JPH03230509A - 電子装置 - Google Patents

電子装置

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JPH03230509A
JPH03230509A JP2026742A JP2674290A JPH03230509A JP H03230509 A JPH03230509 A JP H03230509A JP 2026742 A JP2026742 A JP 2026742A JP 2674290 A JP2674290 A JP 2674290A JP H03230509 A JPH03230509 A JP H03230509A
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Takashi Fukumaki
服巻 孝
Mitsuo Nakamura
中村 満夫
Takao Funamoto
舟本 孝雄
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2924/00Indexing scheme for arrangements or methods for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies as covered by H01L24/00
    • H01L2924/15Details of package parts other than the semiconductor or other solid state devices to be connected
    • H01L2924/181Encapsulation
    • HELECTRICITY
    • H05ELECTRIC TECHNIQUES NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • H05KPRINTED CIRCUITS; CASINGS OR CONSTRUCTIONAL DETAILS OF ELECTRIC APPARATUS; MANUFACTURE OF ASSEMBLAGES OF ELECTRICAL COMPONENTS
    • H05K3/00Apparatus or processes for manufacturing printed circuits
    • H05K3/30Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor
    • H05K3/32Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits
    • H05K3/34Assembling printed circuits with electric components, e.g. with resistor electrically connecting electric components or wires to printed circuits by soldering
    • H05K3/341Surface mounted components
    • H05K3/3421Leaded components

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、金属膜を形成(以下メタライズという)され
た被接合部に、銅系リードにより電子部品がはんだ付さ
れてなる電子装置に係り、特に、はんだ付部分が高温環
境にさらされても反応相の成長が抑制され、熱疲労が生
じにくい、電子部品がプリント基板に接合されてなる電
子装置に関する。
〔従来の技術〕
電気・電子部品には、導電性およびはんだ付性等の面か
ら、被接合部材として主にCuまたはCu合金が用いら
れている。そして、これらの被接合部材は、Sn系また
はPb−3n系のはんだによって接合されるのが一般的
である。このような接合においては、被接合部材のCu
とはんだ中のSnとが反応し、被接合部材とはんだの界
面にCu、SnおよびCu、5ns(以下、Cu、Sn
等という)の化合物が形成される。
これらの化合物の層は、はんだ付け(例えば230℃×
10秒間保持)されたその時には非常に薄くて問題とは
ならない。しかし、はんだ付部に電流が流れたり、はん
だ付部が高温雰囲気にさらされたりすると、はんだ付部
では、被接合部材のCuとはんだのSnとの2反応が徐
々に進み、Cu。
Sn等の化合物が形成されていく。この反応は、はんだ
中にSn元素が存在する限り進行して、上記化合物の層
は徐々に厚くなっていく。それに伴ってはんだ付部の機
械的強度が弱くなり、特にはんだ付部に熱応力や外力等
が加わった時に、この層から割れを生じるという不具合
が発生する。また、割れまで至らなくともCu、Sn等
