JPH0322752B2 - - Google Patents
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- JPH0322752B2 JPH0322752B2 JP56155804A JP15580481A JPH0322752B2 JP H0322752 B2 JPH0322752 B2 JP H0322752B2 JP 56155804 A JP56155804 A JP 56155804A JP 15580481 A JP15580481 A JP 15580481A JP H0322752 B2 JPH0322752 B2 JP H0322752B2
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- 238000000034 method Methods 0.000 claims description 22
- 238000013144 data compression Methods 0.000 claims description 13
- 238000005070 sampling Methods 0.000 claims description 5
- 239000000872 buffer Substances 0.000 description 10
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 9
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 9
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000006243 chemical reaction Methods 0.000 description 3
- 230000005540 biological transmission Effects 0.000 description 1
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 1
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- H—ELECTRICITY
- H04—ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
- H04N—PICTORIAL COMMUNICATION, e.g. TELEVISION
- H04N1/00—Scanning, transmission or reproduction of documents or the like, e.g. facsimile transmission; Details thereof
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Description
【発明の詳細な説明】
本発明は、画像を走査し画素単位にサンプリン
グして得られる多値画像データの圧縮方法に関す
る。
グして得られる多値画像データの圧縮方法に関す
る。
画像データの圧縮データを得る方法としては、
ビツト・プレーン符号化法やブロツク符号化法が
よく知られている。
ビツト・プレーン符号化法やブロツク符号化法が
よく知られている。
ビツト・プレーン符号化法は多階調画像の1次
元データ圧縮の一方法で、各画素の濃度レベルを
2進符号で表現し、その2進符号列の同位ビツト
について1次元のランレングス符号化を行なう。
この方法は中間調の多い画像のデータ圧縮には向
くが、文書などの濃度変化の激しい画像のデータ
圧縮にはあまら適さない。
元データ圧縮の一方法で、各画素の濃度レベルを
2進符号で表現し、その2進符号列の同位ビツト
について1次元のランレングス符号化を行なう。
この方法は中間調の多い画像のデータ圧縮には向
くが、文書などの濃度変化の激しい画像のデータ
圧縮にはあまら適さない。
ブロツク符号化法は多階調画像の1次元または
2次元のデータ圧縮の一方法であり、画像を一定
の区間(1次元圧縮のとき)または一定の領域
(2次元圧縮のとき)に分割し、区間毎または領
域毎にその平均濃度レベルと各画素の濃度レベル
との差を順次符号化する。この方法は、画像の変
化特性と無関係に区間または領域を設定するた
め、分割境界の前後で画像特性に相関があつても
それを活かせず、圧縮効率は必ずしも良くない。
2次元のデータ圧縮の一方法であり、画像を一定
の区間(1次元圧縮のとき)または一定の領域
(2次元圧縮のとき)に分割し、区間毎または領
域毎にその平均濃度レベルと各画素の濃度レベル
との差を順次符号化する。この方法は、画像の変
化特性と無関係に区間または領域を設定するた
め、分割境界の前後で画像特性に相関があつても
それを活かせず、圧縮効率は必ずしも良くない。
本発明は叙上の諸点に鑑みてなされたもので、
濃度変化の激しい画像、忠実な再現が特に望まれ
るサインや朱肉印影などを含む手書文書などの画
像のデータ圧縮に適する新規な多値画像データ圧
縮方法を提供しようとするものである。
濃度変化の激しい画像、忠実な再現が特に望まれ
るサインや朱肉印影などを含む手書文書などの画
像のデータ圧縮に適する新規な多値画像データ圧
縮方法を提供しようとするものである。
より具体的には、本発明の1つの目的は、画像
の主走査方向のみならず副走査方向についても相
関を利用した2次元の符号化を行なうことによ
り、再現性を損うことなく高い圧縮効率を達成す
る多値画像データ圧縮方法を提供することにあ
る。
の主走査方向のみならず副走査方向についても相
関を利用した2次元の符号化を行なうことによ
