JPH03243839A - 光ファイバセンサ - Google Patents

光ファイバセンサ

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Publication number
JPH03243839A
JPH03243839A JP2039582A JP3958290A JPH03243839A JP H03243839 A JPH03243839 A JP H03243839A JP 2039582 A JP2039582 A JP 2039582A JP 3958290 A JP3958290 A JP 3958290A JP H03243839 A JPH03243839 A JP H03243839A
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JP
Japan
Prior art keywords
light
optical fiber
intensity
frequency
idler wave
Prior art date
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Pending
Application number
JP2039582A
Other languages
English (en)
Inventor
Masatoshi Nakao
雅俊 中尾
Takeshi Koseki
健 小関
Hiroyuki Ibe
博之 井辺
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は被計測情報を光学的手段のみによって検知し、
この情報を伝送する光フアイバセンサに関する。
(従来の技術) 周知のように、工業用・医療用等に用いられる計測器に
は安全性や防爆性、無誘導性などの特性が求められてい
るが、これらの特性を有する計測装置として、光学的手
段のみからなるセンサユニットを用いたものか注目され
ている。特に光ファイバを用いたセンサは、光ファイバ
をトランスデユーサとして用いると同時に信号の伝送路
としても使用できるため有効であり、すでにいくつかの
実用化された例がある。
その一つとしてラマン散乱を用いた光フアイバセンサが
ある。ラマン散乱は、ファイバに角周波数Woの光を入
射すると、ファイバ材料に固有のフォノン振動周波数(
角周波数:Wab)だけ周波数のシフトした光波(角周
波数二Wo±Wab)を生じる現像である。
このラマン散乱光の強度はファイバに加わる物理量(例
えば温度や圧力など)の変化に応して変わるため、この
ラマン散乱光の測定によりファイバを用いたセンシング
が可能となる。
第5図に上記したラマン散乱を用いた測定装置の構成を
示す。第5図で21はレーザ光のパルスを送出するレー
ザ送信機であり、ここから出射したレーザ光のパルスは
光サーキュレータ22を経て光ファイバ23に入射する
。このパルスが光フアイバ23内を伝搬すると、光フア
イバ23内でパルスの伝搬方向と逆向きにラマン散乱光
が生じる。
このラマン散乱光をレーザ光のパルスの伝搬方向と逆向
きという意味てラマン後方散乱光と呼ぶ。
このラマン後方散乱光はファイバ内を伝搬して光サーキ
ュレータ22を経て検出部24て検出される。検出部2
4はフィルタ25.検波器26で構成され、ラマン後方
散乱光が到達するまでに要した時間と強度を求め、これ
らの値から測定部位とその部位での温度や圧力などの物
理量を検、出する。
このラマン散乱光を用いた光フアイバセンサは前述した
長所を持つことにより、実際に大電力送電線の温度分布
の測定に用いられている。しかしながら上述した装置に
あっては、レーザ光のパルスが光ファイバを伝搬する間
、パルスのパワーが発生したラマン後方散乱光にうばわ
れてしまうたメ、パルスの伝搬距離が長いほどパルスの
パワーが小さくなってしまう。一般にラマン散乱光の強
度はパルス光の強度に比例している。そのため、長距離
のファイバを用いてセンシングを行う場合、ファイバの
末端付近のパルス光の強度は、入射端付近の強度と比較
して小さくなっているので、ファイバの末端付近で発生
するラマン散乱光も微弱になってしまうという欠点があ
った。
(発明か解決しようとする課題) 以上述べたような従来の例えばラマン散乱を用いた光フ
アイバセンサではファイバ長が長い場合、ファイバより
出射するラマン後方散乱光は微弱な光となってしまい、
この光を用いてファイバセンシングを行った場合、測定
精度に劣化が生じるという欠点があった。本発明は上記
事情に鑑みてなされたもので、長距離測定の場合でも測
定用の光強度が小さくならない光フアイバセンサを提供
することを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記課題を解決するために本発明は、第1の励起光を出
射する第1の光源と、前記第1の励起光の周波数と略等
しい周波数の第2の励起光を出射する第2の光源と、前
記第1の励起光と略等しい周波数の第3の光を出射する
第3の光源と、前記第1の励起光が一端から入射され、
他端から前記第2の励起光と第3の光との混合光が入射
され、この混合光と第1の励起光との混合によって生ず
る第4の光が伝搬する光ファイバと、前記第4の光を検
