JPH03245499A - 四重極粒子加速器 - Google Patents
四重極粒子加速器Info
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- JPH03245499A JPH03245499A JP3822990A JP3822990A JPH03245499A JP H03245499 A JPH03245499 A JP H03245499A JP 3822990 A JP3822990 A JP 3822990A JP 3822990 A JP3822990 A JP 3822990A JP H03245499 A JPH03245499 A JP H03245499A
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- quadrupole
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- Particle Accelerators (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、高周波四重極粒子加速器に係り、特に高周波
共振回路が加速管の外にある外部共振形四重極粒子加速
器の改良に関する。
共振回路が加速管の外にある外部共振形四重極粒子加速
器の改良に関する。
従来の高周波四重極粒子加速器の構造を第8図に示す。
RFQ加速器は加速空洞1と波打った四重極電極2a、
2b、2c、2dで構成される。
2b、2c、2dで構成される。
加速空洞1が空洞共振器となる特定の周波数の高周波電
力を加速空洞に供給すると、四重極電極28〜2dに高
周波高電圧が発生する。このとき、四重極電極2a〜2
dで囲まれた中心部にイオンビームを入射させると、イ
オンは高周波電圧によって加速され、百方電子ボルト(
MeV)の桁のエネルギーになって加速空洞から出射す
る。
力を加速空洞に供給すると、四重極電極28〜2dに高
周波高電圧が発生する。このとき、四重極電極2a〜2
dで囲まれた中心部にイオンビームを入射させると、イ
オンは高周波電圧によって加速され、百方電子ボルト(
MeV)の桁のエネルギーになって加速空洞から出射す
る。
しかし、本方式によるイオン加速では、加速空洞1の共
振周波数が固定のため、加速できるイオン種が限られ、
また得られるエネルギーも決ってしまう。この加速器を
半導体用のイオン打込み装置等に適用するときは、イオ
ン種や取得エネルギーに応じて周波数を変える必要があ
る。このために特開昭60−115199号公報に示す
ものが提案されている。この公知例の概略を第9図に示
す。第9図では高周波数電圧を発生させるために、空洞
共振器の代りに、外部にコイル6とコンデンサ7で構成
される共振回路を設け、四重極電極2a〜2dに高周波
高電圧を供給している。第9図では円筒8は単なる真空
容器としての機能しかない。
振周波数が固定のため、加速できるイオン種が限られ、
また得られるエネルギーも決ってしまう。この加速器を
半導体用のイオン打込み装置等に適用するときは、イオ
ン種や取得エネルギーに応じて周波数を変える必要があ
る。このために特開昭60−115199号公報に示す
ものが提案されている。この公知例の概略を第9図に示
す。第9図では高周波数電圧を発生させるために、空洞
共振器の代りに、外部にコイル6とコンデンサ7で構成
される共振回路を設け、四重極電極2a〜2dに高周波
高電圧を供給している。第9図では円筒8は単なる真空
容器としての機能しかない。
ここで、同図中の3はカップリング用コイル、4は高周
波増幅器、5は高周波発振器である。
波増幅器、5は高周波発振器である。
上記公知例の共振回路として、ワンターンコイルと容量
可変の真空コンデンサから構成される共振回路の構造が
、特開昭62−249400号公報等に示されている。
可変の真空コンデンサから構成される共振回路の構造が
、特開昭62−249400号公報等に示されている。
しかし、従来の外部共振回路は、高周波高電圧を少ない
高周波電力で効率良く発生させる点についての配慮がさ
れておらず、高周波高電圧を発生させるために、大電力
の高周波電源が必要であった。
高周波電力で効率良く発生させる点についての配慮がさ
れておらず、高周波高電圧を発生させるために、大電力
の高周波電源が必要であった。
第9図に示す共振回路の共振周波数fは、コイル6のイ
ンダクタンスをり、コンデンサ7の静電容量をC9四重
極電極28〜2dの浮遊静電容量をcoとすると。
