JPH03245025A - サーミスタによる温度測定方法 - Google Patents
サーミスタによる温度測定方法Info
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- JPH03245025A JPH03245025A JP4203690A JP4203690A JPH03245025A JP H03245025 A JPH03245025 A JP H03245025A JP 4203690 A JP4203690 A JP 4203690A JP 4203690 A JP4203690 A JP 4203690A JP H03245025 A JPH03245025 A JP H03245025A
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- 238000000034 method Methods 0.000 title claims description 10
- 239000000463 material Substances 0.000 claims description 3
- 238000009529 body temperature measurement Methods 0.000 claims 1
- 238000005259 measurement Methods 0.000 description 6
- 230000000052 comparative effect Effects 0.000 description 4
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
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Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
この発明は温度測定方法に関し、特にサーミスタを用い
た温度測定方法に関するものある。
た温度測定方法に関するものある。
サーミスタの温度−抵抗の関係は一般にR=R,exp
(B、(1/T−1/T、)) −(1)〔ただし
、温度T0のときの抵抗をRo、Boはサーミスタの材
料組成等によ って定まる定数とする。〕 あるいは、 T=1/ (log(R/ R,)/B、+ 1/T、
) −(1’)を満足するとされている。
(B、(1/T−1/T、)) −(1)〔ただし
、温度T0のときの抵抗をRo、Boはサーミスタの材
料組成等によ って定まる定数とする。〕 あるいは、 T=1/ (log(R/ R,)/B、+ 1/T、
) −(1’)を満足するとされている。
しかしながら、定数とされているBoの値が、実際には
温度依存性を有しているため、広い温度範囲でこの式に
正確に一致する特性を示すサーξスタはない。
温度依存性を有しているため、広い温度範囲でこの式に
正確に一致する特性を示すサーξスタはない。
そこで温度Tとサーミスタの抵抗Rとの関係T=f(R
) ・・・(10)を例えば、 T=aR2+bR+c+d/R・(1))のように置き
、散点的な実測値に合うように各係数を決めて、温度測
定を行うことがなされている。
) ・・・(10)を例えば、 T=aR2+bR+c+d/R・(1))のように置き
、散点的な実測値に合うように各係数を決めて、温度測
定を行うことがなされている。
しかしながら、後述の比較例にて示すように、上記近似
式は広い温度範囲に渡って実測値と一致させることがで
きず、特定の温度範囲ごとに係数を変えたり、あるいは
次数を変えたり(例えば3次式を用いる)することがな
されている。また、たとえ実測点において上記式(1)
)の演算値と実測値とが一致しなくとも、実測点間の演
算値が実測値と一致しないことが多く、より精度を上げ
ようとすると、実測点を多くする必要がある。
式は広い温度範囲に渡って実測値と一致させることがで
きず、特定の温度範囲ごとに係数を変えたり、あるいは
次数を変えたり(例えば3次式を用いる)することがな
されている。また、たとえ実測点において上記式(1)
)の演算値と実測値とが一致しなくとも、実測点間の演
算値が実測値と一致しないことが多く、より精度を上げ
ようとすると、実測点を多くする必要がある。
より正確な方法として適度の温度間隔で実測抵抗と温度
との関係を予めメモリーに記憶しておき、測定時に読出
す方法もあるが、この方法によると例えば0.01℃間
隔での測定値を必要とする場合0℃〜100℃の間では
10.000点もの測定が必要となり、コスト高となる
。
との関係を予めメモリーに記憶しておき、測定時に読出
す方法もあるが、この方法によると例えば0.01℃間
隔での測定値を必要とする場合0℃〜100℃の間では
10.000点もの測定が必要となり、コスト高となる
。
この発明は上記従来の事情に鑑みて提案されたものであ
って、低コストのサーミスタを使用して、簡単にしかも
正確に温度測定ができる方法を提供することを目的とす
るものである。
って、低コストのサーミスタを使用して、簡単にしかも
正確に温度測定ができる方法を提供することを目的とす
るものである。
この発明は上記目的を達成するために以下の手段を採用
している。すなわち、サーミスタの抵抗Rと温度Tとの
関係式 %式%(1) 〔ただし、温度T0のときの抵抗をRo、Bはサーミス
タの材料組成等によって定まる定数とする。〕 より、温度測定を行う方法において、 上記(1)式を微分して得られる式 B=TZ/RodR/dT −(2)に対して、
散点的な温度Tとサーミスタの抵抗Rの実測値及び、該
実測値より得られる抵抗Rの温度Tに対する変化率を代
入し得られるBの値と抵抗Rの関係よりBの値を抵抗R
