JPH0323157A - 排紙装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 劇見と旦剋貝分１ 本発明は、搬送されるシートを底面から浮かせてガイド
するガイド部材を備えた排紙トレイと、該排紙トレイ上
にシートを排出する排出方向搬送手段と、該排出方向に
直角方向であ−る横方向にシートを送る横搬送手段とを
有し、画像形成後のシートを前記排出方向搬送手段と前
記横搬送手段とにより前記排紙トレイ内で仕分けする、
複写機、レーザプリンタ等の画像形成装置の排紙装置に
関する。

え来色挟韮 複写機等の画像形成装置の排紙装置であって画像形成後
のシートを排紙トレイ上で仕分けてスタックできるもの
としては、従来、第９図に示すように、複数のトレイを
持ちシートを各トレイ上に仕分けてスタックする複数枚
トレイ型のものと、第１０図（ａ）〜（Ｃ）に示すよう
に、１つの排紙トレイ１０上に排出するシートを横送り
して、それぞれ異なった位置にスタックする単トレイ型
のものとがあり、この２種類に大きく区分することがで
きる． 一方第ｌ１図に示す如く、排紙トレイ１０上の底面ｌ４
上にはリプ１５が設けられる．このリブ１５は、シート
を排紙トレイｌＯの底面１４から浮かせてガイドし、シ
ートの接触面積を小さくし、搬送抵抗の低下と静電気に
よるシートと底面ｌ４との密着を防止するためのもので
ある．そしてその断面形状は、通常第ｌ２図（ａ）、（
ハ）に示すように左右対称形であり、底面ｌ４とリブ１
５の付け根部１５ａとのなす角度は４５＠〜９０°にな
っている． ところがシートを横送りして仕分ける排紙装置において
は、第１１図に示す如く、シートが横送りされるときに
対向するリブ１５の面に当たって折れたり曲がったりす
る不具合が生ずる．シートがリブに対し傾斜して当たっ
たりカールした状態で当たる場合には、特にこのような
不具合が発生する． これを防止するために、排紙トレイ１ｏの部分のうちシ
ートが横送りされる部分にはリブを設けない形式の排紙
トレイもあるが、この場合には静電気によりシートが排
紙トレイ底面に密着して、同様に折れたり曲がったりす
る問題が生ずる。

が解“　しようとする 本発明は従来技術に於ける上記問題を解決し、画像形成
されたシートを折れたり曲がったりすることなく排紙ト
レイ内で仕分けることができる排紙装置を提供すること
を課題とする． 苦　を１するための 本発明は上記課題を解決するために、搬送されるシート
を底面から浮かせてガイドするガイド部材を備えた排紙
トレイと、該排紙トレイ上にシートを排出する排出方向
搬送手段と、該排出方向に直角方向である横方向にシー
トを送る横搬送手段と、を有し、画像形成後のシートを
前記排出方向搬送手段と前記横搬送手段とにより前記排
紙トレイ内で仕分けする画像形成装置の排紙装置におい
て、請求項１の発明は、前記ガイド部材は前記排出方向
に平行に設けられ、該ガイド部材のうちシートが横送り
される領域にあるガイド部材の片面側であって横送りさ
れるシートの当たる面の付け根部近傍は、横送りされる
方向に前記底面に対し角度４５゜未溝の昇り傾斜面にな
っていることを特徴とし、請求項２の発明は、前記排出
方向搬送手段による搬送と前記横搬送手段による横送り
とは同時に行われ、前記ガイド部材のうちシートが横送
りされる領域にあるガイド部材は、前記排出方向の搬送
速度と前記横方向の送り速度との合成速度の方向に設け
られることを特徴とする．艷一一週 請求項１の発明においては、ガイド部材のうち横送りさ
れるときのシートの当たる面の付け根部近傍を底面から
４５＠未満の傾斜面にするので、シートが傾斜したりカ
ールした状態でガイド部材の付け根部にあたっても、シ
ートの斜面に当たる角度が大きくなり過ぎず、シート先
端はガイド部材の傾斜に沿って上方に滑り、ガイド部材
を越えて横送りされる。