ンダクタンスをり、コンデンサ7の静電容量をC9四重
極電極28〜2dの浮遊静電容量をcoとすると。
f=1/2πE[ゴでゴ7−Y
なる式で関係づけられる。上記従来技術の外部共振回路
形四重極加速器では、具体的回路構成としては、ワンタ
ーンコイルと、容量可変コンデンサを用い、Cの値を変
化させることにより、回路の共振周波数を変化させてい
る。
形四重極加速器では、具体的回路構成としては、ワンタ
ーンコイルと、容量可変コンデンサを用い、Cの値を変
化させることにより、回路の共振周波数を変化させてい
る。
ところで、この回路で、イオンを加速するための電圧■
を発生させるとき、コイル6に流れる電る高周波電力の
損失は電流の自乗に比例する。従って抵抗分による損失
を減らすためには、回路に流れる電流を減らす必要があ
る。しかし、従来の外部共振形四重極加速器では、共振
周波数を変えるために用いる容量可変コンデンサが付加
されたことにより回路全体のC値が増し、高周波電流が
増し、大きな電力損失となっていた。
を発生させるとき、コイル6に流れる電る高周波電力の
損失は電流の自乗に比例する。従って抵抗分による損失
を減らすためには、回路に流れる電流を減らす必要があ
る。しかし、従来の外部共振形四重極加速器では、共振
周波数を変えるために用いる容量可変コンデンサが付加
されたことにより回路全体のC値が増し、高周波電流が
増し、大きな電力損失となっていた。
本発明の目的は、外部共振形四重極粒子加速器の損失を
減らし、少ない高周波電力で必要な高周波電圧を発生で
きる。効率の良い、周波数可変の四重極粒子加速器を提
供することにある。
減らし、少ない高周波電力で必要な高周波電圧を発生で
きる。効率の良い、周波数可変の四重極粒子加速器を提
供することにある。
上記目的を達成するために、四重極電極の外部に取付け
る回路素子はコイルのみとした。そしてコイルのインダ
クタンスLと四重極電極の浮遊容量Coとで共振するよ
うにLの値を選ぶ。さらに、インダクタンスLの値を変
化させることにより、共振周波数を変化させることがで
きる。
る回路素子はコイルのみとした。そしてコイルのインダ
クタンスLと四重極電極の浮遊容量Coとで共振するよ
うにLの値を選ぶ。さらに、インダクタンスLの値を変
化させることにより、共振周波数を変化させることがで
きる。
コイルのインダクタンスは、コイルの長さを変えること
によって変化させることができる。あるいは、コイルの
断面積を可変とすることにより。
によって変化させることができる。あるいは、コイルの
断面積を可変とすることにより。
インダクタンスを可変とすることができる。
コイルのインダクタンスLと四重極電極の浮遊容量Co
で構成される共振回路において、共振器G。
で構成される共振回路において、共振器G。
させたとき、回路に流れる電流は□Vとなり、外部共振
回路に容量可変コンデンサを持つ場合に比べて、少ない
電流で必要な電圧を発生させることができる。従って1
回路の抵抗分による高周波電力の損失も少なくすること
ができる。
回路に容量可変コンデンサを持つ場合に比べて、少ない
電流で必要な電圧を発生させることができる。従って1
回路の抵抗分による高周波電力の損失も少なくすること
ができる。
共振周波数を変えるために、コイルのインダクタンスを
変える1つの方法としては、コイルの長さを変える方法
がある。つまり、長さα直径6巻で与えれる。ここでμ
は透磁率、kは長岡係数と呼ばれる係数で−の関数であ
る。直径dを一定とΩ し、長さQを変化させたとき、長岡係数にも変化するが
、Ωの変化率に比べてkの変化率が小さいため、コイル
のインダクタンスを変えることができる。つまり、コイ
ルの長さを長くすればインダクタンスは小さくなり、短
くすればインダクタンスは大きくなる。従って、コイル
の長さを変えることにより、共振回路の共振周波数を変
えることができる。
変える1つの方法としては、コイルの長さを変える方法
がある。つまり、長さα直径6巻で与えれる。ここでμ
は透磁率、kは長岡係数と呼ばれる係数で−の関数であ
る。直径dを一定とΩ し、長さQを変化させたとき、長岡係数にも変化するが
、Ωの変化率に比べてkの変化率が小さいため、コイル
のインダクタンスを変えることができる。つまり、コイ
ルの長さを長くすればインダクタンスは小さくなり、短
くすればインダクタンスは大きくなる。従って、コイル
の長さを変えることにより、共振回路の共振周波数を変
えることができる。
また、コイルのインダクタンスとは、コイルに単位電流
を流したときに、コイルに鎖交する磁束数であるので、