り、再現性を損うことなく高い圧縮効率を達成す
る多値画像データ圧縮方法を提供することにあ
る。
この目的を達成するために、本発明にあつて
は、画像を走査して画素単位にサンプリングして
得た多値画像データの各ラインについて、同一濃
度レベルの連続する区間(一定区間と称す)と濃
度レベルの変化が連続する区間(変化区間と称
す)とを判別する。そして、注目するライン(符
号化ラインと称す)の多値画像データを、符号化
ラインおよびその直前のライン(参照ラインと称
す)における上記両区間の切り替り部分の相対位
置に関する符号と、符号化ライン上の変化区間の
各画素の濃度レベルに関する符号とを組合せた符
号列に符号化する。
は、画像を走査して画素単位にサンプリングして
得た多値画像データの各ラインについて、同一濃
度レベルの連続する区間(一定区間と称す)と濃
度レベルの変化が連続する区間(変化区間と称
す)とを判別する。そして、注目するライン(符
号化ラインと称す)の多値画像データを、符号化
ラインおよびその直前のライン(参照ラインと称
す)における上記両区間の切り替り部分の相対位
置に関する符号と、符号化ライン上の変化区間の
各画素の濃度レベルに関する符号とを組合せた符
号列に符号化する。
変化区間の各画素に関する符号としては、例え
ば、個々の画素の濃度レベルに固有の符号と当該
変化区間の長さに固有の符号の組合せとすること
もできるし、あるいは、個々の濃度レベルに固有
の符号の後に当該変化区間の終了符号を付加した
符号の組合せとする。勿論これらに限定されるも
のではなく、基本的には、連続区間の各画素濃度
を復号側で認識可能であり、また圧縮効率が良け
れば、どのような符号に符号化してもよい。
ば、個々の画素の濃度レベルに固有の符号と当該
変化区間の長さに固有の符号の組合せとすること
もできるし、あるいは、個々の濃度レベルに固有
の符号の後に当該変化区間の終了符号を付加した
符号の組合せとする。勿論これらに限定されるも
のではなく、基本的には、連続区間の各画素濃度
を復号側で認識可能であり、また圧縮効率が良け
れば、どのような符号に符号化してもよい。
さて、上記のような2次元の符号化方法では、
参照ラインとの相関が弱い符号化ラインのデータ
圧縮効率は低下するのは当然であり、このような
符号化ラインは1次元の符号化を行なつた方がデ
ータ圧縮効率が高くなる場合もあり得る。このよ
うなラインの存在する画像についても、高い圧縮
効率を維持できる多値画像データ圧縮方法を提供
することが本発明のもう1つの目的である。
参照ラインとの相関が弱い符号化ラインのデータ
圧縮効率は低下するのは当然であり、このような
符号化ラインは1次元の符号化を行なつた方がデ
ータ圧縮効率が高くなる場合もあり得る。このよ
うなラインの存在する画像についても、高い圧縮
効率を維持できる多値画像データ圧縮方法を提供
することが本発明のもう1つの目的である。
この目的を達成するために本発明は、前述の2
次元符号化と同時に1次元の符号化も各符号化ラ
インについて実行する。そして、2次元符号化と
1次元符号化によつてそれぞれ得られた符号列の
長さを比較し、短い方の符号列を符号化ラインの
圧縮データとして選択する。
次元符号化と同時に1次元の符号化も各符号化ラ
インについて実行する。そして、2次元符号化と
1次元符号化によつてそれぞれ得られた符号列の
長さを比較し、短い方の符号列を符号化ラインの
圧縮データとして選択する。
ここで1次元の符号化は、符号化ライン上の一
定区間はその区間長のランレングス符号に符号化
し、変化区間はその区間内の各画素の濃度レベル
を確認できるように符号化する。ランレングス符
号化には、公知のワイル(Wyle)法やモデフア
イド・ハフマン(Modified Huffman)法を利用
できる。変化区間の符号化は、例えば、その区間
の長さのランレングス符号と個々の画素の濃度レ
ベルに固有の符号との組合せに符号化するか、
個々の画素の濃度レベルに固有の符号の後にその
区間の終了符号を付加した符号に符号化する等の
方法が可能である。
定区間はその区間長のランレングス符号に符号化
し、変化区間はその区間内の各画素の濃度レベル
を確認できるように符号化する。ランレングス符
号化には、公知のワイル(Wyle)法やモデフア
イド・ハフマン(Modified Huffman)法を利用
できる。変化区間の符号化は、例えば、その区間
の長さのランレングス符号と個々の画素の濃度レ
ベルに固有の符号との組合せに符号化するか、
個々の画素の濃度レベルに固有の符号の後にその
区間の終了符号を付加した符号に符号化する等の
方法が可能である。
以下、図面を参照しながら本発明の一実施例に
ついて説明する。
ついて説明する。
第1図は、本発明を実施する装置の一例を示す
概略ブロツク図である。
概略ブロツク図である。
図示しないスキヤナによつて文書等を走査して
画素単位でサンプリングして得たアナログ画信号
は、図示しないA/D変換器によつて多値のデイ
タル信号に変換されたのち入力バツフア1に送り
込まれる。入力バツフア1には、1ページ分ない
し所定ライン数分の多値画像データが蓄積され
る。この多値画像データは最上ラインから順次読
み出され、符号化器2と符号化器3にそれぞれ入
力される。
画素単位でサンプリングして得たアナログ画信号
は、図示しないA/D変換器によつて多値のデイ
タル信号に変換されたのち入力バツフア1に送り
込まれる。入力バツフア1には、1ページ分ない
し所定ライン数分の多値画像データが蓄積され
る。この多値画像データは最上ラインから順次読
み出され、符号化器2と符号化器3にそれぞれ入
力される。
符号化器2は多値画像データをライン単位で2
次元符号化し、符号化器3は1次元符号化するも
のである。これら符号化器2,3から出力される
