JPH03232569A - 粗面化光―ガス透過性フィルムの製造方法 - Google Patents

粗面化光―ガス透過性フィルムの製造方法

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JPH03232569A
JPH03232569A JP3072690A JP3072690A JPH03232569A JP H03232569 A JPH03232569 A JP H03232569A JP 3072690 A JP3072690 A JP 3072690A JP 3072690 A JP3072690 A JP 3072690A JP H03232569 A JPH03232569 A JP H03232569A
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JP
Japan
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film
resin
gas permeable
roughened
screen
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Application number
JP3072690A
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Takeshi Tanaka
武志 田中
Hitoshi Mitsutake
均 三竹
Shigeru Kobayashi
茂 小林
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は水なし平版印刷版の表面保護に用いるラミネー
トフィルムに関する。
(発明の背景) 印刷版作成作業において、原画と印刷版との全面に亙る
均一密着な良画質を保証する重要事項であり、一般に真
空密着法が適用される。しかし可塑性シートを互に膨み
個所なく密着することは相当に困難であり、印刷版面を
粗面化することによって両者密接面に空気の逃散間隙が
与えられる。
一般に樹脂等のフィルム面を粗面化する方法としては; (1)7(ルム素材中に互に相溶性のない無機或は有機
質の微粒を混入する、 (2)化学的な浸蝕、結晶化、電気的或は光化学的にシ
ュリンケイジを与える、 (3)外的にエンボス加工、サンドブラスト加工を施す
、 (4)マット剤塗料を塗布する、 (5)グラビア印刷により突起点を与える(特公昭61
−11673号) 等各種の方法が、フィルム素材の特性、使用目的に応じ
て用いられる。
印刷版にこれらの方法を適用する場合には、塵埃の付着
、化学的な活性化が起ってはならないし、低コストであ
ることが要求される。
更に水なし平版印刷版のラミネートフィルムに於ては、
該ラミネートフィルムの露光活性光に対する透過性及び
露光時の光化学反応により発生するガスの逃散性(透過
性)を損ってはならない。
前記粗面化方法のうち(1)、(2)はコスト的な問題
があり、(3)の外的な加工はラミネートフィルム等の
薄いフィルムに対して効果的な凹凸を形成するのは困難
である。
またマット剤塗料を塗布する方法はバインダ樹脂溶液の
選択が難しく、かつ第3図(a)に示すようにバインダ
被膜7aによるガス透過性の低下によって画像欠陥を招
く。
またグラビア印刷による方法は、グラビアロールのセル
中のインキが転着して効率的に有用な突起を与えるよう
に思われたが、供給したインキ(1料)をドクターブレ
ードで掻取る際に、セルの縁に樹脂のビヒクルが残り、
これがフィルムに転着し第3図(b)に示すように被膜
7bを形成しガス透過性を損う。
(発明の目的) 本発明の目的は、水なし平版印刷版の保護の用に供する
粗面化光−ガス透過性ラミネートフィルムの製造方法を
提供することにある。
(発明の構成及び作用効果) 前記した本発明の目的は、水なし平版印刷版の保護の用
に供する光−ガス透過性ラミネートフィルムに、スクリ
ーン孔から樹脂組成物を離散状に供給、固着し、粗面化
することを特徴とする粗面化光−ガス透過性フィルムの
製造方法によって達成される。
本発明の態様はスクリーン孔を通してラミネートフィル
ムに樹脂組成物を、所定密度で離散状に分布させる突起
網点に所定量供給し固着させて粗面を形成するものであ
り、前記態様は粉体トナーを用いる静電スクリーン印刷
法或は粘性インキを用いるスクリーン印刷法のいづれも
用いることができる。
しかしながら装置、生産性、コストの面から粘性インキ
を用いるスクリーン印刷法の方が好ましい。
更に粗面化の確実性、迅速性、コスト等の面からスクリ
ーンを金属円筒とし円筒内部から粘性インキを供給する
ロータリスクリーン印刷方式が好ましく、この際のスク
リーンの開き(孔の大きさ)は30〜100(1/イン
チが適当である。
突起網点に供給する樹脂組成物(以後樹脂ペーストと称
す)は、ラミネートフィルムに接着性を有し固着しうる
ものであれば特に特定することはないが、光−ガス透過
性を備えるものが好ましく、樹脂としてはラミネートフ
ィルムと同種の樹脂であることが好ましい。
突起網点の高さはスクリーン孔の深さ即ち金属スクリー
ン円筒の厚み、樹脂ペーストへの圧によって制御できる
第1図に本発明に用いるロータリスクリーン印刷の概要
を側面図として示した。
同図において、lはエンドレスベルトであり、2は粗面
化するラミネートフィルムである。ラミ4−トフイルム
2はエンドレスベルトlに真空吸引等で密着されて連続
的に搬送される。3は金属スクリーン円筒であり、所定
のスクリーン開きが与えられている。4はスクイ−ズブ
