JPH0321897Y2 - - Google Patents

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JPH0321897Y2
JPH0321897Y2 JP1988028112U JP2811288U JPH0321897Y2 JP H0321897 Y2 JPH0321897 Y2 JP H0321897Y2 JP 1988028112 U JP1988028112 U JP 1988028112U JP 2811288 U JP2811288 U JP 2811288U JP H0321897 Y2 JPH0321897 Y2 JP H0321897Y2
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JP
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plate
fault
polishing
ring
shaped center
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JP1988028112U
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  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この考案は、綿、麻等の研磨布、又は糸、フイ
ラメント等のブラシ、その他種々の研磨材で形成
された環状板状体の内周部両側面を一対の板状セ
ンター環で挟着したタイプの研磨輪の改良に関す
る。
(従来の技術) 従来、例えば研磨布をひだ寄せして形成した環
状板状の研磨材の内周部両側面を一対の平板状セ
ンター環で挟着した研磨輪が一般に知られている
が、この従来研磨輪の多数個を1本の回転軸に重
合状態に被嵌して広巾研磨輪として使用する場
合、隣り合う研磨輪のセンター環が互に当接して
隣り合う研磨輪の研磨布間に間隙が生じ、これが
使用時に被研磨物面にセクシヨンラインを与える
欠点があり、又セクシヨンラインを防止するため
多数の研磨片部を放射状に配置してなる積層研磨
布紙輪において、各研磨片部を放射方向の軸につ
いて所要角度回動偏位させたものがあるが、積層
研磨布紙輪の研磨片部を1つおきにいちいち所要
角度回動偏位させることはそれだけ手間がかか
り、熟練を要するものである。
(考案が解決しようとする課題) 本考案は、研磨輪の多数個を1本の軸に重合し
て広巾研磨輪として使用するときに発生するセク
シヨンラインを防止するための「研磨布に断層状
偏位及びらせん状ねじ曲げ面を有するらせん研磨
輪」を簡単な構成によつて確実容易に得ることを
課題とする。
(課題を解決するための手段) 上記課題を解決するため本案は綿、麻、糸又は
フイラメント等で形成された柔軟な環状板状の研
磨布の内周部両側面を一対の板状センター環で挟
着保持した研磨輪において、上記板状センター環
はその外周縁から中心に向いその中間部に至る1
又は複数の半径方向の断層線を境として、該断層
線に沿う一方がわの端辺部を研磨輪の一面がわ
に、他方がわの端辺部が他面がわに断層状態に偏
位されると共に、上記一方の端辺部から他方の端
辺部に至る板面がらせん状にねじ曲げられた金
属、合成樹脂等の硬い板からなり、上記柔軟研磨
布は、上記一対の金属製板状センター環の挟着に
よりその断層状偏位及びらせん状ねじ曲りに付随
して上記板状センター環の断層線の延長上の断層
線に沿つて上記板状センター環と同様に断層状に
偏位されると共に研磨材がらせん状にねじ曲げら
れて保持されている、らせん研磨輪を提供する。
以下図面を参照して本考案の実施例を説明する。
(実施例) 第1,2図において、綿布からなる研磨材1を
ひだ寄せしつつ環状平板体に形成し、この研磨材
1の内周部両側面に、鉄板等の曲げ加工可能の金
属板からなる平板状センター環2,2を当接し、
これら両センター環2,2及び研磨材1内周部分
を綴じ金具3…により綴着してあり、このような
平板状研磨輪について、その研磨材1の外周縁か
らセンター環2,2の中間部まで延長する1本の
半径方向の断層線d上に切込4を入れ、該切込4
を境に隣り合う両端辺部5,6のうち、一方5を
該研磨輪の一面がわに、他方6を他面がわに第2
図示のように断層状に偏位保持させ、その際両端
辺部5,6の断層面7,8の相対的偏位量は研磨
輪の中心がわから外周縁がわへ次第に増大させて
あり、そして上記一方の端辺部5から他方の端辺
部6に至る環状の研磨材全体を緩いらせん状にね
じ曲げて本考案研磨輪Aが形成される。
使用においては、第3図示のように上記の本考
案研磨輪Aの多数個を1本の回転軸Sに被嵌して
互に重合して広巾研磨輪に形成し、その際隣り合
