JPH0324422A - 空気流量制御装置 - Google Patents

空気流量制御装置

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JPH0324422A
JPH0324422A JP15870989A JP15870989A JPH0324422A JP H0324422 A JPH0324422 A JP H0324422A JP 15870989 A JP15870989 A JP 15870989A JP 15870989 A JP15870989 A JP 15870989A JP H0324422 A JPH0324422 A JP H0324422A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は空気流量制御装置に関するもので、特にエアダ
クトの途中に設けたエアヒータの前後差圧を利用して流
量を測定する際のエアヒータ前後の温度差の影響を除く
補正を行うようにした空気流量制御装置に関する。
(従来の技術) ボイラプラントや鉄鋼加熱炉プラント等における燃焼用
空気流量制御装置に於ける空気流量の測定は、燃焼用空
気が燃焼しやすいように予熱を与えるエアヒータの前後
で生じる圧力差を利用して行われるのが一般的である。
これは、エアダクトの途中にオリフィス等を設けて測定
するよりも簡易であり、経済的だからである。しかし、
エアヒータの前後では圧力差のみならず温度差が生じる
ため、この温度工が圧力にもたらす影響を除去する必要
がある。
従来の温度補正を行う空気流量制御装置の構成を示した
ものが第3図である。エアダクト1の内部にファン2に
よって送り込まれた燃焼用空気が、ヒータ3によって予
熱され、温度が上昇した後火炉4によって燃焼する。こ
のヒータ3の前後に設けられた圧力取出口5a.5bか
ら燃焼川空気の一部が導かれ、差圧伝送器6に送られる
。ここで差圧が検出され、この差圧がエアダクト1の許
容最大圧力に占める割合ΔP(%)を表わす信号が出力
される。このΔPに対して温度補正を行うために、まず
エアヒータ3後部に設けられた熱電対7bによってエア
ヒータ3通過後の空気の温度が検出され、温度変換器8
によりエアヒータ出口温度TO(’C)を示す信号力咄
力される。この信号を演算部40における温度補正器9
が取り込み、所定の基準の温度に対する割合の逆数とい
う形で補正係数を求める。即ち、エアヒータ出口基準温
度T  (”C)に対するエアヒータ出口温度TOOB (”C)の割合の逆数として(ToB+273)/(T
o+273)を求めて、この演算結果を出力する。
次に乗算要素10において、この演算結果と差圧伝送器
6の出力したΔPとを掛け合わせてΔp− (T  +
273)/ (To+273)とし、OB この値を開平演算要素11において開平し10を掛ける
ことによって10・4ΔP・ (ToB+27B)/ 
(To+273)が得られる。この演算桔果が空気流量
制御系12に与えられる。空気流量制御系12では、エ
アヒータ3前後の差圧から流量をnl1定し、測定され
た空気流量の値に10の値を補正係数として掛けあわせ
る。このようにして得られた補正された空気流量値に基
づいて、流量の制御を行う。
(発明が射決しようとする課題) しかし上述のような装置による温度補正では、エアヒー
タ3通過後の出目温度のみを検出して行うため、通過前
の人n温度との温度差が考慮されておらず、補正として
不十分であるという問題があった。
本発明は上記事情に鑑み、エアヒータの前後差圧を利用
して空気流量を測定する際における、エアヒータの入口
と出口との温度差を考慮して、精度の高い温度補正を行
うことのできる.空気流m 1,If御装置を提供する
ことを目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の空気流量制御装置は、エアダクトの途中に設け
られたエアヒータ前後の圧力差を検出して空気流量を測
定する際に前記エアヒータによる温度上昇がもたらす影
響を除去する補正を行う空気流量制御装置において、前
記エアダクトの入口江力を検出して、この入口圧力が前
記エアダクトの許容最大圧力に占める割合PIBを示す
信号を出力する人目江力出力部と、前記圧力差を検出し