の化合物の層が増大すれば、電気的抵抗が大きくなり、
好ましいことではない。
そこで、Cu□Sn等の化合物の生成を抑制することが
できるはんだとして、特開昭61−86091号公報で
5n−3b系合金のはんだが提案されている。このはん
だは、sbが5〜10wt%、Niが1wt%以下で残
りがSnからなっており、主にsbの作用によってCu
、Sn等の化合物の生成を抑制するとしている。
なお、プリント基板にスルホールが穿設され、このスル
ホール内に電子部品等のリード線が挿入されてはんだ付
けされる方法が従来より行われている。この方法によれ
ば、リード線が拘束されるため、仮りにCu3Sn等の
化合物が成長していても、はんだ付部に割れが発生し、
リード線が抜けることはない。しかし近年、電子部品の
搭載密度が高くなり、F P P (Flat Pla
stic Package)およびPLCC(Plas
tic Leaded Chip Carrier)等
の面付はんだ付けが多く使用されるようになって来たた
め、面付はんだ付けにおけるCu、Sn等の化合物の生
成を抑制する技術開発が要望されていた。
〔発明が解決しようとする課題〕
前述の5n−8b系合金はんだには、Snが約90%含
有されていて、Cu、Sn等の反応性が非常に高いため
、Cu、Sn等の反応を抑制することは実質的には困難
であると考えられる。また、この5n−5b系合金はん
だには、NiやPも添加されているため、はんだとして
必要なぬれ性およびはんだの加工性においても問題があ
る。
本発明の課題は、被接合部にCu系材料を備えてはんだ
付けされた部品のはんだ付部に、Cu。
Sn等の脆い化合物が生成、成長するのを抑制するにあ
る。
また、他の目的は、面付はんだで接合され該はんだ付部
の割れに対する信頼性の高い電子部品を用いたワープロ
、パソコン等の機器を提供するにある。
さらに他の目的は、銅系リート並びにプリント基板上の
メタライズ部とはんだとの界面に主としてCuGSr+
、相を形成し、脆弱なCu、Sn相の生成を制御するは
んだ付方法と、該方法ではんだ付された電気部品を提供
するにある。
〔課題を解決するための手段〕
上記の課題は、少なくとも表面が銅であるリードフレー
ムに電気的に接続された電子部品を備え、該銅系リード
フレームがはんだによってプリント基板に接合されてい
る電子装置において、前記銅系リードフレームとはんだ
との間に主としてCu。
S nS和からなる反応層が形成されている電子装置に
よって達成される。
上記の課題は、また、前記CuGSnK相が、前記反応
層全体の少なくとも60%の厚みを占めている請求項1
に記載の電子装置によっても達成される。
上記の課題は、また、銅系リードフレームが、重量で、
Sn0.5〜3%と、Ni 0.05−0.5%と、P
A、、st、zn、sb、M、、のうち1種以上の合計
で0.01〜1.0%と、を含有し、残部は本質的にC
uよりなるものである請求項1または2に記載の電子装
置によっても達成される。
上記の課題は、また、前記はんだが、重量でZ 、、0
.3〜3%を含有し、残部はS。からなる請求項1乃至
3のいずれかに記載の電子装置によっても達成される。
上記の課題は、また、前記はんだが、重量で71109
3〜3%と、Ag、 1.、 Au、 S、、、 Cu
のうち1種以上を合計で10%以下含有し、残部はSn
からなる請求項1乃至3のいずれかに記載の電子装置に
よっても達成される。
上記の課題は、また、少なくとも表面が銅であるリード
フレームに電気的に接続された電子部品を備え、該銅系
リードフレームがはんだによってメタライズされたプリ
ント基板に接合されている電子装置において、前記銅系
リードフレームとはんだとの間に主としてCu、Sn、
相からなる反応層が形成され、さらに、Cu−Zn相、
Cu−Zn5n相、銅系リードフレームとはんだの添加
元素が形成する反応相が含まれている電子装置によって
も達成される。
上記の課題は、また、少なくとも表面が銅であるリード
フレームに電気的に接続された電子部品を備え、該銅系
リードフレームがはんだによってメタライズされたプリ
ント基板に接合されている電子装置において、前記銅系
リードフレームは。
重量で、Sn0.5〜3%と、Ni 0.05〜0.5
%と、p、Ai+ St、Zn、St、、Mnのうち1
種以上の合計で0.01〜1.0%と、を含有し、残部
は本質的にCuよりなるものであることと、はんだは、
重量で、Zn0.3〜3%と、Ax、 IIl、 Au
、 Sb、 Cuのうちの1種以上を合計で10%以下
とを含有し、残部はSnからなるものであることと、該
はんだが、前記銅系リードフレーム表面に予め配置され
たものである電子装置によっても達成される。
上記の課題は、さらに、少なくとも表面が銅であるリー
ドフレームをはんだによってメタライズされたプリント
基板に接合する電子部品のプリント基板への接合方法に
おいて、前記銅系リードフレームは、重量で、Sn0.