レード、5は樹脂ペーストである。6は点着した突起網
点である。
点着した突起網点は、樹脂ペーストの性買によって、加
熱乾燥、光化学的架橋或は熔融冷却等の方法によってラ
ミネートフィルム面に固着される。
第2図にラミネートフィルム2上に固着した突起網点6
の状態を断面側面図として示した。突起網点間の7に樹
脂ペーストの付着がなく、光−ガス透過性のラミネート
フィルム面が裸足しており、印刷版から光化学的に発生
するガスの逃散に甚だ好都合である。
尚樹脂ペーストのスクリーン面への裏廻りは、ロータリ
スクリーン印刷技術に倣って、スクリーン開、スクリー
ン開及び樹脂ペーストの粘度調節或は樹脂ペーストと金
属面との濡れを調節することによって回避される。
本発明の方法に係る光−ガス透過性ラミネートフィルム
の光透過性は、たとえば、活性光線(波長300ナノメ
ータから500ナノメータ)に対して光透過率が50%
以上であり、ガス透過率はN、に対し0.2X 10”
cc@cm/ cs”see11cmH9以上である。
前記ラミネートフィルムとしては前記の光−ガス透過性
のものであれば特に限定はないが、一般にはポリプロピ
レン、ポリエチレン、ポリスチレン、酢酸セルロースな
どのプラスチックフィルムが用いられる。ラミネートフ
ィルムの厚さは12μ■以下とするのが良好な画像再現
性を得る点で好ましい。
また前記ラミネートフィルムにコロナ放電処理等の表面
処理を施してもよい。
本発明に使用される樹脂ペーストは、印刷される状態下
での粘度が0.1−100ポイズ、好ましくは1〜lO
ポイズのものであれば良く、粘度がQ、lポイズ以下で
は、印刷直後にできた突起網点は直ちにレベリングし、
有効な突起とはならない。
また粘度が100ボイズ以上であれば、スクイ−ジング
事態が難しく、安定した特性を有する粗面化フィルムが
得られない。
本発明に用いられる樹脂ペーストの樹脂は前記固着処理
後、形態保持性を有するものであるなら、その種類は問
わない。このような目的のため用いられるものとしては
、たとえば塩素化ポリプロピレン、飽和ポリエステル樹
脂、ブチラール樹脂;塩化ビニリデン樹脂、塩化ビニル
樹脂、アルキド樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ樹脂、
ポリアミド樹脂、ポリウレタン樹脂、ポリビニルアルコ
ール系樹脂、天然樹脂などがあげられる。これらは併用
して用いることも可能である。
また、溶媒としては、たとえばトルエンなどの芳香族炭
化水素、メチルエチルケトンなどのケトン類、エタノー
ルなどのアルコール類、THFなどのエーテル類、水な
どの無機極性溶媒等をあげることができる。上記の溶媒
は2種以上併用してもよい。
更に塗布液に対してチクソトロピイ性を付与するため、
および粗面化表面の滑り性を良くするために、二酸化硅
素、二酸化チタン、炭酸カルシウム等の無機物、あるい
はラミネートフィルムと相溶性のない有機物等を少量添
加しても良い。
また無機物等の分散安定性の改良、および帯電防止のた
めに界面活性剤を添加してもよい。
(実施例) 次に実施例によって本発明を具体的に説明する。
実施例1 厚さ6μmのポリプロピレンフィルムに下記仕様の金属
円筒スクリーンを用い下記樹脂ペーストをロータリ印刷
を施し粗面化ラミネートフィルムを得た。
金属円筒スクリーン 樹脂ペースト    ・・・粘度250cps/ 25
℃前記試料を乾燥し、高さ9〜lOμ諷の突起網点を有
する粗面化ラミネートフィルムAをえた。
比較例1 実m例tで用いたラミネートフィルム及び樹脂ペースト
を用い、0.45ミリ毎に0.3ミリ角のピラミッド型
セルを有するグラビアロールでグラビア印刷し8〜lO
μmの突起網点を有する粗面化ラミネートフィルムBを
えた。
前記粗面化ラミネートフィルムA及びB並びに非粗面化
ラミネートフィルム0を水なし平版・印刷版ノシリコー
ン層にラミネートし、全面均一露光を与え、シリコーン
層とラミネートフィルム間での気泡の発生真空焼枠によ
る真空密着(菊金版)所要時間をみ、結果を表1に示し
た。
露光    光源   UV光 露光量  100mJ 尚、ラミネートに使用した水なし平版印刷版は特開平1
−150142号に記載の九方組成物をアルミニウム板
に塗設したものである。
表 1 表に明かなように本発明の試料は気泡の発生が甚だ少く
、且つ真空密着操作は迅速である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に用いるロータリスクリーン印刷の説明
のための断面側面図、第2図は粗面化ラミネートフィル
ムの断面図である。 第3図(a)及び(b)は従来の粗面化方法によってえ
られる粗面化ラミネートフィルムの断面図である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)水なし平版印刷版の保護の用に供する光−ガス透
    過性ラミネートフィルムに、スクリーン孔から樹脂組成
    物を離散状に供給固着し、粗面化することを特徴とする
    粗面化光−ガス透過性フィルムの製造方法。
  2. (2)前記樹脂組成物の離散状供給にスクリーン印刷法
    を用いる粗面化光−ガス透過性フィルムの製造方法。
  3. (3)前記スクリーン印刷法がロータリスクリーン印刷
    方式である粗面化光−ガス透過性フィルムの製造方法。
JP3072690A 1990-02-09 1990-02-09 粗面化光―ガス透過性フィルムの製造方法 Pending JPH03232569A (ja)

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