JPH0322308Y2 - - Google Patents

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JPH0322308Y2
JPH0322308Y2 JP1987056027U JP5602787U JPH0322308Y2 JP H0322308 Y2 JPH0322308 Y2 JP H0322308Y2 JP 1987056027 U JP1987056027 U JP 1987056027U JP 5602787 U JP5602787 U JP 5602787U JP H0322308 Y2 JPH0322308 Y2 JP H0322308Y2
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glass fiber
mat
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pine
fiber mat
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Description

【考案の詳細な説明】 [考案の目的] (産業上の利用分野) 本考案はFRPの補強繊維として有用なガラス
繊維マツトに関するものである。
(従来の技術) ブツシングから引出したガラス繊維に集束剤を
附与集束してなるガラス繊維束よりなるチヨツプ
ドストランドマツト(CMと畧称)或はコンテイ
ニユアスストランドマツト(CSMと畧称)は
FRP用補強繊維として広く用いられている。
(考案の解決しようとする問題点) 上述したようなガラス繊維マツトは、所定幅
(通常100〜200cm程度)の長さ30〜150m程度の長
尺物として紙管に巻取り梱包出荷され、使用時巻
き戻して所定長さに切断して使用される。マツト
を製造する際コンベアの中心線の左右に、所定幅
の範囲内には規格量のガラス繊維束が堆積される
様、ガラス繊維束を落下させるが、この所定幅
(規格幅)の部分にだけガラス繊維束を落下させ
ることは困難であり、この所定幅の外側(耳部)
にもガラス繊維束が落下堆積する。
この規格幅の部分のガラス繊維堆積量を規格量
以上としようとすると耳部の規格幅に近い部分の
ガラス繊維堆積量は規格量或はほぼ規格量となつ
ており、耳部を切断して出荷することはそれだけ
資源を浪費することになるため耳部はそのまま残
して出荷することも多い。耳部はその性質上幅も
厚みもバラツキが多い。
マツトをFRPのプレス成型等の補強用に用い
る場合、型の上にマツトを載置するが、目測でマ
ツトの位置決めを行なうためマツトの位置がずれ
型の端部にガラス繊維の存在しない部分が生じた
りし易い(或は位置合せの誤差を見込んでマツト
幅を不必要に大とする必要が生ずる等の)問題点
があつた。特に耳部末切断のマツトの場合マツト
端部を位置決めの基準とすることができない為こ
の傾向は著しい。
本考案は従来技術の有する問題を解消すること
を目的とする新なる提案である。
[考案の構成] (問題点を解決するための手段) 本考案は前述の問題点を解決すべくなされたも
のであり、ガラス繊維束よりなるマツトの幅方向
の中央部に長手方向に平行な着色部を設けたガラ
ス繊維束マツトに関するものである。
次に本考案を更に具体適に説明する。
本考案ガラス繊維マツト1としてはブツシング
から引出し集束されたガラス繊維束を回転する円
筒体の表面に接触させ、この表面との摩擦力によ
つて引張り移動するコンベア上に落下堆積せしめ
ることにより得られる、長尺のガラス繊維束が彎
曲した形状をなして堆積せしめられ、各ガラス繊
維速はその交点において結合剤で互に結合されて
いる第1〜3図に示すようなCSMを使用するこ
とができる。或はCSMに代えケーキから引出し
たガラス繊維束を移動するコンベア上に切断する
ことなく、或は60cm以上好ましくは1m以上の長
さに切断して落下せしめCSMと同様に彎曲した
形状をなして堆積したガラス繊維束よりなるマツ
トを得ることもできる。これらのマツトは通常1
m2当りの重量は450gr程度、厚みは5mm程度であ
る。
或は又第4〜6図に示すようにケーキから引出
したガラス繊維束2を2.5〜10cm程度に切断して
移動するコンベア上にランダム方向に落下堆積せ
しめ、各ガラス繊維束同志をその交点で結合剤を
附与して結合することによつて得られるCMを使
用することもできる。
上記のようなガラス繊維マツトの表面に例えば
不織布のような表被材を設け、或はガラス繊維マ
ツトの長手方向に長尺のガラス繊維束を配設し、
長手方向の強度を大ならしめることもでき、本考
案ガラス繊維マツト1はこのようなマツトを含む
ものである。
本考案ガラス繊維マツト1においては幅方向の
