JPH03223682A - ブラウン管の色むら測定方法およびその装置 - Google Patents

ブラウン管の色むら測定方法およびその装置

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JPH03223682A
JPH03223682A JP1847790A JP1847790A JPH03223682A JP H03223682 A JPH03223682 A JP H03223682A JP 1847790 A JP1847790 A JP 1847790A JP 1847790 A JP1847790 A JP 1847790A JP H03223682 A JPH03223682 A JP H03223682A
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JP
Japan
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electron beam
color
color temperature
cathode ray
ray tube
Prior art date
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Pending
Application number
JP1847790A
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English (en)
Inventor
Junpei Koike
小池 順平
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FUERUMO KK
Original Assignee
FUERUMO KK
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Publication date
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  • Manufacture Of Electron Tubes, Discharge Lamp Vessels, Lead-In Wires, And The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明はブラウン管の色むらを正確に測定する測定技術
に関する。
〈従来の技術〉 第6図にブラウン管の基本構造を示す。
ブラウン管の映像は、電子銃aから蛍光面すへ向けて赤
、緑、青の電子ビームを発射し、途中磁力を加えて特定
方向に電子ビームを偏向させ、偏向した電子ビームが蛍
光面すの内側に配置したシャドウマスクCの開孔を通過
して蛍光面aに規則的に並んでいる個々の蛍光素子(赤
、緑、青)に当たって発光する仕組みとなっている。
ところで、ブラウン管は構成部品の製造公差などにより
多少の性能差がある。
そのため、電子ビームが各蛍光素子の中心に一致して所
定の色が映し出されているかどうかを、つぎのような色
むら(Purity)検査方法でチエツクしている。
■拡大ルーペを用いて肉眼で色むらを検査する方法。
■外部から磁界をかけて強制的に上下左右方向に均一に
電子ビームを振り、そのときの各蛍光素子の発光状態を
拡大ルーペを用いて肉眼で検査する方法。
■外部から磁界をかけて強制的に上下左右方向に均一に
電子ビームを振り、そのときの各蛍光素子の発光状態を
輝度計を用いて検査する方法。
〈本発明が解決しようとする問題点〉 前記した従来の色むらの検査方法にはっぎのような問題
点がある。
〈イ〉 従来の検査方法にあっては、色むらの発生量、
すなわち電子ビームが蛍光素子に対しどの程度ずれてい
るかを測定することができない。
特に、電子ビームの径が蛍光素子の径より僅かに大径で
ある。
そのため、電子ビームの中心が蛍光素子の中心からずれ
ていても蛍光素子に色むらを生じない場合があるから、
電子ビームのずれを発見することがより困難となってい
る。
く口〉 特に■、■の検査方法にあっては、検査結果に
ばらつきを生じ易い。
〈ハ〉 ■の検査方法の場合、色むらの有無を検出でき
ても電子ビームのずれ量を定量的に検出することはでき
ない。
〈二〉 この種の検査は、電子銃の赤、緑、青の配列か
らいって中央の緑色を基準に行うのが理想である。
ところが実際には緑色が色む、らを識別し難いことから
、電子銃の端部から発射される赤色の電子ビームを基準
にして行なっている。
そのため、色むらの検査精度が低いものとなっている。
〈本発明の目的〉 本発明は以上の問題点を解決するために成されたもので
、その目的とするところは色むらの発生量を正確に測定
できる、ブラウン管の色むら測定技術を提案することに
ある。
〈問題点を解決するための手段〉 即ち本発明はブラウン管の表面に、ひとつの電子ビーム
が複数の蛍光素子に同時に当たるように偏向させる一対
の偏向コイルを設置すると共に、一対の偏向コイルの中
点に蛍光素子の色温度を電気的に測定するセンサを配置
し、偏向コイルによる外力を加えて電子ビームを両側に
振って強制的に色ずれを生じさせ、色ずれ発生時の色温
度をセンサで計測し、前記色温度の計測データから非偏
向時における電子ビームの中心位置を特定の蛍光素子に
対する相対的なずれ量として演算して求める、ブラウン
管の色むら測定方法である。
さらに本発明はブラウン管の外面側に配設し、電子ビー
ムを振って積極的に色ずれを起こさせる一対の偏向コイ