請求項２の発明においては、シートを排出しつつ横方向
へ送る場合に、シート側端部が横送りされる領域では、
シートの排出方向の搬送速度と横方向の送り速度との合
戒速度の方向にガイド部材を設けるので、シートはガイ
ド部材の側面に衝突することなくガイドされる． 夏一隻−１ 第３図は本発明を適用した排紙装置を備えた画像形成装
置の一例であるレーザプリンタの全体構成図である． 先ず本図によりプリンタの全体説明を行う．プリンタ本
体１２には給紙カセットが着脱自在に装填される．給紙
装置１から矢印Ａ方向に給送されたシートの一例である
記録紙２は、レジストローラ３によってタイよングをと
られてドラム状の感光体４からなる像担持体へ搬送され
る．感光体４は、反時計方向に回転駆動され、その際帯
電チャージ中５によって表面を帯電され、レーザ光学系
６からのレーザ光Ｌを照射されてその上に静電潜像を形
成する．この潜像は現像装Ｗ７を通るときトナーによっ
て可視像化される．この可視像は転写・分離チャージャ
８により、感光体４へ搬送された記録紙２に転写され、
転写後感光体４に密着した記録紙２は静電的に分離され
る．その後記録紙２は定着装置９に搬送されその上の可
視像が定着され、排出方向搬送手段及び横搬送手段の一
例である両手段を兼用した排紙ローラ１３により、矢印
Ｂ方向の排紙トレイ１０へ排出される．一方可視像転写
後の感光体４は、クリーニングプレードを有するクリー
ニング装ｆｆｌｌによってその上の残留トナーを除去さ
れる．除去されたトナーはクリーニング装置１１に回収
される．次に第４図及び第５図（ａ）、（ロ）に基づき
排紙装置の仕分け機構について説明する． 第５図（ロ）に示す如く仕分け作業を行わず記録紙２を
排紙方向にストレートに排出する時には、第４図におい
て排紙ローラｌ３は破線で示す位置にある．仕分け作業
を行うときには、排紙ローラｌ３は、回転して記録祇２
を排出方向へ搬送しつつ、横送り方向である第４図に矢
印で示すコロスライド方向に、実線で示す位置までスラ
イドし、記録紙２を所定位置に排出する．この状態を第
５図（ロ）に示す． 第１図は本発明の請求項ｌの発明を適用した排紙トレイ
ｌＯの構威を示す図である． 排紙トレイ１０の底面１４には、シートを浮かせてガイ
ドするガイド部材の一例であるリブｌ５が、矢印Ａで示
す排出方向に平行に複数列設けられている．本実施例で
は、使用されるシートのうち最小幅（第１図（ａ）に示
す幅Ｚ）シート端が横送りされる領域に設けられるリブ
１５′は、第１図（ロ）に示す如く、記録紙２の当たる
側の面が、コロスライド方向に底面ｌ４から角度４５゜
未満の緩やかな昇り傾斜面になっている． 尚、本実施例ではリブ１５′を幅Ｚの外側に設けている
が、少なくとも横送りさる記録紙が突き当たることにな
るリフ゛が｛ＩＩ斜したリブであればよい． 第６図（ａ）、（ロ）、（Ｃ）は、リブ１５′の種々の
断面形状の例を示す．何れも、リブ１５′の付け根部１
５’ａの近傍は、角度４５゜未満の傾斜になっている． 第７図（ａ）は、記録祇２が横送りされるときにリブｌ
５の斜面に突き当たった場合の記録紙２の先端部にかか
る力の状態を示す．記録祇２の先端には図示の如く、後
部から排紙ローラｌ３によって横送りされる力Ｆと、力
Ｆの斜面に直角方向の分力Ｇに等しい斜面からの反力Ｇ
′とが作用し、これらの合力Ｈにより、記録紙２の先端
は斜面を昇り横送りされる． しかし第７図（ハ）に示す如く、記録紙端部がカールし
たときなどに斜面に傾斜して突き当たる場合には、傾斜
との角度が大きくなり、記録紙２を斜面に沿って滑らせ
る力Ｈは小さくなり、反対に分力Ｇに比例する斜面との
間の摩擦力Ｈ′が大きくなり、記録紙２の先端は斜面を
昇らなくなり、同図の破線で示す如く記録紙２が折れ曲
がることになる． シートの種類やカールの大きさ、リプの高さや間隔、シ
ートとリブとの摩擦係数等の諸条件によって異なるが、
実機における運転結果では、シート端の当たるリブの付
け根部近傍が底面となす角度が４５＠未満であれば、通
常このような現像は発生しない． 第８図（ａ）、（ロ）は付け根部の傾斜角を４０゜にし
た場合、同図（Ｃ）は４５゜で曲率Ｒの曲面状にした場
合で、それぞれの場合の記録紙２の端部が斜面に沿って
滑る場合の状況を示す．分力Ｈが摩擦力Ｈ′より大きく
、記録紙２の先端を上向きにすべらせる力Ｈ−Ｈ’が残
れば、記録紙２が僅かに滑るとその先端が撓み斜面に対
する角度が急速に小さくなり、記録紙２は滑って斜面を
越え横送りさることになる． 尚以上において、排紙ローラ１３は排出及び横送りの両
方を兼用しているが、本発明の請求項１の発明は、横送
りをする横搬送手段が排出方向搬送手段とは別個に設け
られるような排紙装置に対しても適用することができる
． 第２図は請求項２の発明の実施例を示す．本発明も第３
図のレーザプリンタにおいて、第４図及び第５図に示す
排紙装置に適用することができるが、これらについては
既に説明したとおりであるので説明を省略する． 第２図の排紙トレイｌＯにおいて、幅Ａはレーザプリン
タで最も小さい横幅サイズの記録紙２がストレートに排
出される範囲であり、この範囲に設けられるリプ１５は
排紙方向に平行に配置される．図において幅Ｃは最大の
横幅サイズの記録紙の幅で、本実施例ではシートが横送
りされる領域を幅Ｃの外側とし、この範囲には、排紙ロ
ーラ１３が回転により記録祇２を排出する速度とスライ
ドにより横送りする速度との合成速度の方向、即ち、両
速度のべタルト和の方向にリブ１５′を配列している． このようにすれば、記録紙２は両速度の合成速度でその
速度ベクトルの方向即ちリブ１５′の方向に搬送される
ので、記録祇２がリブの立ち上がり面に衝突しなくなり
、従って記録祇２が折れ曲がる問題は解決される。

