JPH03242612A - 双眼鏡 - Google Patents

双眼鏡

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Publication number
JPH03242612A
JPH03242612A JP31496990A JP31496990A JPH03242612A JP H03242612 A JPH03242612 A JP H03242612A JP 31496990 A JP31496990 A JP 31496990A JP 31496990 A JP31496990 A JP 31496990A JP H03242612 A JPH03242612 A JP H03242612A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
lens
motor
detection module
objective lens
focus detection
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP31496990A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuto Akagi
赤木 克人
Haruyuki Nagano
長野 晴行
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP31496990A priority Critical patent/JPH03242612A/ja
Publication of JPH03242612A publication Critical patent/JPH03242612A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 の 本発明は、双眼鏡に関するものであり、特に自動合焦機
能を備えた双眼鏡に関する。
丈夫立挟監 このような自動合焦機能を備えた双眼鏡とじて特公昭6
2−6205号や特公昭60−46407号、特開昭5
6−154705号において提案されているものがある
が ゛ しよ゛とする しかしながら、これらの従来例では双眼鏡に対する自動
合焦機構の配置をスペース有効利用的見地、ひいては双
眼鏡のコンパクト化という見地からから考慮したものは
ない。
本発明はこのような点に鑑み、自動合焦機構を組み込ん
でもコンパクトで且つ自動合焦精度の高い双眼鏡を提供
することを目的とする。
するための 上記目的を達成するため本発明の双眼鏡は、前後方向に
移動自在に前部に配置された対物レンズと後部に配置さ
れた接眼レンズとよりなる第1、第2光学系を左右に一
対配してなる光学系と、前記第1、第2光学系の間に配
置され、受光した観察体からの光に基いて合焦に関する
電気信号を発生する合焦検出モジュールと、 前記合焦検出モジュールで発生された電気信号に基いて
レンズ駆動データを出力する演算手段と、前記合焦検出
モジュールの後方に配置され、前記演算手段の出力によ
り前記一対の対物レンズを駆動するための駆動力を発生
するモータと、前記合焦検出モジュールと前記モータと
の間に配置され、前記モータからの駆動を伝達して前記
対物レンズに伝達する伝達機構と、 から構成されている。
この場合、モータの駆動軸は前記対物レンズの光軸に平
行にするとよく、また前記減速機構を複数の減速ギアで
構成し、それらの各ギアの軸も前記対物レンズの光軸と
平行にするのがよい。
更に、減速機構に出力ギア軸を設けるとともに該出力ギ
ア軸の周面に長手方向に沿ってカム溝を設け、該カム溝
に前記対物レンズに連結したレンズ駆動レバーのピンを
係合させるようにしてもよい。
在−」L このような本発明の構成によると、2つの光学系の間に
、合焦検出モジュール、減速機構、モタが納められるこ
とになり、双眼鏡のスペースの有効利用が図られ、双眼
鏡がコンパクトになる。
しかも、第1、第2光学系の前部に配置された対物レン
ズを移動させることにより焦点合わせを行なうので、前
方より合焦検出モジュール、減速機構、モータの順に並
んでいると、減速機構から対物レンズまでの距離が近く
なり、その分、減速機構のバックラッシュ及び駆動力伝
