JPH03241216A - 流動床式高含水廃棄物焼却炉の運転方法 - Google Patents

流動床式高含水廃棄物焼却炉の運転方法

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JPH03241216A
JPH03241216A JP3714390A JP3714390A JPH03241216A JP H03241216 A JPH03241216 A JP H03241216A JP 3714390 A JP3714390 A JP 3714390A JP 3714390 A JP3714390 A JP 3714390A JP H03241216 A JPH03241216 A JP H03241216A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、水分を多量に含んだビール麦粕、コーヒ豆粕
、汚泥、パルプスラッジ等の高含水廃棄物(残漬物)を
燃焼、焼却する流動床式高含水廃棄物焼却炉の運転方法
に関するものである。
〔従来の技術〕
従来より水分をほぼ40%以上含んだ高含水廃棄物を流
動床中で燃焼させて焼却させる流動床式焼却炉が知られ
ており、焼却炉の最下段に位置し、燃焼室へガス分散板
を通して燃焼用兼流動化用の空気を供給するための空気
室に助燃用バーナを設け、燃焼室の流動床温度を高温に
保って、流動床中で高含水廃棄物に含まれる多量の水分
を瞬時に蒸発させ、かつ、廃棄物を燃焼させることによ
り高含水廃棄物を燃焼、焼却させている。
〔本発明が解決し−ようとする課題〕
高含水廃棄物の燃焼の特徴は、一般の固形燃料が温度上
昇、気化(揮発分)、着火、燃焼、未燃飛散というプロ
セスで燃焼が進むのに対して、水分蒸発、温度上昇、(
気化)、着火、燃焼、未燃飛散というプロセスで燃焼が
進行する。
この水分蒸発速度が高温の砂(例えば800”C)によ
る直接接触流動乾燥のため非常に早く、蒸発の際に奪わ
れる熱さえ補給してやれば通常の固形燃料と同様に燃焼
できることが流動床燃焼の有利性である。
ところで、このような流動床燃焼の有利性を生かして高
含水廃棄物を流動床燃焼させる場合には、当然のことな
がら高燃焼効率を保ち、かつ、窒素酸化物等の公害規制
値を保った燃焼運転方法が必要とされる。
これらの諸要求を満たすための燃焼に関与する因子は焼
却物の有する含水率、焼却物中の可燃物の窒素分の量、
流動床温度、酸素濃度、炉床負荷等が代表なものとして
挙げられるが、いずれの因子についてもその影響方向(
例えば酸素濃度は高い程、燃焼性はよい等)は明らかな
ところであり、定量的にそれぞれの燃焼諸因子を関連す
けて探ることが重要なポイントとなり、これらの諸因子
を有効に組み合わせて運転する必要性が望まれてぃた。
本発明はこのような事情に鑑みてなされたものであり、
高含水廃棄物を高燃焼効率を保って運転でき、排ガスの
窒素酸化物の含有量を著しく少なくできる流動床式高含
水廃棄物焼却炉の運転方法を提供することを目的とする
ものである。
〔課題を解決するための手段] 上記目的を達成するために、本発明では、下段に助燃用
バーナと燃焼用空気流入口を備えた空気室を備え、その
上段にガス分散板を介して高温の流動床を形成する流動
燃焼室を備え、該流動燃焼室のガス下流側に排ガス排出
口を備え、該流動燃焼室で高含水廃棄物を燃焼させる流
動床式廃棄物焼却炉を用い、含水率が40〜90%であ
り可燃物を有しており該可燃物の窒素含有率が0゜8〜
6.5WT%である高含水廃棄物を燃焼させる流動床式
高含水廃棄物焼却炉の運転方法において、該流動床温度
を650〜1000℃とし、該流動燃焼室から排出され
る排ガスの酸素濃度を6〜9dry−vo1%とし、該
流動床の炉床負荷を350〜600kg/rrr・hr
とし、高燃焼効率を保って運転するようにしたものであ
る。
(作 用〕 前記したような構成の運転方法を採用することにより、
例えば95%以上のような高燃焼効率を保って高含水廃
棄物が流動床によって燃焼、焼却されるとともに、排ガ
スの窒素酸化物も著しく低い値とされる。
(実施例〕 以下、本発明の詳細な説明する。
第1図および第2図は本発明方法が適用される装置の実
施例を説明するものであり、第1図は流動床式高含水廃
棄物焼却炉の概略縦断面図、第2図は第1図の■線矢視
要部側面図である。
第1図において、流動床式高含水廃棄物焼却炉1はその
全体構成は最下段に空気室2が位置され、その上部には