符号列C0,C1はそれぞれ1ラインバツフア6,
7に送り込まれ、一時蓄積される。各符号列C0,
C1はまたカウンタ4,5に入力され、それぞれ
の符号長(C0,C1)が計数される。
次元符号化し、符号化器3は1次元符号化するも
のである。これら符号化器2,3から出力される
符号列C0,C1はそれぞれ1ラインバツフア6,
7に送り込まれ、一時蓄積される。各符号列C0,
C1はまたカウンタ4,5に入力され、それぞれ
の符号長(C0,C1)が計数される。
各ラインの符号化が終了すると、比較器8はカ
ウンタ4,5の計数値、つまり符号列C0,C1の
長さ(C0,C1)を比較し、符号長の短い方の符
号列を選択するようにセレクタ9に指示する。も
し(C0)<(C1)ならば、1ラインバツフア6内
の符号列C0がセレクタ9により符号化ラインの
圧縮データとして選択され、回線速度変換バツフ
ア10およびモデム11を介して回線へ送出され
る。逆に(C0)(C1)ならば、1ラインバツ
フア7内の符号列C1が送出される。
ウンタ4,5の計数値、つまり符号列C0,C1の
長さ(C0,C1)を比較し、符号長の短い方の符
号列を選択するようにセレクタ9に指示する。も
し(C0)<(C1)ならば、1ラインバツフア6内
の符号列C0がセレクタ9により符号化ラインの
圧縮データとして選択され、回線速度変換バツフ
ア10およびモデム11を介して回線へ送出され
る。逆に(C0)(C1)ならば、1ラインバツ
フア7内の符号列C1が送出される。
なお、最初のラインについては、無条件に1次
元符号化による符号列C1が選択されて回線へ送
出される。
元符号化による符号列C1が選択されて回線へ送
出される。
符号化器3は次のような方法で符号化ラインの
1次元符号化を実現する。
1次元符号化を実現する。
まず、符号化ラインの先頭から一定区間と変化
区間を判別し、判別された各区間について順次符
号化する。すなわち、一定区間のうち白レベルが
連続する区間はその区間の長さ(走査長)を第2
図のワイルコード(WYC)を用いてランレング
ス符号化し、白レベル以外の濃度レベルの連続す
る区間は、その区間の長さ(走査長)を第3図の
ミツクスコード(MXC)を用いてランレングス
符号化する。変化区間については、そ区間の長さ
を第4図のビツト・バイ・ビツト・コード(BC)
を用いてランレングス符号化し、また区間内の各
画像の濃度レベルを第5図の濃度コードdを用い
て符号化する。なお、濃度レベルは0(白)〜4
(黒)の5レベルとしてある。地肌汚れの少ない
画像(各濃度レベルの出現頻度が平均的)にはA
欄の濃度コード、地肌汚れの多い画像(出現頻度
が低濃度レベルにかたよつている)にはB欄の濃
度コードを用いる。
区間を判別し、判別された各区間について順次符
号化する。すなわち、一定区間のうち白レベルが
連続する区間はその区間の長さ(走査長)を第2
図のワイルコード(WYC)を用いてランレング
ス符号化し、白レベル以外の濃度レベルの連続す
る区間は、その区間の長さ(走査長)を第3図の
ミツクスコード(MXC)を用いてランレングス
符号化する。変化区間については、そ区間の長さ
を第4図のビツト・バイ・ビツト・コード(BC)
を用いてランレングス符号化し、また区間内の各
画像の濃度レベルを第5図の濃度コードdを用い
て符号化する。なお、濃度レベルは0(白)〜4
(黒)の5レベルとしてある。地肌汚れの少ない
画像(各濃度レベルの出現頻度が平均的)にはA
欄の濃度コード、地肌汚れの多い画像(出現頻度
が低濃度レベルにかたよつている)にはB欄の濃
度コードを用いる。
他方の符号化器2による2次元符号化の方法に
ついて以下に説明する。
ついて以下に説明する。
第6図の符号表に示すように、パスモード、水
平モード、垂直モードの3つのモードがある。
平モード、垂直モードの3つのモードがある。
この符号表においてa0,a1,a2,b1,b2は以下
のように定義される。
のように定義される。
a0:符号化の出発点となる符号化ライン上の画素
a1:符号化ライン上のa0の次のa0と反対の区間
(a0が一定区間の画素なら変化区間、a0が変化
区間の画素なら一定区間)の先頭画素 a2:符号化ライン上のa1の次のa1と反対の区間の
先頭画素 b1:参照ライン上のa0の直上画素より後に最初に
生起するa0と反対の区間の先頭画素 b2:参照ライン上のb1の次のb1と反対の区間の先
頭画素 以上の各画素の例を第8図に示す。ただし、斜
線を施した区間が変化区間、白地の区間が一定区
間である(以下同様)。
(a0が一定区間の画素なら変化区間、a0が変化
区間の画素なら一定区間)の先頭画素 a2:符号化ライン上のa1の次のa1と反対の区間の
先頭画素 b1:参照ライン上のa0の直上画素より後に最初に
生起するa0と反対の区間の先頭画素 b2:参照ライン上のb1の次のb1と反対の区間の先
頭画素 以上の各画素の例を第8図に示す。ただし、斜
線を施した区間が変化区間、白地の区間が一定区
間である(以下同様)。
各モードの定義はつぎの通りである。
パスモード:第9図イに例示するように、a1が
検出される前に参照ライン上のb2(当然b1も)が
検出される場合をパスモードと定義する。このモ
ードで符号化した場合、b2の直下の符号化ライン
の画素を次の符号化のa0とする。
検出される前に参照ライン上のb2(当然b1も)が
検出される場合をパスモードと定義する。このモ
ードで符号化した場合、b2の直下の符号化ライン
の画素を次の符号化のa0とする。
なお、第9図ロに示すようにa1の直上にb1が検
出される場合はパスモードとみなさない。
出される場合はパスモードとみなさない。
水平モード:a0とa1の距離a0a1と、a1とa2の距
離a1a2をそれぞれ第6図の符号表にしたがつて符
