JPH03247634A - 容器の再利用方法 - Google Patents

容器の再利用方法

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JPH03247634A
JPH03247634A JP2046509A JP4650990A JPH03247634A JP H03247634 A JPH03247634 A JP H03247634A JP 2046509 A JP2046509 A JP 2046509A JP 4650990 A JP4650990 A JP 4650990A JP H03247634 A JPH03247634 A JP H03247634A
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JP
Japan
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container
coating layer
strong
coating
acid
Prior art date
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Pending
Application number
JP2046509A
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English (en)
Inventor
Yoshinori Nakamura
喜則 中村
Hiroyuki Orimoto
宏行 折元
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nissei ASB Machine Co Ltd
Original Assignee
Nissei ASB Machine Co Ltd
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Filing date
Publication date
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Pending legal-status Critical Current

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    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02WCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO WASTEWATER TREATMENT OR WASTE MANAGEMENT
    • Y02W30/00Technologies for solid waste management
    • Y02W30/50Reuse, recycling or recovery technologies
    • Y02W30/62Plastics recycling; Rubber recycling

Landscapes

  • Laminated Bodies (AREA)
  • Processing And Handling Of Plastics And Other Materials For Molding In General (AREA)
  • Separation, Recovery Or Treatment Of Waste Materials Containing Plastics (AREA)
  • Coating Of Shaped Articles Made Of Macromolecular Substances (AREA)
  • Manufacture Of Porous Articles, And Recovery And Treatment Of Waste Products (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、プラスチック容器の再利用方法に関する。
[従来の技術] 現在、ジュース、コーラ、お茶等の飲料用を始めとし、
食品、医薬品等の容器として各種のプラスチック容器が
多量に使用されている。
しかしながら、このようなプラスチック容器においては
、容器に充填された内容物が容器内壁に浸透してその匂
い、味等が残留し、次に充填される内容物に悪影響を及
ぼすおそれがあるため、再利用が困難であり、資源の有
効利用を妨げている。
また、容器の再利用にあたっては、容器が車中に出回っ
ている段階で付着するおそれのあるガソリンや有害物質
等を完全に除去する必要がある。
[発明が解決しようとする課題] 本発明は、上述のような背景の下になされたものであり
、その目的とするところは、比較的簡易な工程により繰
返し使用を確実に行うことかできる容器の再利用方法を
提供することにある。
[課題を解決するための手段] 本発明は、以下の工程(a)〜(c)を含むことを特徴
とする容器の再利用方法に関する。
(a)アルカリおよび/または酸に対し安定なプラスチ
ックからなる容器基体の必要箇所に、強アルカリまたは