ガス分散板4を介して一次燃焼室5が位置され、更にそ
の上段には別のガス分散板10を介して二次燃焼室11
が位置されて構成されている。空気室2には燃焼用空気
取入口3aを有した助燃用バーナ3が炉壁に取付けられ
ている。
下段のガス分散板4には多数のガス分散パイプ4aが取
付けられて空気室2の高温空気がこのガス分散パイプ4
aを通って一次燃焼室5内へ供給される。−次燃焼室5
では前記ガス分散板4の上部で粒径が1mm以下の珪砂
等からなる流動媒体6aが空気室4からガス分散板4の
ガス分散パイプ4aから分散されて吹き上げられる高温
空気によって流動化されて一次燃焼流動床6が形成され
る。
この−次燃焼流動床6の上部はフリーボード(空間部)
7とされている。そして、フリーボード7に臨む炉壁に
は高含水廃棄物としてのビール(麦)粕(以下、原料と
称することもある。)の噴霧ノズル(原料供給分散ノズ
ルとも言われる)9が設置されている。原料噴霧ノズル
9は中央部から供給される原料である高含水廃棄物を先
端部の混合室でその周囲から供給される圧縮空気または
蒸気でξキシングしながら前方へ分散供給する。
また、第2図に示すように原料噴霧ノズル9は炉壁に面
して複数個取付けられている。
−次燃焼室5の上方にはガス分散板10を介して二次燃
焼室11が位置している。このガス分散板10のガス分
散パイプ10aは直管で形成され一次燃焼室5での廃棄
物の燃焼灰等が排ガスと共に通過するときに直進しうる
ようにされ極力付着が生しないようにされている。ガス
分散板10の上部では一次燃焼流動床6と同様に粒径が
1Ilnn以下の珪砂等からなる流動媒体12aで形成
される二次燃焼流動床12が一次燃焼室5からの燃焼排
ガスによって流動化されて形成される。二次燃焼室11
の上部には排ガス排出口13が取付けられている。
このように樋底された流動床式高含水廃棄物焼却炉1の
一作動例を説明する。
空気室2において燃焼用空気が取入口3aから導入され
ると共に助燃用バーナ3へ重油等の燃料が供給されて助
燃用バーナ3が作動される。これにより例えば800〜
1000℃の高温ガスがガス分散板4から吹き上げられ
て一次燃焼室5に供給されて一次燃焼流動床6が形成さ
れる。この−次燃焼流動床6の温度は助燃用バーナ3の
燃焼量を制御することにより例えば750℃に保たれる
そして、炉壁に配設された複数個の原料噴霧ノズル9か
ら例えば水分を例えば80%含んだ高含水廃棄物として
ビール粕がフリーボード7を通って第1図に符号Bで示
すような軌跡を描いて一次燃焼流動床6面に対して均等
に分散、供給される。
ビール粕は一次燃焼流動床6内で流動床を形成する高温
に熱せられた流動媒体6a(砂)と接触することにより
その水分が瞬時にして蒸発される。
水分を失ったビール粕は流動床の砂で攪拌されつつ容易
に燃焼される。このビール粕の分析例を示すと、高位発
熱量4850Kcal/乾心であり、元素成分は炭素4
8.86%、水素6.91%、酸素37.14%、窒素
3.23%、灰分3.28%、その他0.58%である
この−次燃焼流動床6を主体としてフリーボード7部と
でビール粕は約70〜80%燃焼され、残りの約30〜
20%の未燃分(未燃カーボン)は燃焼ガスに伴われて
灰分(アッシュ)と共にフリーボード7を通ってガス分
散板10を通過し二次燃焼室11へ導入される。二次燃
焼室11では二次燃焼流動床12が形成され、最終的に
ここに導入された残りの未燃分が燃焼されて完全燃焼さ
れる。二次燃焼室11からは例えば800〜900″C
の燃焼排ガスが排ガス排出口13から排出され、図示し
ていない廃熱ボイラへ導かれ、さらに空気予熱器に導入
されてその熱量が回収され、例えば廃熱ボイラでは蒸気
にされ、空気予熱器では燃焼用空気が予熱される。
本実施例では燃焼室を一次燃焼室5と二次燃焼室11と
で樋底して二段燃焼を行わせるようにしているので、二
次燃焼室11で未燃分(未燃カーボン)を完全に捕らえ
て完全燃焼させることができ、燃焼効率が良く、また、
例えば400〜450 kg/ボ・hrという高炉床負
荷が得られる。そして、−段のみの流動床からなる焼却
炉に比べて空筒速度も高くとれ、流動床面積が小さくで
き炉の大きさが小さくできコンパクトに樋底できる。
なお、第1図においては原料噴霧ノズル9は水平状態で
取付けられているが、原料によりその先端側を下に傾け
た状態で取付ける場合もある。
しかして、本発明では含水率が40〜90%であり、そ
の可燃物の窒素含有率が0.8〜6.5WT%である高
