JPH032314Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はフアミコンゲームと通称されているコ
ンピユータゲーム機の入力装置に関するものであ
る。

〔従来の技術〕および〔考案が解決しようとする
問題点〕 従来、この種の入力装置としてはジヨイ・ステ
ツク等が公知であり、これ等は手指を使うだけで
全身の運動にはならなかつた。

〔問題点を解決しようとする手段〕

本考案は熱可塑性軟質合成樹脂もしくはゴム等
製シートを以て構成された膨縮自在の送排気栓１
付き中空座部２に、熱可塑性軟質合成樹脂もしく
はゴム等製シートを以て構成された膨縮自在の送
排気栓３付き中空体４の底壁にオモリ５を固定さ
れた等身大の起上小法師部６を、起立の載架状態
に固定すると共に座部２の下側に床敷シート７を
配して当該床敷シート７の前端部８を円同座部２
の前端個所９に連結し、この床敷シート７の後半
部分１０の上を遊戯者の運動スペースとして構度
された入力装置本体イと、起上小法師部６の適宜
場所に設定されたフツク打ち個所１１、ストレー
ト打個所１２、ボデー打ち個所１３等に打撃を受
けた時にのみオンとなる状態として取付けられた
感圧型センサー１４，１５，１６等スイツチと、
これ等各センサー１４，１５，１６等スイツチに
上記の打撃の操作に邪魔とならない状態で接続さ
れたコンピユータゲーム機本体への入力コード１
７と、を備えたことを特徴とするコンピユータゲ
ーム機の入力装置を提供しこれにより上記のよう
な問題点を解決するものである。

〔実施例〕

図に示す実施例は熱可塑性軟質合成樹脂シート
を以て膨縮自在の送排気栓１付きの中空座部２
を、また同シートを以て膨縮自在の送排気栓３付
き中空体４の底壁にオモリを固定された等身大の
起上小法師部６を夫々構成し、この起上小法師部
６を中空座部２の上に起立る載架状態に固定する
と共に座部２の下側に床敷シート７を配して当該
床敷シート７の前端部８を同座部２の前端個所９
に連結し、この床敷シート７の後半部分１０の上
を遊戯者の運動スペースとして入力装置本体イを
構成すると共に起上小法師部６の適宜場所にフツ
ク打ち個所１１、ストレート打ち個所１２、ボデ
ー打ち個所１３および予備個所１８等を設定し、
これ等各設定個所に感圧型センサー１４，１５，
１６，１７を打撃を受けた時にのみオンとなる状
態として取付け、これ等各センサー１４，１５，
１６，１９にコンピユータゲーム機本体（図示せ
ず）への入力コード１７を上記の打撃の操作に邪
魔とならない状態で接続したものである。

尚、図中２０はコネクターを示す。

本考案は座部２をドーナツ形状として実施する
こともあり、また全体をゴム等シートで構成する
ことも可能であり、更に感圧センサーの代りに押
釦式等のスイツチ素子を利用すること、入力コー
ドとしてプリント型のコードを利用すること、ス
イツチ素子とコードとを折曲自在のプリント配線
基板方式で実施することもある。

上記のコンピユータゲーム機本体はフツク打ち
個所１１に取付けられたセンサー１４がオンとな
つた時、ストレート打ち個所１２に取付けられた
センサー１５がオンとなつた時、ボデー打ち個所
１３に取付けられたセンサー１６がオンとなつた
時予備個所１８に取付けられたセンサー１９がオ
ンとなつた時にはこれ等に対応してデイスプレイ
に所定の展開で動くようにプログラムされている
画面、得点等が動くようにハード、ソフトを構成
されているものであるが、当該ハード、ソフトは
一般のものと似た要領で形成されているので其の
詳細な説明は省略する。

〔作 用〕

本考案は上記のような構成であるので、入力コ
ード１７をコンピユータゲーム機本体に接続した
のち電源を入れて準備を完了し、然るのち遊戯者
は床敷シート７の後半部分１０の上に立つてボク
シングのポーズをつくり全身を動かし起上小法師
部６をサンドバツグ打ちの要領で連打し、この連
打により上記のセンサー１４，１５，１６，１９
をオンさせて、画面、得点を動かし、ワンゲーム
の終了時の得点を競う等の遊戯に供するものであ
る。

尚、ゲータの開始・終了スイツチは予備個所１
８に取付けられたセンサーを利用したり、床敷シ
ート７の後半部分１０に設けられたセンサー（図
示せず）を利用したり等するようにする。

〔考案の効果〕

本考案は上記の通りであるので室内での全身運
動に利用できるものであつて運動不足の解消に大
いに役立つ著効があるは勿論であるが、特に本考
案に於て入力装置本体イは、熱可塑性軟質合成樹
脂もしくはゴム等製シートを以て構成された膨縮
自在の送排気栓１付き中空座部２に、熱可塑性軟
質合成樹脂もしくはゴム等製シートを以て構成さ
れた膨縮自在の送排気栓３付き中空体４の底壁に
オモリ５を固定された等身大の起上小法師部６
を、起立の載架状態に固定すると共に座部２の下
側に床敷シート７を配して当該床敷シート７の前
端部８を同座部２の前端個所９に連結し、この床
敷シート７の後半部分１０の上を遊戯者の運動ス
ペースとして構成されたので、上記の遊戯に於て
打たれた起上小法師６が自身の復元弾発力と座部
２の復元弾発力とによつて素早く起立状態に戻る
ものであるので動きが敏速であつて興趣があり、
また打たれた力によつて全体が前方に移動しよう
としても遊戯者の体重が床敷シート７上にかかつ
て当該移動が阻止される等の好適な効果を有する
ものである。

【図面の簡単な説明】

図は本考案コンピユータゲーム機の入力装置の
実施例を示すものであつて、第１図は全体を示す
斜視図、第２図は第１図Ａ−Ａ線に沿う断面図で
ある。 １……送排気栓、２……座部、３……送排気
栓、４……中空体、５……オモリ、６……起上小
法師部、７……床敷シート、８……前端部、９…
…前個個所、１０……後半部分、イ……入力装置
本体、１１，１２，１３，１８……打ち個所、１
４，１５，１６，１９……センサー、１７……入
力コード、２０……コネクター。

Claims (1)

1. 【実用新案登録請求の範囲】 熱可塑性軟質合成樹脂もしくはゴム等製シート
   を以て構成された膨縮自在の送排気栓１付き中空
   座部２に、熱可塑性軟質合成樹脂もしくはゴム等
   製シートを以て構成された膨縮自在の送排気栓３
   付き中空体４の底壁にオモリ５を固定された等身
   大の起上小法師部６を、起立の載架状態に固定す
   ると共に座部２の下側に床敷シート７を配して当
   該床敷シート７の前端部８を同座部２の前端個所
   ９に連結し、この床敷シート７の後半部分１０の
   上を遊戯者の運動スペースとして構成された入力
   装置本体イと、 起上小法師部６の適宜場所に設定されたフツク
   打ち個所１１、ストレート打個所１２、ボデー打
   ち個所１３等に打撃を受けた時にのみオンとなる
   状態として取付けられた感圧型センサー１４，１
   ５，１６等スイツチと、 これ等各センサー１４，１５，１６等スイツチ
   に上記の打撃の操作に邪魔とならない状態で接続
   されたコンピユータゲーム機本体への入力コード
   １７と、を備えたことを特徴とするコンピユータ
   ゲーム機の入力装置。