波してこの光の強度変化を測定し、得られた測定値より
前記光ファイバに加わる物理量を計測する計測手段とに
より構成されている。
(作用) 光ファイバに第1の励起光及び第2の励起光と第3の光
との混合光が入射されると、光ファイバの三次の非線形
光学効果により第4の光が生じる。この第4の光の光強
度は伝搬距離が長くなるにしたがい大きくなる。従って
第4の光は減衰することなく計測手段に入射されるので
、長距離のファイバセンシングに適用することができる
(実施例) 以下図面を参照して本発明の詳細な説明する。
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す図である。
第1図において、1は周波数fiの第1の励起光を出射
する第1の光源、2は周波数fiと略等しい周波数fj
の第2の励起光を出射する第2の光源、3はfi、fj
と略等しい周波数fkの第3の光を出射する第3の光源
である。これらの光源には例えば半導体レーザが用いら
れる。
4はこれらの光波が入射する光ファイバであり、被測定
物の一部あるいは全部と接触している。
第1の光源1からは第1の励起光が連続して出射され、
この光は光サーキュレータ5を経て光ファイバ4の端部
Aに入射する。同時に第2の光源2からは第2の励起光
のパルスが出射される。第3の光源3からも同様に第3
の光のパルスが出射され、この光と第2の励起光が合波
器6で混合される。第3の光(以下これをプローブ光と
呼ぶ)と第2の励起光の混合光のパルスは光サーキュレ
ータ7を経て光ファイバ4の端部Bに入射する。
第1の励起光は光ファイバ4の端部AからBの方向へ伝
搬し、第2の励起光とプローブ光との混合光のパルスは
BからAの方向へ伝搬する。この混合光と第1の励起光
は光フアイバ4内で混合され、混合している領域内で、
光ファイバの非線形光学効果により、新たに端部Aから
Bの方向へ進行する周波数fjjk(=fj +fj十
fk)の第4の光が生じる。この第4の光を以下アイド
ラ波と呼ぶ。
このアイドラ波は後述するように光ファイバに加わる温
度や圧力などの物理量の変化を計測するために用いられ
る。
第2の励起光とプローブ光の混合光は端部Aより出射し
、光サーキュレータ5で方向を変える。
一方光ファイバ4の端部Bより出射するアイドラ波と第
1の励起光は光アッタネータ8に入射し、ここで両光波
の強度は減衰する。減衰した2つの光波は周波数変換器
9に入射する。IOは局部発振レーザであり、第1の励
起光の周波数fiと略等しい周波数flで発振する周波
数安定化されたレーザである。この局部発振レーザ10
から出射した周波数f1のレーザ光(fl ’;fi)
が局部発振光として周波数変換器9に入射することによ
り、周波数変換器9からは周波数fijkのアイドラ波
が出射し、このアイドラ波は検波器11で検波される。
検波器11では検波したアイドラ波の強度か測定され、
ここで各時刻におけるアイドラ波の強度を表す波形(O
T D R: 0pNcal Tjn+eDomain
 Reflectmetry波形)を得ることができる
。この波形より光ファイバに加わる物理量(温度、圧力
など)の変化を計測することができる。
以下、0TDR波形より光ファイバに加わる物理量を計
測する原理を説明する。
第2図(b)に光ファイバの温度が部位によらず一定の
ときに計測される0TDR波形の一例を示す。第2図に
おいて横軸tは時間を表わし、最初のアイドラ波が検波
器に到達した時点をOとする。縦軸Pはアイドラ波の強
度である。図示するように、アイドラ波の強度は時間の
経過ともに上昇している。これは次の様な理由による。
アイドラ波の強度P 1jk(Z )は周知のように伝
搬距離Zに応じて変化する。アイドラ波強度P 1jk
(Z)は■、■式のように表わせる。
P 1jk(Z)−Pk(Z)  tan2 (l  
K I  Z)−・・・・・■(3〉 K本 −(ω/2)J買コ1「T汀X    AiAj
  ・・・■■式、■式で、P k(Z )は伝搬距離
Zにおけるプ*(3) ローブ光強度、  K はKの複素共役、X  は3次
の電気感受率、ωは光の周波数、μ0は真空の透磁率、
εはファイバコアの比誘電率、A1及びAjはそれぞれ
第1.第2の励起光の複素振幅を表す。■式を見てわか
るように、アイドラ波強度Pijk  (Z)はプロー
ブ光強度P k(Z )に依存することがわかる。プロ
ーブ光強度は、次の■式%式% ) ■式を見てわかるようにプローブ光強度はKIZ<π/
2を満たす領域では、プローブ光が光ファイバ4(第1
図参照)の端部B側から端部Aに向かって伝搬する間(
Z −0−Z −L 、 t: タしLは光ファイバ長
)に大きくなる。
従って■式、■式より光ファイバの損失が小さければ、
アイドラ波の強度はプローブ光強度の増加に比例して増
加することがわかる。(参考のためプローブ光強度の時
間変化波形も示す。)この様にアイドラ波は光ファイバ
が長距離にわたった場合でも微弱になることはない。
このアイドラ波の強度は前述したように屈折率。
損失、三次の電気感受率などで決まる。光ファイバに加
わる温度や圧力などの物理量が変化するときこれらの値
も変化する。よってアイドラ波の強度の変化を測定すれ
ば光ファイバに加わる物理量の変化を計測することがで
きる。
