JPH0321870A - 流速測定ヘッドとその使用装置並びに使用方法 - Google Patents

流速測定ヘッドとその使用装置並びに使用方法

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JPH0321870A
JPH0321870A JP15721989A JP15721989A JPH0321870A JP H0321870 A JPH0321870 A JP H0321870A JP 15721989 A JP15721989 A JP 15721989A JP 15721989 A JP15721989 A JP 15721989A JP H0321870 A JPH0321870 A JP H0321870A
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JP
Japan
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flow velocity
flow
measurement
depth
main body
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JP15721989A
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English (en)
Inventor
Kiyoushirou Murakami
村上 恭四郎
Yoshitsugu Kanbayashi
神林 喜次
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IKEDA KEIKI SEISAKUSHO KK
Original Assignee
IKEDA KEIKI SEISAKUSHO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は流速測定ヘッドとその使用装置並びに使用方法
に関し、特には河川の自動的な流量観測等に用いられる
ものである。
(従来の技術) 河川の流量測定はかつてボート又は篭に観測者がのって
測器を降すような方法で行なわれたが、危険を伴なうた
め徐々に遠隔操作で行なわれるようになって来た。従来
の遠隔操作による測定では、河川を横断するワイヤより
流速計と重錘からなる測器を吊下げ、定点毎に測器を水
中に降し、その点に於る所定水深の流速を測定する方法
が採用されている。なお、流速測定には、約40秒間の
パルス数をストップウォッチを用いてカウントするもの
とされている。
(技術的課題) 前述のような従来の方法では、流れの横断方向や昇降方
向のワイヤ操作をする者と、測定水深、着床を看視する
者、パルス計測者、測桿の角度を測定する者など多くの
作業者が必要になる。またそれらの者の連繋した動きで
作業が進められるのでチームの熟練度によって、測定に
長時間を要したりばらつきが生じ、両日に亘るような場
合は、最初と最後で水位が大きく変わったりするためデ
ータが使えず、再計測という事態も起る。
なお、測定ヘッドについては更に次のような問題があっ
た。例えば従来の測定ヘッドは、測器部分と重錘とが2
階建式に組合わされていたため、着床する重錘が邪魔に
なって水底の流速が計測できない、水深も補正しなけれ
ば得られない、重錘が着床してから昇降ワイヤのたるみ
を目視する方法では不正確である等々である。また重錘
の下面に着床検出器を具えたものでも、河床が荒れてい
ると着床信号が発信されないことがある。重錘が岩石に
当り、その間に検出器が入った場合などである。それで
も手動であれば位置をずらせて着床信号を発信させ得る
が、自動化装置では、着床信号が発せられない限り次の
動作に移れないため障害となる。
本発明は前記の問題点や欠点等を解決するものでその目
的は、測器部分と重錘とが一体的に設けられ、流速とそ
の測定深度が正確に測定できる小型の流速測定ヘッドを
提供することにある。
本発明の他の目的は、前記流速測定ヘッドを用いて実際
の測定を行なうに当り、測定流れを横断する所定の測定
点に、該ヘッドを的確かつ迅速に位置せしめるとともに
、極く少人数で短時間に流速観測を行なうことができ、
かつ着床の検出が正確に行なえる流速測定ヘッドの使用
装置を提供することにある。
また本発明の他の目的は、流速並びに深度等の測定が、
河幅等の数値をセツ1〜し、流速測定ヘッドを使用装置
によって、河幅方向へ順次移動させながら昇降を繰返す
ことで、流速の測定が自動的に行なえるようにした流速
測定ヘッドの使用方法を提供することにある。
(技術的手段) 前記目的は、吊下手段によって、水中に略水平に吊下げ
られ、任意の深度に沈められる、重錘を兼ねた、流線形
