JP2514654B2 - 画像情報処理装置 - Google Patents
画像情報処理装置Info
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- JP2514654B2 JP2514654B2 JP62077395A JP7739587A JP2514654B2 JP 2514654 B2 JP2514654 B2 JP 2514654B2 JP 62077395 A JP62077395 A JP 62077395A JP 7739587 A JP7739587 A JP 7739587A JP 2514654 B2 JP2514654 B2 JP 2514654B2
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Description
【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は画像情報処理装置,特に光学的に走査した原
稿画像を電気信号に変換し画像圧縮する機能を有する画
像情報処理装置に関するものである。
稿画像を電気信号に変換し画像圧縮する機能を有する画
像情報処理装置に関するものである。
MMR方式とMH方式とMR方式とは画像圧縮方式としてフ
ァクシミリ通信機や画像ファイル装置等に広く使用され
ている。このような圧縮法の圧縮率を比較した場合、通
常の文書ではMMR方式が高効率であるが、原稿によって
は、MH方式やMR方式の圧縮率が勝る場合もある。従って
画像圧縮の効率を高めるためには、原稿ごとに上記両方
式(−方はMMR方式,地方はMHまたはMR方式)を用いた
圧縮を行い、圧縮率を比較して、圧縮率の高い方を選択
しなければならない。
ァクシミリ通信機や画像ファイル装置等に広く使用され
ている。このような圧縮法の圧縮率を比較した場合、通
常の文書ではMMR方式が高効率であるが、原稿によって
は、MH方式やMR方式の圧縮率が勝る場合もある。従って
画像圧縮の効率を高めるためには、原稿ごとに上記両方
式(−方はMMR方式,地方はMHまたはMR方式)を用いた
圧縮を行い、圧縮率を比較して、圧縮率の高い方を選択
しなければならない。
従来のこの種の装置において、一回走査して得られた
画像情報を一旦記憶装置に書き込み、しかる後2回読み
出して上記両方式で圧縮を行い、情報量を比較する装置
が知られている。
画像情報を一旦記憶装置に書き込み、しかる後2回読み
出して上記両方式で圧縮を行い、情報量を比較する装置
が知られている。
しかしこの方式では圧縮していない画像情報を格納す
るための大容量の記憶装置が必要となり、廉価で実現す
ることはできない。また画像読み取り部が画像情報を読
み取るのと同じ速度で画像圧縮を行うことが可能な、リ
アルタイム圧縮装置を利用して、原稿を2回走査し、各
々の走査において上記両方式の圧縮を行ない情報量を比
較する装置も知られている。この方法を用いると上記の
圧縮されていない画像情報を格納する記憶装置は必要な
いが、画像読み取り部は走査のために原稿上を2度往復
する動作が必要となり、作業能率が低いという欠点があ
る。
るための大容量の記憶装置が必要となり、廉価で実現す
ることはできない。また画像読み取り部が画像情報を読
み取るのと同じ速度で画像圧縮を行うことが可能な、リ
アルタイム圧縮装置を利用して、原稿を2回走査し、各
々の走査において上記両方式の圧縮を行ない情報量を比
較する装置も知られている。この方法を用いると上記の
圧縮されていない画像情報を格納する記憶装置は必要な
いが、画像読み取り部は走査のために原稿上を2度往復
する動作が必要となり、作業能率が低いという欠点があ
る。
本発明の目的は上述の欠点を解消した画像情報処理装
置を提供することにある。
置を提供することにある。
本発明は、原稿画像を読み取り画像信号を出力する光
電変換手段と、前記光電変換手段による画像読み取り位
置を第1の方向に往動し、その後、前記第1の方向とは
反対方向の第2の方向に復動する移動手段と、画像読み
取り位置の前記第1の方向への往動中に前記光電変換手
段から出力された画像信号を第1の符号化圧縮方式で符
号化圧縮し、画像読み取り位置の前記第2の方向への復
動中に前記光電変換手段から出力された画像信号を前記
第1の符号化圧縮方式とは異なる第2の符号化圧縮方式
で符号化圧縮する符号化圧縮手段と、前記第1の符号化
圧縮方式で画像信号を符号化圧縮した結果の情報量と前
記第2の符号化圧縮方式で画像信号を符号化圧縮した結
