものは
第6図に較べて高精細化を達成しつつも、第7図でみら
れた変位データの発振現象が除去されているのがわかる
以上説明したように実施例によれば、路面段差計測にお
いて、変位計2.3の並設距離dごとの該変位計2.3
の出力に基づく路面変位演算式((1)〜(4)式)を
スタート地点をずらして利用して、並設距離dよりも短
い間隔で路面変位を得るようにしたので、路面RDの計
測精度が大幅に向上する。
さらに、スタート地点をずらして得られる車両候補線群
に基づき車両基準線を導出し、この導出した車両基準線
に基づき路面候補線群を補正して、並設距離dよりも短
い間隔の路面変位を得るようにしたので、路面RDの計
測精度が大幅に向上するとともに、平滑化された路面R
Dのプロフィルを得ることができる。
なお、実施例では車両候補線群に基づき車両基準線を導
出し、この導出した車両基準線に基づき路面候補線群を
補正する場合、車両候補線群の平均値を求めて車両基準
線を導出し、車両基準線と車両候補線群との偏差を路面
候補線群に加算して該路面候補線群を補正するようにし
ているが、上記平均値、上記偏差および上記加算処理に
限定されることなく路面候補線群を補正する演算方法は
任意である。
なおまた、実施例では、路面RDの段差を一次元的に求
めるようにしているが、たとえば車両4の前部に進行方
向と垂直にセンサ部1を複数曲べて、路面RDの段差を
2次元的に求める実施も可能である。
また、実施例では路面段差計測を想定しているが、これ
に限定されることなく、変位計が移動しながら被計測平
面を計測するあらゆる分野、たとえば以下の分野に適用
可能である。
・レーダ開口合成 ・海中ソナー(海の波の影響) ・鉄道レールの計測 ・工作機械の加工精度 〔発明の効果〕 以上説明したように本発明によれば、被計測平面の計測
精度が大幅に向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図は、本発明に係る平面の段差計測装置の原理を説
明するために用いた説明図、第2図は、実施例の路面段
差計測の様子を示す側面図、第3図は、第2図に示す車
両に搭載されるとされる実施例装置を概念的に示すブロ
ック図、第4図は、実施例における演算処理を説明する
ために用いた図、第5図は、第3図に示す解析・処理部
で実行される手順の一例を示すフローチャート、第6図
は、従来技術による被測定平面のプロフィールを示す図
、第7図は、実施例による被測定平面のプロフィールを
示す図、第8図は、他の実施例による被測定平面のプロ
フィールを示す図である。 1・・・センサ部、2.3・・・変位計、4・・・車両
、14・・・距離計、15・・・解析・処理部。 第1 図 第2 図 第4図 (mm) 第7 図 第8 図 詞

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)被計測平面と平行に移動する移動体と、前記移動
    体の移動方向に沿って該移動体に並設され、前記移動体
    と前記被計測平面との距離を検出する2つの距離センサ
    とを有し、該2つの距離センサの各出力に基づいて前記
    移動体の移動ライン下における前記被計測平面の段差を
    計測するようにした平面の段差計測装置において、 前記移動体がスタート地点から前記2つの距離センサの
    並設距離移動する各地点ごとの前記2つの距離センサの
    各出力に基づいて前記移動体の移動ライン下における前
    記各地点ごとの前記被計測平面の段差を演算する第1の
    演算手段と、 前記スタート地点から前記並設距離離間した地点までを
    所定距離ごとの複数地点に分割し、分割した複数地点を
    それぞれ前記スタート地点にして前記第1の演算を実行
    する第1の演算手段実行手段と を具え、前記第1の演算手段実行手段の実行結果に基づ
    いて前記移動体の移動ライン下における前記所定距離ご
    との前記被計測平面の段差を計測するようにしたことを
    特徴とする平面の段差計測装置。
  2. (2)被計測平面と平行に移動する移動体と、前記移動
    体の移動方向に沿って該移動体に並設され、前記移動体
    と前記被計測平面との距離を検出する2つの距離センサ
    とを有し、該2つの距離センサの各出力に基づいて前記
    移動体の移動ライン下における前記被計測平面の段差を
    計測するようにした平面の段差計測装置において、 前記移動体がスタート地点から前記2つの距離センサの
    並設距離移動する各地点ごとの前記2つの距離センサの
    各出力に基づいて、前記移動体の前記各地点ごとの鉛直
    方向変位および前記移動体の移動ライン下における前記
    各地点ごとの前記被計測平面の段差をそれぞれ演算する
    第1の演算手段と、 前記スタート地点から前記並設距離離間した地点までを
    所定距離ごとの複数地点に分割し、分割した複数地点を
    それぞれ前記スタート地点にして前記第1の演算を実行
    する第1の演算手段実行手段と、 前記第1の演算手段実行手段の実行結果得られた前記移
    動体の前記所定距離ごとの鉛直方向変位に基づいてこれ
    ら所定距離ごとの鉛直方向変位をそれぞれ補正演算する
    鉛直方向変位補正手段と、前記鉛直方向変位補正手段に
    よって演算された補正鉛直方向変位に基づいて前記第1
    の演算手段実行手段の実行結果得られた前記移動体の移
    動ライン下における前記所定距離ごとの前記被計測平面
    の段差をそれぞれ補正演算する段差補正手段とを具える
    ようにしたことを特徴とする平面の段差計測装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011027440A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Canon Inc 形状測定方法及び形状測定装置

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JP2011027440A (ja) * 2009-07-21 2011-02-10 Canon Inc 形状測定方法及び形状測定装置

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