の外形を有する本体を具えており、その本体の後部に方
向、水中姿勢を安定させる安定板が設けられ、また測定
流れからの入力により流速に応じたパルスを゛発生する
流速パルス発生手段と、その流速を測定した深度を計測
する深度計測手段とが本体に一体に設けられた構成によ
り達せられる。
また本発明の第2の目的は、測定流れを横断可能な方向
で流れの両側に対向して設けられた支持体と、該支持体
間に張設されたワイヤによって測定流れを横断するトロ
リと、トロリに設けられた昇降ワイヤの繰出し、巻取り
により昇降可能に設けられた昇降体と、該昇降体に流速
測定ヘッドを吊下げた吊下手段にかかる荷重の変化を検
出するため、吊下手段の適所に設けられた荷重測定手段
と、昇降体から水中に吊下げられ、測定流れの流速に応
じたパルスを発生する流速パルス発生手段並びにその流
速を測定した深度を計測する深度計測手段が具えられた
前記流速測定ヘッドと、該へッドによって測定された測
定データを演算装置へ送信するため昇降体又はその近く
の部材に設けられた送信機とによって構成された流速測
定ヘッドの使用装置によって達成される。
そしてこの装置は、測定流れの幅と、流速計の係数・補
正係数を入力することにより、測定流れの幅に応じた測
定点数を決め、各測定点に於る測定水深へ、流速測定ヘ
ッドを運び昇降させて順次流速測定を行なうことが望ま
しい。
ここで流速測定ヘッドによる測定の結果は、般にVを1
秒間の流速、Nを1秒間の流速計回転翼の回転数、αお
よびβを定数とすれば、■=αN十β・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・(1)という式で示され
る。
例えば、 V =  0.694N + 0.006ここに、Nは
1秒間の回転数であるから、但し回転数:流速計が発し
た1音間の回転数音 数;流速計が測定時間内に発した
音数したがって、Tを測定時間(秒数)、SをT時間内
に発した音数、Rを1音間に要する回転数とすれば、 I′ これを(1)式に代入すれば、 l 上式において、R=5(すなわち5回転毎にl音発する
機械)である時、T=40とすれば、.’.V=  0
.08675−  S+  0.006・・−−−−−
−  (2)故に(2)式によりパルス数Sから流速を
直ちに計算できることがわかる。
(実施例) 以下図面を参照して詳細に説明する。
図示では河川の観測地点に於る流量観測を例としており
、第1図に於て1は河床、2、3は両岸に設置された柱
状の支持体、4はトロリ5を懸架させた主ワイヤ、6は
トロリ5を横行させる横行ワイヤ、7はトロリ5に吊下
げられた昇降体、8はその吊下げ用昇降ワイヤ、9は昇
降体8に流速測定ヘッド10を吊下げた吊下手段を示す
。このような設備は河川の要所に予め必要数設置される
流速測定ヘッド10は第2図に示されており、その本体
は細長く流線形に形成された中実の前部11と後部12
とから成っている。前部1lと後部l2は測定ヘッド全
体の水中に於る重心位置よりやや後方で接続されている
。l3はその接続手段を示す。本体前部1lは例えば黄
銅材により、また後部は鋼材により製造することができ
、このように比重(密度)の異なる材料を組合せること
で全体の大きさを考慮しながら、釣合いを取り易くして
いる。
流速計14は本体前部11の先端部より前方へ突出する
ように設けられており、該流速計l4はプロペラ状の羽
根からなる水車l5と、それを本体軸線上に軸支した軸
l6の取付部材l7及び該部材l7内に組込まれたパル
ス信号発生器18とを具えており、取付部材17の後端
部で本体前端部に接続部材l9を介して固定されている
。パルス信号発生器l8はリードスイッチその他通常使
用されるもので良い。20は信号線で、取付部材l7内
のパルス信号発生器l8より本体前部ll内に導かれて
いる。21, 22は信号線導出、導入各部に設けられ
たコネクタを示す。
本体前部IIの前記重心位置付近には収容部23が形成
され、そこに深度計測手段である水位計24が収められ
ている(第4図参照)。水位計24には半導体歪ゲージ
25が用いられており(第5図参照)、それがシリコン
オイル26を封入した受圧部のダイヤフラム27から深
度に応じた水圧と大気圧を受けるようになっている。2
8はそのための導圧口で、水位計24を封入したキャッ
プ29に複数形成されている。30は温度補償回路並び
に増幅器で水位計ケーシング3I内に封入されているの
で、出力信号は既に温度補正がなされた状態にある。水
位計24に於で、32は信号線、33は電源線、34は
大気開放用パイプで、これらは前記流速計14の信号線
20と共に本体上部の引出口35から送信機50へ向け
て導出される。なお、36は流速計信号線20を本体内