コイルの面積を変えることによっても、コイルのインダ
クタンスを変化させることができる。
を流したときに、コイルに鎖交する磁束数であるので、
コイルの面積を変えることによっても、コイルのインダ
クタンスを変化させることができる。
以下、本発明の一実施例を第1図により説明する。
該図の如く、向きあった面が波打った四重極電極2a、
2b、2c、2dに、インダクタンスLを変化させるこ
とができるコイル9が接続されている。四重極電極2a
〜2dの浮遊容量をCOと置けば、コイル9及び四重極
電極2a〜2dから発振器4の出力周波数に同調する様
にLが調整されている。発振器4の高周波出力を増幅器
5で増幅した後、カップリングコイル3を通して、コイ
ル9及び四重極電極2a〜2dからなる共振回路に高周
波電力を供給する。四重極電極2a〜2dで所望のイオ
ンを加速するために必要な高周波電なり、必要最小限の
電流でイオンを加速するに必要な電圧を得ることができ
る。従って、回路の抵抗による高周波電力の損失を最少
限に抑えることができ、高周波電圧の発生に必要な高周
波電力も少なくてすむ。結果的に、増幅器5などからな
る高周波電源も、小型の電源で済む。
2b、2c、2dに、インダクタンスLを変化させるこ
とができるコイル9が接続されている。四重極電極2a
〜2dの浮遊容量をCOと置けば、コイル9及び四重極
電極2a〜2dから発振器4の出力周波数に同調する様
にLが調整されている。発振器4の高周波出力を増幅器
5で増幅した後、カップリングコイル3を通して、コイ
ル9及び四重極電極2a〜2dからなる共振回路に高周
波電力を供給する。四重極電極2a〜2dで所望のイオ
ンを加速するために必要な高周波電なり、必要最小限の
電流でイオンを加速するに必要な電圧を得ることができ
る。従って、回路の抵抗による高周波電力の損失を最少
限に抑えることができ、高周波電圧の発生に必要な高周
波電力も少なくてすむ。結果的に、増幅器5などからな
る高周波電源も、小型の電源で済む。
また、加速するイオンの種類を変える、あるいは加速す
るエネルギーを変えるために、四重極電極間に発生させ
る高周波電圧の周波数を変えるときは、コイル9のイン
ダクタンスLを変えて、コイル9と四重極電極2a〜2
dからなる共振回路の共振周波数を変える。これにより
、周波数を変えても常に必要最少限の電流で所望の高周
波電圧を発生することになり、回路の抵抗分による損失
を最小限に抑えることができる。
るエネルギーを変えるために、四重極電極間に発生させ
る高周波電圧の周波数を変えるときは、コイル9のイン
ダクタンスLを変えて、コイル9と四重極電極2a〜2
dからなる共振回路の共振周波数を変える。これにより
、周波数を変えても常に必要最少限の電流で所望の高周
波電圧を発生することになり、回路の抵抗分による損失
を最小限に抑えることができる。
本発明のより具体的な実施方法を第2図及び第3図を用
いて説明する。第2図は、四重極電極28〜2dと、ワ
ンターンコイル10とで構成された共振回路を示す。半
導などへのイオン打込みでは、ボロン等の重イオンを打
込む必要がある。
いて説明する。第2図は、四重極電極28〜2dと、ワ
ンターンコイル10とで構成された共振回路を示す。半
導などへのイオン打込みでは、ボロン等の重イオンを打
込む必要がある。
これらのイオンをM e V領域に加速するときの高周
波電圧の周波数は数10MHzとなる。ところで、長さ
1.5m程度の四重極電極の浮遊容量Coは250PF
程度である。前記周波数領域で。
波電圧の周波数は数10MHzとなる。ところで、長さ
1.5m程度の四重極電極の浮遊容量Coは250PF
程度である。前記周波数領域で。
浮遊静電容量Coと共振させるコイルは、長さ、直径と
も数10a++のオーダーのワンターンコイル10で良
い。
も数10a++のオーダーのワンターンコイル10で良
い。
第3図は、第2図に示したワンターンコイル10インダ
クタンスを可変とする一実施例を示したものである。同
コイルは、固定導体101と、外部導体と電気的接触を
保ちつつ摺動可能に取付けられた可動導体102,10
3とから構成される。固定導体101を固定し、可動導
体102゜103を図示していない駆動機構により、コ
イルの軸方向に動かすことによって、ワンターンコイル
の長さQを変えることができ、コイルのインダクタンス
を可変とすることができる。
クタンスを可変とする一実施例を示したものである。同
コイルは、固定導体101と、外部導体と電気的接触を
保ちつつ摺動可能に取付けられた可動導体102,10
3とから構成される。固定導体101を固定し、可動導
