JPH03231408A - モールドコイル - Google Patents

モールドコイル

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JPH03231408A
JPH03231408A JP2607190A JP2607190A JPH03231408A JP H03231408 A JPH03231408 A JP H03231408A JP 2607190 A JP2607190 A JP 2607190A JP 2607190 A JP2607190 A JP 2607190A JP H03231408 A JPH03231408 A JP H03231408A
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JP
Japan
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resin
cooling duct
corrugated sheet
coils
coil
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JP2607190A
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Yasuhiko Ando
康彦 安藤
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は、径方向中間に冷却ダクトを形成する波状板を
介装した複数個の単位コイルを積み重ねて樹脂を含浸し
硬化してなるモールドコイルに関する。
(従来の技術) モールドコイルには、複数個の単位コイルを型内に配置
してこれらの周囲に樹脂をモールドする注型タイプと、
複数個の単位コイルを樹脂液中に浸漬して、樹脂を絶縁
層内に含浸させた後単位コイルを取出して硬化させる含
浸タイプとがある。
含浸タイプのモールドコイルの従来例を第3図及び第4
図に示す。この従来例は2個の単位コイル1.4を軸方
向に積み重ねて構成したもので、上下の単位コイル1,
4はそれぞれ導体2,5が複数層に巻回され且つ絶縁層
3,6により覆われるように形成されている。各単位コ
イル1,4には夫々径方向中間に波状板7.8が介装さ
れていて、これら波状板7.8により上下に連通する冷
却ダクト9が形成されている。そして、これら単位コイ
ル1.4を樹脂液中に浸漬して絶縁層3.6内に樹脂を
含浸させた後、取出して絶縁層3.6内に含浸された樹
脂を硬化させている。
(発明が解決しようとする課題) 上述の構成において、上下に連通ずる冷却ダクト9を形
成するにあたっては、波状板7,8を、対向する端部7
a、8aの波形ピッチが周方向に一致するように配置す
ることが望ましいが、波状板7.8の組立精度によって
は波状板7,8を、対向する端部7a、8aがずれる場
合がある。この場合には、各単位コイル1,4の側面部
と各波状板7,8の端部7a、8aとで第5図に斜線で
示す部分に細隙が形成される。このような状態になった
場合には、各単位コイル1,4を樹脂液中から取出した
時、冷却ダクト9内の大部分の樹脂は外部に排出される
が、前述の細隙部分に介在していた一部の樹脂は、その
表面張力によって細隙内に滞留して硬化されることにな
る。この結果、硬化した樹脂10が冷却ダクト9を塞い
でその流通面積を縮小するので、冷却効果を著しく低下
させる。従って、このような場合には、細長い棒を上方
から冷却ダクト9内に突っ込んで硬化した樹脂10を砕
き落とすことになるが、この際、各単位コイル1,4を
傷付けるおそれがあるという問題がある。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、その目
的は、波状板の波形ピッチが周方向にずれた場合でも、
樹脂により冷却ダクトの流通面積が縮小されることのな
いモールドコイルを提供スルにある。
[発明の構成コ (課題を解決するための手段) 本発明は、径方向中間に冷却ダクトを形成する波状板を
介装した複数個の単位コイルを、隣接する単位コイルの
冷却ダクトが連通状態になるように積み重ねて樹脂を含
浸し硬化してなるモールドコイルにおいて、隣接する単
位コイルにおける波状板の対向する端部を離間させたと
ころに特徴を有する。
(作用) 本発明のモールドコイルは、隣接する単位コイルの波状
板の波形ピッチが周方向にずれた場合でも波状板の対向
する端部が離間しているために、その対向する端部どう
しで細隙を形成することがない。従って隣接する単位コ
