JPH03247508A - 軽焼マグネサイトの製造方法 - Google Patents

軽焼マグネサイトの製造方法

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JPH03247508A
JPH03247508A JP4391490A JP4391490A JPH03247508A JP H03247508 A JPH03247508 A JP H03247508A JP 4391490 A JP4391490 A JP 4391490A JP 4391490 A JP4391490 A JP 4391490A JP H03247508 A JPH03247508 A JP H03247508A
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JP
Japan
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magnesite
mgo
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burned
light
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JP4391490A
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English (en)
Inventor
Kenji Ochiai
落合 謙二
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SOBUEKUREE KK
Original Assignee
SOBUEKUREE KK
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Publication date
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    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2/00Lime, magnesia or dolomite
    • C04B2/10Preheating, burning calcining or cooling
    • C04B2/102Preheating, burning calcining or cooling of magnesia, e.g. dead burning

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  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Physics & Mathematics (AREA)
  • Thermal Sciences (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Compounds Of Alkaline-Earth Elements, Aluminum Or Rare-Earth Metals (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
この発明は、排煙脱硫用あるいは廃水中和用のアルカリ
剤として使用する活性水酸化マグネシウム(Mg (O
H)2 )の製造原料である軽焼マグネサイトの製造方
法に関する。
【従来技術】
従来、上記した活性水酸化マグネシウムの製造方法とし
ては、海水中のニガリ(MgcA2)と消石灰(Ca 
(OH)2 )とを反応させて活性水酸化マグネシウム
を生成する海水マグ法が一般に知られている。 しかしながら、この方法は大量の海水中から微量のニガ
リを抽出して生成するため、生成効率が極めて悪いとと
もに製造設備が大型化する問題を有していた。また、海
水マグ法により生成された活性水酸化マグネシウムは粘
度が高く (約3100/Cp)、取扱い作業性が極め
て悪かった。 上記した海水マグ法に代わる活性水酸化マグネシウムの
生成方法として、軽焼マグネサイト(MgoSCaO1
SiO2、Fe2O3、MgCO3等)をアルカリ溶液
中で水和反応させて活性水酸化マグネシウムを生成する
製造方法(以下、アルカリ法という)が開発された。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記したアルカリ法は生成原料として使