体102゜103を図示していない駆動機構により、コ
イルの軸方向に動かすことによって、ワンターンコイル
の長さQを変えることができ、コイルのインダクタンス
を可変とすることができる。
第4図は、本発明による異なる実施例の、コイルの縦断
面図を示す。本実施例では、第3図に示した実施例の可
動導体102.1.03のさらに内側に、可動導体10
4,105を設け、可動導体を多段にしたものである。
面図を示す。本実施例では、第3図に示した実施例の可
動導体102.1.03のさらに内側に、可動導体10
4,105を設け、可動導体を多段にしたものである。
本実施例によれば、コイルの長さQの可変範囲を広く取
ることができる。
ることができる。
従って、インダクタンスの変化範囲を広くとることがで
き、四重極電極に接続したときに、回路の共振周波数の
範囲を広くとることができる。
き、四重極電極に接続したときに、回路の共振周波数の
範囲を広くとることができる。
第S図は本発明によるさらに異なる実施例で、固定導体
101の両端に、導電性のベローズ106゜107を取
りつけたものである。ベローズ106゜107を図示し
ていない駆動機構により伸縮させることで、コイルの長
さQを変化させることができる。
101の両端に、導電性のベローズ106゜107を取
りつけたものである。ベローズ106゜107を図示し
ていない駆動機構により伸縮させることで、コイルの長
さQを変化させることができる。
以上の実施例では、ワンターンコイルの長さを可変とす
ることにより、インダクタンスを可変としたが、コイル
の断面積を変えることによってもインダクタンスを可変
とすることができる。
ることにより、インダクタンスを可変としたが、コイル
の断面積を変えることによってもインダクタンスを可変
とすることができる。
第6図は1本発明により、コイルの断面積を変えること
によりインダクタンスを可変とした、実施例を示す。同
図は、ワンターンコイルの横断面である。同コイルは、
一端が電極的接触を保ちつつ摺動可動に接続された2つ
の導体16.17から構成される。導体16.17の重
なり部aの量を図示していない駆動機構により変化させ
ることによりコイルの直径dが変わり、インダクタンス
を可変とする。
によりインダクタンスを可変とした、実施例を示す。同
図は、ワンターンコイルの横断面である。同コイルは、
一端が電極的接触を保ちつつ摺動可動に接続された2つ
の導体16.17から構成される。導体16.17の重
なり部aの量を図示していない駆動機構により変化させ
ることによりコイルの直径dが変わり、インダクタンス
を可変とする。
第7図は、本発明による異なる実施例を示す。
一端を四重極電極2a〜2dに接続され、平行に設置さ
れた固定導体11.12と、固定導体11゜12に電気
的接触を保ちつつ、摺動可動に取付けられた可動導体1
3により、ワンターコイルを形成する。図示していない
駆動機構により、可動導体13を矢印4あるいは矢印1
5の方向に動かすことにより、固定導体11.可動導体
13.固定導体12で形成されるコイルの断面積を変化
させることができる。従って、コイルのインダクタンス
を変化させることができる。本実施例によれば、可動導
体13の直線運動だけで、コイルのインダクタンスが変
えられ、駆動機構が単純化できる利点がある。
れた固定導体11.12と、固定導体11゜12に電気
的接触を保ちつつ、摺動可動に取付けられた可動導体1
3により、ワンターコイルを形成する。図示していない
駆動機構により、可動導体13を矢印4あるいは矢印1
5の方向に動かすことにより、固定導体11.可動導体
13.固定導体12で形成されるコイルの断面積を変化
させることができる。従って、コイルのインダクタンス
を変化させることができる。本実施例によれば、可動導
体13の直線運動だけで、コイルのインダクタンスが変
えられ、駆動機構が単純化できる利点がある。
なお、以上の実施例においては、四重極電極を一括して
静電容量とみなし、一つのインダクタンス可変コイルと
で共振回路を形成したが、四重極電極の各々の隣り合う
電極間に、上記実施例に示したインダクタンス可変のコ
イルを取付けても本発明の効果を損うものではない。
静電容量とみなし、一つのインダクタンス可変コイルと
で共振回路を形成したが、四重極電極の各々の隣り合う
電極間に、上記実施例に示したインダクタンス可変のコ
イルを取付けても本発明の効果を損うものではない。
本発明によれば、四重極電極の浮遊容量と、インダクタ
ンス可変のコイルとにより共振回路を構成することによ
