JPH03236599A - 耐弾板 - Google Patents

耐弾板

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JPH03236599A
JPH03236599A JP3211190A JP3211190A JPH03236599A JP H03236599 A JPH03236599 A JP H03236599A JP 3211190 A JP3211190 A JP 3211190A JP 3211190 A JP3211190 A JP 3211190A JP H03236599 A JPH03236599 A JP H03236599A
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JP
Japan
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bulletproof
plate
sintered body
weight
molded form
Prior art date
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Pending
Application number
JP3211190A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Shibata
柴田 憲一郎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication of JPH03236599A publication Critical patent/JPH03236599A/ja
Pending legal-status Critical Current

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  • Aiming, Guidance, Guns With A Light Source, Armor, Camouflage, And Targets (AREA)
  • Laminated Bodies (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、戦闘用ヘリコプタ−や戦闘機、航空機等の特
に耐弾性を要求される座席部、エンジン部等の保護に用
いられる耐弾板に関する。
〔従来の技術〕
戦闘用ヘリコプタ−や航空機等は、被弾しても容易に墜
落しないように、特に重要なパイロットの座席部及びエ
ンジン□等を耐弾板(アーマ−と称される)で保護して
いる。
かかる耐」板は、所定の形状に底形された硬くて高強度
の耐弾板部材と、その−面に接着剤で貼す合せた繊維強
化プラスチック(FRP)製のバンクプレートとからな
り、これを航空機の座席やエンジンカバー等にタイル様
に貼り付けて用いるものである。
耐弾板部材として、最近では強度及び耐熱性に優れたセ
ラミックス焼結体が着目され、例えばアルミナ、炭化珪
素、炭化硼素等が研究されている。
特に、戦闘用ヘリコプタ−や戦闘機等に使用される耐弾
板は、飛行性能を向上させるため軽量であることが要求
され、そのため米国等では比強度の高い炭化硼素(B 
Cり焼結体が耐弾板部材として用いられている。
尚、炭化硼素は難焼結性であるためホットプレス法によ
り焼結され、又無加圧焼結の場合には微量の金属アルミ
ニウムを添加して焼結される。
炭化硼素焼結体は、JIS R1601による曲げ強度
が5Q kg/m”程度及び密度が2.5 gAm’程
度であり、曲げ強度の低いものでは33〜35.4 k
g/mm2の焼結体も報告されている。しかし、炭化硼
素等のセラミンクス製の耐弾板部材の強度と耐弾性との
関係は必ずしも明確ではない。
このように、耐弾板はヘリコプタ−や航空機の飛行性能
を改善するため常に軽量化が要望され、軽量化のために
薄肉化しても充分な耐弾性を備えうるような耐弾板の開
発が望まれている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明はかかる従来の事情に鑑み、軽量で優れた耐弾性
を有し、ヘリコプタ−や航空機用として軽量化のため薄
肉化しても充分な耐弾性を具備しうる耐弾板を提供する
ことを目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
上記目的を達成するため、本発明の耐弾板においては、
70〜95重量%の炭化硼素と30〜5重量%の炭化珪
素からなり密度2.4〜2.8 g/””の複合セラミ
ックス焼結成形体と、該複合セラミックス焼結成形体の
一面に貼り合せた繊維強化ブラスチンク製のバッキング
プレートとからなることを特徴とする。
バンキングプレート用の繊維強化プラスチック(F R
P)としては、従来から当該用途に用いられているもの
で良く、例えばエポキシ樹脂やポリエステル樹脂などを
ガラス繊維、炭素繊維、アラミド繊維などで補強したも
の等があり、特に比重が小さい割に高強度及び高弾性な
アラミド繊維(例えばケブラー デュポン社の商標)で
強化したエポキシ樹脂からなるFRPが好ましい。
〔作用〕
本発明の耐弾板は、第1図に示すように所定形状の耐弾
板部材であるB C−5iC焼結焼結体形と、FRP製
のバッキング7−ト2を接着剤で貼す合せた構造を有す
る。
本発明で耐弾板部材として用いるB4O−5iC焼結成
形体1の曲げ強度は60〜700解2以上であり、従来
の耐弾板部材であるBe焼結戊形体の曲げ強度、33〜
50 kg/nm2よりも高く、しかも密度は両者共は