達ロスが低減する。
失」0生 以下、本発明の実施例を図面を参照しつつ説明する。ま
ず、第1図は本実施例の双眼鏡を平面図で示しており、
第2図はその正面を、また第3図は裏面をそれぞれ示し
ている。ここで、2は双眼#!1のハウジングをなすカ
バーの上カバーであり、3は下カバーである。これらの
カバー2.3は合成樹脂の成形物で形成されている。上
カバー2には電源をONl  OFFするメインスイッ
チのスライド式操作部材4(以下「第1操作部材」とい
う)と、自動合焦(以下rAFJという)スイッチのブ
ツシュ式操作部材5(以下r第2操作部材Jという)と
が設けられており、一方、下カバー3には眼幅調整用の
スライド式操作部材6(以下「第3操作部材」という)
と、視度調整用のスライド式操作部材7.8(以下「第
4、第5操作部材」という)が設けられている。
次に、9は前カバーであり、10は後カバーである。前
カバー9には透明ガラスが取り付けられており、その前
カバー9の内側には第1、第2鏡胴11.12 (第4
図参照)にそれぞれ取り付けられた第I、第2対物レン
ズ13.14と、AFのための受光レンズを備えた受光
窓300が施されている。この受光窓300の上下方向
長は対物レンズ13.14の上下方間長以下に選ばれて
いる。そのため受光窓300の存在によって双眼鏡1の
上下方向長(厚み)が大きくなるということはない。後
カバー10にはゴム材料よりなるアイピースフード10
a、  10 bが設けられている。
上述のような外観構造をもつ双眼[1の光学系構造は第
4図にその概略を示すように中心軸A−A′を対称軸と
して左右にl!l、$ 2RIR11,12が配置され
、その第11  第2鏡胴11,12には対物レンズ1
3.14が前方に、プリズム15.16が中間に、接眼
レンズ17.18が後方に配置されている。
前記対物レンズ13.14はAFのために鏡胴11,1
2内を同時に動き得るようになっており、一方、接眼レ
ンズ17.18は視度調整のために互いに独立にそれぞ
れの鏡胴11.12内を動き得るようになっている。
第1、第2鏡胴11.12は後述するように眼幅調整の
ために互いに接近したり離間したりする方向に動き得る
ようになっている。
前記中心軸A−A’ に沿って合焦検出モジュル19が
設けられているが、この合焦検出モジュール19は前方
に固定された受光レンズ20を備えている。なお、合焦
検出モジュール19の後方にはAF用のモータ22が設
けられており、またこのモータ22の動作を減速して対
物レンズ13.14に伝えるための減速ギア部23が合
焦検出モジュール19とモータ22との間に設けられて
いる。モータ22としては例えばステッピングモータが
用いられる。前記合焦検出モジュール19は、特にこれ
に限る必要はないが、第5図に示す如き位相差検出方式
を採っている。
第5図において、視野マスク洲及びコンデンサレンズL
Cは受光レンズ20による結像位置の近い位置に配置さ
れている。コンデンサレンズLCの後方には光軸Zを対
称軸として再結像レンズL1、L2が配置されており、
これら再結像レンズL1、L2の前面には、開口A1及
びA2を有するマスク板24が設けられている。各再結
像レンズLL、  L2の結像面にはCCDラインセン
サ25が配置されている。コンデンサレンズLCはマス
ク板24の開口A1及びA2の像を受光レンズ20の所
定の位置に結像するパワを有し、且つ開口A1及びA2
の大きさは受光レンズ20を通過する観察体光のうち特
定絞り値、例えばF5.6相当の開口を通過する光のみ
を通過させるように設定されている。
光軸上の像1f110、Ibはそれぞれ受光レンズ20
の前方の観察体Of、00、Obに対する像を示してい
る。これらの像If、Io、Ibの再結像レンズL1、
L2による再結像像は、それぞれIlf、Ilo、11
b及びI 2f、  I 2o112bで示される。即
ち、中間距離にある観察体00の基準像■0の再結像像
■1o、I2oはラインセンサ25の少し手前の位置に
結ばれ、遠距離にある観察体Orの像Ifの再結像像I
 if、I2fは再結像像I lo、  1.2o前方
で且つ光軸2に近づいた位置に結ばれ、近距離にある観
察体○bの像Ibの再結像像I lb、  I 2bは