第3図に光ファイバの一部を恒温槽で覆い残りの部分は
恒温槽内とは異なる温度で一定の場合のアイドラ波強度
の変化を示す。図示するように光ファイバの中央部を恒
温槽て覆うと、恒温槽の部分で生したアイドラ波の強度
は他の部分で生じたアイドラ波の強度とは異っている。
これはアイドラ波の強度はプローブ光の強度に比例して
大きくなるが、プローブ光の増幅度が恒温槽の部分で変
化し、さらに比例係数も変化してしまうためである。光
ファイバに加えられた温度の変化すなわち恒温槽内の温
度を計測するためには、恒温槽を通過することによって
変化したアイドラ波強度PLと変化前のアイドラ波強度
POとの比をとり、強度がPOの時の光ファイバの温度
を基準として算出すればよい。また強度が変化した時点
(tl)から光フアイバ上の恒温槽の位置を知ることが
できる。
上記したことから光ファイバのある部位の温度が上昇(
あるいは下降)するとその部位で発生したアイドラ波の
強度は他の部分で発生するアイドラ波の強度とは異なり
2つのアイドラ波強度を比較することにより、温度の上
昇(あるいは下降)がどれ位であったかを計測できる。
また、アイドラ波の速度はわかっているので、強度の変
化したアイドラ波を検波器で検出した時間から温度が変
化した光ファイバの部位を特定することができる。
光ファイバに加わる圧力が変動した場合も同様である。
本実施例では光源として半導体レーザを用いたが、他の
レーザ例えばガスレーザでも大箱可能である。また、本
実施例は光ファイバに周波数のほぼ等しい第1の励起光
、第2の励起光さらに第3の光(プローブ光)が入射さ
れ、相互作用によって生じたアイドラ波を局部発振光を
用いたヘテロダイン方式により検波したものであるが、
ヘテロダイン方式によらない検波方法も可能である。
第4図は本発明の第2の実施例を示す図で、同一部分に
は同一符号を付し詳しい説明は省略する。
本実施例ではフィルタ20を用いてアイドラ波を分離し
検波器11で検波する。フィルタとしては例えばエタロ
ンを用いる。この場合は光アッタネータ及び局部発振レ
ーザを設ける必要はない。
[発明の効果] 以上詳述したように、本発明はプローブ光強度増加にと
もないアイドラ波の強度が増加するため、長距離のファ
イバセンシングに効果的である。
また従来の光フアイバセンサの長所である防爆性・無誘
導性などの長所もそのまま維持されるので、幅広い分野
のセンシングへの適用が可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の第1の実施例の構成を示す図、第2図
は光ファイバの温度が一定の場合プローブ光強度の時間
変化およびアイドラ波の0TDR波形を示す図、第3図
は中央が恒温槽に覆われた光ファイバにおけるプローブ
光強度の時間変化及びアイドラ波の0TDR波形を示す
図、第4図は本発明の第2の実施例の構成を示す図、第
5図は従来のラマン散乱を用いた光フアイバセンサの構
成を示す図である。 1・・・第1の光源、  2・・・第2の光源。 3・・・第3の光源、 4・・・光ファイバ。 5.7・・・光アイソレータ、  6・・・合波器。 8・・・光アッテネータ、  9・・・周波数変換器。 10・・・局部発振レーザ、  11・・・検波器。 20・・・フィルタ、  21・・・レーザ。 22・・・光アイソレータ、  23・・・光ファイバ
24・・・検出部、  25・・・フィルタ。 26・・・検波器

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1.  第1の励起光を出射する第1の光源と、前記第1の励
    起光の周波数と略等しい周波数の第2の励起光を出射す
    る第2の光源と、前記第1の励起光と略等しい周波数の
    第3の光を出射する第3の光源と、前記第1の励起光が
    一端から入射され、他端から前記第2の励起光と第3の
    光との混合光が入射され、この混合光と第1の励起光と
    の混合によって生ずる第4の光が伝搬する光ファイバと
    、前記第4の光を検波してこの光の強度変化を測定し、
    得られた測定値より前記光ファイバに加わる物理量を計
    測する計測手段とを具備することを特徴とする光ファイ
    バセンサ。
JP2039582A 1990-02-22 1990-02-22 光ファイバセンサ Pending JPH03243839A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017116531A (ja) * 2015-11-24 2017-06-29 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 薄膜光センシングネットワークを用いた触覚センシングシステム及び方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2017116531A (ja) * 2015-11-24 2017-06-29 ザ・ボーイング・カンパニーThe Boeing Company 薄膜光センシングネットワークを用いた触覚センシングシステム及び方法

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