JPH03223985A - 薄物板などの積載数カウント方法 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、積載されている薄物板の枚数を、作業性良く
かつ正確に数えるのに好適な薄物板などの積載数カウン
ト方法に関するものである。

（従来の技術） 従来、例えばプリン！・配線板用の積層板など薄物板の
積載された枚数をカウントする方法としては、１枚毎に
目視によって行う方法９重量の測定より割り出す方法、
積層高さの測定により割り出す方法などがある。

（発明が解決しようとする課題） しかしながら、積載されている薄物板の枚数を、」−記
したような目視測定法９重量測定法、積層高さ測定法な
どのいずれかの方法で計数しても、作業性良くかつ正確
にカウントすることは困難であっプこ。

特に、製造の品質公差が１枚の規定の薄物板の重量また
は薄物板厚よりも大きい場合には、その累積によ引１数
誤りの発生率が増加してしまう。

本発明は、」−記のような事情に鑑みてなされたもので
あり、その目的とするところは、発生する計数の誤りを
なくし、短時間に薄物板の積載枚数を正確に数えること
ができるカウント方法を提供するものである。

（課題を解決するための手段） 本発明は、」−記のような目的を達成するために、フェ
ノール樹脂系積層板などのような薄物板端面の所要箇所
に、端面の色相と異なる色相のマーキング部を１−肥端
面の色相に囲まれるように転写形成し、かつ」上記各藩
物板をマーキング部を揃えて所要枚数積載し、各薄物板
のマーキング部に沿ってビーム光を照射するとともに、
このビーム光の反射ビーム光における色相差を信号差と
して光学式枚数計数器によって読み取ることにより、薄
物板の積載枚数を検出することを特徴とする。

（作用） 所定枚数積載された薄物板端面のマーキング部に沿って
ビーム光を照射せしめ、このビーム光の反射ビーム光に
おける薄物板端面の色相とマーキング部との色相との差
を光学式枚数計数器により交互に信号差として検出する
ことにより、薄物板の積層枚数を作業性良くかつ正確に
カウントする。

（実施例） 以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に説明する。

第１図は薄物板の端面にマーキング部を形成する場合の
一例を示す説明用斜視図であり、第２図は薄物板積載枚
数のカウント状態を示す説明用斜視図である。

図中１は大きさ；ｌｍＸ１ｍ、板厚；１．６ｍｍ。

拐質：フェノール樹脂系の積層板よりなる薄物板であり
、この薄物板１の製造ライン中ヘマーカ２を設定し、こ
のマーカ２により薄物板１の端面１１の所定箇所に紫外
線硬化型インクを転写マーキングする。

次いで、この転写マーキング部分に紫外線を照射してマ
ーキング部３を形成する。

この際、このマーキング部３の色相３ａは、薄物板１の
端面１１の色相１１ａと異なる色相のものとして形成さ
れるとともに、その四周は端面１１の色相１１ａに囲ま
れるように形成される。

換言すれば、各薄物板１を積載した際に、各薄物板１の
マーキング部３が互いにに連続せず、端面１１の色相１
１ａを介して不連続となるように形成される。

そして、次工程で上記の各薄物板１・・・をマーキング
部３・・・を揃えて積載し、その後第２図に示すように
、光学式枚数計数器４によって薄物板１・・・の積載枚
数をカウントする。

この場合、ビーム光５をマーキング部３・・・に沿って
移動（図中矢印７方向）させ、反射ビーム光（図示路）
を検知することによって行われるのであるが、枚数計数
器４でカウントされる反射ビーム光は、薄物板１の端面
１１の色相１１ａとマーキング部３の色相３ａとが互い
に異なるものであるために、第３図に示すように、暗信
号８と明信号９とに光量変化される。

従って、この光量変化の中間に信号スライスレベル１０
を設定することにより、積載枚数に対応したマーキング
部３の数をカウントすることかでき、かつ枚数計数器４
の表示部６に積載枚数として表示するものである。

なお、ビーム光５の照射は、図示したように枚数計数器
４より発するように構成してもよく、また他の手段によ
り照射するよへに構成してもよい。

このように、本発明に係わる薄物板の積載枚数カウント
方法によれば、従来のように積載された薄物板１・・・
の枚数を目視測定法や重量測定法、あるいは高さ測定法
などによって行うのではなく、製造ライン中において１
枚毎に各薄物板１・・・の端面１１・・・へそれぞれマ
ーキング部３・・・を転写形成し、これを所要枚数積載
した状態で薄物板端面１１の色相１１ａとマーキング部
３の色相３ａとの差を、信−じ・差として光学式枚数計
数器により光学的に読み取ってカウントするものである
ため、作業性良くかつ正確にそのカウントを行うことが
可能となる。

（発明の効果） 以１−説明したように、本発明によれば、積載された薄
物板の枚数は、薄物板端面の色相とマーキング部の色相
との差を光学式枚数計数器により信号差として光学的に
読み取るように構成されているので、従来のカウント方
法に比して極めて作業性良くかつ正確にそのカウントを
行うことができる。

また、積載された薄物板の数を数える際にも、薄物板に
傷や汚れなどを付けることなくカウントすることができ
る等の効果を打する。

【図面の簡単な説明】

第１図は薄物板の端面にマーキング部を形成する場合の
一例を示す説明用斜視図、第２図は薄物板積載枚数のカ
ウント状態を示す説明用斜視図、第３図は光学式枚数計
数器における反射ビーム光の光量変化を示すグラフであ
る。 １・・・薄物板 ２・・・マーカ ３・・・マーキング部 ３ａ・・・マーキング部の色相 ４・・・光学式枚数計数器 ８・・・暗信号 ９・・・明信号 １０・・・信号スライスレベル １１・・・薄物板の端面

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、フェノール樹脂系積層板などのような薄物板端面の
   所要箇所に、端面の色相と異なる色相のマーキング部を
   上記端面の色相に囲まれるように転写形成し、かつ上記
   各薄物板をマーキング部を揃えて所要枚数積載し、各薄
   物板のマーキング部に沿ってビーム光を照射するととも
   に、このビーム光の反射ビーム光における色相差を信号
   差として光学式枚数計数器によって読み取ることにより
   、薄物板の積載枚数を検出することを特徴とする薄物板
   などの積載数カウント方法。