5−3%と、Nt O,05〜0.5%と、P、Ag、
Si、Zn、Sb、Mnのうち1種以上の合計で0.0
1〜1.0%と、を含有し、残部は本質的にCuよりな
るものであり、重量で、0.3〜3%の2.と、Ag、
I。r Au、s=、Cuのうち1種以上を合計で10
%以下とを含有し、残部はSnからなるはんだが、予め
前記リードフレームの接合面に付着されたのち、接合が
行われる電子部品のプリント基板への接合方法によって
も達成される。
一般にプリント基板上には配線回路があらかじめ形成さ
れており、各種電子部品は、前記配線回路の所定の位置
にはんだ付等により接合される。
この配線回路の形成をここでは一般的にメタライズとい
う。
〔作用〕
Cu系リードフレームがZnを0.3−3.0wt%含
有するはんだではんだ付けされると、はんだ付部の反応
相には主としてCu、Sn5相が生成されるとともに、
Cu−Zn、Cu−Zn−Snの合金相が形成され、は
んだ付部が高温環境にさらされても脆いCu3Sn相の
成長が抑制される。
このような反応相をもつはんだ付部で結合された電気部
品は、高温環境下に長時間さらされても。
はんだ付部に割れが発生せず、安定した動作が維持され
る。
〔実施例〕
無酸素銅又はCu合金からなるCu系リードフレームか
らなる被接合部材がSn系合金はんだではんだ付けされ
ると、被接合部材のCuとはんだ中のSnとは親和力が
強いため、Snが選択的に拡散し、被接合部材とはんだ
の界面にCu、Sn等の反応相が形成され、この反応相
は高温雰囲気のもとで成長する。Cu系合金がSn系合
金はんだではんだ付けされる限り、この現象は避けられ
ない。
そこで、Cuとの親和力がSnよりも強くかつ化合物を
形成し難い元素について種々実験が行われた結果、Zn
が、この目的に最適であることが判明した。ZnはCu
に対する合金生成エンタルピがSnよりも小さく、つま
り、反応相を形成しやすい。
また、Znがどのようなはんだに含有されるかによって
も、その効果は異なってくる。検討した結果、Znが ■ Snはんだ ■ Sn3wt%以下で残部pbはんだ■ Sb3wt
%以下で残部Snはんだ等に含有された場合に効果が良
好であり、■ S n 30〜60wt%で残部pbは
んだに含有された場合は良好な結果は得られなかった。
良く使われている上記■のはんだには、Cu、Sn相の
成長を抑制する効果はみられない。
必要なZnの含有量は、はんだの種類によっても若干具
なるが、全体的には、0.3〜3wt%の範囲で効果的
である。更に0.5〜1.5wt%の範囲で、効果が顕
著である。Znが0.3wt%未満では、Cu、Sn相
の成長を抑制する能力がやや不足し、3%を超えると、
Cu3Sn相の成長を抑制する効果はあるものの、はん
だ材としての流動性等が低下するので好ましくない。
また、0.3〜3wt%のZnを含有し、残部Snのは
んだの中に、Sb、In、Ag、Au。
Cuのうちの1種類以上が添加されても、はんだ付性が
損われない程度であればよい。もっとも、これらの元素
はZnと被接合部材の反応を妨げるものであってはなら
ない。添加量としては、約3%以下が妥当である。
また、被接合部材の材質がCu系合金のときにはCu、
Sn相が反応相としてはんだ付部に形成されやすいが、
被接合部材が他の材質、例えばFe系、Ni系等の場合
は反応速度が遅く、化合物の形成に長期間を要するので
、問題にならない。
以下1本発明の実施例を図面を参照して説明する。第1
図は基本的なF、PPはんだ付継手を示し。
電子部品1は、リードフレーム2を介してプリント基板
3上にメタライズされた導体膜4に接続さ九、前記リー
ドフレーム2と前記導体膜4とは。
はんだ5によって固定されて電子装置を形成している。
ミクロ的に観察されたはんだ付部には、リードフレーム
2側に反応相6が、導体膜4側には前記反応相6と、は
んだ相8をはさんで反応相7が、それぞれ形成されてい
る。前記反応相6,7が、Cu、Sn等の化合物からな
る相である。
第1図に示される構成で、はんだの種類とはんだ付温度
および保持時間を、第1表に示すように種々に変えては
んだ付けが行われ得られたはんだ付部に対し、熱サイク
ル試験が行われた。
第1表で、Cuと表示されたものは100%Cu、5n
−1,5%5b−0,5%Znは、sbが1.5%、Z
nが0.5%、残りがSnを意味する0%は全で重量%
である。はんだ付温度と保持筒  1  表 時間で、260’CX10秒と記載されているのは、2
60℃に10秒間保持してはんだ付けが行われた事を示
す。以下の説明でも同様である。
試料1〜4が、本発明に係るものであり、試料5.7は
試料1との比較のために、試料6は試料2との比較のた
めに作成された。
はんだ付けされた面付はんだ付継手部品の試料1〜7に
、−55℃〜+150’C11サイクルで1時間の熱サ
イクルが、500時間及び100゜時間に亘って加えら
れた。500時間、1000時間経過した試料が切断さ