中央部に、長手方向に平行な着色部3を設ける。
着色部はガラス繊維マツト1の表面に印刷によつ
て形成してもよく、或は着色したガラス繊維束、
撚糸等のガラス繊維糸状体4をガラス繊維マツト
の表面或は厚み方向の中央部に配設することによ
つて形成させることもできる。このように糸色し
たガラス繊維糸状体4を配設する方法に特に限定
はないが、コンベア上にガラス繊維束2を落下堆
積せしめてガラス繊維マツト1を製造する際、着
色したガラス繊維糸状体4をマツト表面中央部に
落下せしめ、ガラス繊維マツト1との摩擦力によ
つてコンベアの進行方向に引張ることによつて形
成させることができ、又着色したガラス繊維束糸
状体はガラス繊維マツト1に結合剤を附与し、ガ
ラス繊維束2同志を結合する際、ガラス繊維束2
に結合剤で結合することができる。
又ガラス繊維束2をコンベア上に落下堆積せし
めるための装置をコンベア進行方向に沿つて複数
個設け、該装置と装置の間において着色したガラ
ス繊維束糸状体4を供給することによりマツトの
厚み方向のほぼ中央部に着色部3を形成させるこ
ともできる。この場合着色部3はマツトの厚みが
大きい場合表面からは見難い場合もあるが、使用
時にマツトは切断して用いられるので、マツトの
断面からマツトの着色帯の位置を容易に確認で
き、しかもこのマツトを補強繊維として使用して
成型したFRP表面に、着色帯に起因する色が表
われることもない。
なお着色したガラス繊維束糸状体4に代え、有
機繊維よりなる糸状体を使用することもできる。
又着色部の色は赤、黒、青等適宜選択することが
でき、この着色部の幅、色彩形状によつてマツト
の種類を識別することもできる。
さらに又、印刷によつて着色部を形成する際破
線状の着色部を形成させることもできる。
更に又プレス装置が左右非対象の場合等着色体
の幅方向の位置はマツト製造時の規格幅を定める
ための基準となる中心基準線よりずれた位置に設
けてもよく、厚み方向の位置も目的に支障のない
限度においてずらすことも可能である。
(作用) FRP成型時のガラス繊維マツトの位置ずれを
防止するよう着色部をプレス成型装置の基準部に
合せて使用する。
(実施例 1) 第1図は1.000m当りの重量40grの連続ガラス
繊維束2よりなる450gr/m2、厚み5mmのCSM1
の表面中央部に幅3mmの着色部3を印刷によりつ
て形成させたガラス繊維マツト1の平面図であ
る。
(実施例 2) 第2図は実施例のCSM1の厚み方向のほぼ中
央部に着色した1.000m当りの重量140grの着色し
たガラス繊維糸を配設したガラス繊維マツト1の
平面図、第3図は断面図である。
(実施例 3) 第4図は1.000m当りの重量20grのガラス繊維
束の切断物(長さ50mm)よりなる450gr/m2、厚
み1.1mmのCM1の表面に実施例1と同様な着色部
3を形成させたガラス繊維マツトの平面図であ
る。
(実施例 4) 第5,6図は実施例2のCSMに代え、実施例
3のCMを用いたガラス繊維マツトの平面図及び
断面図である。
[考案の効果] ガラス繊維マツトをFRPの補強繊維として用
いる場合位置合せが簡単に行なうことができる。
又着色帯をガラス繊維マツトの厚み方向の中央部
に設けた場合、このマツトを補強繊維として用い
たFRPのいずれの側にも着色帯に起因する着色
が生ずることがない。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第4図、第5図は本考案ガラ
ス繊維マツトの平面図、第3図、第6図は夫々第
2図、第4図の断面図である。 なお、図中1はガラス繊維マツト、2はガラス
繊維束、3は着色部、4はガラス繊維糸状体を示
す。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) ガラス繊維束よりなるマツトの幅方向の中央
    部に長手方向に平行な着色部を設けたガラス繊
    維マツト。 (2) ガラス繊維マツトはコンテイニユアスストラ
    ンドマツトであることを特徴とする実用新案登
    録請求の範囲第1項記載のガラス繊維マツト。 (3) 着色部は着色系で形成されていることを特徴
    とする実用新案登録請求の範囲第1項又は第2
    項記載のガラス繊維マツト。 (4) 着色部はマツトの厚み方向の中央部に形成さ
    れていることを特徴とする実用新案登録請求の
    範囲第3項記載のガラス繊維マツト。 (5) マツトは耳部を有していることを特徴とする
    実用新案登録請求の範囲第1項、第2項、第3
    項又は第4項記載のガラス繊維マツト。
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