の関数とした弐B=f (R) ・
・・(3)を求め、上記(1)式と(3)式より得られ
る式T=1/ (log(R/ R,) /f (R)
+l/T、 ) −(4)より温度を求めるものであ
る。
している。すなわち、サーミスタの抵抗Rと温度Tとの
関係式 %式%(1) 〔ただし、温度T0のときの抵抗をRo、Bはサーミス
タの材料組成等によって定まる定数とする。〕 より、温度測定を行う方法において、 上記(1)式を微分して得られる式 B=TZ/RodR/dT −(2)に対して、
散点的な温度Tとサーミスタの抵抗Rの実測値及び、該
実測値より得られる抵抗Rの温度Tに対する変化率を代
入し得られるBの値と抵抗Rの関係よりBの値を抵抗R
の関数とした弐B=f (R) ・
・・(3)を求め、上記(1)式と(3)式より得られ
る式T=1/ (log(R/ R,) /f (R)
+l/T、 ) −(4)より温度を求めるものであ
る。
サーミスタの温度(T)−抵抗(R)特性は、R=R,
exp (B (1/T −1/T、 ) ) =(
1)で表すことができる。
exp (B (1/T −1/T、 ) ) =(
1)で表すことができる。
この(1)式を微分すると、
T
となり、これより得られる
〔作用〕
上記(2)式において、温度Tと抵抗Rと抵抗Rの温度
変化dR/dTは実測値として得ることができる。
変化dR/dTは実測値として得ることができる。
また、(3)式においてBの値は実際には温度依存性を
有していると考えられるが、抵抗Rのみに依存するもの
とみなすことによって、抵抗Rの温度依存性が間接的に
はBの値に影響されたことになる。
有していると考えられるが、抵抗Rのみに依存するもの
とみなすことによって、抵抗Rの温度依存性が間接的に
はBの値に影響されたことになる。
この結果、(4)式を用いて広い範囲での正確な温度測
定をすることができる。
定をすることができる。
を(1)式に代入すると、
Rdt
が得られる。
このようにして得られるBの値は定数ではなく、温度依
存性を有しているものと考えられる。
存性を有しているものと考えられる。
しかしながら、抵抗Rも温度依存性を有しているので、
Bの値を抵抗Rの関数 B=f(R) ・・・(3)で表
すことによって、該Bの値に温度の要素が間接的に影響
されたものとすることができる。この(3)式を(1)
弐に代入することによって、T−1/ (log(R/
Ro)/f (R) +1/To) ・・i4)とす
ることができる。
Bの値を抵抗Rの関数 B=f(R) ・・・(3)で表
すことによって、該Bの値に温度の要素が間接的に影響
されたものとすることができる。この(3)式を(1)
弐に代入することによって、T−1/ (log(R/
Ro)/f (R) +1/To) ・・i4)とす
ることができる。
ここで散点的に(例えば10度おき)に測定した温度T
とサーミスタの抵抗Rとの関係から(2)式の温度Tに
対する以降Rの変化率dR/dT(例えば10℃での変
化率は0℃〜10℃迄の直線の傾き、又は10℃〜20
℃迄の直線の傾きで求める)の値を求めることができ、
結果として上記散点的な温度T(抵抗R)におけるBの
値を求めることができる。
とサーミスタの抵抗Rとの関係から(2)式の温度Tに
対する以降Rの変化率dR/dT(例えば10℃での変
化率は0℃〜10℃迄の直線の傾き、又は10℃〜20
℃迄の直線の傾きで求める)の値を求めることができ、
結果として上記散点的な温度T(抵抗R)におけるBの
値を求めることができる。
更に(3)式を
13=aR2+bR+C+d/R=43a)なる2次式
として抵抗Rの実測値と(2)式の演算の結果得られる
Bの値に一致するように各係数a、b、c、dを最小2
乗法で決定する。このようにし決定した(3a)弐を用
いた(4)式より得られた温度Tと抵抗Rの関係をグラ
フで表すと第1図あるいは第1表の(本発明)のように
なり、実測値(第1図○印)と非常によく一致する。
として抵抗Rの実測値と(2)式の演算の結果得られる
Bの値に一致するように各係数a、b、c、dを最小2
乗法で決定する。このようにし決定した(3a)弐を用
いた(4)式より得られた温度Tと抵抗Rの関係をグラ
フで表すと第1図あるいは第1表の(本発明)のように
なり、実測値(第1図○印)と非常によく一致する。
第1表の5℃、15℃、・・・65℃の各中間点におけ
る(本発明)の値は測定抵抗Rから(4)式を演算して
得たものであるが、実測値とよく一致する。
る(本発明)の値は測定抵抗Rから(4)式を演算して
得たものであるが、実測値とよく一致する。
それに対してT=f (R)を以下の00〜00式の
ように表して測定すると第2図〜第5図のグラフのよう
に表すことができ、また第1表の比較例Ql)〜00に
示すようになる。
ように表して測定すると第2図〜第5図のグラフのよう
に表すことができ、また第1表の比較例Ql)〜00に
示すようになる。
T=aR2+bR+C+d/R−(1))T=aR3+
bR”+CR+d =(12)T=aR’
十bR3+CR”+dR+e ・ (13)T=a
R5+bR’+CR′3+dR2+eR+f−(14)
これ等比較例において、(1))式による方法が最も精
度が高くなっているが、本発明による程の精度は得られ
ていない。また、例えば(14)式による方法〔第5図
、比較例(14) )に端的に表れているように各測定
点では、(1))〜(14)の各式による演算値と実測
値が一致するが、測定点間の中間では、実測値と上記各
式による演算値が一致しない場合が多い。
bR”+CR+d =(12)T=aR’
十bR3+CR”+dR+e ・ (13)T=a
R5+bR’+CR′3+dR2+eR+f−(14)
これ等比較例において、(1))式による方法が最も精