れ、断面顕微鏡によりミクロ割れの有無が調査された。
第2表は調査結果をまとめて示している。
第2表 ○:はんだ付部に割れは見られない。
×:はんだ付部に割れがある。
なお、はんだ付されるリードフレーム表面には、あらか
じめ、該当するはんだがめっきされたが、印刷等の方法
により、リードフレームの接合面側にのみ付着、配置し
ておくとよい。
第2表に示されるように試料1〜4には、熱サイクル5
00時間及び1000時間経過後においてもはんだ付部
には割れは認められなかった。当然ながらリードフレー
ム2側の反応相6と導体膜4の反応相7は形成されてい
た。しかしこれらの反応相6,7およびはんだ相8のど
こにも割れは発生していなかった。反応相6,7にはE
PMA(Electron Probe Micro 
Analysis)分析結果から試料1ではCu、Zn
、Snと、わずかにsbが含有され、試料2ではCu、
Zn、Snからなり、試料3ではCu、Zn、Agから
なり、試料4では、Fe、Ni、Zn、Snからなって
いた。つまり、従来割れの問題となっていた被接合部材
とSnという2元反応相は見られず、Zn添加のはんだ
を用いた効果が表れており、この現象はSnよりもZn
の反応が著しいことを意味している。
これに対し、試料5,6は熱サイクル500時間で既に
割れが発生していた。その箇所も当然の如<CuとSn
の成分からなる反応相6,7が。
割れの起点になっていた。反応相を更に詳しく観察する
とリードフレーム2側の反応相とはんだ5側の反応相の
2相から成っていた。そして割れはリードフレーム2側
の反応相が起点となりはんだ5側反応相に連がっていた
。割れは可成多く発生していた。また、試料7の継手に
ついては、500時間経過時点では割れは認められなか
ったが、1000時間後には割れが明らかに認められた
sbの効果は少し見られるが1000時間経過後の割れ
を抑制するには不十分であった。
上記実験結果はプリント基板でのFPP面付はんだ付継
手について割れの有無を調査した結果を示すものである
が、この他の面付はんだ付1例えば第2図に示されるP
LCC等の継手についても同様のリードフレーム、導体
膜、はんだの組合せで熱サイクル試験が実施された。そ
して、前記試料1〜4に対応するZnを用いたはんだ付
継手には割れが検出されなかった。さらに本実施例は、
プリント基板以外にアルミナ、ムライト等の基板の面付
はんだ付継手にも適用できる。
また、Cu系リードフレームとはんだとの界面に生成し
、高温放置により成長する反応相が、Zn添加されたは
んだを用いることによって、成長が抑制される効果を明
らかにするために、試料2の作成に用いられた5n−1
%Znのはんだと試料5の作成に用いられたPb−50
%Snの従来のはんだを用いた面付部品に対し、150
’C1500h及び1000hの高温放湿試験が行われ
た。夫々の高温放置試験後に各面付部品は櫂脂に埋込ま
れ、反応層の断面部の顕微鏡組織写真から反応層の厚さ
が測定された。測定結果を第3図に示す。試料5のPb
−50%Snはんだを用いた反応層厚さは初期(はんだ
何時の反応層厚さ)で約2μmであるのに対し、500
h経過すると約10μm、1000h経過すると約15
μmと時間の経過につれ著しく反応層は成長する。そし
て反応層はε相(Cu、Sn)とη相(Cu 6S n
 s )の2相からなっていることが判った。第2表の
熱サイクル試験で検出された割れの発生点がこのε相で
あることも判明した。割れは反応層が薄い初期の状態で
は見られず、従って反応層の成長が抑制されれば割れは
発生し難い。
それに対し、試料2の5n−1%Znはんだを用いた場
合の反応層厚さは、500hで約3μm、1000hで
6μm以下にしか成長せず、試料5と比較し成長が遅い
ことが明らかである。しかも反応相は1相であり、主に
(95%)η相(Cu。
S n5)であり、その他にCu、Zn、、CuZn等
がX線回折結果から認められたがε相は、検知されなか
った。そして第2表に示す結果においても反応相に割れ
は見出せなかった。このように本発明のはんだ付により
実装された電子部品は反応層厚の成長が遅く、割れも生
じ難いことが分る。
割れ抑制のためにはη相が反応層の厚さに占める割合は
、少くとも60%が必要である。
以上、述へたように試料1〜4の作成に用いられたよう
なはんだを用いてCu系合金からなる被接合部材がはん
だ付けされると、被接合部材とはんだとの界面に主に、
CuGSn、相が形成されるとともに、その他にCu 
−Z n 、 Cu −Z n −Snの合金相が形成
され、Cu、Sn相の成長が抑制される。このような反
応相をもつはんだ付部により結合されたはんだ付物品は
脆いCu、Sn相が成長できないため熱応力や外力が作
用しても、はんだ付部に割れが発生し難い。
このようなはんだ付けにより電子部品が実装されたプリ
ント基板は、パソコン、ワープロ、ビデオカメラ、テレ