て、この正力差が前記エアダクトの許容最大正力に占め
る割合ΔPを示す信号を出力する差圧伝送器と、前記エ
アヒータの入口温度T1を検出してこの温度を示す信号
を出力する第1の温度変換器と、前記エアヒータの出口
温度TOを検出してこの温度を示す信号を出力する第2
の温度変換器と、前記入口圧力出力部、前記差圧転送器
、前記第1の温度変換器及び前記第2の温度TOを検出
してこの温度を与えられて、前記ΔPの所定の江力差基
準値が前記エアダクトの許容最大江力に占める割aΔP
Bに対する割合を前記PI8に掛けたもの(ΔP/ΔP
B)・PIBに、さらに所定の入口温度基早値TIHの
前記人目温度T+{こ対する割合を掛けることによって
前記圧力差の影響及び前記入口温度TIの影響をともに
除去して補正された前記P1一値P 本を求め、次に前
記ΔPの前記ΔPIB               
         Bに対する割合を前記PIBに掛け
たもの(ΔP/ΔPI3)・PIBから前記ΔPを引き
、これに前記TOBの前記TOに対する割合を掛けるこ
とによって、前記圧力差及び前記出口温度TOの影響を
ともに除去して補正された前記エアヒータの出口の圧力
Po一を求め、前記 P 本から前記P 本を引IB 
        OB いて補正された正力差を求め、更にこの圧力差を開・1
4演算要素に与え なる演算を行い、この演算桔果を空気流量の測定値に対
する温度差補正係数として出力する演算部とから成る空
気流量測定用温度補正装置を備えたことを特徴としてい
る。
(作 用) 差圧伝送器から出力されたΔPを示す信号と、第1の温
度変換器から出力されたT1を示す信号と、第2の温度
変換器から出力されたTOを示す信号とが、それぞれ演
算部に与えられる。演算部において、このToとT1と
の温度差がΔPに与える影響を除去する演算が行われる
。この演算結果は、エアヒータ前後の温度差の影響を含
んだ空気流量の測定値に対する補正係数であり、これに
より温度差の影管が除去される。
また、入口圧力出力部からPIBを示す信号がさらに演
算部に与えられて、このPIBに対して圧力差の影響及
び入口温度TIの影響を除去して補正*零* されたP  とP  を求め、P  からP。B*IB
     OB          IBを引いて補正
された圧力差を求める演算を行うことによっても温度差
補正係数が求まる。
さらに、演算部において 5bから燃焼用空気の一部が導かれて差圧伝送器6へ送
られる。ここでエアヒータ3前後の差圧が検出され、こ
の差圧がエアダクト1の許容最大圧力に占める割合ΔP
(%)を表わす信号が出力される。このΔPに対して補
正を行うが、補正は以下の演算式を用いて行う。
なる演算を行い、温度差補正係数を求めるものであって
も、空気流量の測定値に対する温度差による影響が除去
される。
(実施例) 以ド本発明の一実施例について、その構成を示した第1
図を用いて説明する。従来の場合と同様に、エアダクト
1の西部にファン2によって送り込まれた燃焼用空気が
ヒータ3によって予熱され、温度が上昇した後火炉4に
よって燃焼する。このヒータ3の前後に設けられた圧力
取出口5a,273) クト1の許容最大江力に占める割合(%)、PIBはエ
アヒータ人n江力がエアダクト1の許容最大圧力に占め
る割合(96) 、T+はエアヒータ入門温度(℃)、
TIBは所定のエアヒータ入口基準温度(℃)、Toは
エアヒータ出口温度(’C)、ToBは所定のエアヒー
タ出口基準温度(℃)、Qは?+[i正係数(%)であ
る。
この(1)式では、まず測定された圧力差の圧力差基準
値に対する割合(ΔP/ΔPB)をPIBに掛けること
によって、PIRに対して圧力差の補正を行う。さらに
この(ΔP/ΔP )・PIBに■ 対して(T  +273)/ (T, +273)を掛
1B けることによって、PI8に対して温度差の捕正を本 行ってこの値をPIB  とする。
一方、(ΔP/ΔPB)  ・PIBからΔPを引くこ
とによって、圧力差の補正を行った出口圧力P を求め
、この出口圧力P。Bに対して(Tol3十OB そしてP 本からP 本を引くことによって、補IB 
      OR 正された圧力差が求まることとなり、この圧力差を開(
Vすることにより、(1)式のような流量に対する補正