号化するモードである(第10図参照)。このモ
ードは、パスモードの条件に合わず、かつ|a1b1
|>3のときに採用する。なお、水平モードで符
号化した場合、a2を次の符号化のa0と置く。
離a1a2をそれぞれ第6図の符号表にしたがつて符
号化するモードである(第10図参照)。このモ
ードは、パスモードの条件に合わず、かつ|a1b1
|>3のときに採用する。なお、水平モードで符
号化した場合、a2を次の符号化のa0と置く。
垂直モード:a1とb1の距離a1b1を第6図の符号
表にしたがつて符号化するモードである(第10
図参照)。パスモードの条件に合わず、かつ|
a1b1|3のときにこのモードを採用する。な
お、垂直モードで符号化した場合、a1に次の符号
化のa0を置く。
表にしたがつて符号化するモードである(第10
図参照)。パスモードの条件に合わず、かつ|
a1b1|3のときにこのモードを採用する。な
お、垂直モードで符号化した場合、a1に次の符号
化のa0を置く。
かかる2次元符号化において、各符号化ライン
上の最初のa0は、第1画素の直前の画素位置に仮
想的に設定し、その濃度レベルは白レベル(レベ
ル0)とみなす。ただしこの仮想のa0とa1との間
の距離を計算する場合にはこのa0は加えない。ま
た、各符号化ラインの最初のa1の前に必らず白レ
ベル一定区間が存在するとみなす(これは1次元
符号化でも同様である)。したがつて、第1画素
が白レベル以外の場合、その第1画素を最初のa1
とみなす。
上の最初のa0は、第1画素の直前の画素位置に仮
想的に設定し、その濃度レベルは白レベル(レベ
ル0)とみなす。ただしこの仮想のa0とa1との間
の距離を計算する場合にはこのa0は加えない。ま
た、各符号化ラインの最初のa1の前に必らず白レ
ベル一定区間が存在するとみなす(これは1次元
符号化でも同様である)。したがつて、第1画素
が白レベル以外の場合、その第1画素を最初のa1
とみなす。
また各ラインは、最終画素の次に仮想的に位置
する画素をa1またはa2として符号化を終了する。
その際、参照ライン上のb1またはb2が検出されな
い場合は、参照ラインの最終画素の次にb1または
b2を仮想する。
する画素をa1またはa2として符号化を終了する。
その際、参照ライン上のb1またはb2が検出されな
い場合は、参照ラインの最終画素の次にb1または
b2を仮想する。
なお、1次元、2次元のいずれによつて符号化
したとしても、各ラインの符号列に後にライン同
期信号としてEOL(end of Line)コード
“000000000001”を付加し、さらに必要ならば
EOLと符号列の間にフイルビツト(“0”)を付
加して回線へ送出するが、EOLコードの直後に
次のラインの符号列が1次元または2次元のいず
れで符号化されたものかを示す1ビツトのクグビ
ツト(1次元なら“1”、2次元なら“0”)を付
け加える。このフイルビツトのビツト数は、1ラ
インの画像データの符号列、フイルビツト、
EOLコードの合計ビツトが回線の1ライン最小
伝送時間を越えるように決める。
したとしても、各ラインの符号列に後にライン同
期信号としてEOL(end of Line)コード
“000000000001”を付加し、さらに必要ならば
EOLと符号列の間にフイルビツト(“0”)を付
加して回線へ送出するが、EOLコードの直後に
次のラインの符号列が1次元または2次元のいず
れで符号化されたものかを示す1ビツトのクグビ
ツト(1次元なら“1”、2次元なら“0”)を付
け加える。このフイルビツトのビツト数は、1ラ
インの画像データの符号列、フイルビツト、
EOLコードの合計ビツトが回線の1ライン最小
伝送時間を越えるように決める。
また、1ページ分の符号化を終了した時点で、
RTC(Return to Control)コードとして
“0000000000011”(EOL+“1”)を6回連続して
送出する。
RTC(Return to Control)コードとして
“0000000000011”(EOL+“1”)を6回連続して
送出する。
上記のライン同期信号およびRTCコードの生
成は、セレクタ9または回線速度変換バツフア1
0で行なつてもよいし、また別の回路によつて行
なつてもよい。
成は、セレクタ9または回線速度変換バツフア1
0で行なつてもよいし、また別の回路によつて行
なつてもよい。
第1図の装置における以上に説明したような画
像データ圧縮処理の流れ図と第11図に示す。た
だし、符号化器3による1次元符号化の処理手順
はこの流れ図では省略されている。
像データ圧縮処理の流れ図と第11図に示す。た
だし、符号化器3による1次元符号化の処理手順
はこの流れ図では省略されている。
なお、パラメータKは連続して2次元符号化す
ることの許される最大ライン数を決める数値であ
り、本例では4ライン連続して2次元符号化によ
る符号列を圧縮データとして選択した場合は、次
の1ラインは必ず1次元符号化による符号列を圧
縮データとして選ぶ。また、Lは第6図の符号表
およびその注0)に示したカウンタである。さら
に、C0<C1の判定は第1図の比較器8により行
なわれる。他の判定は符号化器2で実行される。
ることの許される最大ライン数を決める数値であ
り、本例では4ライン連続して2次元符号化によ
る符号列を圧縮データとして選択した場合は、次
の1ラインは必ず1次元符号化による符号列を圧
縮データとして選ぶ。また、Lは第6図の符号表
およびその注0)に示したカウンタである。さら
に、C0<C1の判定は第1図の比較器8により行
なわれる。他の判定は符号化器2で実行される。
次に、第12図に示す5階調の画像データを例
にして、符号化の実際について説明する。ただ
し、説明の都合上1ラインの長さを24画素として