用する軽焼マグネサイトの品質により製品品質が大きく
影響されるため、高品質の活性水酸化マグネシウムを安
定的に生成することが困難であった。すなわち、軽焼マ
グネサイトは原料である天然マグネサイトを焼成した後
、所望の平均粒子径に粉砕して製造されるが、天然マグ
ネサイトはその産地、特に中華人民共和国、遼寧省軸岩
地区および海域地区等により含有するMgO,Mgc0
3等の成分比率が異なるとともに、また天然マグネサイ
トの焼成温度によりアルカリ溶液と水和反応して活性水
酸化マグネシウムを生成する活性マグネサイト(C−M
gO)の比率および排煙脱硫用アルカリ剤として使用す
る場合にスケールの生成原因となる炭酸マグネシウム(
MgCO3)の含有率が大きく相違している。また、軽
焼マグネサイトの平均粒子径と生成される活性水酸化マ
グネシウムの粘度および反応時間との関係については、
平均粒子径を小さくした場合には、アルカリ溶液との水
和反応時間が短くなるが、活性水酸化マグネシウムの粘
度が高くなり、反対に平均粒子径を大きくした場合には
、粘度が低くなるが水和反応時間が長くなっている。こ
のため、活性水酸化マグネシウムの生成効率を高めなが
ら取扱い作業性との調和を図ることが困難であった。 本発明は、上記した従来の欠点を解決するために発明さ
れたものであり、その目的とするところは、水和反応に
寄与する活性マグネサイト(C−MgO)の比率が高い
とともにスケール生成原因になる炭酸マグネシウム(M
gCO3)の含有率が低く、また水和反応時間および取
扱い作業性に影響する粘度との関係の調和を図り、活性
水酸化マグネシウムを効率的および安定的に生成するこ
とができる軽焼マグネサイトの製造方法を提供すること
にある。
【問題点を解決するための手段】
このため本発明は、天然マグネサイトを、含有された軽
焼マグネサイト(MgO)に対する活性マグネサイト(
C−MgO)の比率が95%以上、および含有された炭
酸マグネシウム(MgCO3)の比率が4%以下となる
ように850〜1100℃にて焼成した後、平均粒子径
が5μm〜10μ回となるように粉砕することにより軽
焼マグネサイトの製造方法を構成することを特徴として
いる。
【発明の作用】
上記のように構成された本発明方法は、天然マグネサイ
トが、850〜1100℃にて焼成されるため、軽焼マ
グネサイトのガラス化が回避される。これにより軽焼マ
グネサイト中の活性マグネサイトの比率を95%以上と
することができる。 また、天然マグネサイト中の多くの炭酸マグネシウムが
焼成に伴って揮発されるため、軽焼マグネサイト中の炭
酸マグネシウムの含有率を4%以下にすることができる
。さらに、上記のように焼成された軽焼マグネサイトは
平均粒子径が5〜10μmに粉砕されるため、アルカリ
溶液との水和反応時間を短縮するとともに生成された活
性水酸化マグネシウムの粘度を、取扱いが容易な所要の
粘度に抑えることができる。
【実施例】
以下、本発明の一実施例を図面に従って説明する。 先ず、製造される活性水酸化マグネシウムに要求される
各スペックと活性軽焼マグネサイト率(C−M g O
/ M g O)との関係を説明する。 a、C−MgO/MgO率 活性水酸化マグネシウムを効率よく得る、すなわち水和
反応率(活性水酸化マグネシウムの生成率)をあげるた
めには、軽焼マグネサイトにおける活性マグネサイトの
比率C−MgO/Mg□が95%以上でなければならな
い。 b、MgcO3の含有量 活性水酸化マグネシウムを排煙脱流用アルカリ剤として
使用する場合、含有された炭酸マグネシウムはスケール
の生成原因物質になっている。このため、軽焼マグネサ
イトにおける炭酸マグネシウムの含有率は4%以下でな
ければならない。 c、Mg (OH)2の粘度、および生成率生成された
活性水酸化マグネシウムの取扱い性を高めるため、生成
された活性水酸化マグネシウムはその粘度が2000c
p以下でなければならない。この粘度は軽焼マグネサイ
トの平均粒子径が小さくなるに従って高くなる傾向を有
している。また、アルカリ溶液との水和反応率、従って
Mg (OH)2の生成率が高いことが要求される。こ
の生成率は、軽焼マグネサイトの平均粒子径が小さくな
るに従って、高くなる傾向を有している。この生成率を
計る方法としては、X線解析法による組成分析により求
める方法があるが、この方法において生成率が85%以
上であることが要求される。また、生成された活性水酸
化マグネシウムの活性度を計る方法としては、硫酸0.