再結像像■10゜I2oより後方で且つ光軸Zから離れ
た位置に結ばれる。ここで、受光レンズ20による像の
位置は、2つの再結像像の距離に対応しており、ライン
センサ25により2つの再結像像の像間隔が基準像IO
の2つの再結像像の像間隔より長いか短いかによって近
距離、遠距離が判別され、この像間隔の差がいくらかに
よって像のずれ量が検出される。即ち、ラインセンサ2
5は再結像像の移動方向に沿って配列された多数の画素
から成り、これらの画素は基準部と参照部の2つのエリ
アに分けられている。これらの基準部と参照部の信号を
もとに2つの再結像像の像間隔を検出する。この検出さ
れた距離はマイクロコンピュータで演算処理される。
そして、マイクロコンピュータはその処理結果によりA
F状態であるか否かを判定すると共にデイフォーカス量
を算出する。
なお、位相差検出方式は、アクティブ方式の三角測距方
式等に比し一方向の光束を受けるだけでよいから光学的
な広がりは不要であり、従って双眼鏡の中央に配するの
に好適であるといえる。勿論三角測距方式でも精度をあ
まり要求されない場合は双眼鏡の中央部に配することが
可能である。
その他、コントラスト方式も可能である。
AF動作方式としては、上記センサの出力に基づいて後
述するシステムコントローラが所定の合焦位置からのデ
イフォーカス量を出力し、そのデイフォーカス量の分だ
けモータ22を駆動(従って対物レンズ13.14を移
動)させるオープンループ制御方式である。双眼鏡の場
合の必要精度はカメラ等に比べ目に焦点調節能力がある
ため荒くてもよいと考えられ、特にフィードバック方式
としなくても充分であるが、勿論フィードバック方式に
よる制御の方が精度面で有利であることはいうまでもな
い。本実施例では対物レンズ13.14を介することな
く合焦検出を行なっているため、−回の合焦検出データ
での分だけレンズ駆動してインフォカスしておシバ そ
の場合の精度をステッピングモタを用いることにより上
げている。
第4図に戻って双眼filのほぼ中央(従って第1、第
2鏡胴11.12の間)に設置されている合焦検出モジ
ュール19及びモータ22並びにその減速ギア部23は
中心軸A−A’ に沿って縦に断面すると、第6図に示
すようになる。ただし、第6図でモータ22及び減速ギ
ア部23は断面していない。同図において、鏡胴26は
2字状に曲折し、第1、第2、第3反射ミラーMl、M
2.M3を図示のように配置して受光レンズ20の光軸
Z1を対物レンズの光軸ZOより下側になし、第2反射
ミラー旧によって光軸をZ2で示す如く前方上側に折曲
し、続いて第2反射ミラーM2によって光軸をZ3で示
す如く後方に向は前記Z1と平行になるように折曲し、
受光レンズ20による観察体の像がコンデンサレンズL
Cの前方近傍にできるようにすることにより光路の長さ
を実質的に長くとり、且つコンパクトにまとめている。
これは受光レンズの焦点距離を長くすると焦点検出精度
が向上するからである。即ち、無限遠位置からのレンズ
繰り出し量(デイフォーカス量)は、レンズ繰り出し量
=f2/(1−f) 但し、fはレンズの焦点距離、 lは観察体までの距離、 で表わされる。
今、  f=30、  l = 4 m→4000mの
とき、302/ (4000−30) =0.22また
、 f=60、 1 = 4 m−)4000mのとき
、602/ (4000−60) =0.9137とな
り、デイフォーカス量を算出する位相差検出方式にとっ
ては、物体までの距離に応じて大きくデイフォーカスす
る長い焦点距離を有するレンズの方が精度面で有利であ
る。
尚、本実施例では第工、第2反射ミラーMl、M2によ
って2字状に曲げられ、再び後方に向かう光路が更に第
3反射ミラーM3によって下方に垂直に曲げられてCC
Dラインセンサ25へ向けられるようになっているが、
このようにすることにより合焦検出モジュール19を一
層コンパクトにまとめることができ、双眼鏡における占
有スペースを小さく且つ効率よくなすことができる。ま
た、本実施例では受光レンズを通して入ってきた光を第
1反射ミラMlによって前方斜め上方へ曲げているが、
前方斜め下方へ曲げるようにしても同様な効果が得られ
る。ただし、その場合は第2、第3反射ミラM2. M
3は第2反射ミラー村よりも下方に位置させるものとす