果の情報量とを比較し、情報量が少ない方の符号化圧縮
方式を選択する選択手段とを有することを特徴とする。
電変換手段と、前記光電変換手段による画像読み取り位
置を第1の方向に往動し、その後、前記第1の方向とは
反対方向の第2の方向に復動する移動手段と、画像読み
取り位置の前記第1の方向への往動中に前記光電変換手
段から出力された画像信号を第1の符号化圧縮方式で符
号化圧縮し、画像読み取り位置の前記第2の方向への復
動中に前記光電変換手段から出力された画像信号を前記
第1の符号化圧縮方式とは異なる第2の符号化圧縮方式
で符号化圧縮する符号化圧縮手段と、前記第1の符号化
圧縮方式で画像信号を符号化圧縮した結果の情報量と前
記第2の符号化圧縮方式で画像信号を符号化圧縮した結
果の情報量とを比較し、情報量が少ない方の符号化圧縮
方式を選択する選択手段とを有することを特徴とする。
[作 用] 本発明によれば画像読み取り位置の第1の方向への往
動中に光電変換手段から出力された画像信号を第1の符
号化圧縮方式で符号化し、画像読み取り位置の第2の方
向への復動中に光電変換手段から出力された画像信号を
第1の符号化圧縮方式とは異なる第2の符号化圧縮方式
で符号化し、第1の符号化圧縮方式で画像信号を符号化
圧縮した結果の情報量と第2の符号化圧縮方式で画像信
号を符号化圧縮した結果の情報量とを比較し、情報量の
少ない方の符号化圧縮方式を選択する。
動中に光電変換手段から出力された画像信号を第1の符
号化圧縮方式で符号化し、画像読み取り位置の第2の方
向への復動中に光電変換手段から出力された画像信号を
第1の符号化圧縮方式とは異なる第2の符号化圧縮方式
で符号化し、第1の符号化圧縮方式で画像信号を符号化
圧縮した結果の情報量と第2の符号化圧縮方式で画像信
号を符号化圧縮した結果の情報量とを比較し、情報量の
少ない方の符号化圧縮方式を選択する。
まず本発明実施例に適用したMH圧縮法を以下に述べ
る。
る。
副走査(画像読み取り手段の画素配列方向に走査する
こと)の1ラインの符号化情報は可変長符号系列から成
る。各符号は白又は黒のランレングスを表す。白ランと
黒ランは交互に生ずる。すべての1ラインの最初は白で
あるとする。もし実際の副走査線が黒ランで始まってい
るなら長さ0の白の符号から始める。符号には、ターミ
ネイティング符号とメイクアップ符号の2種類がある。
各ランレングスは1つのターミネイティング符号又はタ
ーミネィティング符号を後にしたメイクアップ符号で表
わされる。0〜63画素までのランレングスはターミネィ
ティング符号だけで符号化する。64から2623画素までの
ランレングスは初めにそのランと等しいか又はそれより
小さいランレングスを表すメイクアップ符号で符号化さ
れる。その後実際のランレングスとメイクアップ符号に
よって表わされたランレングスとの差を表わすターミネ
ィティング符号が続く。2624から5183画素までのランレ
ングスは初めに2560を表わすメイクアップ符号で符号化
し、その後実際のランレングスから2560を引いたランと
等しいか又はそれより小さいランレングスを表わすメイ
クアップ符号で符号化し、その後実際のランレングスか
ら上記の2つのメイクアップ符号によって表わされたラ
ンレングスとの差を表わすターミネィティング符号が続
く。また各ラインの符号化の初めに12ビットのビット長
をもつEOL符号を付加する。また1ページの符号化の終
了を示すRTC符号を付加する。RTC符号は2連続のEOLで
ある。
こと)の1ラインの符号化情報は可変長符号系列から成
る。各符号は白又は黒のランレングスを表す。白ランと
黒ランは交互に生ずる。すべての1ラインの最初は白で
あるとする。もし実際の副走査線が黒ランで始まってい
るなら長さ0の白の符号から始める。符号には、ターミ
ネイティング符号とメイクアップ符号の2種類がある。
各ランレングスは1つのターミネイティング符号又はタ
ーミネィティング符号を後にしたメイクアップ符号で表
わされる。0〜63画素までのランレングスはターミネィ
ティング符号だけで符号化する。64から2623画素までの
ランレングスは初めにそのランと等しいか又はそれより
小さいランレングスを表すメイクアップ符号で符号化さ
れる。その後実際のランレングスとメイクアップ符号に
よって表わされたランレングスとの差を表わすターミネ
ィティング符号が続く。2624から5183画素までのランレ
ングスは初めに2560を表わすメイクアップ符号で符号化
し、その後実際のランレングスから2560を引いたランと
