JPH0322099Y2 - - Google Patents

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JPH0322099Y2
JPH0322099Y2 JP20096185U JP20096185U JPH0322099Y2 JP H0322099 Y2 JPH0322099 Y2 JP H0322099Y2 JP 20096185 U JP20096185 U JP 20096185U JP 20096185 U JP20096185 U JP 20096185U JP H0322099 Y2 JPH0322099 Y2 JP H0322099Y2
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JP
Japan
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plate
hanging
plates
constituent
adhesive
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JP20096185U
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Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は、吊手付の函に係り、特に偏平状に折
り畳め、かつワンタツチで組み起すことができ、
さらに機械貼りにより製造することのできるもの
である。
(従来技術) 函に吊手を設けることは、よく行われている
が、通常は吊手板を蓋板と一体に設けるか(実公
昭55−6334)、あるいは何らかの手段により蓋板
に関連させて設けていた(実公昭55−36328)。
(考案が解決しようとする問題点) 上記従来の形態の吊手では、吊手を組み立てる
作業が必要となり、またその作業自体かなり繁雑
なものであるため、生産効率が悪かつた。さら
に、函自体が蓋板を必要としない形態のものであ
つては設けることができないという事態をまねい
ていた。
そこで本考案は、吊手板を設けるものの、機械
貼りにより生産することができ、しかも偏平状に
折り畳むことができ、かつワンタツチで組み起す
ことのできる吊手付の函を提示する。
(問題点を解決するための具体的手段) すなわち本考案の吊手付函は、後板の両側にそ
れぞれ側板、及び前板構成板を順次連設し、かつ
各板下部にそれぞれ底板構成板を連設すると共
に、前記両前板構成板のうち、一方のものの側部
には、先端に前記後板内面に固着する貼着片を有
する吊手板を連設し、さらに前板構成板下部の底
板構成板の吊手板方の側部に案内板を突設し、ま
た他方の前板構成板方の側縁に固着する貼着板を
連設してなるブランクス板を、吊手板を前板構成
板上に折り重ねた後、側板、前板構成板を介して
折り曲げ、吊手板の貼着板を後板内面に固着し、
と同時に、他方の前板構成板を介して折り曲げ、
貼着板を、吊手板と該吊手板上に折り重ねられた
底板構成板との間に、案内板に当接して差し込
み、貼着板を吊手板に固着して組み立ててなる、
吊手付函である。
(作用) 本考案の函は、吊手板を前板構成板上に折り重
ねた後、側板、前板構成板を介して折り曲げ、吊
手板の貼着板を後板内面に固着し、と同時に、他
方の前板構成板を介して折り曲げ、貼着板を吊手
板に固着して組み立てるのであるが、この時あら
かじめ、吊手板上に折り重ねておいた底板構成板
の案内板により、貼着板を容易に吊手板と底板構
成板間に差し込み、吊手板に固着させることがで
きるので機械貼りによつて生産できるわけであ
る。函を組み起すには偏平状態の函両角部を内方
へ押し込むだけで行える。
(実施例) 本考案吊手付函を以下図面に示す本考案の一実
施例に従い詳細に説明していく。
まず、第2図に示す平面展開図に従い説明する
と、後板1の両側にそれぞれ側板2,3、及び前
板構成板4,5を順次折線を介して連設する。こ
こで、前記前板構成板4,5は合計の幅が前記後
板1と等しくなる。
そして前記前板構成板4の左側には、該前板構
成板4と同幅で、かつ下部が上方に浮き上がると
共に上部は突出する吊手板12を折線を介して連
設する。ここで該吊手板12は、上部縁に吊手孔
13を有し、左側に貼着片14が折線を介して突
出し、さらに該貼着片14の右下角部から、吊手
板12の右下角部に達する斜状に伸びる折線15
を有している。また他方の前板構成板5の右側に