度が高くなっているが、本発明による程の精度は得られ
ていない。また、例えば(14)式による方法〔第5図
、比較例(14) )に端的に表れているように各測定
点では、(1))〜(14)の各式による演算値と実測
値が一致するが、測定点間の中間では、実測値と上記各
式による演算値が一致しない場合が多い。
上記(4)式は(4a)式のように必ずしも2次式で表
す必要はなく、より精度が粗くてよい場合には1次式で
もよく、また、より高い精度が必要な場合は3次式ある
いは4次式を用いることもできる。
す必要はなく、より精度が粗くてよい場合には1次式で
もよく、また、より高い精度が必要な場合は3次式ある
いは4次式を用いることもできる。
第
表
(以下余白)
〔発明の効果〕
以上説明したようにこの発明は、サーミスタの抵抗Rと
温度との関係を示す弐 R=R,exp (B (1/T −1/T、 )
) =il)で定数として扱われいたBの値を抵抗Rの
関数B=f(R)とすることによって、上記(1)弐の
演算結果を実測値とよく一致することができる。
温度との関係を示す弐 R=R,exp (B (1/T −1/T、 )
) =il)で定数として扱われいたBの値を抵抗Rの
関数B=f(R)とすることによって、上記(1)弐の
演算結果を実測値とよく一致することができる。
また、極めて少ない実測値よりB=f (R)を決定
することができる効果がある。
することができる効果がある。
第1図は本発明による温度とサーミスタの抵抗の関係を
表したグラフ、第2〜第5図は従来例による温度とサー
ミスタの抵抗の関係を表すグラフである。 第5
表したグラフ、第2〜第5図は従来例による温度とサー
ミスタの抵抗の関係を表すグラフである。 第5
Claims (1)
- (1)サーミスタの抵抗Rと温度Tとの関係式R=R_
oexp{B(1/T−1/T_o)}・・・(1)〔
ただし、温度T_oのときの抵抗をR_o、Bはサーミ
スタの材料組成等によって 定まる定数とする。〕 より、温度測定を行う方法において、 上記(1)式を微分して得られる式 B=T^2/R・dR/dT・・・(2) に対して、散点的な温度Tとサーミスタの抵抗Rの実測
値及び、該実測値より得られる抵抗Rの温度Tに対する
変化率を代入し、これにより得られるBの値と抵抗Rの
関係よりBの値を抵抗Rの関数とした式 B=f(R)・・・(3) を求め、上記(1)式と(3)式より得られる式T=1
/{log(R/R_o)/f(R)+1/T_o}・
・・(4)より温度を求めることを特徴とするサーミス
タによる温度測定方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4203690A JP2856361B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | サーミスタによる温度測定方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP4203690A JP2856361B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | サーミスタによる温度測定方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03245025A true JPH03245025A (ja) | 1991-10-31 |
JP2856361B2 JP2856361B2 (ja) | 1999-02-10 |
Family
ID=12624928
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP4203690A Expired - Fee Related JP2856361B2 (ja) | 1990-02-22 | 1990-02-22 | サーミスタによる温度測定方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2856361B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012032917A1 (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-15 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 気体流量測定装置 |
-
1990
- 1990-02-22 JP JP4203690A patent/JP2856361B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2012032917A1 (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-15 | 日立オートモティブシステムズ株式会社 | 気体流量測定装置 |
JP2012058043A (ja) * | 2010-09-08 | 2012-03-22 | Hitachi Automotive Systems Ltd | 気体流量測定装置 |
US8844348B2 (en) | 2010-09-08 | 2014-09-30 | Hitachi Automotive Systems, Ltd. | Gas flow rate measurement device |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2856361B2 (ja) | 1999-02-10 |
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