係数が求まることとなる。
上記(1)式で表わされる補正を行う動作について説明
する。エアヒータ3の入口の温度が熱電対7aにより検
出され、温度変換器21によってエアヒータ入口温度T
1を表わす信号として出力される。このf3号が演算部
20における温度補正器22に人力され、T との比率
である(T,B+1B 273)/ (T,+273)という演算結果が乗算要
素23に出力される。
一方、差圧伝送器6から出力されたエアヒータ前後差圧
が許容最大江力に占める割合ΔP(%)を表わす信号が
、除算要素26と減算要素2つとに与えられる。除W要
索26において、このΔPを差圧基や値格納部25が格
納しているエアヒータ前後差圧基準値が許容最大圧力に
占める割合ΔPB (%)で除してΔP/ΔPnとし、
この演算粘果を乗算要素28に出力する。乗算要索28
では、この/Ft算結果ΔP/ΔPI3に&.t シ、
エアヒータ入口圧力出力部27が出力したエアヒータ入
口圧力が許容最大圧カノこ占める割合P18(%)を掛
けて(ΔP/ΔP )・PIBとしてこの演算結果B を乗算要素23と減算要$29とに与える。
ここでエアヒータ入口圧力出力部27は、圧力計を備え
ていて随時エアヒータ3入口の圧力を検出し、この入口
圧力が許容最大圧力に占める割合P1B(%)を出力す
るものであってもよいが、ここでは以下の方法によりP
IBを出力している。第2図に示されるような空気流量
とエアヒータ入口圧力、出力圧力との関係を予め求めて
おく。例えば空気流量がQ,の場合にはエアヒータ入口
圧力はP1131であり、さらにエアヒータ前後差圧は
ΔP,となる。このような関係を用いることにより、空
気流量がQ2であってさらにエアヒータ前後差圧がΔP
2の場合には、エアヒータ入口圧力がPI82であるこ
とが求まる。このような第2図に示されたデータの記憶
及び演算をエアヒータ入口圧力出力部27が行ってエア
ヒータ入口圧力を求め、そしてこの圧力が許容最大圧力
に占める割合P1,(%)を出力する。
乗算要素23では、温度補正器22からうえられた演算
出力(T  +273)/ (T,+273)1B に、乗算変索28から与えられた演算出力(ΔP/ΔP
 )・PIBを掛けて(T,B+273)/B (T  +273)   lΔP/ΔPB)・P,B)
■ とし、この演算結果を減算要素24に出力する。
減算要素2つにおいて、乗算要素28から与えられた演
算出力(ΔP/ΔP )・PIl’3から差圧R 伝送器6の出力ΔPを減算して(ΔP/ΔPB)ePI
B−ΔPとし、この結果を乗算要索30に出力する。乗
算要素30では、熱電対7b、温度変換器8を経て得ら
れたエアヒータ出口温度TO(”C)に対し温度補正器
9によって補正された出力結果(ToB+273)/ 
(To+273)と、減算要素29の出力粘果(ΔP/
ΔPB)・PIB一ΔPとを掛けて((ΔP/ΔPB)
  ・PIB−ΔP)  (ToB+273)/ (T
o+273)とし、この演算粘果を減算要索24に出力
する。
減算要素24ではこの出力結東から乗算要素30の出力
結果を引いて(ΔP/ΔPB)・PIB・(T,B+2
73)/ (T,+273) 一((ΔP/ΔPB) 
●PII)一ΔP)● (ToB+273)/ (To
+273)とする。開平演算要素11においてこの/7
A算結果を与えられて開平し、さらに10を掛けること
によって(1)式の演算結果が得られる。この演算結果
は空気流量制御系12に与えられる。空気流量制御系1
2において、エアヒータ3前後の差圧から測定した温度
差の影響を含んた流量値をまず求める。この流量値に(
1)式の演算結果を補正係数Q(%)として出けること
によって、補正された空気流量を求め、この値に基づい
て流量の制御を行う。
このように本実施例ではエアヒータ3前後の圧力差から
空気流量を求める際に、エアヒータ3通過後の出口温度
のみならず、通過前の入口温度との温度差を考慮し、(
1)式を用いて圧力差に温度差が5える影響を除去する
ものであるため、精度の高い温度補正を行うことができ
る。
尚本丈施例は一例であって、本発明を限定するものでは
ない。例えば第1図に示したそれぞれの演算要素の構成
と異なるものであっても、(1)式の演算粘果が得られ
るものであれば同様の効果が得られる。