る。
合焦検出モジュール19及びモータ22、減速ギア部2
3の上方には回路基板27が配置されている。この回路
基板27はフレキシブル印刷配線基板で構成されており
、第8図にその平面図を示す。回路基板27の前方翼部
28.29は合焦検出モジュール19の側部に対接する
ように曲げられて配置される。具体的にはfs、胴26
の側部外面に両面接着テープ等によって部分的に貼着さ
れることにより、その曲げられた形を保持する。後方に
は後述するシステムコントローラを構成するマイクロコ
ンピュータ30やメインスイッチ用パターン31及びA
Fスイッチ用パターン32が設けられている。回路基板
27には、その他に所定の回路を構成する沢山のチップ
部品33が取り付けられている。
再び第4図に戻って、M胴12のほぼ中央B−Bに沿っ
て縦に断面すると、第7図に示すようになる。鏡胴11
.12の下部には第7図に示すように眼幅調整用機構3
4や視度調整用機構35が設けられている。これらの機
構はベース台板36に搭載されている。8は前述した視
度調整用の第5操作部材であり、6は眼幅調整用の第3
操作部材である。
上述のように双眼鏡1の内部において、回路基板27が
上方に配置され、機構部分(眼幅調整機構34及び視度
調整機構35)が下方に配置されていることにより双眼
鏡1内のスペースの有効利用が図られ全体がコンパクト
になる。しかも、電気部分と機構部分が分離独立してい
ることによりそれぞれの部品の交換が容易となる。例え
ば、回路基板27上の電気部品に故障が生じたとき、機
構部分に何ら手を加えることなく、電気部品若しくは回
路基板27を取り替えることができる。
なお、本実施例とは異なって、回路基板27を下に配置
し、機構部分を上方に配置する態様を採ることも可能で
あるが、眼幅調整機構34や視度調整機構35は一度調
整すれば、その後はあまり調整する必要がないものであ
るから、本実施例の如く使用頻度の少ない、これら機構
部分を下方に配置し、一方、メインスイッチ用の第1操
作部材4やAFスイッチ用の第2操作部材5の如くよく
使用する操作部材を上カバー2に配していることからも
、これらに関連する回路をその近く(従って上方)に配
置しておくことは合理的であるといえる。
その他、中央部からMill、12の下部に向けてAF
のためのレンズ駆動機構が設けられている。このAFレ
ンズ駆動機構は第9図〜第11図に示すように上記モー
タ22と、このモータ22の回転を減速する4個のギア
01〜G4から成る減速ギア部23と、その減速ギア部
23の出力ギアG4に直結されたカム軸37と、このカ
ム軸37によって駆動されるレンズ駆動レバー38等か
らなっている。前記カム軸37はその長手方向に沿って
カム溝39が形成されており、このカム溝39に、レン
ズ駆動レバー38のピン40が係合している。従って、
カム軸37が回転すると、レンズ駆動レバー38がC又
はD方向(第11図)に移動することになる。
レンズ駆動レバー38はモータ台板41に設けられた一
対のガイド軸42.43に遊合された筒部44.45を
有しており、この筒部44.45を介してガイド軸42
.43に支持且つガイドされ、安定に移動を行なう。
レンズ駆動レバー38の左右端部には孔46.47が設
けられておレバ この孔46.47に対物レンズ系13
.14のピン48.49が係合している。孔46.47
はレンズ駆動レバー38の移動方向とは直角の方向に長
くなっているが、これは後述する眼幅調整により鏡胴1
1及び12がC方向に変位するのを許容できるようにす
るためである。
モータ台板41は前方に前記ガイド軸42.43の前端
及びカム軸37の前端を支持するため上方に延びた3つ
の支持部50.51.52を有しており、後方には前記
モータ22と減速ギア部23及びカム軸37の後端を支
持するための支持部53を有している。前記モータ台板
41の底部54には前記支持部53に近接してバネ性の
一対の接片55.56(第11図にのみ示し、第9図、
第10図には図の簡略化のため示していない)が設けら
れているが、これらの接片55.56はC方向の終端(
無限遠端)を検出するための終端検出スイッチのスイッ
チ片をなすものであり、その一方の接片55に前記レン
ズ駆動レバー38の曲片57が当接したとき接片55.