込−−１ 以上の如く本発明によれば、シートがガイド部材に突き
当たって折れたり曲がったりすることがなくなり、シー
トを良好に排出方向及び横送り方向へ搬送させることが
できる．

【図面の簡単な説明】

第１図（ａ）、（ロ）は本発明の実施例の排紙装置の排
紙トレイの図で（ａ）は平面図で（ロ）は（ａ）図の（
ハ）−（ロ）線断面図、第２図（尋、（ハ）は別の実施
例の排紙トレイの図で（ａ）は平面図で（ロ）は（ａ）
図の（ロ）−（ロ）ｔＪＩＩＦｒ面図、第３図はレーザ
プリンタの側断面図、第４図は排紙装置の仕分け機構の
斜視図、第５図（ａ），（ハ）は記録紙の排出状態を示
す平面図、第６図（ａ）、（ロ）、０はリブ形状を示す
断面図、第７図（ロ）、（ロ）は記録紙先端部にかかる
力の説明図、第８図（ａ）、（ロ）、（Ｃ）は記録紙が
リブ斜面を昇る状態を示す説明図、第９図及び第１０図
（ａ）、（ロ）、（Ｃ）は排紙装置を有する画像形成装
置の図式図、第１ｌ図０〕、（ハ）は従来の排紙トレイ
の平面図及び側面図、第１２図は従来の排紙トレイのリ
ブの断面図である． ｌＯ・・・・・・排紙トレイ ｌ３・・・・・・排紙ローラ（排出方向搬送手段及び横
搬送手段） ｌ４・・・・・・底面 １５’・・・・リブ（ガイド部材）

Claims (2)

【特許請求の範囲】
1. （１）搬送されるシートを底面から浮かせてガイドする
   ガイド部材を備えた排紙トレイと、該排紙トレイ上にシ
   ートを排出する排出方向搬送手段と、該排出方向に直角
   方向である横方向にシートを送る横搬送手段と、を有し
   、画像形成後のシートを前記排出方向搬送手段と前記横
   搬送手段とにより前記排紙トレイ内で仕分けする画像形
   成装置の排紙装置において、 前記ガイド部材は前記排出方向に平行に設けられ、該ガ
   イド部材のうちシートが横送りされる領域にあるガイド
   部材の片面側であって横送りされるシートの当たる面の
   付け根部近傍は、横送りされる方向に前記底面に対し角
   度４５゜未満の昇り傾斜面になっていることを特徴とす
   る排紙装置。
2. （２）搬送されるシートを底面から浮かせてガイドする
   ガイド部材を備えた排紙トレイと、該排紙トレイ上にシ
   ートを排出する排出方向搬送手段と、該排出方向に直角
   方向である横方向にシートを送る横搬送手段と、を有し
   、画像形成後のシートを前記排出方向搬送手段と前記横
   搬送手段とにより前記排紙トレイ内で仕分けする画像形
   成装置の排紙装置において、 前記排出方向搬送手段による搬送と前記横搬送手段によ
   る横送りとは同時に行われ、前記ガイド部材のうちシー
   トが横送りされる領域にあるガイド部材は、前記排出方
   向の搬送速度と前記横方向の送り速度との合成速度の方
   向に設けられることを特徴とする排紙装置。