JPH03237976A - 移送寝台の昇降操作機構 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は移送寝台の頭側および脚側双方に昇降操作手段
を設けた移送寝台の昇降操作機構に関するものである。

（従来の技術） 例えば、患者を乗せて移動するための手段として用いら
れる移送寝台（以下ストレッチャーという）は、緊急な
場合、あるいは重症患者の移動の際に適している。かか
るストレッチャーには緊急な場合、例えば、手術室に移
送したとき、患者を手術台に移乗させやすいようにする
ため、高さを調節する手段として、昇降機構は必須のも
のとなっている。

ところで、移送先の手術室や、処置室のスペースの状態
によっては、前記昇降機構は操作しにくいことがあるた
め、昇降機構を操作するハンドル等はストレッチャーの
頭側および押倒にあることが望ましい。

（発明が解決しようとする課題） ところで、前記ハンドル等は片方のみを操作することで
ストレッチャーを昇降することができるので、両方のハ
ンドルを同時に操作する必要はない。その場合、片方の
ハンドルを操作することによって、もう一方のハンドル
が連動してしまうと、操作中にそのもう一方のハンドル
が他のものを巻き込む危険性がある。

本発明はこのような点に鑑みてなされたものであり、ス
トレッチャーの頭側および押倒に設けられた昇降操作ハ
ンドルを昇降操作すべき側のみを操作可能として、他の
ものを巻き込む危険性をなくした移送寝台の昇降操作機
構を提供することを目的とする。

（課題を解決するための手段） 前記した課題を解決するために、本発明は、昇降機構を
備えた患者を移送するための移送寝台において、前記昇
降機構に駆動力を伝達するための駆動軸を前記移送寝台
の長手方向に配設すると共に、この駆動軸の両端部にク
ラッチ部材を介して、連動可能とすべく連動杆により互
いに接続してなる駆動源としての第１、第２のクランク
ハンドルを接続し、前記クラッチ部材は駆動軸の両端部
において、軸径方向に突設されたピン部材と、このピン
部材が係止すべき前記第１、第２クランクハンドルの軸
に形成された係止溝とから構成し、前記第１、第２クラ
ンクハンドルのうち、いずれか一方を、駆動軸に沿って
移送寝台の外側に変位させて前記クラッチ部材を噛み合
わせ、動力を選択的に前記駆動軸に伝達するようにした
ものである。

また、本発明は昇降機構を備えた患者を移送するための
移送寝台において、前記昇降機構に駆動力を伝達するた
めの駆動軸を前記移送寝台の長手方向に配設すると共に
、この駆動軸の両端部にクラッチ部材および圧縮ばねを
介して駆動源たる第１、第２のクランクハンドルを駆動
軸方向に進退可能に接続し、前記クラッチ部材は駆動軸
の両端部において、軸径方向に突設されたピン部材と、
このピン部材が係止すべき前記第１、第２クランクハン
ドルの軸に形成された係止溝とから構成し、前記第１、
第２クランクハンドルのうち、いずれか一方を前記圧縮
ばねの弾発力に抗して駆動軸に沿って移送寝台の外側に
変位させて前記クラッチ部材を噛み合わせ、動力を選択
的に前記駆動軸に伝達するようにしたものである。

（作用） 本発明によれば、患者をベツドから移送用寝台に移乗さ
せる際、介助者は第１クランクハンドル、または第２ク
ランクハンドルを操作して、移送寝台の床部を昇降させ
、ベツドの床部の高さに合うよう調整を行う。この場合
、第１、第２クランクハンドルのうち、介助者は操作し
やすい方によって、移送寝台の床部を昇降させることが
できる。