いるが、実際の装置では、1728や2048画素と長
い。また、ラインnを最初のラインとみなす。
にして、符号化の実際について説明する。ただ
し、説明の都合上1ラインの長さを24画素として
いるが、実際の装置では、1728や2048画素と長
い。また、ラインnを最初のラインとみなす。
第12図において、各格子が1つの画素を示
し、各格子内の数字(0,1,2,3,4)は当
該画素の濃度レベルを表わしている。
し、各格子内の数字(0,1,2,3,4)は当
該画素の濃度レベルを表わしている。
ラインnを1次符号化すると、符号列は第13
図に示す如くになる。すなわち、No.1の画素の直
前の仮想画素Sは常に0であるから、S〜No.3ま
での一定区間(走査長4)はWYC4に符号化す
る。画素No.4〜6の変化区間(走査長3)はビツ
ト・バイ・ビツト・コードBC3と濃度レベル符号
d(本例では第5図のA欄を用いる)に符号化す
る。画素No.7〜8の白レベル以外の一定区間(走
査長2)はMXC2に符号化する。以下同様であ
る。
図に示す如くになる。すなわち、No.1の画素の直
前の仮想画素Sは常に0であるから、S〜No.3ま
での一定区間(走査長4)はWYC4に符号化す
る。画素No.4〜6の変化区間(走査長3)はビツ
ト・バイ・ビツト・コードBC3と濃度レベル符号
d(本例では第5図のA欄を用いる)に符号化す
る。画素No.7〜8の白レベル以外の一定区間(走
査長2)はMXC2に符号化する。以下同様であ
る。
他のラインn+1〜n+3も同様に1次元符号
化されるので、符号列のみ第14図に示す。な
お、一定区間と変化区間が交互に生起するものと
して符号化するので、例えばラインn+2上の画
素No.17,18,19の各画素はそれぞれ走査長1の変
化区間、一定区間、変化区間とみなし、BC1(d)、
MXC1、BC1(d)にそれぞれ符号化する。
化されるので、符号列のみ第14図に示す。な
お、一定区間と変化区間が交互に生起するものと
して符号化するので、例えばラインn+2上の画
素No.17,18,19の各画素はそれぞれ走査長1の変
化区間、一定区間、変化区間とみなし、BC1(d)、
MXC1、BC1(d)にそれぞれ符号化する。
次に2次元符号化による符号列を第15図に示
し、説明する。ただし、ラインnは最初のライン
とみなし、1次元符号化による符号列を出力する
ので、2次元符号化による符号列は示さない。こ
れは、ラインnの2次元符号列は水平モードの符
号が挿入されるので、常に1次元符号列より長く
なるからである。
し、説明する。ただし、ラインnは最初のライン
とみなし、1次元符号化による符号列を出力する
ので、2次元符号化による符号列は示さない。こ
れは、ラインnの2次元符号列は水平モードの符
号が挿入されるので、常に1次元符号列より長く
なるからである。
第15図イ〜ハは、第12図に示す画像データ
の例について、ラインn+1〜n+3の2次元符
号化を示したものである。ここでも、第8図乃至
第10図と同様に、参照ライン、符号化ライン中
の一定区間は白地で示し、変化区間は斜線を施し
て示す。各ライン中の各格子(画素)内の数字は
当該画素の濃度レベルを表わし、その値は第12
図と同じである。ただし、第15図では、No.1の
画素の直前の仮想画素S(これの濃度レベルは常
に0)も一つの格子で示し、また、No.24の画素の
直後にはNo.25の画素(これの濃度レベルは任意)
が存在するとし、それも一つの格子で示してい
る。
の例について、ラインn+1〜n+3の2次元符
号化を示したものである。ここでも、第8図乃至
第10図と同様に、参照ライン、符号化ライン中
の一定区間は白地で示し、変化区間は斜線を施し
て示す。各ライン中の各格子(画素)内の数字は
当該画素の濃度レベルを表わし、その値は第12
図と同じである。ただし、第15図では、No.1の
画素の直前の仮想画素S(これの濃度レベルは常
に0)も一つの格子で示し、また、No.24の画素の
直後にはNo.25の画素(これの濃度レベルは任意)
が存在するとし、それも一つの格子で示してい
る。
まず符号化ラインn+1において、このライン
上の最初のa1画素はNo.4の画素であり、参照ライ
ンn上のb1画素と一致している。したがつて、垂
直モードで距離a1b1=0が符号V(0)に符号化
される。この時はカウンタLは0(偶数)である
ので、符号V(0)には濃度レベル符号dは付加
しない。符号化後、カウンタLは+1され、また
a1画素が次の符号化のa0画素としてセツトされ
る。
上の最初のa1画素はNo.4の画素であり、参照ライ
ンn上のb1画素と一致している。したがつて、垂
直モードで距離a1b1=0が符号V(0)に符号化
される。この時はカウンタLは0(偶数)である
ので、符号V(0)には濃度レベル符号dは付加
しない。符号化後、カウンタLは+1され、また
a1画素が次の符号化のa0画素としてセツトされ
る。
次のa1画素はNo.7の画素であり、参照ライン上
のb1画素と一致するので、垂直モードで距離a1b1
=0を符号V(0)に符号化する。この場はL=
1(奇数)であるので、符号V(0)にNo.4〜6の
画素の濃度レベル符号d(本例では第5図のA欄
を用いる)を付加する。そしてカウンタLが+1
され、a1画素が次の符号化のa0画素としてセツト
される。
のb1画素と一致するので、垂直モードで距離a1b1
=0を符号V(0)に符号化する。この場はL=
1(奇数)であるので、符号V(0)にNo.4〜6の
画素の濃度レベル符号d(本例では第5図のA欄
を用いる)を付加する。そしてカウンタLが+1
され、a1画素が次の符号化のa0画素としてセツト
される。
次のa1画素はNo.10の画素であり、参照ラインn
上のb1画素(画素No.9)より右に1画素だけずれ
