JPH03247079A - 適応型輪郭補償装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野］ この発明は、映像伝号の輪郭を補償する適応型輪郭補償
装置に関する。

［従来の技術］ 第２図は従来の輪郭補償装置のブロック回路図て、　（
１）はアナログ映像信号が入力される入力端子、　（２
）はＡ／Ｄ変換回路、　（３）はフレームメ干り、　（
４）は信号処理回路、　（５）は信号処理回路（４）の
出力信号の輪郭補償をする輪郭補償回路、（６）はＤ／
Ａ変換回路、　（７）はアナログ映像伝号の出力端子で
ある。

次に動作について説明する。入力端子（１）から入力さ
れたアナログ映像信号は、Ａ／Ｄ変換回路（２）でディ
ジタル映像信号に変換される。フレーｌ、メモリ（３）
は入力された信号を１フレーム記憶し７てｌフレーム遅
れたディジタル映像信号を出力する。信号処理回路（４
）は、△／　Ｉ）変換回路（２）から入力されたディジ
タル映像信号と、フレームメモリ（３）から入力された
ディジタル映像信号にもとづいて所定のディジタル信号
処理を行なう。

輪郭補償回路（５）はディジタル信号処理された映像化
じの水平方向および垂直方向の輪郭補償を行なう。［）
／Δ変換回路（６）は輪郭補償されたディジタルの映像
信号をＤ／Ａ変換し７たアナログの映像信号を出力端子
（７）に出力する。

［発明が解決しようとする課題］ 従来の輪郭補償装置は以−にのように構成されているの
で、雑音を含む映像信号が入力されると雑音が強調され
るという問題点があった。

この発明は上記のような問題点を解消するためになされ
たもので、雑音が強調されるのを軽減できる適応型輪郭
補償装置を得ることを目的とする。

［課題を解決するための手段］ この発明に係る適応型輪郭補償装置は、ディジタル映像
４３号と、フレー１１メ千りによって１フレーム遅延さ
せたディジタル信号とから映像Ｃ％号のフレーム差信号
を嘗出する減算回路と、このフレーム差信号から雑音を
検出する雑音検出回路と、この雑音検Ｅ（ｉ　（ｊ号を
水平方向および垂直方向に引き伸ばす検出信号伸長回路
と、輪郭補償回路に入力されるディジタル映像信号を当
該輪郭補償回路における遅延量たけ遅延させる遅延回路
と、上記引き伸ばされた検出ｎｒａ号が有意のときは上
記遅延回路の出力信号を選択し、有意でないときは上記
輪郭補償されたディジタル映像信じを選択するスイッチ
回路とを備え、この選択されたディジタル映像信号な【
）／Ａ変換して出力するようにした点を特徴とする。

［作用］ この発明における雑音検出回路は、減算回路で算出した
映像信号のフレーム差分から雑音を検出し、検出信号伸
長回路は、検出された雑音信号を水平方向および垂直方
向に引き伸ばす。スイッチ回路はこの引き伸ばされた検
出信号が出力されないときは輪郭補償されたディジタル
映像信号を選択し７、出力されたときは輪郭補償されな
いディジタル映像信号を選択するので、雑音が含まれた
映像信号が入力されると輪郭補償をしないスルー信号が
出力されるので、雑音を輪郭補償し強調して出力さねる
ことが解消される。

［発明の実施例］ 以ト、この発明の一実施例を図について説明する。第１
図において、　（８）は減算回路、　（９）は雑音検出
回路、（１０）は雑音検出信号を水平方向および垂直方
向に引き伸ばす検出信号伸長回路、　　１ｌｌ）はディ
ジタル映像信号を輪郭補償回路（５）の遅延時間分だけ
遅延させる遅延回路、（１２）は雑音検出伸長信号によ
って制御されるスイッチ回路である。