ビ、エレベータ制御、自動車用マイコン等に適用された
どき、高温環境に長時間さらされても、はんだ付部に割
れが発生せず、機器の安定した動作を維持する効果を奏
する。
また、Fe−42%N1にCuめっきが施されたリード
フレームを備えた部品に本発明が適用された場合も、C
uのリードフレームにZnめっきが施され、従来のSn
系合金はんだが用いられた場合も同様の効果が得られる
〔発明の効果〕
以上説明したように1本発明によれば電子装置のはんだ
付部が長時間、高温環境にさらされても、反応相の脆い
部分が成長せず、はんだ付部に割れが発生しないので、
電子装置の安定な動作が維持される効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の実施例である面付はんだ付けで接合さ
れた電子装置の断面図、第2図は本発明の他の実施例を
示す電子装置の断面図、第3図は高温放置後の反応層厚
を測定した結果を示すグラフである。 1・・・電子部品、2・・・リードフレーム、3・・・
プリント基板、4・・導体膜、5・・・はんだ。 6.7・・・反応相、8・・・はんだ相。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、少なくとも表面が銅であるリードフレームに電気的
    に接続された電子部品を備え、該銅系リードフレームが
    はんだによってプリント基板に接合されている電子装置
    において、前記銅系リードフレームとはんだとの間に主
    としてCu_6Sn_5相からなる反応層が形成されて
    いることを特徴とする電子装置。 2、前記Cu_6Sn_5相は、前記反応層全体の少な
    くとも60%の厚みを占めている請求項1に記載の電子
    装置。 3、銅系リードフレームが、重量で、Sn0.5〜3%
    と、N_10.05〜0.5%と、P、As、Si、Z
    n、Sb、Mnのうち1種以上の合計で0.01〜1.
    0%と、を含有し、残部は本質的にCuよりなるもので
    あることを特徴とする請求項1または2に記載の電子装
    置。 4、前記はんだが、重量でZn0.3〜3%を含有し、
    残部はSnからなることを特徴とする請求項1乃至3の
    いずれかに記載の電子装置。 5、前記はんだが、重量でZn0.3〜3%と、As、
    In、Au、Sb、Cuのうち1種以上を合計で10%
    以下含有し、残部はSnからなることを特徴とする請求
    項1乃至3のいずれかに記載の電子装置。 6、少なくとも表面が銅であるリードフレームに電気的
    に接続された電子部品を備え、該銅系リードフレームが
    はんだによってメタライズされたプリント基板に接合さ
    れている電子装置において、前記銅系リードフレームと
    はんだとの間に主としてCu_6Sn_5相からなる反
    応層が形成され、さらに、Cu−Z_n相、Cu−Zn
    −Sn相、銅系リードフレームとはんだの添加元素が形
    成する反応相が含まれていることを特徴とする電子装置
    。 7、少なくとも表面が銅であるリードフレームに電気的
    に接続された電子部品を備え、該銅系リードフレームが
    はんだによってメタライズされたプリント基板に接合さ
    れている電子装置において、前記銅系リードフレームは
    、重量で、Sn0.5〜3%と、Ni0.05〜0.5
    %と、P、As、Si、Zn、Sb、Mnのうち1種以
    上の合計で0.01〜1.0%と、を含有し、残部は本
    質的にCuよりなるものであることと、はんだは、重量
    で、Zn0.3〜3%と、As、In、Au、Sb、C
    uのうちの1種以上を合計で10%以下とを含有し、残
    部はSnからなるものであることと、該はんだが、前記
    銅系リードフレーム表面に予め配置されたものであるこ
    ととを特徴とする電子装置。 8、少なくとも表面が銅であるリードフレームをはんだ
    によってメタライズされたプリント基板に接合する電子
    部品のプリント基板への接合方法において、前記銅系リ
    ードフレームは、重量で、Sn0.5〜3%と、Ni0
    .05〜0.5%と、P、As、Si、Zn、Sb、M
    nのうち1種以上の合計で0.01〜1.0%と、を含
    有し、残部は本質的にCuよりなるものであることと、
    はんだは、重量で、Zn0.3〜3%と、Ag、In、
    Au、Sb、Cuのうち1種以上を合計で10%以下と
    を含有し、残部はSnからなるものであることと、該は
    んだが、予め前記リードフレームの接合面に付着された
    のち、接合が行われることを特徴とする電子部品のプリ
    ント基板への接合方法。
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