強酸に可溶な重合体からなるコーティング層を形成し、
容器を構成する。
(b)使用済みの前記容器を回収し、容器基体を侵すこ
となくコーティング層のみを溶解する強アルカリまたは
強酸からなる洗浄液によって容器を洗浄し、コーティン
グ層を除去する。
(c)コーティング層を除去された容器基体の必要箇所
に前記(a)工程と同様にコーティング層を形成して容
器を構成し、再利用に供する。
[作 用] 本発明においては、容器基体の必要箇所、例えば容器基
体の少くとも内表面、あるいは内表面および外表面にコ
ーティング層を形成することにより、容器に充填された
内容物やその他の有害物質は通常コーティング層に吸収
され容器基体まで及ばないことから、コーティング層を
除去することにより汚染のない容器基体を得ることがで
きる。
従って、この容器基体の必要箇所に再びコーティング層
を形成することにより、容器を再軍11用1こ供するこ
とができる。
[構 成] 本発明においては、コーティング層を除去する洗浄液と
して強アルカリあるいは強酸を用(λて0るため、容器
基体としては強アルカリおよび強酸のいずれか一方また
は両方に対し安定なプラスチックを用い、コーティング
層としては強アルカリあるいは強酸に可溶な重合体を用
いる必要がある。
すなわち、容器基体が強アルカリおよび強酸の両者に対
して安定な場合には、コーティング層を構成する重合体
としては強アルカリある0は強酸のいずれかに可溶であ
ればよい。容器基体力(強アルカリに対しては安定であ
るが強酸に対しては不安定である場合には、コーティン
グ層を構成する重合体としては強アルカリに可溶なもの
を採用する必要がある。さらに、これとは逆に、容器基
体か強酸に対しては安定であるが強アルカリに対しては
不安定である場合には、コーティング層を構成する重合
体としては強酸に対して可溶なものを選択する必要があ
る。
前記洗浄液としては、強アルカリとして水酸化ナトリウ
ム、水酸化カリウム、水酸化バリウム等を、 強酸としては、塩酸、硫酸、硝酸、リン酸等を挙げるこ
とができる。これらの強アルカリおよび強酸は、好まし
くは1〜8重量%、さらに好ましくは2〜4重量%の濃
度で使用される。
前記容器基体の好ましい材料としては、例えば、強アル
カリおよび強酸に対し安定なものとして、ポリ塩化ビニ
リデン、ポリ塩化ビニリデン−塩化ビニル共重合体、ポ
リブチレンテレフタレート。
ポリエチレンテレフタレート、ポリフェニレンサルファ
イド等を、強アルカリに対して安定なものとして、ポリ
エチレン、ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチ
レン、ナイロン6、ナイロン66等を、 強酸に対して安定なものとして、不飽和ポリエステル樹
脂等を挙げることができる。
前記コーティング層を形成する重合体は、強アルカリま
たは強酸に可溶であるが、容器の内容物によっては溶解
しないように、弱アルカリおよび弱酸に対しては十分安
定である必要がある。
コーティング層を形成する重合体としては、強酸に可溶
なものとして、例えばポリエチレン。
ポリ塩化ビニル、ポリプロピレン、ポリスチレン。
ポリメタクリル酸メチル、アクリロニトリル−スチレン
共重合体、ポリ酢酸ビニル、三酢酸セルロス、ポリ−4
−メチルペンテン−1,ポリブテン−1樹脂上ノール樹
脂、ナイロン6、ナイロン66、イソプレンゴム、メチ
ルゴム、ニトリルゴム、多硫化ゴム等を、 また強アルカリに可溶なものとして、例えばポリ酢酸ビ
ニル、三酢酸セルロース、フェノール樹脂、ポリカーボ
ネイト、スチレン−ブタジェン共重合体、エチレン−ビ
ニルアルコール共重合体等を挙げることができる。
本発明において、コーティング層の膜厚は、好ましくは
2〜60μm1さらに好ましくは3〜40μmである。
また、コーティング層の形成箇所は、容器の内表面およ
び外表面の両者が望ましいが、内容物が残留しやすい内
表面だけてあってもよい。さらに、コーティング層は、
単層であってもよいが、種類の異なる重合体を積層した
複層であってもよい。
さらに、コーティング層には、それ自体公知の配合剤を
混入させることができる。このような配合剤としては、
例えば、ガラス繊維、カーボン繊維、パルプ等の繊維補
強剤、カーボンブランク。
ホワイトカーボン等の粉末補強剤、炭酸カルシウム、ク
レー、硫酸バリウム、アルミナ、シリカ等の充填剤、さ
らに可塑剤、熱安定剤、酸化防止剤。
増粘剤、ブロッキング防止剤、硬化剤1着色剤等の添加
剤を挙げることができる。
次に、本発明の工程をさらに詳細に説明する。
(a)  この工程(a)においては、容器基体の必要
箇所にコーティング層を形成して容器を構成する。
前記容器基体は、例えば射出成形、ブロー成形。
二軸延伸ブロー成形、絞り成形等の任意の手段で形成す
ることができ、その形状、大きさ、肉厚等は容器の用途
に応じ、適宜設定することができる。
前記コーティング層は、コーティング層を構成する重合
体の水性ラテックスあるいは有機溶媒溶液を調製し、こ
れを前記容器基体の必要箇所に塗布し、塗膜を乾燥させ
ることにより形成される。
ここにおいて、通常、水性ラテックスとしては、固形分
濃度が20〜65重量%の範囲にあるものが好ましく、
また、有機溶媒溶液としては、固形分濃度が5〜60重
量%の範囲にあるものが好ましく使用される。