ている。したがつて垂直モードで、距離a1b1=1
が符号VR(1)に符号化される。L=2(偶数)であ
るので、濃度レベル符号は付加されない。Lに+
1され、a1画素が次のa0画素としてセツトされ
る。
上のb1画素(画素No.9)より右に1画素だけずれ
ている。したがつて垂直モードで、距離a1b1=1
が符号VR(1)に符号化される。L=2(偶数)であ
るので、濃度レベル符号は付加されない。Lに+
1され、a1画素が次のa0画素としてセツトされ
る。
次のa1画素(画素No.12)はb1画素(画素No.11)
から右に1画素ずれているので、垂直モードで距
離a1b1=1が符号VR(1)に符号化される。この時、
L=3(奇数)であるので、画素No.10,11の濃度
レベル符号dを付加する。Lは+1され、a1画素
が次のa0画素としてセツトされる。
から右に1画素ずれているので、垂直モードで距
離a1b1=1が符号VR(1)に符号化される。この時、
L=3(奇数)であるので、画素No.10,11の濃度
レベル符号dを付加する。Lは+1され、a1画素
が次のa0画素としてセツトされる。
次のa1画素はNo.16の画素であり、b1画素(画素
No.17)より左に1画素ずれている。したがつて、
垂直モードで距離a1b1=1を符号VL(1)に符号化
する。この時はL=4(偶数)であるので、画素
の濃度レベルdは付加されない。Lが+1され、
a1画素が次のa0画素としてセツトされる。
No.17)より左に1画素ずれている。したがつて、
垂直モードで距離a1b1=1を符号VL(1)に符号化
する。この時はL=4(偶数)であるので、画素
の濃度レベルdは付加されない。Lが+1され、
a1画素が次のa0画素としてセツトされる。
次のa1画素はNo.20の画素で、b1画素と一致して
いる。したがつてV(0)が割り当てられるが、
L=5(奇数)であるのでNo.16〜19の画素の濃度
レベル符号dが付加される。Lが+1され、a1画
素が次のa0画素としてセツトされる。
いる。したがつてV(0)が割り当てられるが、
L=5(奇数)であるのでNo.16〜19の画素の濃度
レベル符号dが付加される。Lが+1され、a1画
素が次のa0画素としてセツトされる。
次のa1画素は、符号化ラインn+1の最終画素
No.24の次の仮想画素とみなすので、b1画素(画素
No.23)より右に2画素だけずれている。したがつ
て、垂直モードで距離a1b1=2が符号VR(2)に符
号化される。またL=6(偶数)であるので濃度
レベル符号dは付加されない。
No.24の次の仮想画素とみなすので、b1画素(画素
No.23)より右に2画素だけずれている。したがつ
て、垂直モードで距離a1b1=2が符号VR(2)に符
号化される。またL=6(偶数)であるので濃度
レベル符号dは付加されない。
このようにして得たラインn+1の符号例C0
の長さは38ビツトであり、1次元符号列C1(第1
3図)の長さ43ビツトより短いので、符号列C0
がラインn+1の圧縮データとして採用される。
なお、カウンタKは+1される。
の長さは38ビツトであり、1次元符号列C1(第1
3図)の長さ43ビツトより短いので、符号列C0
がラインn+1の圧縮データとして採用される。
なお、カウンタKは+1される。
以上の説明から明らかなように、カウンタLは
奇偶だけを表示できればよいので、実際にはトグ
ル型フリツプフロツプと考えてよい。したがつ
て、以下の説明ではLは奇偶だけを示す。
奇偶だけを表示できればよいので、実際にはトグ
ル型フリツプフロツプと考えてよい。したがつ
て、以下の説明ではLは奇偶だけを示す。
符号化ラインn+2につい第15図ロより説明
する。
する。
画素No.17まで前述と同様に垂直モードで図示の
ように符号化される。この次のa0は画素No.18にセ
ツトされ、Lは偶数にセツトされている。。
ように符号化される。この次のa0は画素No.18にセ
ツトされ、Lは偶数にセツトされている。。
次のa1画素は画素No.19で、b1画素は画素No.25
(仮想画素)となつている。距離a1b1=6であり
3を超えているので、水平モードでa0a1、a1a2を
それぞれ符号化する。a2画素は画素No.19であり、
距離a0a1、a1a2はそれぞれ1である。そしてLは
偶数であるから符号H0が割り当てられ、図示の
ように符号化される。。そして、a2画素が次のa0
画素としてセツトされるが、Lはそのままであ
る。
(仮想画素)となつている。距離a1b1=6であり
3を超えているので、水平モードでa0a1、a1a2を
それぞれ符号化する。a2画素は画素No.19であり、
距離a0a1、a1a2はそれぞれ1である。そしてLは
偶数であるから符号H0が割り当てられ、図示の
ように符号化される。。そして、a2画素が次のa0
画素としてセツトされるが、Lはそのままであ
る。
次のa1画素は仮想のNo.25画素であり、b1画素と
同位置であるから、垂直モードで符号V(0)が
割り当てられる。Lは偶数であるから、濃度レベ
ル符号は付加されない。
同位置であるから、垂直モードで符号V(0)が
割り当てられる。Lは偶数であるから、濃度レベ
ル符号は付加されない。
このようにして得られる符号例C0は44ビツト
長であり、1次元符号列例C1の39ビツト長より
長い。したがつて、ラインn+2の圧縮データと
して1次元符号列C1が選択される。
長であり、1次元符号列例C1の39ビツト長より
長い。したがつて、ラインn+2の圧縮データと
して1次元符号列C1が選択される。
次にラインn+3は第15図ハに示すように、
画素No.13まで垂直モードで符号化される。
画素No.13まで垂直モードで符号化される。
画素No.14をa0画素とする区間では、b2画素がNo.
