JPH03223538A - オイルダンパ - Google Patents

オイルダンパ

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JPH03223538A
JPH03223538A JP1819890A JP1819890A JPH03223538A JP H03223538 A JPH03223538 A JP H03223538A JP 1819890 A JP1819890 A JP 1819890A JP 1819890 A JP1819890 A JP 1819890A JP H03223538 A JPH03223538 A JP H03223538A
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JP
Japan
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oil
piston
damping valve
oil chamber
orifice
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JP1819890A
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JP2839316B2 (ja
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Mitsuhiro Kashima
加島 光博
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KYB Corp
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Kayaba Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、舟艇のシート等の支持に用いるオイルダンパ
の改良に関する。
(従来の技術) 舟艇のシートを支持するシートダンパとして、例えば作
動油を充填したンりンダにピストンロッドを結合したピ
ストンを伸縮自由に収装し、シリンダとピストンとをス
プリングにより反発保持するとともに、ピストンの摺動
に伴うシリンダ内部の作動油の流通に抵抗する減衰弁を
備えることで、振動や衝撃を吸収するようにしたオイル
ダンパが知られている。
(発明の課題) ところで、高速航行時の波浪による突き上げ荷重は自動
車が通常走行中に路面から受ける突き上げ荷重よりはる
かに大きいことが知られている。
また、自動車などタイヤを備えた氷り物の場合には、タ
イヤが衝撃を吸収するクッシaンとなるが、舟艇の場合
にはこの上うなりッシaンがなく、シトグンパのみで振
動や衝撃を吸収しなけれらない。
したがって、舟艇用のシートダンパにおいては、ピスト
ンの底づきや伸び切りを防止するために減衰弁の発生減
衰力を強く設定する必要があるが、その結果小さな振動
の吸収性が損なわれ、好ましい乗り心地が得られにくい
という問題があった。
本発明は、以上の問題点を解決すべく、振動の大きさに
よらず病い振動吸収能力を備えたオイルグンパを提供す
ることを目的とする。
(S題を達成するための手段) 本発明は、作動油を充填したシリングにピストンロッド
を結合したピストンを伸縮自由に挿入し、シリングとピ
ストンとを弾性手段を介して反発方向に付勢し、ピスト
ンの伸縮変位に伴って流通する前記作動油の通路に減衰
弁を介装し、この減衰弁を流れの方向に変位可能に弾性
支持するとともに、減衰弁の一定以上の変位を規制する
手段を備えている。
(作用) ピストンが伸縮し、作動油が減衰弁を流通すると、減衰
弁の上下流に生じる圧力差に応じて減衰弁が変位するの
で、ピストンの変位量に対して減衰弁を流通する作動油
の流量が少なく、減衰弁の発生減衰力が小さく抑えられ
る。このため、振幅の小さな振動に対してもシリングと
ピストンが伸縮し、振動を十分に吸収することができる
一方、振動の振幅が大きくなると減衰弁の変位が規制手
段に規制されるので、ピストンの変位に対して減衰弁を
流通する作動油の流量が増加し、発生減衰力が急増する
。このため、振幅の大きな振動も確実に減衰することが
できる。
(実施例) 第1図〜第3図に本発明を船のシートグンパに適用した
実施例を示す。
第1図において、1はシリング、2はシリング1に摺動
自由に収装されたピストン、3はピストン2に結合して
シリング1から軸方向に突出する中空のピストンロッド
である。
シリング1の内側はピストン2により油室4と5に画成
され、油室4と5を常時連通する通孔6がピストン口・
2ド3に形成される。
油室4に臨んでピストンロッド3の内側に減衰弁7が設
けられ、減衰弁7を挟んで油室4と反対側のピストン口
・ンド3の内側に油室8が形成される。さらに、ピスト
ンロッド3の内側には油室8とフリーピストン9を介し
て接する、空気を密封した空気室12がシリング1とピ
ストン2を反発方向へ付勢する弾性手段として形成され
る。
減衰弁7はピストンロッド3の中空部に摺動自由に嵌合
し、油室4gAからスプリング13により、油室[1か
らスプリング14により相対して各々ピストンロッド3
に弾性支持される。なお、減衰弁7はこれらのスプリン
グ13と14の最圧縮位置において各方向への変位を規
制される。
減衰弁7は油室4と8を常時連通するオリフィス15と
、所定の抵抗のもとで油室4から油室8へ作動油を流入
させる圧縮側バルブ16と、所定の抵抗のもとで油室8
から油室4へ作動油を流出させる伸張側パルプ17とを
備える。
なお、シリング1の外側はアウタチューブ18に覆われ
、アウタチューブ18とシリング1との環状隙間にはシ
リンダ1内の油量を調整するための油溜室19が設けら
れる。この油溜室19の油面の上方には空気が封入され
、外部からレバー20により開閉操作されるパルプ21