第１クランクハンドルによって操作を行う場合は、介助
者は先ず、第１クランクハンドルを駆動軸方向に沿って
移送寝台の外側に移動させる。前記第１クランクハンド
ルは駆動軸方向に変位し、駆動軸の軸径方向に突設され
たピン部材に、前記第１クランクハンドルの軸に形成さ
れた係止溝が係止し、第１クランクハンドルと駆動軸と
は、動力的に接続状態となる。前記第１クランクハンド
ルの駆動軸方向への変位によって、第２クランクハンド
ルは連動杆によって、前記第１クランクハンドルの変位
方向と同方向に変位する。これによって、第２クランク
ハンドルの軸に形成された係止溝と、駆動軸のピン部材
とは係止状態から解除され、第２クランクハンドルの軸
と駆動軸とは、動力的に遮断され、前記第１クランクハ
ンドルの操作によって、第２クランクハンドルは回動す
ることはない。

なお、第２クランクハンドルによって操作を行う場合も
、前記した操作と同様に行うことで移送寝台の床部を昇
降することができる。

そして、例えば、手術室に移送したとき、患者を手術台
に移乗させやすいようにするため、第１、第２クランク
ハンドルのうち、介助者は操作しやすい方によって移送
寝台の床部を昇降調節することができる。

次に、駆動軸の両端部にクラッチ部材および圧縮ばねを
介して駆動軸に駆動力を伝達するように第１、第２のク
ランクハンドルを接続する構成の場合は、以下の通りで
ある。

第１、第２のクランクハンドルに介在された圧縮ばねは
前記第１、第２クランクハンドルを駆動軸方向に沿って
常に移送寝台の外側に向かって押圧しており、クラッチ
部材は噛み合い解除状態にある。

第１クランクハンドルによって操作を行う場合は、介助
者は先ず、第１クランクハンドルを駆動軸方向に沿って
移送寝台の外側に移動させる。前記第１クランクハンド
ルは圧縮ばねの弾発力に抗して駆動軸方向に変位し、駆
動軸の軸径方向に突設されたピン部材に、前記第１クラ
ンクハンドルの軸に形成された係止溝が係止する。これ
によって、第１クランクハンドルと駆動軸とは動力的に
結合し、昇降機構を作動することができる。第２クラン
クハンドルによって操作を行う場合も、前記した操作と
同様に行うことで移送寝台の床部を昇降することができ
る。

なお、昇降機構は既知の構成のものが適用される。

（実施例） 次に、本発明にかかる移送寝台の昇降操作機構について
、ｌ実施例を挙げ、添付の図面を参照しながら以下説明
する。

第１図ａにおいて、参照符号１は移送寝台の昇降操作機
構の設けられた移送用寝台（以下ストレッチャーという
）を示し、このストレッチャー１は、台車２と、この台
車２に取付けられた昇降機構３と、この昇降機構３に取
付けられた基部４と。

基部４に載設される床部５と、前記昇降機構３を作動す
るための昇降操作機構６とから実質的に構成される。

前記昇降機構３は、台車２に取付けられた第１、第２の
リンク７．８と、前記昇降操作機構６からの駆動力を伝
達するための駆動軸９とを具備している。前記第１、第
２のリンク７．８は、それぞれ、台車２の両側に一対ず
つ設けられ片側のみを図示している。前記第１、第２リ
ンク７．８の一端部が台車２に軸着されると共に、他端
部は互いに作動杆１０を介して連動するように接続され
る。

さらに、前記第１、第２リンク７．８は中心部が、前記
基部４の突出部１１．１２に回動自在に軸着される。

前記駆動軸９はストレッチャー１の長手方向に配設され
、中央部が螺刻されており、この駆動軸９上を進退移動
するめねじ１３が設けられる。このめねじ１３と前記作
動杆１０とは、駆動腕１４を介して接続されている。

前記昇降操作機［６は、前記駆動軸９の両端部にクラッ
チ部材１５．１６を介して、駆動軸９に駆動力を伝達す
るための第１、第２のクランクハンドル１７．１８を駆
動軸９方向に進退可能に接続し、前記クラッチ部材１５
．１６は駆動軸９の軸径方向に突設されたピン部材１９
と、このピン部材１９と噛み合う前記第１．第２クラン
クハンドル１７．１８の軸に形成された係止溝２０とか
ら構成してなるものである。

