JPH03226646A - 粒状物の圧縮試験方法 - Google Patents

粒状物の圧縮試験方法

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JPH03226646A
JPH03226646A JP2259890A JP2259890A JPH03226646A JP H03226646 A JPH03226646 A JP H03226646A JP 2259890 A JP2259890 A JP 2259890A JP 2259890 A JP2259890 A JP 2259890A JP H03226646 A JPH03226646 A JP H03226646A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本発明は、粒径が1μ−から数lOμIの粒状物の圧縮
強度を測定するに適した粒状物の圧縮試験方法に関する
[従来技術] 従来、粒径が数10μlからt00μm前後の粒状物の
圧縮強度を測定するには、顕微鏡とマイクロメータヘッ
トを用いて拡大した粒状物の粒径を測定するとともに、
負荷装置により加えられる負荷を負荷検出器で測定して
、圧縮荷重が急激に減少する時点における圧縮強度を測
定していた。
[発明が解決しようとする課題] 上記したように、従来の試験方法では圧縮荷重の急速減
少点から圧縮強度を求めるため、粒径が異なる粒子間の
強度比較を正確に行なうことができないという問題点か
あフだ。さらに、金属粒体、樹脂等の試料では、ぜい性
破壊を起こさないものもあり、この場合には圧縮強度の
評価が行なえないという問題点もあった。
[課題を解決するための手段] 本発明は上記課題を解決するために、次のような構成を
採用した。
すなわち、本発明にかかる粒状物の圧縮試験方法は、粒
状物試料の1個毎の幾何平均径dを測定した後、粒状物
試料(圧縮荷重Pを加えていき、当該圧縮荷重による試
料の圧縮塵4iilを測定し。
圧縮変位!が幾何平均径dに対し所定の割合に達した時
点又は圧縮変位lか急増した時点の圧縮荷重p又は崩壊
荷重P′を測定し、圧縮強度Ss又は崩壊強度SbをS
 s =2.8・p/rtd2.S b=28・p′/
πd2の算出式より求めることを特徴とする。
[作用] 粒状物試料の粒径を測定しておき、圧縮変位が粒径の所
定割合に達した時点での圧縮荷重を測定し、当該圧縮荷
重と粒径との関係式から圧縮強度を求めるので、応力学
位での圧縮強度評価を行なうことかてき、粒径か児なる
粒状物間の強度比較か可能となる。また、圧縮変位の急
増点におけるr=縮荷重と粒径の関係式から崩壊強度の
評価も行なうことかてきる。
[実施例] 第1図は本発明の試験方法に基ついて試験を行なうバー
縮試験機の構成を示す図て、この粒状物の月相試験装置
1は、枠体2内に光学的粒径測定装置3と(14SX■
装置4か設けられており、試料台6のステージ7上に載
置された粒状物試料8に対して粒径測定および圧縮荷重
の負荷が行なわれるようになっている。試料台6は、ハ
ンドル10により昇降可能な構造を有し、この上にX−
Y方向、回転方向ての移動が可能で、測長用のマイクロ
メータヘッド7a、7bを有するステージ7が着脱自在
に取り付けられている。試料台6を操作して測長位置お
よび負荷位置である試験位置に試料を任意に移動させる
ことができる。
光学的粒径測定装置3は、光[12によって照光され、
対物レンズ13により結像される試料8の光学的画像を
テレビカメラ15によって採取し、試料画像を画像メモ
リ16に記憶してCRT+8に映し出すように構成され
ている。粒径測定は、CRT+8に映し出された画像に
対して測定用カーソル19を移動し、カーソル19て挟
み込むことにより画像処理によって自動的に行なわれる
。カーソル19の移動は、キーホード35からの指令操
作によって行なわれる。
負荷装置4は、コイル部4aと永久磁石4bからなり、
コイル部4aには支持棹21を介して第2図に示す形状
の加圧平面圧子20か取り付けられている。
圧子20には略り字状の変位検出バー23が取り付けら
れ、該変位検出バーの先端部には、差動トランス式変位
検出器25が設けられている。
負荷装置4のコイル部4aは負荷電流供給装置i26に
接続されており、CPU30からの指令によって負荷電
流供給装置26から流す電流の向きと大きさを変え、圧
子20を上昇、下降させることができるとともに、圧子
によって試料に加える荷重の大きさを任意に変えること
ができる。また、圧子20の移動量は変位検出器25に
よって検出され、変位検出信号は、A/D変換器27を
介してCPU30に変十〇情報として送られる。
圧子20によって試料に加えられる荷重は、供給する電
流量として把握されており、ある荷重下での圧子の変位
を連続して測定することがてきる。
測定されたr+縮荷重と変位データはRAM3]に記憶
されるとともに、CPtJ30て演算処理され、測定結
果かテコータ3hに記録される。
上記のように構成された実施例装置における圧縮試験は
次のようにして行なわれる。
アルコール等の希釈液に混入した粒状物をステージ7上
に一滴滴下し、希釈液の乾燥を待つ。
希釈液が乾燥すれば試料台6を粒径測定位置側に回転し
、試料台6を上下させながらCRTI8による最適観察
位置を決定する。ステージをX−Y方向に移動させてど