ルと、ブラウン管の蛍光面を構成する複数の蛍光素子の
色温度を計測する色温度センサと、色温度センサによる
色温度計測データを基に電子ビームの中心を演算する演
算処理部とより構成する、ブラウン管の色むら測定装置
である。
〈本発明の説明〉 以下、図面を参照しながら本発明について説明する。尚
、本実施例は蛍光面がドツトタイプブラックマトリック
スの場合について説明する。
〈イ〉測定装置の構成 第1図に本発明に係る測定装置を配備したブラウン管1
の断面図を示す。
図中2は赤、緑、青の電子ビームを発射する電子銃、3
は特定方向に電子ビームを偏向させる偏向ヨーク、4は
多数の開孔を有するシャドウマスク、5は規則的に蛍光
素子を配列した蛍光面である。以上は公知のドツトタイ
プのブラウン管である。
本発明の測定装置はブラウン管1の外面側に着脱自在に
配設し、電子ビームを振って積極的に色ずれを起こさせ
ための一対の偏向コイル6と、蛍光面5の蛍光素子の色
温度を計測する色温度センサ7と、色温度センサ7の計
測データを基に電子ビームの中心を演算する演算処理部
8と、演算処理部8の出力信号を表示すると表示部9で
構成する。
〈口〉電子ビーム 従来は検査のための電工ビームが既述した理由から赤色
に制限されていた。
本発明では色ずれを色温度で検出するので従来のような
検査時の使用電子ビームに制限がない。
そのため、本発明では電子銃の中央から発射される緑色
の電子ビームを用いることができる。
〈ハ〉偏向コイル 偏向コイル6はN極とS極の組み合わせを変換すること
が可能なように構成しである。
偏向コイル6.6の配列は、鉛M線に対し一定の傾斜角
度を以て磁界が発生するように予め設定しておく。
電子ビームを三色の蛍光素子に同時に当てるためには、
傾斜角度を30°にすればよい。
〈二〉色温度センサ 偏向コイル6.6の中点位置に色温度センサ7を配置す
る。
色温度センサ7としては、例えば色温度計やホワイトバ
ランスセンサ、色彩輝度計、色差計などの公知のセンサ
を使用できる。
要は、三組の発光素子の色温度(色度、色相、彩度を含
む)を電気信号として出力できる構造のセンサであれば
よい。
〈ホ〉演算処理部 演算処理部8には、第2図に示すように電子ビーム10
が三色の各蛍光素子R,B、Gの一部に均等に当たった
ときく電子ビームの中心pxと各蛍光素子R,B、Gの
中心点を結んでできる正三角形の中心が一致したとき)
の各ラップ部分の色温度の計算に用いるための各蛍光素
子R,B、Gの色温度またはCIE座標値などを入力し
ておく。
さらに各蛍光素子R,G、Bの同一色のピッチから計算
した鉛直ピッチαと水平ピッチβを入力しておく。
同時に蛍光素子と電子ビームの径を夫々入力しておく。
これらの基礎データと実際に色温度センサ7で得られる
実測データから、電子ビーム10の中心位置を求める演
算式を入力しておく。
〈作用〉 つぎに前記測定装置を用いた色ずれの測定方法各ξ一つ
いて説明する。
第3図Iこ示すように外力を加えない状態で例オば緑色
の電子ビーム10をRの蛍光素子に当てる。
電子ビーム10がRの蛍光素子の全域に当てっていると
きには、単色なので色温度を測定しても色温度が変化し
ない。
そこで、第4図に示すようにブラウン管1の表面にセッ
トした偏向コイル6.6に通電して、電子ビーム10を
所定の角度を介して図面左肩め上方向に振って電子ビー
ム10の中心P1を求める。
つぎに偏向コイル6.6の極を入れ替えて電子ビーム1
0を所定の角度を介して図面有料め下方向に振って電子
ビーム10の中心P2を求める。
これにより、PlとP2の中点であるP3が判明する。
各中心pi、p2や距離L1、L2は、前述したように
色温度センサ7による実測データを演算処理部8に入力
して演算により求まる。
さらに、第5図に示すように中心P3が非偏向状態にお
けるRの蛍光素子の中心Pに対するずれ量をX方向とX
方向のずれ量として算出する、以上の演算処理は第1図
の演算処理部8で行なわれ、最終的に表示部9で夫々の
方向のずれ量が表示される。
〈その他の実施例〉 前記実施例は蛍光面がドツトタイプブラックマトリック
スの場合について説明したが、蛍光面がストライブタイ
プの場合に適用できることは勿論である。
本実施例の場合、前記実施例と比べて ■偏向コイルを上下に位置させて電子ビームを水平方向
に強制的に振る点と、 ■演算処理部の比較データが2色の組み合わせになる点
と、 ■演算処゛理部の演算式が水平方向の変位量を求める式
に変わる点などが異なる。
〈本発明の効果〉 本発明は以上説明したようになるから次の効果が得られ
る。
〈イ〉 本発明は色温度センサによる三色の蛍光素子の
色温度の測定データを基に、ミクロン単位で電子ビーム
のずれを算出できる。
〈口〉 色ずれを測定するための電子ビームの色に制限
を受けない。
そのため、ひとつのセンサで赤、緑、青の表示信号を変
えるだけでそれぞれの色ずれ量を測定できる。
〈ハ〉 蛍光面がドツトタイプブラックマトリックスや
ストライブタイプのいずれの場合にも適用できる。
〈二〉 高価なセンサを用いることな(、低廉の色温度
センサを使用できる。
【図面の簡単な説明】
第1図;本発明に係る測定装置を配備したブラウン管の
断面図 第2図:演算処理部に入力しておくデータの説明図 第3図: 第4図: 第5図: 第6図: 電子ビームに外力を加える前の蛍光素子拡大図 電子ビームを強制的に両側に振って電子ビームの中心を
求める説明図 特定の蛍光素子中心から外力を加える前の蛍光素子中心
までの距離を求めるための説明図 ブラウン管の一般構造の説明図 伝上 第5図