前記第１、第２クランクハンドル１７．１８は連動杆２
１によって互いに連動可能に接続され、第１、第２クラ
ンクハンドル１７．１８を駆動輪９方向に移動させるこ
とで、前記クラッチ部材１５．１６を選択的に噛み合わ
せ、動力を駆動軸９に伝達させるようになっている。

本発明にかかるストレッチャーの昇降操作機構６は以上
のように構成されるものであり、次に、その作用を説明
する。

患者をベツドからストレッチャー１に移乗させる際、介
助者は第１クランクハンドルＩ７、または第２クランク
ハンドル１８を操作して、ストレッチャー１の床部５を
昇降させ、ベツドの床部５の高さに合うよう調整を行う
。この場合、第１、第２クランクハンドル１７．１８の
うち介助者は操作しゃすい方によってストレッチャー１
の床部５を昇降させることができる。

第１クランクハンドル１７によって操作を行う場合は、
第１図すに示すように、介助者は先ず、第１クランクハ
ンドル１７を駆動軸９方向に沿ってストレッチャー１の
外側に移動させる。前記第１クランクハンドル１７は駆
動軸９方向に変位し、クラッチ部材１５は噛み合う。す
なわち、駆動軸９の両端部において軸径方向に突設され
たピン部材１９に、前記第１クランクハンドル１７の軸
に形成された係止溝２０が係止する。これによって、前
記第１クランクハンドル］７からの駆動力は前記駆動軸
９に伝達可能な状態となる。前記第１クランクハンドル
Ｉ７の駆動軸９方向への変位によって、第２クランクハ
ンドル１８は連動杆２１によって、前記第１クランクハ
ンドル１７の変位方向と同方向に変位する。

これによって、第２クランクハンドル１８側のクラッチ
部材１６は噛み合いが解除された状態となる。

すなわち、前記第２クランクハンドル１８の軸に形成さ
れた係止溝２０と、駆動軸９のピン部材１９とは係止状
態から解除され、第２クランクハンドル１８の軸と駆動
軸９とは、動力的に遮断され、前記第１クランクハンド
ル１７の操作によって、第２クランクハンドル１８は回
動することはない。

前記第１クランクハンドル１７を回転させることで、駆
動力はクラッチ部材１５を介して駆動軸９に伝達され、
めねじ１３は駆動軸９上を図中、右方へ移動し、めねじ
１３に接続された駆動腕１４が作動杆）０を押し上げる
ように作用する。前記作動杆１ｏは、左方へ変位し、こ
れによって、第１１第２リンク７．８は反時計回りに回
動し、前記基部４および床部５は上動することとなる。

なお、第２クランクハンドル１８によって操作を行う場
合も、第１図０１第１図ｄに示すように、前記した操作
と同様に行うことでストレッチャー１の床部５を昇降す
ることができる。

そして、例えば、手術室に移送したとき、患者を手術台
に移乗させやすいようにするため、第１、第２クランク
ハンドル１７．１８のうち介助者は操作しやすい方によ
ってストレッチャー１の床部５を昇降調節することがで
きる。

このように、介助者は操作しやすい方の操作手段により
、ストレッチャー１を昇降調節することができ、使い勝
手が向上する。その上、操作手段たる第１、第２クラン
クハンドル１７．１８のうち、いずれか一方のハンドル
を操作することによって。

他方のハンドルのクラッチ部材１５．１６の噛み合いを
解除して他方のハンドルからの動力伝達を遮断してしま
うため、操作中にその他方のハンドルが他のものを巻き
込む危険性を防止することができる。

次に、本発明にかかるストレッチャーの昇降操作機構に
ついて第２の実施例を挙げ、以下説明する。なお、前記
実施例と同様の構成体には、同符号を付し、その説明は
省略するものとする。

第２図ａにおいて、ストレッチャー２２は以下のような
構成の昇降操作機構２３が設けられている。

すなわち、前記昇降操作機構２３は、駆動軸９の両端部
にクラッチ部材１５．１６と、圧縮ばね２４．２５を介
して駆動軸９に駆動力を伝達するように第１、第２のク
ランクハンドル１７．１８を接続する構成としたもので
ある。