の粒子を試験するか選択する。
この時の画像データは画像メモリに記憶される。
CRT]8に映し出された試料に対してキーボード35
を操作し、カーソル19を移動させ、試料画像をカーソ
ルで挾み込む。CPU30はカーソルI9の移動指令に
応じてカーソル間の距離を画像データから演算算出する
。カーソルを試料に対し少なくとも長径、短径の2方向
から挟み込んで粒径を数回測定し、その幾何平均径dを
求めて演算結果をRAM31に記憶する。
試料の幾何平均径が求まれば、試料台6を負荷側へ回転
6動させ、試料8を圧子20の真下に位置させる。負荷
装M4に通電し圧子20を隣下させ、圧子20か試料8
に接触した時点を検出し、この時の圧子20の移動点を
零点とし、それから圧子2oが移動した距離を試料8の
変形illとして検出しながら、試料に圧縮荷重を加え
ていく。圧子2oが試料に接触した時点の検出は、例え
ば変位検出器25の出力信号を微分して検出する。試料
に加えらゎる圧縮荷重および試料の圧縮変位はデータに
基づいてCPU30で演算処理され、測定結果として得
られた圧縮荷重−圧縮変位の関係が特性曲線としてデコ
ーダ36に記録される。
CPV30は変位検出器25によって検出される圧縮変
位データを読み込みなから、圧縮変位βか粒試料の粒径
dの1/10に達した時点の圧縮荷重Pを検出し、当該
圧縮荷重Pと粒径dの値から圧縮強度Ssを算出する。
すなわち、圧縮強度Ssは、圧縮荷重P、試料粒径dと
して1球形試験片に点a荷を行なってその強度を近似的
に求める璋式Ss=2.8・P/πd2より1線用され
る。このよう釘して求める圧縮強度は、試料の粒径に依
存しない、応力中位ての強度として評価することかてき
る。CPU30でのデータ処理は、ROM32に書き込
まれた処理プログラムによって行なわれる。
第3図はセラミックス等のぜい性材料を試験した場合に
デコーダ36に記録される特性曲線を示す。ぜい性材料
の場合は、圧縮荷重の増加によってぜい性破壊を起こし
、図示のように圧縮変位が急増する時点か検出される。
この時点の圧縮荷重を崩壊荷重P′として測定すれば、
応力単位での崩壊強度S b = 2.8・p’/πd
2より算出される。
上記のように行なわれる粒状物の圧縮試験方法によれば
、粒状物試料が粒径の10%前後に変位するまでの圧縮
荷重を検出し、当該圧縮荷重と粒径から求める圧縮強度
算出式によって強度を求めるのて、応力単位での圧縮強
度が求まる。従って、粒径か廣なる試料間の強度比較を
行なうことかてきる。この場合、粒径は圧縮試験によっ
て変形した後のものを測定するのが好ましい。
また、セラミックス等のぜい竹材の粒状物についても応
力単位ての崩壊強度を求めることができる。特に従来未
知であった粒径か1μ■から数十μmの粒状物の物性値
を得ることができる。
上記実施例では、試料の圧縮変位が粒径の10%に達し
た時点の圧縮荷重を検出して圧縮強度を求めたか、変位
割合は試料の材質に応じて適宜定めればよい。負荷装置
としては電歪素子などによる方式のものであってもよい
[発明の効果] 上記説明から明らかなように、本発明にかかる粒状物の
圧縮試験方法によれば、粒状物の圧縮強度又は崩壊強度
が応力に近似した単位で求まるので、材質や粒径の異な
る試料間の強度比較を行なうことかてきるようになった
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の試験方法を実施する圧縮試験装置の構
成を示す図、第2図は圧子の形状を示す図、第3図は圧
縮試験により得られる圧縮重−圧縮変位の特性を示す図
である。 1−・・圧縮試験装置  3・・・光学的粒径測定装置
4−・負荷装置 25・・・変位検出器 30−・・ CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)粒状物試料の1個毎の幾何平均径dを測定した後
    、粒状物試料に圧縮荷重pを加えていき、当該圧縮荷重
    による試料の圧縮変位lを測定し、圧縮変位lが幾何平
    均径dに対し所定の割合に達した時点又は圧縮変位lが
    急増した時点の圧縮荷重p又は崩壊荷重p′を測定し、
    圧縮強度Ss又は崩壊強度SbをSs=2.8・p/π
    d^2、Sb=2.8・p′/πd^2の算出式より求
    めることを特徴とする粒状物の圧縮試験方法。
JP2022598A 1990-01-31 1990-01-31 粒状物の圧縮試験方法 Expired - Lifetime JP2743978B2 (ja)

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008116349A (ja) * 2006-11-06 2008-05-22 Shimadzu Corp 微小圧縮試験機

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57125340A (en) * 1981-01-28 1982-08-04 Toshiba Corp Method of and apparatus for squeezing test of pelletizing powder

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