を介してシリング1の内側に連通する。
次に作用を説明する。
静止状態においては、空気室12の圧縮空気の圧力がフ
リーピストン9を介して油室8に作用し、さらにオリフ
ィス15と通孔6を介して油室4と5に作用している。
このため、ピストン2は油室4と5の受圧面積差により
伸張側へ付勢され、ピストンロッド3に作用する負荷と
のつり合い位置に保持される。
この位置からレストンロッド3を介してピストン2に圧
縮方向の力が作用すると、油室4の圧力が上昇し、作動
油が通孔6を介して油室5に、オリフィス15を介して
油室8にそれぞれ流入しようとする。
この結果、オリフィス15の両側に圧力差が生じ、この
圧力差で減衰弁7がスプリング14を撓ませて油室8側
へと変位し、ピストン2がシリンダ1内を圧縮方向に摺
動する。油室4はこの減衰弁7の変位分だけ容積を拡大
し、その分オリフィス15の流量が減少するので、オリ
フィス15において発生する圧縮側の減衰力は小さい、
また、伸張側への作動においても同様にしてスプリング
13を撓ませつつ減衰弁7が油室4側へと変位すること
により、発生減衰力は小さく抑えられる。
このため、ピストン2は振幅の小さな振動に対しても相
応に伸縮し、振動を十分に吸収、減衰する。
これに対して、減衰弁7が固定されていると、ptS3
図に示すようにピストン2の作動速度に対して急激に増
加するオリフィス15の発生滅實力のために、細かい振
動はほとんど吸収されずにシリング1に伝わってしまう
さて、このシートダンパにおいては、振動の振幅が大き
くなるにつれて減衰弁7の変位も大きくなるが、やがて
スプリング14が最圧縮状態となると、減衰弁7はそれ
以上の変位を規制され、以後のピストン2の圧縮変位に
対してはオリフィス15の流量が急増し、これに伴い発
生減衰力が急激に増大する。そして、これにより油室4
と8の圧力差が設定値を越えると圧縮側バルブ16が開
き、作動油を油室4から油室8へと流入させる。
なお、ピストン2の圧縮作動とともに、ピストンロッド
3の侵入体積分の作動油を貯留すべく7リーピストン9
が空気室12を圧縮し、これに伴い圧縮空気によるばね
荷重も増加する。
また、ピストン2の伸張作動時には油室5と8から油室
4に作動油が流入し、減衰弁7が油室4側へ変位するが
、スプリング13が最圧縮状態になると減衰弁7のそれ
以上の変位が規制されるために、減衰弁7は発生減y力
を急増させる。そして、振幅が更に増加するとやがて伸
張側バルブ17が開き、油室8から油室4へ作動油を流
入させる。
つまり、減衰弁7の変位が規制されることにより、伸張
側、圧縮側とも発生減衰力が大幅に増加して振動を強力
に滅哀するので、大きな振動に対してもピストン2が底
づきや伸び切りを起こす恐れはない。
このようにして、大小の振動が効率良く吸収されるので
、快適な釆り心地が得られる。なお、第2図の実線はピ
ストン2に作用する荷重とピストン2のストローク位置
の関係を示し、破線は減衰弁7が固定されている場合の
特性を示す。
(発明の効果) 以上のように、本発明はオイルダンパの作動油通路に介
装する減衰弁を流れの方向に変位可能に弾性支持すると
ともに、この減衰弁の一定以上の変位を規制する手段を
備えたため、作動油が減衰弁を流通するのに伴って減衰
弁が変位し、発生減衰力を小さく抑えて振幅の小さな振
動の吸収を助ける一方、減衰弁の変位が規制されると減
衰弁の流量増により発生減衰力が増大し、振幅の大きな
振動を確実に滅哀することができる。このため、振幅の
大小を問わず高い振動吸収能力が得られる。
【図面の簡単な説明】
$1図は本発明の実施例を示すシートダンパの縦断面図
、第2図は同じくピストンの荷重とストローク位置の関
係を示すグラフ、第3図は同実施例の作用を説明するた
めの比較対象として措いた減衰力特性のグラブである。 1・・・シリング、2・・・ピストン、3・・・ピスト
ンロッド、4.5.8・・・油室、7・・・減衰弁、1
2・・・空気室、13.14・・・スプリング。 第2図 ストローク

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 作動油を充填したシリンダにピストンロッドを結合した
    ピストンを伸縮自由に挿入し、シリンダとピストンとを
    弾性手段を介して反発方向に付勢し、ピストンの伸縮変
    位に伴って流通する前記作動油の通路に減衰弁を介装し
    、この減衰弁を流れの方向に変位可能に弾性支持すると
    ともに、減衰弁の一定以上の変位を規制する手段を備え
    たことを特徴とするオイルダンパ。
JP2018198A 1989-08-22 1990-01-29 オイルダンパ Expired - Lifetime JP2839316B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2018198A JP2839316B2 (ja) 1990-01-29 1990-01-29 オイルダンパ
US07/571,176 US5133529A (en) 1989-08-22 1990-08-21 Seat damper

Applications Claiming Priority (1)

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JP2018198A JP2839316B2 (ja) 1990-01-29 1990-01-29 オイルダンパ

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JPH03223538A true JPH03223538A (ja) 1991-10-02
JP2839316B2 JP2839316B2 (ja) 1998-12-16

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