含水廃棄物を燃焼、焼却させる場合において、流動床温
度が650〜1000″C1流動燃焼室から排出される
排ガスの酸素濃度が6〜9、 dry−vo1%、流動
床の炉床負荷が350〜600kg/rrf・hrとさ
れる。なお、排ガス中のNOx濃度に及ぼす影響は廃棄
物中の可燃物等の燃料に含まれる窒素含有量が最も大き
く、助燃用バーナに使用される燃料については良質の重
油等を用いればその影響は少ない。また、燃焼用空気中
に含まれる窒素分もさほど影響しない。
含水率が40〜90%であり、その可燃物の窒素含有率
が0.8〜6.5WT%である高含水残渣物を燃焼、焼
却させる場合において、−次燃焼流動床6の温度を65
0℃以下とすると、含水率が40〜90%の高含水廃棄
物を乾燥、燃焼させる場合に乾燥効率が著しく悪くなり
、また、流動床温度が維持できず低下し、所要の燃焼が
行われない。また、−火燃焼流動床6の温度を1000
℃以上とすると、窒素酸化物(NOx )が極端に増え
るばかりか、炉の耐熱性が維持できず、無駄な燃料消費
をすることとなる。また、排ガスの酸素濃度を6 dr
y−vo1%以下とした場合は、−火燃焼流動床6へ供
給される酸素量が不足気味になり流動床での所要の燃焼
量を得る上で燃焼性が悪く燃焼効率が悪くなり、9 d
ry−vo1%以上ではNOX値が極端に高くなる。そ
して、−火燃焼流動床6の炉床負荷を350kg/11
(・hr以下とすると、焼却量が少なくなり、焼却炉の
効率が悪くなる。また、炉床負荷を600kg/rrr
・hr組以上すると、含水率が40〜90%の高含水の
廃棄物を燃焼させようとすると一次燃焼流動床6の温度
が前記数値を維持できず、温度が低下して円滑かつ安定
した燃焼が行われず、かつ、例えば95%以上の高燃焼
効率が得られない。
以下、各種の廃棄物の燃焼例について説明する。
(燃焼例1) 第3図は、高含水廃棄物としてビール粕、みかん粕、コ
ーヒー粕および製紙粕について、第1図および第2図に
示した流動床式焼却炉を用いて燃焼、焼却テストを行っ
た場合の一次燃焼流動床6の温度と排ガスのN0x(I
!!との関係を示すグラフである。
このテストにおいては、含水率は、ビール粕においては
75〜78%の場合と80〜83%の場合であり、みか
ん粕では80〜85であり、コーヒー粕では65〜70
であり、製紙粕では50〜65である。また、それらの
可燃物の窒素含有率は、ビール粕では2〜4であり、み
かん粕では1〜2であり、コーヒー粕では1〜2であり
、製紙粕では0.5〜1、OWT%である。−火燃焼流
動床6の温度はいずれの場合も750〜B00″Cであ
り、排ガス酸素濃度はいずれの場合も7〜8dry−v
o1%である。また、−火燃焼流動床6の炉床負荷は4
00kg/r11′・hrである。
第3図において、Aは含水率が80〜83%のビール粕
の場合を示し、Bは含水率が75〜78%のビール粕の
場合を示す。
この第3図から明らかなように、全体的にNOX値が著
しく小さくなっており、特に、グラフAとグラフBとを
比較しても含水率が多い廃棄動程、NOK値が飛躍的に
小さくなっていることが分かる。
このように廃棄物に含まれる水分が多くなる程、NOX
値が小さくなるのは、前記したような流動床温度等の燃
焼に及ぼす各々の因子を特定した範囲のものとして流動
床式焼却炉を運転することにある。そして、このような
条件の運転のもとに一種のスチームリフオーξング反応
が有効に作用されているものと考えられる。即ち、燃焼
物(可燃物)である炭化水素は熱分解時に水蒸気がある
と、CmHn + 2mHzO= mco、 + (2
m+n/2))lxCO□ +CHz  = 2CO+
 2Hzなる反応式に代表されるように還元性の可燃性
ガス(Co、 Hz)を発生させ、廃棄物の可燃物や助
燃用バーナの燃料のN分がNOxにならず、N2に変わ
る現象が効果的に発揮されているものと考えられる。
(燃焼例2) 含水率が58〜62%であり、可燃分の高位発熱量24
00−2500Kcal/ kgであり、その可燃分組
成(WT%)が炭素50.6%、水素6.6%、酸素4
0.7%、窒素1.2%、その他0.9%であり、乾分
中可燃分54%、乾分中灰分46%である高含水パルプ
スラッジを、処理量3.84 BDT/hr 、−火燃
焼流動床6の燃焼温度770〜810℃1排ガス温度(
空気予熱器出口)191℃1排ガス酸素濃度7. 2 
dry・vo1%、乾き排ガス量864Nボ/hr、−
火燃焼流動床6の炉床負荷550 kg/ rrf−h