等しいか又はそれより小さいランレングスを表わすメイ
クアップ符号で符号化し、その後実際のランレングスか
ら上記の2つのメイクアップ符号によって表わされたラ
ンレングスとの差を表わすターミネィティング符号が続
く。また各ラインの符号化の初めに12ビットのビット長
をもつEOL符号を付加する。また1ページの符号化の終
了を示すRTC符号を付加する。RTC符号は2連続のEOLで
ある。
このようにMH圧縮法は各ラインの符号化は完全に独立
して行なわれており、以下の点に留意すれば主走査方向
を逆転して符号化しても合計した符号化情報量は変らな
い。
して行なわれており、以下の点に留意すれば主走査方向
を逆転して符号化しても合計した符号化情報量は変らな
い。
(留意点) 副走査方向を逆転すると、副走査の始めに黒ランで始
まるか白ランで始まるかにより、白0符号が付加される
場合とされない場合があるので、副走査方向は逆転させ
てはならない。
まるか白ランで始まるかにより、白0符号が付加される
場合とされない場合があるので、副走査方向は逆転させ
てはならない。
(留意点) 走査方向が画像情報を受信する側と反対になるのでそ
のまま画像情報として使うことはできない(左右が鏡像
の関係)。
のまま画像情報として使うことはできない(左右が鏡像
の関係)。
一方MMR符号化方式は各ラインの符号化に際して前ラ
インを参照しており、主走査方向を逆転すると、符号化
ラインと参照ラインが入れ変わり、全く違った符号化を
実行する。従って、MMR方式の圧縮は主走査方向を入れ
換えて情報量を調べると違った値が得られる。このこと
を示す一例を第2図により説明する。第2図(a)と第
2図(b)とは参照ラインと符号化ラインを入れ換えて
MMR符号化した例を示す。簡単のため1ラインの画素数
を8に仮定してある。第2図(a)ではパスモードと垂
直モードの符号化がなされ、5ビットの符号長であるの
に対し、第2図(b)では水平モードと垂直モードの符
号化となり、15ビットの符号長になる。この例のように
MMR符号においては主走査方向を逆転すると、符号化情
報量が変化する。
インを参照しており、主走査方向を逆転すると、符号化
ラインと参照ラインが入れ変わり、全く違った符号化を
実行する。従って、MMR方式の圧縮は主走査方向を入れ
換えて情報量を調べると違った値が得られる。このこと
を示す一例を第2図により説明する。第2図(a)と第
2図(b)とは参照ラインと符号化ラインを入れ換えて
MMR符号化した例を示す。簡単のため1ラインの画素数
を8に仮定してある。第2図(a)ではパスモードと垂
直モードの符号化がなされ、5ビットの符号長であるの
に対し、第2図(b)では水平モードと垂直モードの符
号化となり、15ビットの符号長になる。この例のように
MMR符号においては主走査方向を逆転すると、符号化情
報量が変化する。
次に本発明実施例を説明する。
第4図は本発明実施例の機械的一構成例を示す。101
はガラス台であり、原稿102が置かれるものとする。103
は原稿102を照らす光源である。104,105および106は光
源103によって照らされた原稿102の画像をレンズ107に
導くための鏡である。一体化した光源103と鏡104とは原
稿102を走査するためにモータ111によってプーリー112,
113とワイヤー109を用いて駆動され、原稿102の上端A
と下端Bとの間を移動する。光源103と鏡104との位置の
変位をLとすると鏡105と鏡106とは、ΔL/2変位するよ
うにモータ111によってプーリー112,114とワイヤー110
を用いて駆動し、このようにすることによって原稿102
からレンズ107まで画像を導く経路の距離を一定に保
ち、画像を正しく、光電変換装置108に結像するものと
する。光電変換装置108は例えばCCDなどの感光素子によ
って構成され、結像された画像を、副走査方向に1画素
づつ読み取り、画像が黒ならば“H",画像が白ならば
“L"の電気信号に変換する。
はガラス台であり、原稿102が置かれるものとする。103
は原稿102を照らす光源である。104,105および106は光
源103によって照らされた原稿102の画像をレンズ107に
導くための鏡である。一体化した光源103と鏡104とは原
稿102を走査するためにモータ111によってプーリー112,
113とワイヤー109を用いて駆動され、原稿102の上端A
と下端Bとの間を移動する。光源103と鏡104との位置の
変位をLとすると鏡105と鏡106とは、ΔL/2変位するよ
うにモータ111によってプーリー112,114とワイヤー110