次に動作について説明する。減算回路（８）はディジタ
ル映像信号から、ｌフレーム遅れたディジタル映像信号
を減算してフレーム差信号を出力する。雑音検出回路（
９）はフレーム差信号から雑音を検出する。一般に、雑
音はフレーム相関がない為、ディジタル映像信号のフレ
ーム差をとると１画像の動き信号とともにフレーム差信
号としてイ【へが出力される。一般画像において、動き
信号のフレーム差信号の値は雑音によるフレーム差信号
の偵よりも大きく、また、静１１．　（Ｗ号のフレーム
差信号の値はＯ近傍である。したがって、雑音検出回路
（９）は第３図に示す様な雑音のある領域を検出し、雑
音があると“１１”レベルの雑音検出伝号を出力する。

次に検出信号伸長回路（１０）は雑音検出（Ｈ号を水平
方向お上び垂的方向に引き伸ばす。この信号処理によっ
て画面−Ｆの雑品の位置および輪郭補償する領域を検出
する。そしてスイッチ回路（１２）は、輪郭補償回路（
５）の出力ディジタル映像信号と、信号処理回路（４）
の出力信号を遅延回路（１１）によって遅延補償したデ
ィジタル映像信号とを、雑音検出伸長信号が“Ｌ”レベ
ルの時は、輪郭補償されたディジタル映像信号を選択し
、“Ｈ”レベルの時は輪郭補償されていない遅延回路（
Ｉ＋１の出力ディジタル映像信号を選択する。この選択
動作によって、一般画像における静止伝＞、Ｈと動き信
号は輪郭補償されたディジタル映像イ６町−が出力され
、雑音が含まれているときは輪郭補償しないディジタル
映像信号が出力される。

Ｄ／Δ変換回路（６）は、スイッチ回路（１２）により
選択されたディジタル映像信号をＤ／Ａ変換し、てアナ
ログ映像信号を出力端子（７）から出力する。

［発明の効果］ 以１のように、この発明によれば、ディジタル映像信号
のフレーム差分がら雑音を検出し、検出された信号を水
平方向および垂直力向に引き伸ばし・た雑音検出信号に
よって輪郭補償されたディジタル映像信号とスルーのデ
ィジタル映像信号とを切り替え、雑音が含まれている部
分の映像信号には輪郭補償を施さないディジタル信号を
出力するようにしたので、雑品が輪郭補償されて強調さ
れることのない適応型輪郭補償装置が得られる効果があ
る。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例のブロック回路図、第２図
は従来の輪郭補償装置のブロック回路図、第３図は第１
図の実施例における雑音検出回路の入出力特性を示す図
である。 （２）・・・Ａ／Ｄ変換回路、　（３）・・・フレーム
メモリ、　（４）・・・伝号処理回路、　（５）・・・
輪郭補償回路、（６）・・・［）／Ａ変換回路、　（８
）・・・減算回路、　（９）・・・雑音検出回路、（１
０）・・・検出信号伸長回路、（１１）・・・遅延回路
、（１２）・・・スイッチ回路。 なお、図中、同一符号は同一、または相当部分を示す。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）アナログ映像信号を入力しディジタル映像信号に
   変換するＡ／Ｄ変換回路と、このディジタル映像信号を
   １フレーム記憶して遅延させるフレームメモリと、上記
   ディジタル映像信号と１フレーム遅延ディジタル映像信
   号とを入力としてディジタル信号処理を行う信号処理回
   路と、この信号処理回路の出力信号を輪郭補償する輪郭
   補償回路と、上記ディジタル映像信号と１フレーム遅延
   ディジタル信号の差分信号を算出する減算回路と、この
   減算回路の出力信号から雑音成分を検出する雑音検出回
   路と、この雑音検出信号を水平方向および垂直方向に引
   き伸ばす検出信号伸長回路と、上記信号処理回路の出力
   信号を上記輪部補償回路における時間遅延分だけ遅延さ
   せる遅延回路と、上記雑音検出伸長信号が有意のときは
   上記遅延回路の出力ディジタル映像信号を選択し、有意
   でないときは上記輪郭補償回路の出力ディジタル映像信
   号を選択するスイッチ回路と、このスイッチ回路で選択
   されたディジタル映像信号をアナログ映像信号に変換す
   るＤ／Ａ変換回路とを備えた適応型輪郭補償装置。