JPH03218489A - パルス波形弁別装置 - Google Patents
パルス波形弁別装置Info
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- JPH03218489A JPH03218489A JP1437890A JP1437890A JPH03218489A JP H03218489 A JPH03218489 A JP H03218489A JP 1437890 A JP1437890 A JP 1437890A JP 1437890 A JP1437890 A JP 1437890A JP H03218489 A JPH03218489 A JP H03218489A
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Landscapes
- Photometry And Measurement Of Optical Pulse Characteristics (AREA)
- Measurement Of Radiation (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は、放射線計測等における時間測定技術に関し、
特に、立ち上り時間の異なるパルスを弁別するに好適な
パルス波形弁別装置に関する。
特に、立ち上り時間の異なるパルスを弁別するに好適な
パルス波形弁別装置に関する。
放射線計測の分野においては、ある種の有機シンチレー
タに代表されるシンチレーション結晶と光電子倍増管(
PMT)を組み合わせたシンチレーシシン検出器より出
力されるパルス波形に基づいて入射荷電粒子を弁別する
方法が知られている。
タに代表されるシンチレーション結晶と光電子倍増管(
PMT)を組み合わせたシンチレーシシン検出器より出
力されるパルス波形に基づいて入射荷電粒子を弁別する
方法が知られている。
この方法は、シンチレータに入射する荷電粒子によって
電離密度が異なることを利用し、入射荷電粒子を特定す
るものである。例えば、T線と中性子による反跳陽子と
を弁別する方法としてはnγ弁別法が知られており、こ
れはT線によるパルス波形と反跳陽子によるパルス波形
とが異なることから両者の弁別を可能とするもので、こ
の弁別法は原子炉周辺の強いT線環境下における中性子
の測定に用いられている。シンチレーション検出器に限
らず、入射粒子の種類によって出力パルス波形に相違を
示す放射線検出器としては、水素ガスを封入した比例計
数管等が知られている。また、放射線計測においては入
射粒子特定の目的でなくとも波形弁別を行う必要がある
。例えば、γ線検出に使用されるGe検出器においては
、空乏層で止まらないγ線により生じる遅い立ち上り特
性を持つ出力パルスはスペクトル測定に際して分解能の
悪化要因となるため、この種の遅い立ち上り特性を持つ
出力パルスを選択的に除去することが望ましい。そのた
めにも、立ち上りの遅いパルスと立ち上りの速いパルス
とを弁別する必要がある。
電離密度が異なることを利用し、入射荷電粒子を特定す
るものである。例えば、T線と中性子による反跳陽子と
を弁別する方法としてはnγ弁別法が知られており、こ
れはT線によるパルス波形と反跳陽子によるパルス波形
とが異なることから両者の弁別を可能とするもので、こ
の弁別法は原子炉周辺の強いT線環境下における中性子
の測定に用いられている。シンチレーション検出器に限
らず、入射粒子の種類によって出力パルス波形に相違を
示す放射線検出器としては、水素ガスを封入した比例計
数管等が知られている。また、放射線計測においては入
射粒子特定の目的でなくとも波形弁別を行う必要がある
。例えば、γ線検出に使用されるGe検出器においては
、空乏層で止まらないγ線により生じる遅い立ち上り特
性を持つ出力パルスはスペクトル測定に際して分解能の
悪化要因となるため、この種の遅い立ち上り特性を持つ
出力パルスを選択的に除去することが望ましい。そのた
めにも、立ち上りの遅いパルスと立ち上りの速いパルス
とを弁別する必要がある。
第6図は従来の比例計数管を用いたn一γ弁別装置のブ
ロック図である。図中、1は水素ガス封入の比例計数管
で、第8図(A)に示すように、入射γ線に対しては遅
い立ち上り特性のパルス(破線で図示)を出力し、入射
反跳陽子に対しては速い立ち上り特性のパルス(実線で
図示)を出力する。これらのパルス波高値は入射放射線
のエネルギーに依存しているが、第8図(A)では便宜
上同一の波高埴で示してある。この検出器(前置増幅器
を含む)の出力波形の減衰部は電子回路OCRの時定数
(通常100μ秒から数m秒)で定まる指数曲線の尾を