を用いて駆動し、このようにすることによって原稿102
からレンズ107まで画像を導く経路の距離を一定に保
ち、画像を正しく、光電変換装置108に結像するものと
する。光電変換装置108は例えばCCDなどの感光素子によ
って構成され、結像された画像を、副走査方向に1画素
づつ読み取り、画像が黒ならば“H",画像が白ならば
“L"の電気信号に変換する。
以降の画像情報の処理回路例を第1図のブロック図で
示す。光電変換装置108により電気信号aに変換された
画像情報は信号線409によって符号化装置(エンコー
ダ)411に導く。また水平同期信号(HSYNC)bを信号線
410により、符号化装置411に導く。
示す。光電変換装置108により電気信号aに変換された
画像情報は信号線409によって符号化装置(エンコー
ダ)411に導く。また水平同期信号(HSYNC)bを信号線
410により、符号化装置411に導く。
符号化装置411は、水平同期信号bにより、走査して
いる時間における画像信号(電気信号a)を抜き出し、
符号化する。符号化された信号cは符号化装置411より
1ワードずつ信号線415に出力されるものとする。符号
化装置411は上記符号化信号cのほかにストローブ信号
dを信号線414に出力する。符号化された画像信号cと
ストローブ信号dは記憶装置に導びかれており、記憶装
置においては、ストローブ信号dが発生した時の符号化
信号cの格納することができる。ストローブ信号dは信
号線414によりカウンター413に導びく。カウンター413
はストローブ信号dを計数することによって符号系列の
総ワード数を検知する。カウンター413は検知した符号
系列の総ワード長を信号線416によりCPU417に通知す
る。CPU417はROM418内に格納された後述の第5図および
第6図に示す如き制御手順を実行する。
いる時間における画像信号(電気信号a)を抜き出し、
符号化する。符号化された信号cは符号化装置411より
1ワードずつ信号線415に出力されるものとする。符号
化装置411は上記符号化信号cのほかにストローブ信号
dを信号線414に出力する。符号化された画像信号cと
ストローブ信号dは記憶装置に導びかれており、記憶装
置においては、ストローブ信号dが発生した時の符号化
信号cの格納することができる。ストローブ信号dは信
号線414によりカウンター413に導びく。カウンター413
はストローブ信号dを計数することによって符号系列の
総ワード数を検知する。カウンター413は検知した符号
系列の総ワード長を信号線416によりCPU417に通知す
る。CPU417はROM418内に格納された後述の第5図および
第6図に示す如き制御手順を実行する。
第3図は原稿台に置かれた原稿を示す。第4図のA点
は第3図の原稿の上端Aに該当し、第4図のB点は第3
図の原稿の下端Bに該当する。すなわち第4図に示す光
源103と鏡104とを第3図において原稿の上端Aから下端
Bまで移動して原稿を走査する。この主走査方向を第3
図において方向Cとする。また逆に光源103と鏡104とを
原稿の下端Bから上端Aまで移動して走査する方向を方
向Dとする。第3図の矢印Eは副走査方向を示してい
る。
は第3図の原稿の上端Aに該当し、第4図のB点は第3
図の原稿の下端Bに該当する。すなわち第4図に示す光
源103と鏡104とを第3図において原稿の上端Aから下端
Bまで移動して原稿を走査する。この主走査方向を第3
図において方向Cとする。また逆に光源103と鏡104とを
原稿の下端Bから上端Aまで移動して走査する方向を方
向Dとする。第3図の矢印Eは副走査方向を示してい
る。
符号化装置411においては、方向Cの主走査でMMR方式
による画像圧縮を行う。カウンター413はMMR符号の情報
量をカウントし、CPU417に通知する。一方符号化装置41
1は、方向Dの主走査でMH方式による圧縮を行い、得ら
れた符号化(圧縮)信号Cを信号線414によりカウンタ4
13に導く。カウンタ413はMH符号の情報量をカウント
し、CPU417に通知する。CPU417は上記の両方式によるカ
ウント値の少ない方を選択することにより、走査した原
稿に対しMMR方式とMH方式のどちらが最適であるかを知
ることができる。
による画像圧縮を行う。カウンター413はMMR符号の情報
量をカウントし、CPU417に通知する。一方符号化装置41
1は、方向Dの主走査でMH方式による圧縮を行い、得ら
れた符号化(圧縮)信号Cを信号線414によりカウンタ4
