JPH03233232A - 空気調和機の室内ユニット - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 二発明の目的］ （産業上の利用分野） 本発明は、空気調和機の室内ユニットに係り特に暖房起
動時或いは暖房負荷が軽く空気調和機か低能力運転を行
なっているときに、ユニットからの吹出し風速を低下さ
せること無く室内熱交換器の通過風量を抑制し得る空気
調和機の室内ユニットに関するものである。

〈従来の技術） 殻にインバータエアコンは、暖房負荷か軽く低能力運転
を行っているとき吹出温度が低く、暖房しているにもか
かわらす使用者は風に当たる寒く感じることがある。ま
た、暖房起動時に、コンプレッサを最大能力で運転させ
ても吹出温度が低い場合がある。

そこで従来は、第４図に示すように、室内ユニットａの
熱交換器ｅ後方の流路ｆに設けた横流ファンｄの回転数
を落として吹出風量を落とすことによつ吹出温度を高く
すると共に、室内ユニットａの吹出口すに設けた縦グリ
ルＣを動かして吹出口すを絞ることにより吹出風速を遠
くしていた。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、従来の室内ユニットａにおいては、吹出
風速を速くする際に吹出口すの実質的な開口面積を狭く
するため、吹出口すから吹き出される風の厚みが薄くな
って温風が床面まで到達しないという欠点があった。

本発明は上記課題を解消すべく創案されたものであり、
その目的は、空気調和機の低能力暖房運転時並びに暖房
起動時に吹出温度を高くしつつ６通常運転時と同じ吹出
風速が得られ、十分な温風到達距離が確保できる空気調
和機の室内ユニットを提供することにある。

「発明の構成コ （課題を解決するための手段） 上記目的を達成するため、本発明による空気調和機の室
内ユニットは、熱交換器後方の通風路内にこれを左右の
流路に仕切るべく仕切板を設け、これら流路に独立して
駆動される横流ファンをそれぞれ設けたものである。

（作用） 空気調和機の低能力暖房運転時並びに暖房起動時には、
一方の流路内に設けられた横流ファンを停止させると共
に他方の流路に設けられた横流ファンだけを通常運転時
と同じ回転数で駆動させる。これにより、熱交換器の通
過風量が通常運転時より抑えられるので吹出温度は高く
なり、吹出ｌｎ速は通常運転時と同じに設定される。し
たがって、十分な温風到達距離が確保てきる。

（実施例） 次に、本発明の一実施例を第１図〜第３図に従って説明
する。

図において、■は空気調和機の室内ユニ／ト本体であり
、ユニｙ　ｈ本体１は前面パネル１と後面パネル１ｂと
で主に構成されている。ユニット本体１内には、第２図
に示すように前面パネル２側に熱交換器３が設けられる
と共に後面パネル１ｂ内面に熱交換器３側を覆うように
して断熱材−１か設けられ、熱交換器３の後方に通風路
５が形成されている。通風路５は、前面パネル１の下部
に形成された吹出口６に連通している。吹出口６には、
これを閉塞するようにして吹出方向に回動自在に縦グリ
ル９か設けられており、吹出口６の実質的な開口面積か
自在に変えられるようになっている。

第１図乃至第３図に示すように、通風路５内にはこれを
熱交換器３の中心位置で左右の流路７８に仕切るように
して仕切板６か設けられている。

これら流［；’、ｓ内の下方には、独立して駆動される
検流ファン９．１０か互いに直列になるようにしてそれ
ぞれ設けられている。これら検流ファン９．１０の間に
はクラッチ機構１１か設けられており、それぞれのファ
ン９．１０の回転軸１２１３がクラッチｆｉｍｌｌを介
して断続自在に連結されている。右側の検流ファン１０
の回転軸１３にはファンモータ１４にＩ２続されている
。これら検流ファン９，１０は、クラフチ機構１１で左
右の回転軸１２．１３を断続することにより、右側の４
！流フアン１０たけを駆動させたつ、或いは左右の横流
ファン９．１０を同時に駆動させたりする、二とができ
るようになっている。

次に、本実施例の作用について説明する。

空気調和機が通常の暖房運転を行っているとき、すなわ
ち熱交換器３の温度か高いか吹出温度が高い場合には、
クラ・ソチ機構１１で回転軸１２１３を接続して左右の
横流ファン９，１０を同時に赳区動させる。

これに対し、暖房起動時（熱交換器３の温度か低いとき
）或いは暖房負荷か軽く空気調和機か低能力運転を行な
う場合には、クラッチ機構１１で回転軸１２．１３を切
断して左側の横流ファン９を停止させると共に右側の検
流ファン１０たけを通常運転時と同じ回転数で駆動させ
る。またこのとき、縦グリル９は吹出口６が全開になる
位置に回動させておく。

通風路５内にこれを熱交換器３の中心位置で左右の流路
７，８に仕切るようにして仕切板６を設け、右側の流路
８に設けたファン１０たけを駆動させることにより熱交
換器３を通過するｆｆｌ量並びに吹出風量が通常運転時
の半分に抑えられるので、その分たけ吹出温度は高くな
る。また、右側の検流ファン１０を通常運転時と同じ回
転数で駆動させるので、吹出風速は通常運転時と同じに
設定される。このとき従来のように、吹出口６を縦グリ
ルって絞ることがないため、吹出口６の実質的な開口面
積を最大にして吹出口６から吹出される風の厚みを最大
にすることができる。従って、暖房起動時或いは暖房負
荷が軽く空気調和機が低能力運転を行なっているときに
も十分な温風到達距離が確保でき、室内を有効に暖房す
ることができる６ 二発明の効果コ 以上要するに本弁明によれば、暖房起動時或いは暖房負
荷が軽く空気調和機が低能力運転を行なっているときに
、吹出口を絞ることなく熱交換器の通過風量並びに吹出
風量を減少させることができるので、吹出温度を高くし
つつも吹出される温風の厚み並びに吹出風速は通常運転
時と同じに設定てき、」分な温、μ到達距離がＮ保てき
るという優れた効果が発揮できる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す縦断面図、第２図は第
１図の■−■線断面図、第３図は第１図のト］線断面図
、第４図は従来例を示す縦断面図である。 図中、３は熱交換器、５は通風路、６は仕切板、７．８
は流路、９．１０は横流ファンである。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、熱交換器後方の通風路内にこれを左右の流路に仕切
   るべく仕切板を設け、これら流路に独立して駆動される
   横流ファンをそれぞれ設けたことを特徴とする空気調和
   機の室内ユニット。