56が互いに接触するようになっている。第9図におい
てベース台板36に設けられた支柱58.59および6
0.61に支持された軸62.63は眼幅調整の時の眼
幅ガイド軸であり、この眼幅ガイド軸62.63にそれ
ぞれ鏡11ii11,12が移動自在に支持されている
。64a〜64d165a〜65dは鏡胴11.12か
ら下方に突出した突部であり、眼幅ガイド軸62.63
はこれらの突部に形成された凹部又は孔を貫通している
(!@13図を参照)。
第12図(a)〜第14図は眼幅調整機構を示しており
、これらの図において、66.67は第1、第2眼幅調
整板であり、第1眼幅調整板66は第1鏡[11に植立
されたピン68.69に孔70.71を介して嵌合する
第I部分72を有している。この第1部分72は第1鏡
、[17911の軸方向に沿って、延びており、その両
端の1字状部73.74に前記孔70.71がそれぞれ
設けられている。第I眼幅調整板66は更に第1部分7
2のほぼ中央から外方に向けて延びた第2部分75と、
1字状部73に近い側にやはり外方に向けて延びた第3
部分77を有している。第2部分75には眼幅調整ピン
78が係合する長孔76が形成されており、第3部分7
7の先端り字状部79にはリンク板81と結合するため
の孔80が設けられている。
第1眼幅調整板66の1字状部74に近い位置には第2
鏡胴11に向けて延びた第4部分82が設けられており
、この第4部分82の端部83に眼幅調整ピン84が係
合する長孔85が形成されている。また、第4部分82
には第11  第2鏡胴11.12の軸と平行な方向に
長径をなす長孔86が設けられているが、この長孔86
には眼幅調整用の第3操作部材6のピン88が係合する
次に、第2眼幅調整板67は第2#l胴12に固定する
だめの第1部分89と、眼幅調整ピン84に係合する長
孔91を有する第2部分90と、第1[胴11側へ延び
た第3部分92とを有しており、その第3部分92の延
長部93に前記リンク板81と係合する孔95を備える
L字状部94を有している。第3部分92は眼幅調整用
の第3操作部材6のピン88が貫通する長孔96を有し
ている。この長孔96は前記第1眼幅調整板66の第4
部分82の長孔86と互いに直角方向をなしている。リ
ンク板81は両端に1字状部97.98を有するコ字型
をなしており、その中央部99にリンク軸100が嵌合
する孔101を有している。1字状部97.98はそれ
ぞれリンク軸102.103が嵌合する長孔104.1
05を有している。
以上のような構成要素からなる眼幅調整機構34の動作
を説明する。
まず、眼幅を広げるべく第1、第2鏡胴11.12の間
隔を広げる場合は、矢印F方向に眼幅調整用の第3操作
部材6を移動させる。これによって、第3操作部材6の
ピン88と係合している第1眼幅調整板66が同様に矢
印F方向に動く。このとき、第1眼幅調整板66の長孔
76.85がベース台板36に固定された眼幅調整ピン
78,84をスライドすることにより第1調整板66は
眼幅調整ピン78.84をガイド軸として安定に直線運
動する。
このようにして、第1眼幅調整板66が矢印F方向に動
くと、リンク板81はリンク軸100を中心として矢印
H方向に回転する。このため、第2眼幅調整板67は第
1眠幅調整板66とは反対の方向に移動することになる
。このとき、第2眼幅調整板67は長孔106.91を
介して眼幅調整ピン78.84にガイドされ安定に直線
運動をする。このように、第1、第2眼幅調整板66.