は折線を介して貼着板16を連設する。
次いで、前記後板1、両側板2,3、及び両前
板構成板4,5の下部に、それぞれ横折線を介し
て、全体でオートマチツクロツキングボトムを構
成する、底板構成板6,7,8、及び9,10を
連設する。ここで該底板構成板のうち、背板下部
の6、及び前板構成板5下部の10は、右側縁に
左上角部から斜状に伸びる折線によつて区画さ
れ、かつ下部が突出する貼着部を有している。ま
た同底板構成板6下部の中央より右側及び前記前
板構成板4下部の9の下部全体にそれぞれ重なり
部を有している。さらに同底部構成板9の左側
は、前記前板構成板4の左側よりさらに突出する
案内板11を有している。
上記ブランクスを組み立てるには、まず吊手板
12を前板構成板4上に折り重ね、次いで吊手板
12上に底板構成板9を折り重ねると共に、他の
底板構成板6,7,8、及び10を各底板構成板
上部の後板1、両側板2,3、及び前板構成板5
上に折り重ねる。この時底板構成板6,10の貼
着部は、該底板構成板6,10自体の上に折り重
ねる。しかる後、吊手板12、前板構成板4、及
び側板2を後板1上に折り重ね、同時に前板構成
板5を側板3上に折り重ね全体で偏平状に折り畳
む。この時貼着板16が、底板構成板9の案内板
11に当接しながら、該底板構成板9と吊手板1
2との間に入り込み、吊手板12の前板構成板4
側の側縁に固着する(第3図に示す)。また上記
操作において、貼着片14は後板1に固着し、底
板構成板6,10の貼着部はそれぞれ底板構成板
7,8に固着して完成する。
上記函を組み起すには、両側部を内方に向つて
押圧すれば、両前板構成板、後板、及び両側板で
四角筒を形成し、各底板構成板が底部を塞ぎ、吊
手板が、内部を2分割に仕切る(第1図に示す)。
この時吊手板の貼着片の側の下角部が底板構成板
等に当接して組み起しのさまたげとなる恐れがあ
るので、本実施例では折線を設けて、この下角部
が組み起しに応じて自由に動くようにしてある。
本考案函の形態をそのまま生かして、さらに蓋
板を設けることもでき、その場合の一例として両
前板構成板上部に設けることが好ましい。
(考案の効果) 以上記載したように蓋板を必要としない形態で
あつても吊手を設けることを、吊手板を函の周板
と一連に側部に設けることで可能にし、また輸送
等の未使用時には偏平状に折り畳んでおくことが
でき、逆に組み起しはワンタツチで行うことがで
きる吊手付函である。
さらに本考案吊手付函にあつては、吊手板の連
設する前板構成板の下部の底板構成板の側部に案
内板を設けたことにより、機械貼りをする際に対
する前板構成板の側部に連設する貼着板が容易、
かつ自動的に吊手板の側縁に固着するので、大
量、安価に生産することができる。
【図面の簡単な説明】
図面に示すものは本考案の一実施例であり、第
1図は組立完成斜視図、第2図は平面展開図、及
び第3図は組立状態を示す斜視図である。 1……後板、2,3……側板、4,5……前板
構成板、6〜10……底板構成板、11……案内
板、12……吊手板、14……貼着片、16……
貼着板。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 後板の両側にそれぞれ側板、及び前板構成板を
    順次連設し、かつ各板下部にそれぞれ底板構成板
    を連設すると共に、前記両前板構成板のうち、一
    方のものの側部には、先端に前記後板内面に固着
    する貼着片を有する吊手板を連設し、さらに前板
    構成板下部の底板構成板の吊手板方の側部に案内
    板を突設し、また他方の前板構成板方の側縁に固
    着する貼着板を連設してなるブランクス板を、吊
    手板を前板構成板上に折り重ねた後、側板、前板
    構成板を介して折り曲げ、吊手板の貼着板を後板
    内面に固着し、と同時に、他方の前板構成板を介
    して折り曲げ、貼着板を、吊手板と該吊手板上に
    折り重ねられた底板構成板との間に、案内板に当
    接して差し込み、貼着板を吊手板に固着して組み
    立ててなる、吊手付函。
JP20096185U 1985-12-27 1985-12-27 Expired JPH0322099Y2 (ja)

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JPS62110121U JPS62110121U (ja) 1987-07-14
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