に水密に導入するためのゴムプッシュ、37は押ねじな
示す。また38は水位計24の取付部を閉止した蓋で、
各部要所と同様0リングのようなシール部材39で水密
処理されている。40は本体をバランスを取って吊下げ
る吊り環を示す。
さらに本体後部l2には垂直安定板4lと水平安定板4
2が十字状に設けられ、流れに対する水平安定と方向安
定を得ている。垂直安定板41の上部には本体前後方向
にのびた長孔43が重り取付手段として形成されており
、そこに前後方向へ位置調整可能に止具44によって釣
合重り45が取付けられている。垂直安定板41の下部
には該安定板41よりも下方に突出する可動垂直板46
が支軸47の回りに回動可能なように取付けられており
、着水時に優先して水流を受けることによって本体の向
きを流れと平行にする一方、着床するときは押し上げら
れ本体の位置を河床に近付けるように図られている。
このため垂直安定板4lの下端は、前記流速計14の保
護のために、本体前部11より前方へ突出するように設
けられた一対のソリ状の保護脚48、48と共に、本体
から余り離れないように設定されている.49は可動垂
直板46の下げ位置を規定するビンを示す。なお、保護
脚48は釣合調整にも利用でき、バランスを向上させる
この流速測定ヘッド10は前記のように、吊下手段9と
送信機50を介して昇降体7に吊下げられているが、そ
の吊下手段9には荷重センサ51を設けて着床検出機能
を発揮させている。即ち、第7図に示されている荷重セ
ンサ5lは、吊下手段9に接続される下部接続環52と
、送信機50に接続される上部接続環53の間に介在さ
せた弾性体54を有し、その弾性体54に生ずる歪みの
変化を歪みゲージ55で検出する。出力値は温度補償回
路及び増幅器56によって補正される。57はケーシン
グ、58は信号線で、送信機50に導かれる。
送信機50は流速に関する測定データ,各流速測定深度
の測定データ等を演算装置80へ送信するもので、昇降
体7に吊手59により吊下げられており、昇降体7と共
に昇降する。昇降体7は旋回を防ぐため2個設けられた
ブーり61, 61を有し、これらにトロリ5の2個の
昇降ブーり62、62から降ろされた前述の昇降ワイヤ
8が掛回され吊下げられており、上面にトロリ5への接
触を探知する上限検出器63と姿勢検知器64が設けら
れている。
昇降ワイヤ8は一端が一方の支持体2に固定され、他端
はトロリ、昇降体を経て、他方の支柱3に取付けられた
ブーり65、66より機械室67に据置けられた昇降電
動機巻ドラム68に導かれているので、ワイヤ8の繰出
し、巻取りにより昇降体7を昇降させることができる。
横行ワイヤ6はトロリ5の移動方向両端に接続された端
部69、69′を有し、これらを夫々移動方向へ引張る
ように両支柱各所に取付けられたブーり71, 72、
73、74、75にワイヤ掛けがなされ、ワイヤ端は機
械室67内の横行巻ドラム70、70′に導かれている
。76はその電動機である。第4ブーりにはテンション
ウェイト77が吊下げられ張力のバランスをとっている
以上のシステムによる測定方法、測定点の割り付りは次
のように行なうことができる。
l)河幅の計測。
2)河幅に応じた測定間隔の決定。このとき、河幅10
0m以上の場合は10m毎、同50m以上は5m毎、同
50m以下は2〜4m毎・・・等とする。
3)測定点に一連の番号を付けたとき、偶数に当る点で
は例えば水深(水位)のみを測定する。
4)奇数点では水深と流速を測定し、断面積と流速から
ブロック毎の流速を求める。その際流速は水深により、
1点法、2点法、3点注等により求めた平均流速が使わ
れる。測定深度は、 1点法; V ..” V 0. 6 2点法; V,=1/2  (Vo1+Vo.a )3
点法; V− =1/4  (V0.2 +v.,, 
+Vo.e )ただし、■,は流速測線上の平均流速 V1は水面よりi割の深さでの流速。
これらのデータ等が演算装置に入力されると、自動的に
測定点がY軸(河幅)、Z軸(水深)方向に設定され、
トロリ5の横行と、測定ヘッド10の昇降が自動的に繰
返されて測定が行なわれる。
而して流速はパルス信号発生器l8によって発生したパ
ルス数をカウントすることで行なわれるが、ごの計数は
一定秒時例えば40秒間行なう必要がある。これは流速
に脈動的変化、渦などがあり一瞬の測定値が実際を反映
しないからであるが、このパルスのカウントに際して本
発明ではカウントされたパルス数を所定時間だけ記憶さ
せておき、最新のデータと最旧のデータが順次入れ換わ
って常にその時点での最新のデータ群が得られるような
方l去を採る。それ故、いつでも所定時間内の計数値が
瞬時に得られる。
(作用) 上述した構成の流速測定ヘッド10により河川などの測
定流れの流量観測を行なうには、演算装置80に河幅そ