13に導く。カウンタ413はMH符号の情報量をカウント
し、CPU417に通知する。CPU417は上記の両方式によるカ
ウント値の少ない方を選択することにより、走査した原
稿に対しMMR方式とMH方式のどちらが最適であるかを知
ることができる。
ついで本発明の動作を第5図および第6図にフローチ
ャートで示す。
ャートで示す。
第5図はStep2とStep5における符号化で同方式の符号
化を行なった場合を示している。まずStep0で装置に起
動がかかると、Step1で走査1の起動を行う。Step2で走
査1にかかる原稿画像の符号化を開始する。Step3でカ
ウンタ413を起動し、符号化情報を計数し、計数値1を
得る。ついでStep4で走査1とは逆方向の走査2の起動
を行う。Step5で走査2にかかる原稿画像の符号化を開
始し、Step6で走査2における符号化情報を計数し、計
数値2を得る。Step7で計数値1と計数値2を比較し、
最小の計数値をとった走査方法を検知して、STEP8Aまた
はSTEP8Bにすすんでいずれかの走査を選択し、STEP9で
動作を終了する。
化を行なった場合を示している。まずStep0で装置に起
動がかかると、Step1で走査1の起動を行う。Step2で走
査1にかかる原稿画像の符号化を開始する。Step3でカ
ウンタ413を起動し、符号化情報を計数し、計数値1を
得る。ついでStep4で走査1とは逆方向の走査2の起動
を行う。Step5で走査2にかかる原稿画像の符号化を開
始し、Step6で走査2における符号化情報を計数し、計
数値2を得る。Step7で計数値1と計数値2を比較し、
最小の計数値をとった走査方法を検知して、STEP8Aまた
はSTEP8Bにすすんでいずれかの走査を選択し、STEP9で
動作を終了する。
第6図においてはSTEP12と15で異なった符号化方式を
適用し、また、STEP17で選択する内容が第5図と異なる
だけで他は同じである。すなわちStep17において、STEP
12とSTEP15で行なった符号化方式のうち最小の計数値を
とった符号化方法を検知して、STEP18AまたはSTEP18Bに
すすんでいずれかの符号化方式を選択し、STEP19で動作
を終了する。
適用し、また、STEP17で選択する内容が第5図と異なる
だけで他は同じである。すなわちStep17において、STEP
12とSTEP15で行なった符号化方式のうち最小の計数値を
とった符号化方法を検知して、STEP18AまたはSTEP18Bに
すすんでいずれかの符号化方式を選択し、STEP19で動作
を終了する。
以上述べてきたように主走査方向でMMR方式を、主走
査方向を逆転してMH方式を用いることにより、原稿を一
往復走査することによって最適な圧縮方式を選ぶことが
可能となる。またMMR方式を実行した際に、その圧縮符
号をメモリー等の格納手段に蓄積しておき、復路の走査
でMH方式の方が最適と検知した場合に限り、新たに正し
い主走査方向でMH方式で符号化するということも可能で
ある。また、主走査を逆転して得られた圧縮符号も、伸
長後副走査方向を逆転すれば元の画像を得ることが可能
であり、上記格納手段に蓄積して、最適な圧縮符号情報
の方を選んで使用することも可能である。
査方向を逆転してMH方式を用いることにより、原稿を一
往復走査することによって最適な圧縮方式を選ぶことが
可能となる。またMMR方式を実行した際に、その圧縮符
号をメモリー等の格納手段に蓄積しておき、復路の走査
でMH方式の方が最適と検知した場合に限り、新たに正し
い主走査方向でMH方式で符号化するということも可能で
ある。また、主走査を逆転して得られた圧縮符号も、伸
長後副走査方向を逆転すれば元の画像を得ることが可能
であり、上記格納手段に蓄積して、最適な圧縮符号情報
の方を選んで使用することも可能である。
また、上述の実施例ではMH方式とMMR方式に関する比
較のみを示したがMMR方式やMR方式においても、主走査
の往路と復路においてそれぞれの符号化情報量について
の比較を行ない、どちらの方向の主走査が当該原稿につ
いて最適であるかを上述と同様の方法で検知することが
可能である。
較のみを示したがMMR方式やMR方式においても、主走査
の往路と復路においてそれぞれの符号化情報量について
の比較を行ない、どちらの方向の主走査が当該原稿につ
いて最適であるかを上述と同様の方法で検知することが
可能である。
以上説明したように本願発明によれば、原稿画像を読
み取って得られる画像信号を符号化圧縮した結果の情報
量が少なくなる符号化圧縮方式を選択可能にするととも