ぼ同じである。これは添加したSiCがBC中に分散さ
れ、粒子分散強化機構が働くためと考えられる。
しかしながら、セラミックス製の耐弾板部材の曲げ強度
の向上によって、耐弾板の耐弾性がどの程度改善向上す
るかは知られていなかった。
そこ7本発明者は、ドライブイツト(工事用鋲打機)を
用いて、第2図に示す如く耐弾板に鋼球3を高速でB 
C−5iC焼結焼結体形などのセラミックス製耐弾板部
材側から衝突させることにより、耐弾板の評価を試みた
。評価方法は、耐弾板のノくツキ〉グプレート2が同一
材料同一厚さの場合に、鋼球3が耐弾板を貫通したもの
と貫通しないものとの比が約1;1となる時のセラミッ
クス製耐弾部材の厚さTcを求め、Tcが薄いほど耐弾
性に優れるものとした。
この評価の結果、耐弾部材としてB C−5iC焼結焼
結体形を用いた本発明の耐弾板は、BC焼結成形体を用
いた従来の耐弾板よりも明らかにTcが薄くなり、耐弾
性が向上していることが判った。
この耐弾性の向上は、耐弾部材であるB C−5iC!
焼結戊形体底形げ強度が高いためのみではなく、引張強
度、破壊靭性、硬度等の改善向上が複合化した相乗的効
果として耐弾性が改善されたものと考えられる。
尚、耐弾部材であるB C−3iC焼結焼結体形におい
て、SiCの含有量が5重量%未満ではB4Cのみの場
合と有意差が認められず、又30重量%を超えると逆に
耐弾性が低下する傾向が認められる。
又、E C!−5iC焼結焼結体形の密度は、SiC含
有量が5〜30重量%の範囲においては2.4〜2.3
 g7cm3程度であり、EC焼結体よりも僅かに増加
しているとは云え、航空機等の耐弾板部材として何等問
題が無いことが判った。
〔実施例〕
平均粒径1.2μm1純度99.5%以上のBC粉末に
対して、平均粒径0.3μm1純度99.0%以上のS
iC粉末を内割りで0% (比較例)、5重量%、10
重量%、20重量%及び30重量%となるように添加し
、アルミナ製ボールミルにより夫々24時間層式混合し
た。各混合粉末を乾燥後、ホットプレス法により210
0C”の温度及び300に9/4cm2の圧力にて1時
間焼結し、板状の焼結成形体を得た。
得られたBCC焼結形体又はB 0−3iC焼結焼結体
形ついて密度を測定すると共に、各焼結戊形体からJ工
S R1601の曲げ強度試験用サンプル各10本を切
り出し、曲げ強度を測定した。又、同じ各焼結成形体を
直径100+amで厚さ2.5〜3.5闘の耐弾板部材
に切断及び研削加工し、その片面にアラミド繊維(ケブ
ラー)強化エポキシ樹脂からなる同一直径で厚さ3門の
バッキングプレートをエポキシ系接着剤で貼り付け、耐
弾性試験用の耐弾板を作製した。耐弾性試験は、上記の
如く作製した各耐弾板にドライブインドを用いて重さ0
.7gの鋼球を1000 rrv′secの速度で焼結
成形体側がら衝突させ、鋼球が耐弾板を貫通したものと
貫通しないものとの比が約1:1となる時の各耐弾板の
焼結成形体の厚さTcを求めた。
(計)表中の×は比較例である。
上記の結果から、耐弾板部材としてB c−sic焼結
焼結体形体いた本発明の耐弾板は、BCC焼結形体を用
いた従来の耐弾板に比較して、同じ耐弾性が得られる耐
弾板部材の厚さTcが明らかに薄くなり、耐弾性が改善
向上していることが判る。
〔発明の効果〕
本発明によれば、セラミックス製の耐弾板部材としてB
 C−3iO焼結焼結体形用いることで、密度の極めて
小さい割に大幅に耐弾性を改善向上させることができ、
依って戦闘用ヘリコプタ−や航空機等の特に耐弾性を要
求される座席部、エンジン部等の保護用として、軽量化
のため薄肉化しても充分な耐弾性を具備しうる耐弾板を
提供することが出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明による耐弾板の断面図であり、第2図は
耐弾板の評価Gこ用いた耐弾性試験を説明するための模
式図である。 1・・B C−3iC焼結焼結体 形・・バンキングプレート 3・・鋼球手続補正書(自
発)

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)70〜95重量%の炭化硼素と30〜5重量%の
    炭化珪素からなり密度2.4〜2.8g/cm^3の複
    合セラミックス焼結成形体と、該複合セラミックス焼結
    成形体の一面に貼り合せた繊維強化プラスチック製のバ
    ッキングプレートとからなることを特徴とする耐弾板。
JP3211190A 1990-02-13 1990-02-13 耐弾板 Pending JPH03236599A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7104177B1 (en) * 2000-01-11 2006-09-12 Aghajanian Michael K Ceramic-rich composite armor, and methods for making same
JP2007322010A (ja) * 2006-05-30 2007-12-13 Kyocera Corp 防護部材
JP2010175211A (ja) * 2009-02-02 2010-08-12 Nihon Ceratec Co Ltd 耐衝撃部材
JP2014506201A (ja) * 2010-12-15 2014-03-13 ザ・ボーイング・カンパニー 弾道用途のためのサンドイッチ方式の繊維複合物

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