 2moJl!との中和反応によりPHニアに到達する
時間を計る方法があるが、この方法において100秒以
下であることが要求される。 そして上記粘度(2000c p以下)と活性度(10
0秒以下)との調和を図るには、軽焼マグネサイトの平
均粒子径が5〜10μmでなければならない。 上記したa −cの要求を満たす軽焼マグネサイトは、
天然マグネサイトを、焼成温度850〜1100℃にて
焼成した後、平均粒子径が5〜10μmとなるように粉
砕して得られる。 実施例1 天然マグネサイトを焼成温度850℃、焼成時間平均4
h(縦型焼成炉使用)にて焼成したとき、 MgO:91.24% C−MgO:90.02% C−MgO/MgO: 98.7% MgCO3:3,04% の軽焼マグネサイトが製造された。 実施例2 天然マグネサイトを焼成温度900℃、焼成時間平均4
h(縦型焼成炉使用)にて焼成したとき、 MgO:91.27% C−MgO:90.08% C−MgO/MgO二 98.7% MgCO3: 3.03% の軽焼マグネサイトが製造された。 実施例3 天然マグネサイトを焼成温度950℃、焼成時間平均2
h(ロータリーキルン使用)にて焼成したとき、 MgO:91.19% C−MgO:90.03% C−MgO/MgO: 98.7% MgCO3:2.71% の軽焼マグネサイトが製造された。 実施例4 天然マグネサイトを焼成温度1000℃、焼成時間平均
5h(縦型焼成炉使用)にて焼成したとき、 MgO:91.28% C−MgO:90.01% C−MgO/MgO: 98.6% MgCO3:2.34% の軽焼マグネサイトが製造された。 実施例5 天然マグネサイトを焼成温度1050℃、焼成時間平均
4.5h(縦型焼成炉使用)にて焼成したとき、 MgO:91.30% C−MgO:89.34% C−MgO/MgO: 97.9% MgCO3: 1.50% の軽焼マグネサイトが製造された。 実施例6 天然マグネサイトを焼成温度1100℃、焼成時間平均
4h(縦型焼成炉使用)にて焼成したとき、 MgO:91.22% C−MgO:89.03% C−MgO/MgOコ 97.6% MgCO3: 1.29% の軽焼マグネサイトが製造された。 なお、使用した天然マグネサイトは中華人民共和国、遼
寧省軸岩産のものであり、MgO含有率は45%(mi
nimum )を使用した。 また、以下に焼成温度1150℃、1200℃、130
0℃で過燐酸したときの各成分率を補足的に示す。 焼成温度:1150℃ MgO:91.31% C−MgO:84.24% C−MgO/MgO: 92.3% MgCO3:l、16% 焼成温度:1200℃ MgO:91.31% C−MgOニア5.26% C−MgO/MgO: 82.4% MgCO3:Q、91% 焼成温度:1300℃ MgO:91.73% C−MgO:60.01% C−MgO/MgO+ 65.4% MgCO3:Q、85% なお、焼成時間は使用する焼成炉の形式により異なるた
め、本発明方法の限定事項に含まない。 次に、上記実施例1〜6によりC−MgO/Mgo+9
5%以上、MgCO3:4%以下に生成された軽焼マグ
ネシウムをアルカリ法により水和反応させた際、平均粒
子径(μm)と粘度(cp)、および活性度(秒)との
関係を示す。なお、生成された活性水酸化マグネシウム
のスラリー濃度:40重量%、活性度は硫酸Q、  2
mofと試料0.208moAとを中和反応させてPH
7に達する時間(秒)を計測した。 実施例7 平均粒子径:10μm以上 粘   度: 500cp以下 活性度:100sec以上 水酸化マグネシウム生成率 二80%以下 実施例8 平均粒子径ニアμm以上 粘   度ニア00cp以下 活性度ニア7sec以上 水酸化マグネシウム生成率 :85%前後 実施例9 平均粒子径:5μm以上 粘   度:2000cp以下 活性度:60sec以上 水酸化マグネシウム生成率 :90%以上
【発明の効果】
このため本発明は、水和反応に寄与する活性マグネサイ
ト(C−M g O)の比率が高いとともにスケール生
成原因になる炭酸マグネシウム(MgCO3)の含有率
が低く、また水和反応時間および取扱い作業性に影響す
る粘度との関係の調和を図り、活性水酸化マグネシウム
を効率的および安定的に生成することができる軽焼マグ
ネサイトの製造方法を提供することが可能である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、天然マグネサイトを、含有された軽焼マグネサイト
    (MgO)に対する活性マグネサイト(C−MgO)の
    比率が95%以上、および含有された炭酸マグネシウム
    (MgCO3)の比率が4%以下となるように850〜
    1100℃にて焼成した後、平均粒子径が5μm〜10
    μmとなるように粉砕したことを特徴とする軽焼マグネ
    サイトの製造方法。
JP4391490A 1990-02-22 1990-02-22 軽焼マグネサイトの製造方法 Pending JPH03247508A (ja)

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