18となり、a1画素(画素No.25)の右側である。そ
こで画素No.14〜18の区間に。パスモードの符号P
を割り当てる。そしてb2画素位置を次のa0画素と
してセツトするが、ここでも。パスモードなら、
符号Pが割り当てられる。次のa0画素は画素No.20
にセツトされる。
18となり、a1画素(画素No.25)の右側である。そ
こで画素No.14〜18の区間に。パスモードの符号P
を割り当てる。そしてb2画素位置を次のa0画素と
してセツトするが、ここでも。パスモードなら、
符号Pが割り当てられる。次のa0画素は画素No.20
にセツトされる。
次のa1画素はb1画素と同じく画素No.25であるの
で、No.20〜24は垂直モードの符号V(0)が割り
当てられる。
で、No.20〜24は垂直モードの符号V(0)が割り
当てられる。
ラインn+3の2次元符号列C0は29ビツト長
で、1次元符号列C1の35ビツト長より短かい。
したがつて、2次元符号列C0をラインn+3の
圧縮データとして採用する。
で、1次元符号列C1の35ビツト長より短かい。
したがつて、2次元符号列C0をラインn+3の
圧縮データとして採用する。
第15図で表現できなかつた例を第16図によ
つて説明する。
つて説明する。
ここでも、参照ライン、符号化ライン中の一定
区間は白地で示し、変化区間は斜線を施こして示
す。また、各ライン中の各格子が1つの画素を示
し、それぞれ任意の濃度レベル(例えば0〜4)
をとるが、第16図では、ロの符号化ラインにだ
け濃度レベルを付し、それ以外は省略してある。
なお、符号名中のdが濃度レベル符号であり、こ
れにより付加の仕方は第15図と同じである。
区間は白地で示し、変化区間は斜線を施こして示
す。また、各ライン中の各格子が1つの画素を示
し、それぞれ任意の濃度レベル(例えば0〜4)
をとるが、第16図では、ロの符号化ラインにだ
け濃度レベルを付し、それ以外は省略してある。
なお、符号名中のdが濃度レベル符号であり、こ
れにより付加の仕方は第15図と同じである。
第16図イの場合、画素No.5をa1画素としたと
き、b1画素は画素No.2であるので、この一定区間
はVR(3)に符号化される。a0画素は画素No.5に移
してb1画素を捜すと、それは画素No.10となり、a1
画素は画素No.8ゆえ、この変化区間はVL(2)に符
号化される。
き、b1画素は画素No.2であるので、この一定区間
はVR(3)に符号化される。a0画素は画素No.5に移
してb1画素を捜すと、それは画素No.10となり、a1
画素は画素No.8ゆえ、この変化区間はVL(2)に符
号化される。
第16図ロはカウンタLが奇数のときに水平モ
ードとなる例である。a0が画素が画素No.2に移つ
たときa1画素が画素No.9、a2画素が画素No.11で、
b1b2画素がそれぞれ画素No.4、11であり、a1−b1
>3ゆえ、水平モードとなる。そしてこの場合、
L=奇数ゆえ、符号H1に符号化されることにな
る。
ードとなる例である。a0が画素が画素No.2に移つ
たときa1画素が画素No.9、a2画素が画素No.11で、
b1b2画素がそれぞれ画素No.4、11であり、a1−b1
>3ゆえ、水平モードとなる。そしてこの場合、
L=奇数ゆえ、符号H1に符号化されることにな
る。
第16図ハは各モードを展開したものである。
なお、符号例C0,C1の濃度レベル符号dはど
ちらも同一長であるので、符号列C0,C1の長さ
はランレングス符号の長さだけをを計数して求め
るようにしてもよい。そうすると、第1図のカウ
ンタ4,5の桁数を削消できる。
ちらも同一長であるので、符号列C0,C1の長さ
はランレングス符号の長さだけをを計数して求め
るようにしてもよい。そうすると、第1図のカウ
ンタ4,5の桁数を削消できる。
なお、第6図の符号はCCITT(国際電信電話諮
問委員会の高速機(C機)のオプシヨン機能
(Modified Read Coding)の機構との互換性を
考慮したもので、ハードウエア化効率の面で有利
である。しかし、多階調画像データの圧縮のみを
考えた場合、第6図の各符号欄の括弧( )内に
示すように符号を変更した方が圧縮効率が向上す
る。
問委員会の高速機(C機)のオプシヨン機能
(Modified Read Coding)の機構との互換性を
考慮したもので、ハードウエア化効率の面で有利
である。しかし、多階調画像データの圧縮のみを
考えた場合、第6図の各符号欄の括弧( )内に
示すように符号を変更した方が圧縮効率が向上す
る。
以上、一実施例について詳細に説明したが、本
発明は同実施例そのものに限定されるものではな
い。
発明は同実施例そのものに限定されるものではな
い。
例えば、一定区間のランレングス符号は、白レ
ベルとそれ以外のレベルとを区別しないで共通の
符号体系にすることも可能であり、これは符号化
器の簡略化の面では有利な場合が多いであろう。
逆に、濃度レベル毎にそれぞれのランレングス特
性に最適な符号体系を用意することもでき、デー
タ圧縮効率の面では有利であろう。
ベルとそれ以外のレベルとを区別しないで共通の
符号体系にすることも可能であり、これは符号化
器の簡略化の面では有利な場合が多いであろう。
逆に、濃度レベル毎にそれぞれのランレングス特
性に最適な符号体系を用意することもでき、デー
タ圧縮効率の面では有利であろう。
変化区間はランレングス符号BCと濃度レベル
符号dに符号化したが、第7図に示す濃度レベル
符号DCと、それと同体系の区間終了符号EODに
符号化するようにしてもよい(第6図の注1),
注2),注3)を参照。また各濃度レベルでなく、
直前画素との濃度レベルの差を符号化するように
してもよい。
