JPH0322091Y2 - - Google Patents

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JPH0322091Y2
JPH0322091Y2 JP1984151666U JP15166684U JPH0322091Y2 JP H0322091 Y2 JPH0322091 Y2 JP H0322091Y2 JP 1984151666 U JP1984151666 U JP 1984151666U JP 15166684 U JP15166684 U JP 15166684U JP H0322091 Y2 JPH0322091 Y2 JP H0322091Y2
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elevating
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arm
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Description

【考案の詳細な説明】 この考案は、包装機におけるシール装置にかか
り詳しくは筒状包装材(加熱接着可能な合成樹脂
フイルム及びアルミ箔等を含む。)内に投入した
品物を、同包装材から形成される枕状包装袋内に
投入する包装機において、各種品物のサイズに合
せて筒状包装材の高さ(厚さともいう。)の変更
の必要に鑑みて、両シール体のシール位置を厚さ
方向に調節セツトし得るようにしたシール装置で
あり、本考案の目的は厚さの異なる各種筒状包装
材に対する良好なシールを可能にしてその適用性
を高めることにある。
以下本考案を実施例に基づいて説明する。一般
的な横型ピロー包装機のエンドシール装置として
実施される本例のシール装置では、第1〜4図の
ように構成されて品物を間隔的に充填した筒状フ
イルムFの給送ラインの上下に配設した一対の加
熱シール体30,30を、ともに昇降可能にする
とともに軸芯間距離(単に間隔ともいう)の変更
可能に設定している。すなわち機台B両側に立設
された窓11を有する各機枠10,10内側に、
L形をなす一対の昇降体16,16が対称に配設
されている。12は左機枠10に着脱可能に装着
されたカバーを示す。この昇降体16,16は、
昇降杆17と同杆17より片持ち水平状に張出す
上下のアーム18A,18Bとより構成されてい
る。この昇降杆17は、当該機枠10上端のホル
ダー13と機台B上の各支台14との間に縦挿し
た案内杆15にその縦孔17aを介して挿通支持
しており、そして昇降杆17上、下端に取着した
調節ストツパー61,61をホルダー13、支台
14に当接可能にして昇降範囲が規制されてい
る。また、各昇降杆17に連結支持される下方の
アーム18Bは連結用のボルト19とねじ孔20
aで定位置に連結されるとともに、昇降杆17の
下部に形成した横杆部17Aに螺着した調節ボル
ト62で水平状に固支されている。また、上部の
アーム18Aは昇降杆17の長孔20bとボルト
19とにより上下変位可能に連結され、そして位
置決め用機構として自由端部に縦挿した調節ネジ
杆21と下部アーム18B端に固着したストツパ
ー22との間にばね23を掛装する一方、同上部
アーム18Aの自由端側に縦挿した位置決め用の
調節ネジ軸24下端のパツト25を下部アーム1
8B上面に当接していずれの連結点にあつても常
には所定付勢力を以つて下部アーム18Bと平行
状に保持されて上向きへの退避傾動が許容されて
いる。(第2図参照) 前記両側の昇降体16の下部アーム18B間、
上部アーム18A間の夫々の中央部に回転軸2
6,26が上下平行に軸受支持されている。両軸
26,26は、左機枠10の窓11外に延出した
軸端に互いに噛合う同径の歯車27,27を着脱
可能に取着して同調回転するようになつており、
そして右機枠10の窓11外に延出した軸端には
適宜電熱源、温度調節器(共に図示しない)に接
続される回転ブラシ28,28を取着している。
上記両回転軸26,26に着脱可能に装着された
一対の加熱シール体30,30は、ともに同サイ
ズの台形状をなすもので当該軸26の座29に当
接して両端のフランジ部31をボルトで固定して
おり、そしてそのシール面32をヒータ33で加
熱保温している。なお各シール面32は筒状フイ
ルムFの最大幅を考慮した有効長さにされてい
る。34はナイフ、35は受台を示す。(第4図
参照) 前述のシール機構に対する伝達機構36につい
ては、第1,3図のように下回転軸26端に取着
された鎖車37と、左機枠10に支持された鎖車
38,38と、案内角杆39に嵌挿してばね40