イルの波状板における対向する端部の近傍に樹脂の滞留
、硬化が生じないので、冷却ダクトの流通面積を縮小す
るような樹脂の付着がない。
(実施例) 以下、本発明の一実施例につき第1図及び第2図を参照
して説明する。
軸方向に積み重ねられる2個の単位コイル11゜15は
それぞれ導体12.16が複数層に巻回され且つ周囲に
絶縁層13.17が施されて形成されている。上方の単
位コイル11の径方向中間にある層間には冷却ダクトを
形成する波状板14が介装されている。この波状板14
は下端部14aが絶縁層13の下端部13aよりも上方
に位置するように従来よりも高さ寸法を縮小したものを
介装している。下方の単位コイル15にも単位コイル1
1と同じ位置の層間に冷却ダクトを形成する波状板18
が介装されている。この波状板18は上端部18aが絶
縁層17の上端部17aよりも下方に位置するように従
来よりも高さ寸法を縮小したものを用いている。従って
上下に隣接する単位コイル11.15は各波状板14.
18によって、上下に連通する冷却ダクト20が形成さ
れ、また波状板14及び18の対向する端部即ち波状板
14の下端部14aと波状板18の上端部18aとが上
下に離間することにより間隔19が形成される。そして
、これらの単位コイル11及び15は軸方向に積み重ね
た状態で図示しない樹脂液中に浸漬することにより絶縁
層13及び17内に樹脂を含浸し、その後、各単位コイ
ル11及び15を取出して加熱することにより絶縁層1
3及び17内に含浸された樹脂を硬化してモールドコイ
ル21が形成される。
ここで、各単位コイル11.15を樹脂液中から取出し
たときに、冷却ダクト20中に介在していた樹脂はその
大部分が外部へ流出する。しかも波状板14.18の波
形ピッチが周方向にずれていても、波状板14の下端部
14aと波状板18の上端部18aとの間に間隔19が
形成されていて細隙が形成されていないので、この部分
に樹脂を滞留させることがない。従って、冷却ダクト2
0内に不必要な樹脂の滞留、硬化がなくなるので、冷却
ダクト20の流通面積が縮小されることがない。これに
より、波状板14.18の波形ピッチを正確に一致させ
る必要がないので組立てが容易である。また、冷却ダク
ト20内にその流通面積を縮小させるような硬化した樹
脂が付着していないので、従来のように細長い棒を冷却
ダクト5内に突っ込む必要がなくて、各単位コイル11
及び15を傷付けることがない。しかも、冷却ダクト2
0の流通面積が縮小しないことにより、冷却効果が損な
われないので、各単位コイル11及び15の導体断面積
を大きくする等、各単位コイル11及び15を大形化す
るような対策を立てる必要もない。
尚、上記実施例は2個の単位コイル11及び15に適用
したものであるが、これに限らず、3個以上の複数個の
単位コイルにも適用し得る。
[発明の効果] 本発明のモールドコイルは、隣接する二つの単位コイル
における波状板の対向する端部を離間させたことにより
、波状板の波形ピッチが周方向にずれた場合でも、波状
板の対向する端部部分に不必要な樹脂の付着がなくなり
、冷却ダクトの流通面積が縮小されることがない。従っ
て、波状板の組立てが容易となり、しかも付着した樹脂
の除去作業が必要でないことから単位コイルを傷付ける
ことがなくなるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図及び第2図は本発明の一実施例を示すもので、第
1図は一部を破断して示す斜視図、第2図は縦断側面図
であり、第3図及び、第4図は従来例の第1図及び第2
図相当図、第5図は同波状板部分の平面図を示す。 図中、11及び15は単位コイル、14及び18は波状
板、19は間隔、20は冷却ダクト、21はモールドコ
イルを示す。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1.径方向中間に冷却ダクトを形成する波状板を介装し
    た複数個の単位コイルを、隣接する単位コイルの冷却ダ
    クトが連通状態になるように積み重ねて樹脂を含浸し硬
    化してなるモールドコイルにおいて、隣接する単位コイ
    ルにおける波状板の対向する端部を離間させたことを特
    徴とするモールドコイル。
JP2607190A 1990-02-07 1990-02-07 モールドコイル Expired - Lifetime JP2695027B2 (ja)

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