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ブラウン管の表面に、ひとつの電子ビームが複数
    の蛍光素子に同時に当たるように偏向させる一対の偏向
    コイルを設置すると共に、 一対の偏向コイルの中点に蛍光素子の色温度を電気的に
    測定するセンサを配置し、 偏向コイルによる外力を加えて電子ビームを両側に振っ
    て強制的に色ずれを生じさせ、 色ずれ発生時の色温度をセンサで計測し、 前記色温度の計測データから非偏向時における電子ビー
    ムの中心位置を特定の蛍光素子に対する相対的なずれ量
    として演算して求める、 ブラウン管の色むら測定方法。
  2. (2)ブラウン管の外面側に配設し、電子ビームを振っ
    て積極的に色ずれを起こさせる一対の偏向コイルと、 ブラウン管の蛍光面を構成する複数の蛍光素子の色温度
    を計測する色温度センサと、 色温度センサによる色温度計測データを基に電子ビーム
    の中心を演算する演算処理部とより構成する、 ブラウン管の色むら測定装置。
JP1847790A 1990-01-29 1990-01-29 ブラウン管の色むら測定方法およびその装置 Pending JPH03223682A (ja)

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Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01187730A (ja) * 1988-01-20 1989-07-27 Toshiba Corp 画面拡大鏡

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH01187730A (ja) * 1988-01-20 1989-07-27 Toshiba Corp 画面拡大鏡

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