67が互いに反対方向に移動すると、それにピン68.
69及び68’、69’を介して固定された第1、第2
#!胴11,12が互いに離れる方向に移動し、双眼鏡
1の眼幅は広がる。この状態を第12図(b)に示す。
次に、眼幅を狭めるときは、第3操作部材6を矢印Fと
は反対の方向に移動させると、第1眼幅調整板66、リ
ンク板81、第2眼幅調整板67が前述とは反対の向き
に動くので、第1、第2 #!1111.12は互いに
近づき、その結果、双眼Mlの眼幅が狭まる。この状態
を第12図(C)に示す。
次に、第15rgJ−@17図を参照して視度調整機構
を説明する。
視度調整機構は左右独立に行いつるようになっている。
従って、一方の構成についてのみ説明し、他方について
は説明を省略する。まず、110は全体として!@1の
部分111と第2の部分112でL字状をなす視度調整
レバーであり、その第1部分111の前端には視度調整
用の第4操作部材7のピン114に係合する長孔113
が形成されている。第2部分112には視度調整レバー
軸115が嵌合する孔116と、視度調整軸117が嵌
合する孔118が設けられている。視度調整レバー軸1
15は視度調整レバー110が回転するときの中心軸と
なる。視度調整軸117は大径部119とピン状の小径
部120とがらなっていて、大径部119が長孔122
に嵌合し、小径部120は視度調整レバ110の孔11
8に嵌合固定される。小径部120は大径部119に対
し偏心した位置に設けられている。
これは製造するときに第4操作部材7の基準位置を調整
するためである。この場合、終端検出スイッチによって
決まる対物レンズ無限遠端に対し視度調整機構(第4操
作部材7)は基準位置(下カバー上にあるクリック位置
に留めた状態)にて無限遠に焦点が合った状態にするた
め、視度調整軸117を回しR胴11の前後位置を微調
整する。
視度調整板121は第16図に示すようにベース台板3
6上に視度調整レバー110で押さえつけられるような
形で設けられており、この視度調整板121には互いに
離れた位置に一対の長孔124.125が形成され、こ
の長孔124.125に視度調整板ガイド軸126.1
27が係合するようになっている。視度調整ガイド軸1
26.127は第16図に示す如くベース台板36に固
定されるが、その固定は例えば螺合固定としてもよい。
なお、視度調整レバー軸115も同様な方法でベース台
板36に固定される。そして、視度調整板121はこの
視度調整板ガイド軸126.127をスライドするよう
に動く。視度調整板121に形成された大長孔128に
は鏡胴11の下部に突出して設けられた視度連動ピン1
29が係合するようになっている。なお、視度連動ピン
129は第16図に示すように接眼レンズ17の接眼内
筒130に固定されている。その結果、視度調整板12
1が例えば矢印J方向へ動くと、それに伴って接眼レン
ズ17が矢印に方向に動く。なお、前記視度連動ピン1
29が係合する視度調整板121の孔128を長孔とし
ている理由は上述した眼幅調整の際に鏡胴11が矢印N
方向に動くのを許容するためである。
次に動作を説明する。まず、視度調整用の第4操作部材
7を矢印P方向に動かすと、視度調整レバー110が視
度調整レバー軸116を中心に矢印Q方向に回動する。
そのため、視度調整板121が矢印J方向に動き、それ
に伴って視度連動ピンが矢印に方向に駆動され、接眼内
筒130も矢印に方向に動く。
次に視度調整用の第4操作部材7を矢印P方向とは反対
の方向に動かすと、視度調整レバー110.  視度調
整板121が上記とは逆の方向に動き、接眼内筒130
も上記とは逆の方向へ移動する。
ところで、実際に視度調整する場合には、対物レンズが
無限遠位置にある方が視度調整の精度を出し易いので、
予め双眼R1のメインスイッチ(後述する)をONにし
て対物レンズを無限遠位置にリセットしてから上述の視
度調整を行なうのが望ましい(ただし、この場合メイン
スイッチ○Nにより自動的に対物レンズが無限遠位置へ