rとした状態で運転したところ、燃焼効率は99%(−
次燃焼室5において90%、二次燃焼室11において9
%)であり、NOx濃度は47 ppm(Oz12%換
算イ直)であった。
(燃焼例3) 含水率が62%であり、可燃分の高位発熱量3000K
cal/ kgであり、その可燃分M戒(WT%)が炭
素43.1%、水素5.3%、酸素50.5%、窒素0
.9%、その他0.2%であり、乾分中可燃分65%、
乾分中灰分35%である高含水パルプスラッジを、処理
量4.10 BDT/hr 、−火燃焼流動床6の燃焼
温度750〜870″C1排ガス温度(空気予熱器出口
)229℃1排ガス酸素濃度8.  Odry−vo1
%、乾き排ガス量1060 Nm/hr、−火燃焼流動
床6の炉床負荷550kg/rrr −hrとした状態
で運転したところ、燃焼効率は99%(−次燃焼室5に
おいて83%、二次燃焼室11において16%)であり
、NOx濃度は136 ppm(Oz12%換算値)で
あった。
(燃焼例4) 含水率が45〜50%であり、可燃分の高位発熱量26
70Kcal/ kgであり、その可燃骨組! (WT
%)が炭素49.7%、水素5.2%、酸素41.3%
、窒素2.1%、その他1.7%であり、粒分中可燃分
57%、粒分中灰分43%である高含水パルプスラッジ
を、処理量5.20 BDT/hr 、−火燃焼流動床
6の燃焼温度750〜960 ’C1排ガス温度(空気
予熱器出口)177℃1排ガス酸素濃度6. 8 dr
y・vo1%、乾き排ガス量775 Nrrr/hr、
−火燃焼流動床6の炉床負荷550kg/rrr・hr
とした状態で運転したところ、燃焼効率は99%(−次
燃焼室5において74%、二次燃焼室11において25
%)であり、NOx濃度は130 ppm(Oz12%
換算値)であった。
以上の燃焼テスト結果からも明らかなように、本発明に
よる流動床式高含水廃棄物焼却炉の運転焼方法では高燃
焼効率を保って排ガス中に含まれる窒素酸化物を著しく
低減させうろことが分かる。
なお、地域差はあるものの、−船釣にNOx濃度は30
0 ppn+(0□12%換算値)とされ、都市近郊で
は150ppm(0□12%換算値)以下が規制値とさ
れているものである。
〔発明の効果〕
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、例え
ば95%以上のような高燃焼効率を保って高含水廃棄物
を流動床燃焼によって燃焼、焼却させることができると
ともに、排ガスの窒素酸化物を著しく低い値とすること
ができる。
従って、脱硝設備等を別途設置する必要もなく、焼却炉
のみで高含水廃棄物を焼却することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図および第2図は本発明が適用される流動床式高含
水廃棄物焼却炉の実施例を示すものであり、第1図は概
略縦断面図、第2図は第1図の■線矢視要部側面図、第
3図は流動床温度とNoに値との関係を示すグラフであ
る。 ■・・・流動床式高含水廃棄物焼却炉、2・・・空気室
、3・・・助燃用バーナ、4.1o・・・ガス分散板、
5・・・−次燃焼室、6・・・−火燃焼流動床、7・・
・フリーボード、9・・・原料噴霧ノズル、11・・・
二次燃焼室、12・・二次燃焼流動床、13・・・排ガ
ス排出口。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 下段に助燃用バーナと燃焼用空気流入口を備えた空気室
    を備え、その上段にガス分散板を介して高温の流動床を
    形成する流動燃焼室を備え、該流動燃焼室のガス下流側
    に排ガス排出口を備え、該流動燃焼室で高含水廃棄物を
    燃焼させる流動床式廃棄物焼却炉を用い、含水率が40
    〜90%であり可燃物を有しており該可燃物の窒素含有
    率が0.8〜6.5WT%である高含水廃棄物を燃焼さ
    せる流動床式高含水廃棄物焼却炉の運転方法において、
    該流動床温度を650〜1000℃とし、該流動燃焼室
    から排出される排ガスの酸素濃度を6〜9dry・vo
    l%とし、該流動床の炉床負荷を350〜600kg/
    m^2・hrとし、高燃焼効率を保って運転するように
    したことを特徴とする流動床式高含水廃棄物焼却炉の運
    転方法。
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