で付勢した移動体41に支持された調節鎖車42
と、機枠10に軸43で連結した第1の可動アー
ム44に支持された調節鎖車45と、そして駆動
部側に連繋された不等速鎖車(図示しない)と、
の間に無端チエーン46を掛装している。そして
斯る機構36では、シール体30,30の昇降変
更においてチエーン46の張力をほぼ一定に保持
するために、上記可動アーム44と共通に軸支し
た第2の可動アーム47先端の調節ロツド48
を、左の昇降体16の下部アーム18Bに支点ボ
ルト49で連結している。これにより昇降体16
の昇降時におけるチエーン46の掛装変化に伴い
主にアーム44側の調節鎖車45が変位し移動体
41側の調節鎖車42がほぼ定位置で一様なばね
力を以つてチエーン46と適確に噛合保持される
ようになつている。
一方昇降操作機構50については、第1、2図
のように操作軸51の鎖車52と機台B両側の軸
受具53間に支持された伝達軸54の鎖車55と
の間にチエーン56を掛装し、伝達軸54両端の
ピニオン57と前記各支台14に昇降可能に、か
つ昇降体16の横杆部17Aに連結した昇降ロツ
ド58に形成したラツク59と噛合せて昇降体1
6は回転軸26,26を水平状に維持した状態で
無段階位置に昇降し得るように構成されている。
なお本例シール装置では、上記操作軸51の操
作手段をハンドル60(スイツチ操作によるモー
タも可能)とし、双方の加熱シール体30に対す
る昇降については、間隔変更に合せて便宜上目盛
(第3図参照)等を利用した段階的な変更を基体
例とする。いずれの変更においても筒状フイルム
に対するエンドシール位置すなわち両シール面3
2の整合位置は、各種サイズの筒状フイルムの高
さ(厚さ)の1/2を例とする。そして上記間隔変
更に伴い、両シール体30は各種高さのもの、ま
た両回転軸26の同調回転機構は歯車27,27
を各種直径のものに夫々交換セツトする例を基本
とする。
前述のように構成された本例のシール装置は、
包装機の運転タイミングに合せて前述の伝達機構
36を介して両回転軸26とともに加熱シール体
30が不等速で同調回転する毎に、第4図のよう
に品物が間隔的に充填されて水平給送される筒状
フイルムFの各シール代部を両シール面32間に
挟持して同周速で移動する過程でシールしかつ切
断するもので、各種高さのフイルムに対してはシ
ール位置の調節変更を以つて同様にシール作動を
なし得る。すなわち、昇降変更の場合では、下シ
ール体30に対し上シール体30の間隔を一定
(例えば最小値)に保持したもとで、ハンドル操
作に基づいて昇降操作機構50を操作して両昇降
体16とともにシール体30を段階的に上昇変位
することによりシール位置を各高さにセツトし得
る。また間隔変更の場合では双方の昇降体16の
下部アーム18Bに対する上部アーム18Aの連
結位置の変更、両シール体30及び両歯車27の
変更セツトによりシール位置が各高さにセツトし
得る。
従つて両シール体30のシール位置について、
昇降変更に基づいて調節しそして両シール体30
を最上位置に保持したもので間隔変更に基づいて
調節することにより、第5図a〜gのように各高
さH1〜H7の筒状フイルムに対して常に1/2に
セツトして適切なエンドシールを遂行して包装袋
F1を成形し得るものである。
とくに、本例装置では両昇降体16は昇降操作
機構50を介してシール体30を取付けた上下の
回転軸26,26を水平状に維持して、所定の間
隔に保持し、かつシール加圧を一定に保持したも
とで両シール面32がなすシール位置を包装材の
厚さHの方向の中心位置に一体的に移動調整可能
であるから、初期調整時において良好にセツトし
たシール加圧および回転軸26,26とシール面
32の水平状態を変化させることなく、極めて容
易にシール面32がなすシール位置を調整するこ
とができて厚さの異なる各種筒状包装材に対処し
てシールを行なうことができて装置自体の汎用性
を高めることができる。
本例で示したシール装置の両シール体30の昇
降変更については昇降体16を昇降操作機構50
を介して回転軸26,26を水平状に維持した状
態で昇降し得るので包装作動中にシール位置の調
節セツトをなし得る。これにより包装作動につい
て休止(停止)を不要にして連続で能率よく遂行
し得る。なお双方のシール装置において間隔変更
に対する両加熱シール体30の変更セツトについ
ては、第6図のように回転軸26の座29とシー
ル体30との間にボルト用のU孔64を有するス
ペーサ用の座板63を介して設置すること。また
第7図のように調節ボルト65、セツトボルト6
6を以つて設置すること等が採用できる。また同
調回転機構の変更セツトについては、第8図のよ
うに各回転軸26端の傘歯車67を機枠10の縦