移動するようなメカニズムになっていることが必要であ
る)。なお、対物レンズを無限遠位置にリセットする代
わりにメインスイッチON後、AFを作動させて合焦位
置に人間の目を合わせるように視度調整してもよい。
次に、第18図は本実施例の双眼鏡1の回路系を示して
いる。同図において、140はマイクロコンピュータよ
りなるシステムコントローラである。電源用電池141
の出力電圧(直流電圧)VDDOはモータ22の電源と
して与えられるとともにDC/DCコンバータ・ユニッ
ト142に与えられる。このDC/DCコンバタ・ユニ
ット142はシステムコントローラ140から与えられ
るパワーコントロール用のP W C8号に応答して所
定の出力電圧(直流電圧) VDDIをシステムコント
ローラ140に与えるとともにVCCI、VCC2を合
焦検出モジュール19に与える。ここで、vDDIとV
CCIは5Vに調整サレ、VCC2は12Fに調整され
る。なお、システムコントローラ140は例えば合焦検
出モジュール19を作動させない状態のときには電池の
消費を節減するためVCCI、VCC2を消勢するよう
にDC/DCコンバータ・ユニット142を制御する。
143はバッテリチエツク回路であり、システムコント
ローラ140からの指令に従って電池141の出力電圧
をチエツクし、その結果をシステムコントローラ140
へ伝える。
モータ駆動回路144はシステムコントローラ140か
らのコントロール信号によって作動し、モータ22を駆
動する。145はスライド式のメインスイッチであり、
146はブツシュ式のAFスイッチ、147は第11図
に示した接片55.56で形成された終端検出スイッチ
である。148は警告表示用の発光ダイオードであり、
バッテリチエツク回路143によるチエツクの結果、バ
ッテリが所定値以下になった場合や双眼鏡で捕らえた対
象物がローコントラストである場合に点灯する。この発
光ダイオードの点灯による警告があった場合にはユーザ
はフォーカス調整をAFでなく、マニュアルで操作すれ
ばよい。第18図の回路のうち、破線200で示す部分
は第8図に示す回路基板27に設けられる。
次に、第19図は前記電池141の取付収納部分を説明
するための図であり、同図において(a)、(b)はそ
れぞれ第2図、第3図に対応する図であるが、電池部分
には線を書き加えている。なお、(C)は(a)の右側
面図である。150は双111[1の下カバー3に取り
付けられた電池蓋151より成るグリップであり、双眼
鏡1の保持はこのグリップ150を手指で把持すること
により容易になる。グリップ150の内部には6Vの電
池141が収納されるように取り付けられているが、こ
の電池141の保持は電池蓋151を下カバー3に取り
付は固定することにより行なわれている。従って、電池
141は電池蓋151によって支えられる構造となって
いる。なお、電池蓋151が双眼鏡1から不用意に離脱
しないように同図(b)に示す如く電池蓋解除スイッチ
152を設けておき、このスイッチ152を操作するこ
とによって電池蓋151を双眼鏡1より取り外せるよう
に構成しておくことが望ましい。
発」生Ω3乱果□ 以上説明した通り本発明によれば、2つの光学系の間に
、合焦検出モジュール、減速機構、モタが納められるこ
とになり、双眼鏡のスペースの有効利用が図られ、自動
合焦機能付きの双眼鏡がコンパクトになる。
しかも、第11  第2光学系の前部に配置された対物
レンズを移動させることにより焦点合わせを行なうので
、前方より合焦検出モジュール、減速機構、モータの順
に並んでいると、減速機構から対物レンズまでの距離が
近くなり、その分、減速機構のバックラッシュ及び駆動
力伝達ロスが低減するという効果もあり、本発明は極め
て有用である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明を実施した双眼鏡の平面図であり、第2
13!0はその正面図、第3図は裏面図、第4図は内部
の光学系及び合焦検出モジュール等を平面的に示す図、