第１、第２のクランクハンドル１７．１８に介在された
圧縮ばね２４．２５は前記第１、第２クランクハンドル
１７．１８を駆動軸９方向に沿って常にストレッチャー
２２の外側に向かって押圧しており、クラッチ部材１５
．１６は噛み合いが解除された状態にある。

第１クランクハンドル１７によって操作を行う場合は、
第２図すに示すように、介助者は先ず、第１クランクハ
ンドル１７を駆動軸９方向に沿ってストレッチャー２２
の外側に移動させる。前記第１りランクハンドル１７は
圧縮ばね２４の弾発力に抗して駆動軸９方向に変位し、
駆動軸９の両端部において軸径方向に突設されたピン部
材１９に、前記第１クランクハンドル１７の軸に形成さ
れた係止溝２０が係止する。これによって、第１クラン
クハンドル１７と駆動軸９とは動力的に結合し、昇降機
構３を作動することができる。第２クランクハンドル１
８によって操作を行う場合も、第２図Ｃ１第２図ｄに示
すように、前記した操作と同様に行うことでストレッチ
ャー２２の床部５を昇降することができる。

なお、昇降機構３は前記実施例と同構成のものを適用す
ることができる。

かかるストレッチャー２２の昇降操作機構２３は、操作
前においては、第１、第２クランクハンドル１７．１８
のクラッチ部材１５．１６は圧縮ばね２４．２５によっ
て噛み合いが解除状態、すなわち、動力伝達が遮断状態
にある。このため、操作すべき側のハンドルを圧縮ばね
２４．２５の弾発力に抗してクラッチ部材１５．１６を
噛み合わせて、動力伝達を可能としなければ、昇降操作
がなされないため、操作すべき側以外のハンドルは回動
することはない。従って、操作すべき側以外のハンドル
による巻き込み防止は達成されることになる。

次に、他の構成の昇降機構を適用したストレッチャーを
挙げ、以下説明する。なお、この場合も、前記実施例と
同構成体のものには同符号を付してその説明は省略する
。

第３図において、ストレッチャー２６の昇降機構２７は
、台車２８に、長さの等しい昇降腕２９．３０を互いに
交叉させると共に、略中央部にて軸着構成されたもので
ある。この昇降腕２９．３０は前記台車２８の両側に設
けられ、ここでは、−組のみを示している。前記昇降腕
２９．３０の一端部はそれぞれ、台車２８、基部３１に
固定軸着されており、他端部は、台車２８に設けられた
摺動杆３２、基部３１に設けられた摺動溝３３を摺動自
在に取付けられている。かかるストレッチャー２６は、
第１、第２クランクハンドル１７．１８のクラッチ部材
１５．１６を交互に噛み合わせる機能を有する昇降操作
機構６の操作によって昇降機構２７の昇降腕２９．３０
が作動され、床部５の高さが調節される。

第４図は、前記昇降機構２７に、駆動軸９の両端部にク
ラッチ部材１５．１６と、圧縮ばね２４．２５を介して
駆動軸９に駆動力を伝達するように第１、第２のクラン
クハンドル１７．１８を接続する構成の昇降操作機構２
３を組み込んだストレッチャー３４を示している。

いずれにしても、操作すべき側のハンドルのみが動力伝
達状態であるので、操作しない側のハンドルは、クラッ
チ部材１５．１６によって、動力伝達が遮断状態とされ
るため、操作しない側のハンドルによるものの巻き込み
等の危険は、回避され、当初の課題は解決されたことに
なる。

（発明の効果） 本発明によれば、介助者は第１、第２クランクハンドル
のうち、操作しやすい方を選択することができ、それに
よって移送寝台の床部を容易に昇降させることができる
。

この場合、前記第１１第２クランクハンドルのうち、操
作する側のクランクハンドルを移動させることで、操作
されない側は連動杆によって連動し、操作する側のみの
クラッチ部材が噛み合うことで動力伝達は、操作する側
のみからなされるため、操作されない側のクランクハン
ドルは回動することはない。このため、操作されない側
のクランクハンドルによる巻き込みが防止でき、安全性
の高いものとなる。