の他の所要のデータを人力するなどして、制1卸盤を操
作する。
所定の操作がなされると、トロリ5が測定流れを横断す
る方向に移動し、例えば第1図に示される測定点1に横
行ワイヤ6によって運ばれ、その点で昇降ワイヤ8が降
下し、流速測定ヘッド10を演算により予め定められた
水深0.2iに沈めその点での流速と深度の測定が行な
われる。 流速測定ヘッド10が降されるとき、本体の
向きは流れに正対し易いように吊下げられているが、正
対しているとは限らないので、安定板4lが水流により
本体を正対させるように作用し20〜30秒間ののちに
は流れに正対する。
しかし本発明では垂直安定板4lの下部より突出する可
動垂直板46が最初に接水し、その流れの影響を受けて
本体の向きを流れと平行するように変えるので、数秒間
以内には流速測定ヘッド10の向きが流れに正対しかつ
流線に沿った姿勢に整い、信頼できる?Ji!I定デー
タが得られる態勢となって、直ちに流速とその測定点の
水深が測定され、それらのデータは流速計14、水位計
24から送信機50を経て演算装置80に入力される。
この測定の際のヘッドの状態は第7図に示されたような
ものであり、吊下手段9であるワイヤの撓みにより、実
測定位置から離れる虞れがあり、特に従来はワイヤ繰出
量で水深を見ていたため重要な因子である水深の測定値
に誤差が生じた。しかし本発明によれば、水位計24に
より流速計14の位置を直接測定しているためこのよう
な誤差はなく、しかも補正の必要がない。
第1図の河床状態に従えば、第1測定点の一定深度での
流速、深度の測定の次はこの点の水深、そして第2測定
点で水深のみが測定されるが、水深測定の場合には流速
測定ヘッド10を着床させる必要が生ずる.流速測定ヘ
ッド10が河床1に着くときは保護脚48と垂直安定板
4lの下端で支えられる。このとき可動垂直板46は着
床により上にはね上がり、それを取付けた安定板41.
保護脚48共本体から僅かしか離れていないので、流速
計14、水位計24は可能な限り河床に近付いた状態に
あり、要すれば僅かな補正で正確な水深と流速の測定値
が得られる。また流速計14は保護脚48によって保護
されるので、河床の岩石等により破損することはない。
このように流速測定測定ヘッド10は、使用g置により
順次定められた測定点に移動し、その点で昇降され、こ
の動作が繰返されて測定を自動的に行なうことができる
ので、1人でも十分に正確な流量観測を実行できる。ま
た測定値は、従来測定開始時点から所定時間経過しなけ
れば決めることができなかったけれども、これも本発明
によれば随時、しかも連続して知り、必要なら記録する
ことができる。即ち過去から現時点に向かって所定時間
、常に測定データが継続して入力されているので所定時
間の経過を待つ必要がない。
(効果) 本発明は以上の如く構成され、かつ作用するので、測器
部分と重錘とが一体化した流速測定ヘッドにより、測定
点に於る流速とその測定の深度を非常に正確に測定でき
る効果が発揮される。しかも魚雷型本体内に全て組込ま
れるため全体が小型化され、水流から受ける抵抗が小さ
くなり、かつ測定精度の向上にも寄与する。
また本発明の使用装置によれば、流速測定ヘッドを用い
て測定を行なうに当り、測定流れを横断する所定の測定
点に、該ヘッドを的確かつ迅速に位置させることができ
、従って小人数で速やかに正確な測定を実施できる効果
が得られ、時間のかかり過ぎにより測定が無駄になって
しまうような問題も起らない。この装置では吊下手段で
あるワイヤの撓みなどを検出する必要もないので、測定
ヘッドの着床とその深度測定も確実、正確なものとなり
、自動流量観測を容易に実行できる。
このように本発明によれば河川等の流量観測を安全に、
早く、正確になし得るので水利計画等に寄与するところ
が非常に大きい。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例に関するもので、第1図は本発明
の流速測定ヘッドとその使用装置の全体を示す断面説明
図、第2図は流速測定ヘッドの一部破断側面図、第3図
は正面図、第4図は水位計部分の断面図、第5図は水位
計の構造を模式的に示す断面図、第6図はトロリに吊下
げられた流速ヘッドの側面図、第7図は使用状態の側面
説明図、第8図は本発明に係る使用装置のブロック図で
ある。 1・・・河床、2、3・・・支持体、4・・・主ワイヤ
、5・・・トロリ、6・・・横行ワイヤ、7・・・昇降
体、8・・・昇降ワイヤ、9・・・吊下手段、10・・
・流速測定ヘッド、14・・・流速計、24・・・水位
計、4l・・・垂直安定板、42・・・水平安定板、4
6・・・可動垂直板、50・・・送信機、51・・・荷
重センサ。 第6図 第7図