に軸受支持した回転軸68にスプライン又はキー
溝を利用して移動可能に嵌合した各傘歯車69に
噛合すること。第9図のように各回転軸26端に
同径の鎖車70を固着して第3図と同様な伝達機
構36のチエーン46に連繋すること等が採用で
きる。いずれの技術においてもシール位置を各高
さに調節セツトし得る。なおシール装置の実施形
態については、筒状フイルムの水平給送に基づい
て両シール体30を垂直にした縦型としてもよ
い。
さて、本考案は筒状包装材の給送ラインの両側
に配設した機枠に対をなす昇降体を装着するとと
もに、該昇降体は前記機枠に支台を介して縦設し
た案内杆に上下動可能に取付け、同昇降体の下部
に一端を取付けた下部アームと同下部アームと対
応して昇降体上部に上下に移動調整可能に設けた
上部アームとより形成して、前記上下の各アーム
間にはシール体を取付けた回転軸をそれぞれ回転
可能に支承するとともに、前記両上部アームの自
由端部側に上下方向に調節可能に設けた調節ねじ
軸の下端を上下アーム間に掛着したばねにより下
部アームの上面に当接して前記シール体を取付け
た回転軸の軸間距離を一定に保持し、しかも、前
記両昇降体は前記両回転軸を水平状に維持した状
態で昇降操作機構を介して一体的に上下動可能に
連繋する構成としたことにより、両昇降体は昇降
操作機構を介してシール体を取付けた上下の回転
軸を水平状に維持して、所定の間隔に保持し、か
つシール加圧を一定に保持したもとで両シール面
がなすシール位置を包装材の厚さの方向の中心位
置に一体的に移動調整可能であるから、初期調整
時において良好にセツトしたシール加圧および回
転軸とシール面の水平状態を変化させることな
く、極めて容易にシール面がなすシール位置を調
整することができて厚さの異なる各種筒状包装材
に対処してシールを行なうことができて装置自体
の汎用性を高めることがきる。
【図面の簡単な説明】
図は本考案の実施例を示すもので、第1図は第
1のシール装置を一部破断して示す正面図、第2
図、第3図は夫々第1図−線、−線、に
基づく側面図、第4図はシール体を示す断面図、
第5図a〜gは夫々各種サイズの筒状フイルムを
示す説明図、第6図、第7図は夫々加熱シート体
の変更セツトの他例を示す説明図、第8図、第9
図は夫々同調回転機構の変更セツトの他例を示す
説明図である。 10……機枠、14……支台、15……案内
杆、16……昇降体、18A……上部アーム、1
8B……下部アーム、20b……長孔、24……
調節ねじ軸、26……回転軸、30……加熱シー
ル体、32……シール面、36……伝達機構、5
0……昇降操作機構、B……機台、F……筒状フ
イルム。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 筒状包装材の給送ラインの両側に配設した機枠
    に対をなす昇降体を装着するとともに、該昇降体
    は前記機枠に支台を介して縦設した案内杆に上下
    動可能に取付け、同昇降体の下部に一端を取付け
    た下部アームと同下部アームと対応して昇降体上
    部に上下に移動調整可能に設けた上部アームとよ
    り形成して、前記上下の各アーム間にはシール体
    を取付けた回転軸をそれぞれ回転可能に支承する
    とともに、前記両上部アームの自由端部側に上下
    方向に調節可能に設けた調節ねじ軸の下端を上下
    アーム間に掛着したばねにより下部アームの上面
    に当接して前記シール体を取付けた回転軸の軸間
    距離を一定に保持し、しかも、前記両昇降体は前
    記両回転軸を水平状に維持した状態で昇降操作機
    構を介して一体的に上下動可能に連繋する構成と
    した包装機におけるシール装置。
JP1984151666U 1984-10-05 1984-10-05 包装機におけるシ−ル装置 Granted JPS60112403U (ja)

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JP1984151666U JPS60112403U (ja) 1984-10-05 1984-10-05 包装機におけるシ−ル装置

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JPS60112403U JPS60112403U (ja) 1985-07-30
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5238540U (ja) * 1975-09-11 1977-03-18

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