符号dに符号化したが、第7図に示す濃度レベル
符号DCと、それと同体系の区間終了符号EODに
符号化するようにしてもよい(第6図の注1),
注2),注3)を参照。また各濃度レベルでなく、
直前画素との濃度レベルの差を符号化するように
してもよい。
本発明は以上に述べた如くであり、主走査方向
のみならず副走査方向についても相関を活用して
符号化するので、多値画像データを再現性を損う
ことなく高い効率で圧縮することができ、その効
果は顕著である。
のみならず副走査方向についても相関を活用して
符号化するので、多値画像データを再現性を損う
ことなく高い効率で圧縮することができ、その効
果は顕著である。
第1図は本発明により多値画像データの圧縮処
理を実行する装置の一例を示す概略ブロツク図、
第2図ないし第7図は符号化に用いる符号体系を
示す図、第8図ないし第10図は2次元符号化の
各モードを説明するための図、第11図は第1図
装置における処理の流れを示す流れ図、第12図
は多値画像データの一例を示す図、第13図およ
び第14図は1次元符号化の説明図、第15図お
よび第16図は2次元符号化の説明図である。 1…入力バツフア、2,3…符号化器、4,5
…カウンタ、6,7…1ラインバツフア、8…比
較器、9…セレクタ、10…回線速度変換バツフ
ア、11…モデム。
理を実行する装置の一例を示す概略ブロツク図、
第2図ないし第7図は符号化に用いる符号体系を
示す図、第8図ないし第10図は2次元符号化の
各モードを説明するための図、第11図は第1図
装置における処理の流れを示す流れ図、第12図
は多値画像データの一例を示す図、第13図およ
び第14図は1次元符号化の説明図、第15図お
よび第16図は2次元符号化の説明図である。 1…入力バツフア、2,3…符号化器、4,5
…カウンタ、6,7…1ラインバツフア、8…比
較器、9…セレクタ、10…回線速度変換バツフ
ア、11…モデム。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 1 多階調の画像を符号化しデータ圧縮する方法
において、画像を走査し画素単位にサンプリング
して得た多値画像データの各ラインについて、同
一濃度レベルの連続する区間と濃度レベルの変化
が連続する区間(変化区間と称す)とを判別し、
注目ライン上の多値画像データを、該注目ライン
における上記両区間の切り替り部分と該注目ライ
ンの直前のラインにおける上記両区間の切り替り
部分との相対位置に関する符号と、該注目ライン
における変化区間内の各画素の濃度レベルに関す
る符号とを組合せた符号列に符号化することを特
徴とする多値画像データ圧縮方法。 2 多階調の画像を符号化しデータ圧縮する方法
において、画像を走査し画素単位にサンプリング
して得た多値画像データの各ラインについて、同
一濃度レベルの連続する区間(一定区間と称す)
と濃度レベルの変化が連続する区間(変化区間と
称す)とを判別し、注目ラインの多値画像データ
を、該注目ラインにおける変化区間の長さに関す
る符号と変化区間内の各画素の濃度レベルに関す
る符号を組合せた第1の符号列に符号化する共
に、該注目ライン上における上記両区間の切り替
り部分と該注目ラインの直前のラインにおける上
記両区間の切り替り部分との相対位置とに関する
符号と、該注目ラインにおける連続区間内の各画
素の濃度レベルに関する符号とを組合せた第2の
符号列に符号化し、該第1と第2の符号列のうち
の短い方の符号列を該注目ラインの圧縮データと
して選択することを特徴とする多値画像データ圧
縮方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56155804A JPS5857864A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 多値画像デ−タ圧縮方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP56155804A JPS5857864A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 多値画像デ−タ圧縮方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5857864A JPS5857864A (ja) | 1983-04-06 |
JPH0322752B2 true JPH0322752B2 (ja) | 1991-03-27 |
Family
ID=15613807
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP56155804A Granted JPS5857864A (ja) | 1981-09-30 | 1981-09-30 | 多値画像デ−タ圧縮方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5857864A (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH0789650B2 (ja) * | 1986-01-29 | 1995-09-27 | キヤノン株式会社 | 画像処理装置 |
-
1981
- 1981-09-30 JP JP56155804A patent/JPS5857864A/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5857864A (ja) | 1983-04-06 |
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