に、その選択を原稿画像を画像読み取り位置を往復動す
ることによって実行できるので、原稿画像を読み取って
得られる画像信号を最適圧縮率で符号化圧縮する符号化
圧縮方式を効率良く選択することができる。
み取って得られる画像信号を符号化圧縮した結果の情報
量が少なくなる符号化圧縮方式を選択可能にするととも
に、その選択を原稿画像を画像読み取り位置を往復動す
ることによって実行できるので、原稿画像を読み取って
得られる画像信号を最適圧縮率で符号化圧縮する符号化
圧縮方式を効率良く選択することができる。
第1図は本発明実施例のブロック図、 第2図(a)(b)はMMR方式で主走査の逆転を行うと
符号情報量が変化することを説明するための図、 第3図は主走査と副走査の方向を説明するための図、 第4図は本実施例の機械的構成の断面図、 第5図および第6図は本実施例の動作フローチャートで
ある。
符号情報量が変化することを説明するための図、 第3図は主走査と副走査の方向を説明するための図、 第4図は本実施例の機械的構成の断面図、 第5図および第6図は本実施例の動作フローチャートで
ある。
Claims (1)
- 【請求項1】原稿画像を読み取り画像信号を出力する光
電変換手段と、 前記光電変換手段による画像読み取り位置を第1の方向
に往動し、その後、前記第1の方向とは反対方向の第2
の方向に復動する移動手段と、 画像読み取り位置の前記第1の方向への往動中に前記光
電変換手段から出力された画像信号を第1の符号化圧縮
方式で符号化圧縮し、画像読み取り位置の前記第2の方
向への復動中に前記光電変換手段から出力された画像信
号を前記第1の符号化圧縮方式とは異なる第2の符号化
圧縮方式で符号化圧縮する符号化圧縮手段と、 前記第1の符号化圧縮方式で画像信号を符号化圧縮した
結果の情報量と前記第2の符号化圧縮方式で画像信号を
符号化圧縮した結果の情報量とを比較し、情報量が少な
い方の符号化圧縮方式を選択する選択手段と を有することを特徴とする画像情報処理装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62077395A JP2514654B2 (ja) | 1987-04-01 | 1987-04-01 | 画像情報処理装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62077395A JP2514654B2 (ja) | 1987-04-01 | 1987-04-01 | 画像情報処理装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS63246079A JPS63246079A (ja) | 1988-10-13 |
JP2514654B2 true JP2514654B2 (ja) | 1996-07-10 |
Family
ID=13632702
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62077395A Expired - Fee Related JP2514654B2 (ja) | 1987-04-01 | 1987-04-01 | 画像情報処理装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2514654B2 (ja) |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS53113415A (en) * | 1977-03-15 | 1978-10-03 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | Information transmission system |
-
1987
- 1987-04-01 JP JP62077395A patent/JP2514654B2/ja not_active Expired - Fee Related
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Publication number | Publication date |
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JPS63246079A (ja) | 1988-10-13 |
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