う研磨輪A,Aの切込4,4を一致させると、両
研磨輪A,Aがそのらせも状側面全体を互に接触
し、各研磨輪の研磨材1…の外周面がそれぞれ回
転方向に斜めに向きつつ、互に継ぎ合つて全体と
して1本のらせん帯を形成することとなる。この
ようにして形成された広巾研磨輪を回転させ、そ
の外周面で金属板等の研磨を行うと、セクシヨン
ラインを与えることなく均一な研磨を行うことが
できる。
第4,5図に示す他の実施例は、断層線d上に
切込を入れず、該断層線dと若干間隙をあけて隣
り合う両端辺部5a,6aを互に相反するがわへ
断層状態に偏位させ、両端辺部5a,6a間の断
層部は第5図示のように傾斜面9a,10aに形
成し、他の構造は第1,2図と実質的に同一であ
る。
第6,7図のさらに他の実施例は、等角度間隔
の3本の断層線d…上に切込4b…をそれぞれ入
れ、各切込4b…を境に隣り合う各端辺部5b,
6b,…をそれぞれ互に相反するがわへ断層状に
偏位保持させると共に、各切込4b…における一
方の端辺部5bから隣りの切込4bにおける他方
の端辺部6bまでの各扇形部分をそれぞれ緩いら
せん状にねじ曲げ、他の構造は第1,2図と実質
的に同一としてある。
本発明における研磨輪のセンター環は、上例の
金属に限らず、合成樹脂製のものであつてもよ
い。この場合、合成樹脂製センター環に予め上例
のような断層構造及びらせん状にねじ曲げ構造を
形成しておくのがよい。
(考案の効果) この考案のらせん研磨輪によれば、断層状偏位
及びらせん状ねじ曲げ面をもつ金属、合成樹脂等
の硬い板からなる一対の板状センター環により挟
着された柔軟な研磨布が、自動的にその断層状偏
位及びらせんねじ曲げ面をもつことができ、それ
により被研磨物面にセクシヨンラインを付するこ
とを十分に防止することができるものであり、し
かも、本案の構造によれば、一対の板状センター
環のみを所望の断層状偏位及びらせん状ねじ曲げ
面をもつものに形成するだけで、所望の断層状偏
位及びらせん状ねじ曲げ面を有する研磨輪を簡単
な構成によつて確実容易に得ることができ、製作
上もきわめて有効である。
【図面の簡単な説明】
図面はこの考案の実施例を示し、第1図は側面
図、第2図は正面図、第3図は使用状態の略線正
面図、第4図は他の実施例の側面図、第5図は同
上正面図、第6図はさらに他の実施例の側面図、
第7図は同上正面図である。 1,1a,1b……研磨材、2,2a,2b…
…板状センター環、5,5a,5b,6,6a,
6b……端辺部、d……断層線。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 綿、麻、糸又はフイラメント等で形成された柔
    軟な環状板状の研磨布の内周部両側面を一対の板
    状センター環で挟着保持した研磨輪において、 上記板状センター環は、その外周縁から中心に
    向いその中間部に至る1又は複数本の半径方向の
    断層線を境として、該断層線に沿う一方がわの端
    辺部が上記研磨輪の一面がわに、他方がわの端辺
    部が他面がわに断層状に偏位されると共に、上記
    一方の端辺部から他方の端辺部に至る板面がらせ
    ん状にねじ曲げられた金属、合成樹脂の硬い板か
    らなり、 上記柔軟研磨布は、上記一対の板状センター環
    の挟着によりその断層状偏位及びらせん状ねじ曲
    りに付随して上記板状センター環の断層線の延長
    上の断層線に沿つて上記板状センター環と同様に
    断層状に偏位されると共に研磨材がらせん状にね
    じ曲げられて保持されている。 ことを特徴とするらせん研磨輪。
JP1988028112U 1988-03-04 1988-03-04 Expired JPH0321897Y2 (ja)

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JPS63151272U JPS63151272U (ja) 1988-10-05
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2868988B2 (ja) * 1993-12-24 1999-03-10 ノリタケダイヤ株式会社 螺旋状ホイールの製造方法

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS4119190Y1 (ja) * 1966-03-28 1966-09-07
JPS5532508A (en) * 1978-08-25 1980-03-07 Asahi Eitou Kk Preparation of combination washbowl in china

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