前記水性ラテックスあるいは有機溶媒溶液を塗布する方
法としては、浸漬塗布法、スプレー塗布法、ブラシ塗布
法、ローラ塗布法、静電塗布法等、各種公知の塗布法を
採用することができる。また、コーティング層を形成す
る・にあたっては、必要に応じて、容器基体の濡れ特性
を高めコーティング層の形成を確実にするため、アンカ
ー剤等による各種前処理を行うこともできる。
(b)  上記(a)で得られた容器に所定の内容物を
充填して使用し、その後使用済み容器を回収し、これを
洗浄液によって洗浄して、コーティング層のみを除去す
る。
前記洗浄液としては、既述したように、強アルカリまた
は強酸であって、かつ容器基体を侵すことなくコーティ
ング層のみを溶解するものが選択される。前記洗浄液に
よる洗浄後は、容器に付着した洗浄液を熱水等で十分に
洗い流す必要がある。
また、この工程(b)においては、シャワー洗浄。
ブラシ洗浄等の任意の洗浄手段を付加することができる
この工程(b)を経ることにより、前回充填した内容物
の残留分を完全に除去することができ、次回の内容物に
対するその悪影響を回避することができる。
さらに、この工程(b)において、洗浄液によって除去
されたコーティング層の重合体は、この洗浄液等の適当
な処理を施すことにより回収することかでき、再利用す
ることができる。
(c)  上記工程(b)で得られた洗浄後の容器基体
に前記工程(a)と同様にして必要箇所にコーティング
層を形成することにより、容器を再利用することができ
る。
このように、本発明によれば、上記工程(b)および工
程(c)を繰り返すことにより、同一の容器基体を用い
て容器の繰返し使用が可能となる。
本発明における容器は、各種液体飲料を始めとし、調味
料、流動食品、医薬品、化粧品等の容器として好適であ
る。
[実施例] 次に、本発明を実施例によってさらに詳細に説明する。
実施例1 (a)  ポリエチレンテレフタレートを用い、二軸延
伸ブロー成形により肉厚約0.6m+*のボトルを成形
した。
このボトルの内表面および外表面に、以下の組成を有す
るコーテイング液を浸漬塗布法により塗布した。
コーテイング液 重合体;エチレン−ビニルアルコール共重合体溶媒;水
とn−プロパツールとを50 : 50の割合(容積%
)で混合した混合溶媒 濃度; 10 mo1% 次いで、ボトル基体を50〜100℃の熱風乾燥炉中で
乾燥させ、溶媒を飛散させ膜厚20μmのコーティング
層を形成し、容器とした。
(b)次に、上記工程(a)で得られた容器を市水のシ
ャワーで洗浄し、次いで60〜75℃に加温された濃度
3重量%の水酸化ナトリウム溶液中に、前記容器を5分
間浸漬させ、コーティング層を除去した。−さらに50
〜80℃の温水で水酸化ナトリウムを十分に洗い流し、
乾燥させてボトル基体を得た。
このとき、ボトル基体にはコーティング層の残留は見ら
れず、これを完全に除去することができた。
(e)  さらに、前記工程(a)と同様のコーテイン
グ液を用いて洗浄後のボトル基体の内表面および外表面
にコーティング層を形成した。こうして得られた容器は
、新品と同様であり、再利用する上で何ら問題のないも
のであった。
[発明の効果] 本発明によれば、コーティング層の除去および形成を繰
返すことにより、比較的簡易な工程で容器を繰返し再生
使用することができ、資源の有効利用に多いに寄与する
ことができる。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)以下の工程(a)〜(c)を含むことを特徴とす
    る容器の再利用方法。 (a)アルカリおよび/または酸に対し安定なプラスチ
    ックからなる容器基体の必要箇所に、強アルカリまたは
    強酸に可溶な重合体からなるコーティング層を形成し、
    容器を構成する。 (b)使用済みの前記容器を回収し、容器基体を侵すこ
    となくコーティング層のみを溶解する強アルカリまたは
    強酸からなる洗浄液によって容器を洗浄し、コーティン
    グ層を除去する。 (c)コーティング層を除去された容器基体の必要箇所
    に前記(a)工程と同様にコーティング層を形成して容
    器を構成し、再利用に供する。
JP2046509A 1990-02-27 1990-02-27 容器の再利用方法 Pending JPH03247634A (ja)

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Cited By (2)

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0468244A2 (de) * 1990-07-27 1992-01-29 RUDOLF WILD GmbH & Co. INTERNATIONAL KG Wiederverwendbarer Behälter aus Kunststoff sowie seine Herstellung und Verwendung
JP4827997B1 (ja) * 2010-09-17 2011-11-30 ユニチカ株式会社 シリコーン樹脂層の分離方法

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