り、少ない高周波電力で効率良く加速用高電圧を発生す
ることができる、共振周波数可変の共振回路を構成する
ことができるので、高周波電源を含めた装置の小型化を
図ることができる。
ンス可変のコイルとにより共振回路を構成することによ
り、少ない高周波電力で効率良く加速用高電圧を発生す
ることができる、共振周波数可変の共振回路を構成する
ことができるので、高周波電源を含めた装置の小型化を
図ることができる。
第1図は本発明の四重極粒子加速器を示す回路図、第2
図は本発明の一実施例を示す側面図、第3図は本発明に
よるコイルの構成を示す斜視図、第4図、及び第5図は
それぞれ本発明による異なる実施例のコイルの縦断面図
、第6図は本発明によるさらに異なる実施例のコイルの
横断面図、第7図は本発明による別の実施例を示す図、
第8図は従来の空洞共振形の加速空洞を使った四重極粒
子加速器の要部斜視図、第9図は外部共振形四重極粒子
加速器の原理構成を説明するブロック図である。 2 a 、 2 b 、 2 c 、 2 d ・=四
重極電極、10−・・コイル、101・・・固定導体、
102〜105・・・可動導体、106,109・・・
ベローズ、11.12・・・茅 巳 手 続゛ 補 正 書(自発) 平 成3 年1 8
図は本発明の一実施例を示す側面図、第3図は本発明に
よるコイルの構成を示す斜視図、第4図、及び第5図は
それぞれ本発明による異なる実施例のコイルの縦断面図
、第6図は本発明によるさらに異なる実施例のコイルの
横断面図、第7図は本発明による別の実施例を示す図、
第8図は従来の空洞共振形の加速空洞を使った四重極粒
子加速器の要部斜視図、第9図は外部共振形四重極粒子
加速器の原理構成を説明するブロック図である。 2 a 、 2 b 、 2 c 、 2 d ・=四
重極電極、10−・・コイル、101・・・固定導体、
102〜105・・・可動導体、106,109・・・
ベローズ、11.12・・・茅 巳 手 続゛ 補 正 書(自発) 平 成3 年1 8
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1、四重極電極の向い合った面を波打たせ、この電極に
高周波電圧を給電してイオンビームを加速する四重極粒
子加速器において、 前記電極に高周波電圧を発生させる共振回路を、四重極
電極の浮遊容量と、インダクタンス可変のコイルとで構
成したことを特徴とする四重極粒子加速器。 2、前記インダクタンス可変のコイルは、コイルの長さ
が可変できる1回巻きコイルであることを特徴とする請
求項1記載の四重極粒子加速器。 3、前記インダクタンス可変のコイルは、コイルの断面
積が可変できる1回巻きコイルであることを特徴とする
請求項1記載の四重極粒子加速器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2038229A JPH0787118B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 四重極粒子加速器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2038229A JPH0787118B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 四重極粒子加速器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03245499A true JPH03245499A (ja) | 1991-11-01 |
JPH0787118B2 JPH0787118B2 (ja) | 1995-09-20 |
Family
ID=12519479
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2038229A Expired - Fee Related JPH0787118B2 (ja) | 1990-02-21 | 1990-02-21 | 四重極粒子加速器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0787118B2 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0676994A (ja) * | 1992-08-26 | 1994-03-18 | Hitachi Ltd | 高周波四重極加速器 |
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