JPH0322108Y2 - - Google Patents

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JPH0322108Y2
JPH0322108Y2 JP1986032869U JP3286986U JPH0322108Y2 JP H0322108 Y2 JPH0322108 Y2 JP H0322108Y2 JP 1986032869 U JP1986032869 U JP 1986032869U JP 3286986 U JP3286986 U JP 3286986U JP H0322108 Y2 JPH0322108 Y2 JP H0322108Y2
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JP
Japan
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shaped groove
protrusion
cylinder
outer cylinder
stopper
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JP1986032869U
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は、包装箱の本体壁と蓋板とを容易に密
着固定することにより、開封、再包装を迅速且つ
簡単にできるようにした包装用止め具に関する。
[従来の技術] 従来この種の包装用止め具としては実公昭59−
11861号公報に開示される構造のものがある。
第3図にその止め具の構造を示す。8は内側
筒、9は内側筒8を挿入する外側筒である。外側
筒9はそのつば部12とL字型挟持片11とで、
本体壁と蓋板とが密着した状態の包装箱13を両
側からはさんで固定している。ここで、外側筒9
のL字型挟持片11は、外側筒9の内側に折り曲
げ可能である。このため、外側筒9内に内側筒8
を挿入することにより、上記L字型挟持片11を
外方向に押し出し常に図示の状態で包装箱13側
に係止するように保持するものである。
また、外側筒9の内側には、内側筒8外周上の
突起8aが案内されるL字型溝10が設けられて
おり、突起8aとL字型溝10の係合により内側
筒8が外側筒9から簡単に抜けないようになつて
いる。そして、包装箱13を開封する際は図示の
如く内側筒8を外側筒9から引き抜き、上記L字
型挟持片11を外して行う。
[解決すべき問題点] 上述した従来の止め具は、内側筒8と外側筒9
が分離する構造のため、包装箱の本体壁と蓋板を
密着固定させた後開梱のため開封する際、内側筒
を抜きとると、外側筒9が本体壁と蓋板にとり残
されて分離する状態になり、開梱に時間を要する
と共に、内側筒と外側筒が一対とならないため、
粉失しやすく且つ再使用性に欠ける欠点があつ
た。
[問題点の解決手段] 上記従来の問題点を解決する本考案の包装用止
め具は、包装箱と本体壁と蓋板を密着した状態で
両側から挟持する折り曲げ可能な挟持片を有する
外側筒と、該外側筒内に挿入され前記挟持片によ
る挟持状態を保持する内側筒より成る包装用止め
具において、前記外側筒の内周面に水平部と垂直
部とからなるL字形溝を設けると共に、前記内側
筒の外周面に前記L字形溝に嵌る突起を設け、か
つ前記突起は挿入側が円形状で反対側が平面状に
形成されてなり、また前記L字形溝の水平部の入
口部近傍には、前記突起を係止し前記内側筒が前
記外側筒から外れないようにする凸部を設けた構
成である。
[実施例] 以下、本考案について好適な実施例を示す図面
に基づいて説明する。
第1図イ〜ニは本考案の一実施例に係る止め具
を示し、1は内側筒、3は内側筒1が挿入される
外側筒である。外側筒3は、一端につば部7を有
し、かつ他端には折り曲げ可能なL字型挟持片6
を有する。第1図の状態の外側筒3内に内側筒1
を挿入すると、L字型挟持片6が外側に押されて
突出することにより、上記つば部7とL字型挟持
片6とによつて、本体壁と蓋板が密着した状態の
包装箱13を両側から挟持して固定するものであ
る。
ここで、内側筒1の外周上対向する2個所に
は、図示の如く外側筒3へ挿入する側が円形状で
反対側が平面状の断面形状の突起2が設けられて
いる。また、外側筒3の内周面対向する2箇所に
は、内側筒1を挿入したときに突起2が嵌る水平
部と垂直部とからなるL字型溝4が設けられてい
る。このL字型溝4の入口部近傍には、図示の如
く外側がなめらかな斜面で内側が垂直に起立する
形状の凸部5が設けられている。そして、突起2
が凸部5を乗りこえるように内側筒1を外側筒3
に強く押し込むことにより、突起2がL字型溝4
に嵌つた状態で内側筒1と外側筒3を組み合せ
る。
以上の構成により、第2図に示す包装箱13に
外側筒3のつば部7が突き当たるまでの外側筒3
を差し込み、内側筒1を深く押し込めば、内側筒
1によつてL字型挟持片6が外側に広がつてつば
部7と共に包装箱13を両側から挟持する。ま
た、その際内側筒1を回転させて突起2をL字形
溝4の円周方向に延びる水平部に位置させれば、
突起2がL字形溝4に引掛かり内側筒1は抜けな
いようになる。内側筒1を引き抜く場合は、突起
2をL字形溝4によつて案内させて第2図に示す
位置まで引き出すと、その位置で突起2の平面部
が凸部5の部分で係止される。このため、内側筒
1は外側筒3と分離することなく、外側筒3と共
に包装箱13から外される。
[考案の効果] 以上に説明したように本考案は、内側筒に突起
を設け、外側筒のL字形状溝の中に突起が係合す
る凸部を設けることにより、内側筒と外側筒が分
離しないようにした。これにより、内側筒と外側
筒が一対になり紛失することがなくなる。特に本
考案の前記突起は、挿入側が円形状をしているた
め、挿入は円滑に行えると共に、反対側が平面状
をしているため、前記凸部との係止が確実・強固
に行える効果がある。更に包装箱の穴より抜き取
る際、内側筒と外側筒が同時に抜けるため開梱作
業が早くできる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図イ〜ニは本考案の一実施例に係る蓋止め
具の断面図、第2図は第1図に示す蓋止め具の組
合せ状態と動作を示す断面図、第3図は従来の蓋
止め具の一部を切欠いた状態の側面図である。 1……内側筒、2……突起、3……外側筒、4
……L字形溝、5……凸部、6……L字型挟持
片、7……つば部、13……包装箱。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 包装箱と本体壁と蓋板を密着した状態で両側か
    ら挟持する折り曲げ可能な挟持片を有する外側筒
    と、該外側筒内に挿入され前記挟持片による挟持
    状態を保持する内側筒より成る包装用止め具にお
    いて、前記外側筒の内周面に水平部と垂直部とか
    らなるL字形溝を設けると共に、前記内側筒の外
    周面に前記L字形溝に嵌る突起を設け、かつ前記
    突起は挿入側が円形状で反対側が平面状に形成さ
    れてなり、また前記L字形溝の水平部の入口部近
    傍には、前記突起を係止し前記内側筒が前記外側
    筒から外れないようにする凸部を設けたことを特
    徴とする包装用止め具。
JP1986032869U 1986-03-07 1986-03-07 Expired JPH0322108Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986032869U JPH0322108Y2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP1986032869U JPH0322108Y2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS633927U JPS633927U (ja) 1988-01-12
JPH0322108Y2 true JPH0322108Y2 (ja) 1991-05-14

Family

ID=30839948

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP1986032869U Expired JPH0322108Y2 (ja) 1986-03-07 1986-03-07

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JP (1) JPH0322108Y2 (ja)

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5911861U (ja) * 1982-07-13 1984-01-25 林 潤次 電線巻取器

Patent Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5911861U (ja) * 1982-07-13 1984-01-25 林 潤次 電線巻取器

Also Published As

Publication number Publication date
JPS633927U (ja) 1988-01-12

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