さらに、駆動軸の両端部にクラッチ部材および圧縮ばね
を介して駆動軸に駆動力を伝達するように第１、第２の
クランクハンドルを接続する構成のものにあっては、操
作する側のクランクハンドルを移動させることで、圧縮
ばねの弾発力に抗してクラッチ部材を噛み合わせること
で、動力伝達は操作する側のみになされ、操作されない
側のクランクハンドルによる巻き込みの危険性は回避さ
れる。

【図面の簡単な説明】

第１図ａは本発明にかかる移送寝台の昇降操作機構の設
けられた移送寝台の１実施例を示す側面説明図、 第１図すないし第１図ｄは第１図ａに示す昇降操作機構
の作用説明図、 第２図ａは本発明にかかる移送寝台の昇降操作機構の設
けられた移送寝台の第２の実施例を示す側面説明図、 第２図すないし第２図ｄは第２図ａに示す昇降操作機構
の作用説明図、 第３図、第４図は第１図に示す移送寝台の昇降操作機構
の設けられた移送寝台のそれぞれ、第３、第４の実施例
を示す側面説明図である。 レッチャー、２７・・・昇降機構、 ２９．３０・・・昇降腕、３１・・・基部、動滑、３４
・・・ストレッチャー ２８・・・台車、 ３２・・・摺動杆、 ３３・・・摺 １・・・ストレッチャー、２・・・台車、３・・・昇降
機構、４・・・基部、５・・・床部、６・・・昇降操作
機構、７・・・第１リンク、８・・・第２リンク、９・
・・駆動軸、ｌＯ・・・作動杆、１１．　＋２・・・突
出部、１３・・・めねじ、１４・・・駆動腕、１５．１
６・・・クラッチ部材、１７・・・第１クランクハンド
ル、１８・・・第２クランクハンドル、１９・・・ピン
部材、２０・・・係止溝、２１・・・連動杆、２２・・
・ストレッチャー２３・・・昇降操作機構、２４．２５
・・・圧縮ばね、２６・・・スト第２図（ａ） １２図（ｂ） 第２図（ｄ） 第 図 ４ 第 図

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）昇降機構を備えた患者を移送するための移送寝台
   において、前記昇降機構に駆動力を伝達するための駆動
   軸を前記移送寝台の長手方向に配設すると共に、この駆
   動軸の両端部にクラッチ部材を介して、連動可能とすべ
   く連動杆により互いに接続してなる駆動源としての第１
   、第２のクランクハンドルを接続し、前記クラッチ部材
   は駆動軸の両端部において、軸径方向に突設されたピン
   部材と、このピン部材が係止すべき前記第１、第２クラ
   ンクハンドルの軸に形成された係止溝とから構成し、前
   記第１、第２クランクハンドルのうち、いずれか一方を
   、駆動軸に沿って移送寝台の外側に変位させて前記クラ
   ッチ部材を噛み合わせ、動力を選択的に前記駆動軸に伝
   達するようにしたことを特徴とする移送寝台の昇降操作
   機構。
2. （２）昇降機構を備えた患者を移送するための移送寝台
   において、前記昇降機構に駆動力を伝達するための駆動
   軸を前記移送寝台の長手方向に配設すると共に、この駆
   動軸の両端部にクラッチ部材および圧縮ばねを介して駆
   動源たる第１、第２のクランクハンドルを駆動軸方向に
   進退可能に接続し、前記クラッチ部材は駆動軸の両端部
   において、軸径方向に突設されたピン部材と、このピン
   部材が係止すべき前記第１、第２クランクハンドルの軸
   に形成された係止溝とから構成し、前記第１、第２クラ
   ンクハンドルのうち、いずれか一方を前記圧縮ばねの弾
   発力に抗して駆動軸に沿って移送寝台の外側に変位させ
   て前記クラッチ部材を噛み合わせ、動力を選択的に前記
   駆動軸に伝達するようにしたことを特徴とする移送寝台
   の昇降操作機構。