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)吊下手段によって、水中に略水平に吊下げられ、
    任意の深度に沈められる、重錘を兼ねた、流線形の外形
    を有する本体を具えており、その本体の後部に方向、水
    中姿勢を安定させる安定板が設けられ、また測定流れか
    らの入力により流速に応じたパルスを発生する流速パル
    ス発生手段と、その流速を測定した深度を計測する深度
    計測手段とが本体に一体に設けられていることを特徴と
    する流速測定ヘッド。
  2. (2)本体は、その先端部に測定流れに正対して回転す
    る水車を有し、該水車の回転数をパルス変換する流速パ
    ルス発生手段を内蔵しており、さらに水中に於る本体重
    心付近で水車と略等深となる位置に深度計測手段が設け
    られている請求項第1項記載の流速測定ヘッド。
  3. (3)本体は、その先端部に設けられた水車又はその他
    の部材が水底又は異物と接触するのを防ぐ、ソリ状の保
    護脚を前部に有する請求項第2項記載の流速測定ヘッド
  4. (4)本体の後部又は安定板に、着水時に本体より下向
    きに突出し、本体の着床により水底から押されて上方へ
    移動する可動垂直板を設けた請求項第1項記載の流速測
    定ヘッド。
  5. (5)本体の後部又は安定板に、本体前後方向に沿った
    重り取付手段を設け、該手段を介して本体の姿勢を調節
    する釣合重りを前後移動可能に設けた請求項第1項記載
    の流速測定ヘッド。
  6. (6)本体は、深度計測手段の設置部等を除く略全体が
    中実に形成され、かつ風部分を境に前後が比重の異なる
    材料によって形成されており、それによつても前後の釣
    合いがとられるように構成された請求項第1項記載の流
    速測定ヘッド。
  7. (7)測定流れを横断する方向で流れの両側に対向して
    設けられた支持体と、該支持体間に張設されたワイヤに
    よって測定流れを横断可能なトロリと、トロリに設けら
    れた昇降ワイヤの繰出し、巻取りにより昇降可能に設け
    られた昇降体と、該昇降体に流速測定ヘッドを吊下げた
    吊下手段にかかる荷重の変化を検出するため、吊下手段
    の適所に設けられた荷重測定手段と、昇降体から水中に
    吊下げられ、測定流れの流速に応じたパルスを発生する
    流速パルス発生手段並びにその流速を測定した深度を計
    測する深度計測手段が具えられた前記流速測定ヘッドと
    、該ヘッドによって測定された測定データを演算装置へ
    送信するため昇降体又はその近くの部材に設けられた送
    信機とによって構成された流速測定ヘッドの使用装置。
  8. (8)トロリは、対向設置されている支持体間に張設さ
    れた主ワイヤによって荷重が支えられ、両支持体間を回
    動するエンドレス状の横行ワイヤによって測定流れを横
    断する方向へ移動する請求項第7項記載の流速測定ヘッ
    ドの使用装置。
  9. (9)荷重センサは、流速測定ヘッドの吊下げによって
    生ずる荷重等を歪みに変換し、これを検出する歪みゲー
    ジによって構成された請求項第7項記載の流速測定ヘッ
    ドの使用装置。
  10. (10)測定流れの幅と、流速計の係数・補正係数を入
    力することにより、測定流れの幅に応じた測定点数を決
    め、各測定点に於る測定水深へ、流速測定ヘッドを運び
    昇降させて順次流速測定を行なうことを特徴とする流速
    測定ヘッドの使用方法。
  11. (11)流速測定ヘッドに具えられた、流速パルス発生
    手段から送信された測定データを所定時間遡及した時点
    から記憶装置に記憶させ、かつ現時点の最新の測定デー
    タによつて最初のデータが随時更新されるように構成さ
    れた請求項第10項記載の流速測定ヘッドの使用方法。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0886799A (ja) * 1994-09-19 1996-04-02 Pub Works Res Inst Ministry Of Constr 水深流速計

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JPS5149768A (ja) * 1974-10-25 1976-04-30 Unyusho Kowan Gijutsu Kenkyush Suiheizenhokoryukokenshutsusochi

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