〔発明の効果〕
以上説明したように本発明の空気流量制御装置は、エア
ヒータの前後差圧を利用して空気流量を測定する際に、
エアヒータの入口及び出口温度を検出してエアヒータ前
後の温度差がもたらす影響を除去する補正を行うため、
精度の高い空気流量の測定をもたらす温度補正を行うこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例による空気流量i1?I定用
混度補正装置を用いた空気流量制御装置の構威を示すブ
ロック図、第2図は空気流量と圧力との関係を示す説明
図、第3図は従来の空気流量訓定用温度捕正装置を用い
た空気温度制御装置の構成を示すブロック図である。 1・・・エアダクト、2・・・ファン、3・・・エアヒ
ータ、4・・・火炉、5a,  5b・・・圧力取出口
、6・・・差圧伝送器、7.a,7b・・・熱電幻、8
・・・温度変換器、9・・・温度補正器、10・・・乗
算要素、11・・・開平演算要素、12・・・空気流量
制御系、20・・・演算部、21・・・温度変換器、2
2・・・温度補正器、23,28.30・・・乗算要素
、24.29・・・減算要素、25・・・差圧基準値格
納部、26・・・除算要素、27・・・エアヒータ人目
圧力出力部、40・・・演算部。 第2図 始3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 エアダクトの途中に設けられたエアヒータ前後の圧力差
    を検出して空気流量を測定する際に前記エアヒータによ
    る温度上昇がもたらす影響を除去する補正を行う空気流
    量制御装置において、前記エアダクトの入口圧力を検出
    して、この入口圧力が前記エアダクトの許容最大圧力に
    占める割合P_I_Bを示す信号を出力する入口圧力出
    力部と、前記圧力差を検出して、この圧力差が前記エア
    ダクトの許容最大圧力に占める割合ΔPを示す信号を出
    力する差圧伝送器と、前記エアヒータの入口温度T_I
    を検出してこの温度を示す信号を出力する第1の温度変
    換器と、前記エアヒータの出口温度T_Oを検出してこ
    の温度を示す信号を出力する第2の温度変換器と、前記
    入口圧力出力部、前記差圧伝送器、前記第1の温度変換
    器及び前記第2の温度変換器のそれぞれの出力を与えら
    れて、前記ΔPの所定の圧力差基準値が前記エアダクト
    の許容最大圧力に占める割合ΔP_Bに対する割合を前
    記P_I_Bに掛けたもの(ΔP/ΔP_B)・P_I
    _Bに、さらに所定の入口温度基準値T_I_Bの前記
    入口温度T_Iに対する割合を掛けることによって前記
    圧力差の影響及び前記入口温度T_Iの影響をともに除
    去して補正された前記P_I_Bの値P_I_B^*を
    求め、次に前記ΔPの前記ΔP_Bに対する割合を前記
    P_I_Bに掛けたもの(ΔP/ΔP_B)・P_I_
    Bから前記ΔPを引き、これに前記T_O_Bの前記T
    _Oに対する割合を掛けることによって、前記圧力差及
    び前記出口温度T_Oの影響をともに除去して補正され
    た前記エアヒータの出口の圧力P_O_B^*を求め、
    前記P_I_B^*から前記P_O_B^*を引いて補
    正された圧力差を求め、更にこの圧力差を開平演算要素
    に与え▲数式、化学式、表等があります▼ なる演算を行い、この演算結果を空気流量の測定値に対
    する温度差補正係数として出力する演算部とから成る空
    気流量測定用温度補正装置を備えた空気流量制御装置。
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JP2006519997A (ja) * 2003-03-12 2006-08-31 ローズマウント インコーポレイテッド マルチセンサを備えた流量装置
CN112229663A (zh) * 2020-10-13 2021-01-15 国家电投集团重庆合川发电有限公司 空预器漏风率在线确定方法、装置、设备及存储介质

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