第5図は合焦検出モジュールの光学系を示す図、第6図
は第4図のA−A’線断面図、第7図は同じ<B−B’
線断面図、第8図は本実施例において使用している回路
基板を示す平面図である。 第9図はAFレンズ駆動機構を上方から見た状態で示す
図、第10図はそれを正面から見た状態で示す図、第1
1図はその分解斜視図である。 第12図(a)は眼幅調整機構を上方から見た状態で示
す図、第12図(b)、第12図(C)はその動作結果
を示す図、第13図は眼幅調整機構を側方からみた状態
で示す図、第14図はその斜視図である。 第15図は視度調整機構を上方から見た状態で示す図、
第16図は側方から見た状態で示す図、第17図はその
分解斜視図である。 第18図は本実施例の回路構成を示す回路ブロック図で
ある。 第19図は電池収納構造を示す図である。 1・・・双眼鏡、 4・・・メインスイッチ用の第1操作部材、5・・・A
Fスイッチ用の第2操作部材、6・・・眼幅調整用の第
3操作部材、 7.8・・・視度調整用の第4、第5操作部材、11、
12・・・第1、第2M、胴、 13.14・・・対物レンズ、17.18・・・接眼レ
ンズ、19・・・合焦検出モジュール、  20・・・
受光レンズ、22・・・モータ、   23・・・減速
ギア部、25・・・CCDラインセンサ、26−・・鏡
胴、27・・・回路基板、   34・・・眼幅調整機
構、35・・・視度調整機構、  36・・・ベース台
板、37・・・カム軸、     38・・・レンズ駆
動レバー39・・・カム溝、     41・・・モー
タ台板、48.49・・・ピン、 55.56・・・終端検出スイッチ用のスイッチ片、6
6.67・・・第1、第2眼幅調整板、81・・・リン
ク板、 110・・・視度調整レバー 121・・・視度調整板
、129・・・視度連動ピン、 140・・・システムコントローラ、 141・・・電池、142・・・DC/DCコンバータ
ユニット、143・・・バッテリチエツク回路、 145・・・メインスイッチ、146・・・AFスイッ
チ、147・・・終端検出スイッチ、 148・・・警告表示用発光ダイオード、150・・・
グリップ、    151・・・電池蓋、152・・・
電池蓋解除スイッチ、 300・・・受光窓。 出  願  人 ミノルタカメラ株式会社

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)前後方向に移動自在に前部に配置された対物レン
    ズと後部に配置された接眼レンズとよりなる第1、第2
    光学系を左右に一対配してなる光学系と、 前記第1、第2光学系の間に配置され、受光した観察体
    からの光に基いて合焦に関する電気信号を発生する合焦
    検出モジュールと、 前記合焦検出モジュールで発生された電気信号に基いて
    レンズ駆動データを出力する演算手段と、前記合焦検出
    モジュールの後方に配置され、前記演算手段の出力によ
    り前記一対の対物レンズを駆動するための駆動力を発生
    するモータと、前記合焦検出モジュールと前記モータと
    の間に配置され、前記モータからの駆動を伝達して前記
    対物レンズに伝達する減速伝達機構と、 からなることを特徴とする双眼鏡。
  2. (2)前記モータの駆動軸は前記対物レンズの光軸に平
    行であることを特徴とする第1請求項に記載の双眼鏡。
  3. (3)前記減速機構は、複数の減速ギアを有しており、
    それらの各ギアの軸も前記対物レンズの光軸と平行であ
    ることを特徴とする第3請求項に記載の双眼鏡。
  4. (4)前記減速機構は出力ギア軸を有し該出力ギア軸は
    その周面に長手方向に沿つてカム溝が設けられており、
    該カム溝に前記対物レンズに連結したレンズ駆動レバー
    のピンが係合していることを特徴とする第3請求項に記
    載の双眼鏡。
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