引く。
ロック図である。図中、1は水素ガス封入の比例計数管
で、第8図(A)に示すように、入射γ線に対しては遅
い立ち上り特性のパルス(破線で図示)を出力し、入射
反跳陽子に対しては速い立ち上り特性のパルス(実線で
図示)を出力する。これらのパルス波高値は入射放射線
のエネルギーに依存しているが、第8図(A)では便宜
上同一の波高埴で示してある。この検出器(前置増幅器
を含む)の出力波形の減衰部は電子回路OCRの時定数
(通常100μ秒から数m秒)で定まる指数曲線の尾を
引く。
2は第8図(A)に示す検出器の出力パルスを微分増幅
する微分増幅器である。実際の検出器においては第8図
(A)に示す検出器の出力パルスが完全に減衰しないう
ちに次の出力パルスが生成して前の出力パルスの尾の部
分に重畳してしまい、パルス波高が基線から尾の部分だ
け高い値を示すが(パイルアップPile−up現象)
、この現象を除去するため、減衰部に含まれる低域周波
数を遮断する高域ろ過回路たる微分増幅器2が設けられ
ている。この微分処理においては、パルスの立ち上り時
間が上記CRの時定数に比して充分小さければパルス波
高の減衰は殆どなくパルスの立ち上り時間も変化しない
。
する微分増幅器である。実際の検出器においては第8図
(A)に示す検出器の出力パルスが完全に減衰しないう
ちに次の出力パルスが生成して前の出力パルスの尾の部
分に重畳してしまい、パルス波高が基線から尾の部分だ
け高い値を示すが(パイルアップPile−up現象)
、この現象を除去するため、減衰部に含まれる低域周波
数を遮断する高域ろ過回路たる微分増幅器2が設けられ
ている。この微分処理においては、パルスの立ち上り時
間が上記CRの時定数に比して充分小さければパルス波
高の減衰は殆どなくパルスの立ち上り時間も変化しない
。
3は微分出力を積分増幅する積分増幅回路である.この
積分増幅回路3は、微分増幅器2の出力には比例計数管
lを始めとする回路構成エレメントにて発生した種々の
雑音がオーバーラップしているため、この雑音を除去し
てS/N比を向上させる目的の高域周波数を遮断する低
域ろ過回路である。この積分増幅回路3としてはパッシ
ブ回路による積分回路を多段重ねた構成とすれば、高域
に対する遮断特性がより一層良好となるが、実際の積分
増幅回路3の構成としては数段のアクティブ回路が使用
され、パッシブ回路多段と同等のSZN比改善が得られ
る。結果的には、微分増幅器2と積分増幅器3とが帯域
フィルターを構成しているため、積分増幅回路3の出力
は第8図(B)に示すセミガウシャンの波形となる。
積分増幅回路3は、微分増幅器2の出力には比例計数管
lを始めとする回路構成エレメントにて発生した種々の
雑音がオーバーラップしているため、この雑音を除去し
てS/N比を向上させる目的の高域周波数を遮断する低
域ろ過回路である。この積分増幅回路3としてはパッシ
ブ回路による積分回路を多段重ねた構成とすれば、高域
に対する遮断特性がより一層良好となるが、実際の積分
増幅回路3の構成としては数段のアクティブ回路が使用
され、パッシブ回路多段と同等のSZN比改善が得られ
る。結果的には、微分増幅器2と積分増幅器3とが帯域
フィルターを構成しているため、積分増幅回路3の出力
は第8図(B)に示すセミガウシャンの波形となる。
第8図(B)に示す如く、反跳陽子によるパルス波形(
実線で図示)のピーク時点はT線によるパルス波形(破
線で図示)のそれ以前に現れるが、両ピーク時点をその
まま検出することは技術的に困難である。そこで第8図
(B)に示すパルスを第2の微分増幅回路4に通過させ
、第8図(C)に示す2次微分パルス波形を生成する。
実線で図示)のピーク時点はT線によるパルス波形(破
線で図示)のそれ以前に現れるが、両ピーク時点をその
まま検出することは技術的に困難である。そこで第8図
(B)に示すパルスを第2の微分増幅回路4に通過させ
、第8図(C)に示す2次微分パルス波形を生成する。
この2次微分パルス波形のゼロクロス時点は第8図(B
)に示す波形のピーク時点にほぼ対応している。そして
このゼロクロス時点を検出するゼロクロス検出回路5が
設けられている。第8図(C)に示す2次微分波形のス
タート時点P,とゼロクロス時点との時間間隔(反跳陽
子の時間間隔LP+ γ線の時間間隔tr)を計測す
ると、入射粒子の弁別が可能となる。
)に示す波形のピーク時点にほぼ対応している。そして
このゼロクロス時点を検出するゼロクロス検出回路5が
設けられている。第8図(C)に示す2次微分波形のス
タート時点P,とゼロクロス時点との時間間隔(反跳陽
子の時間間隔LP+ γ線の時間間隔tr)を計測す
ると、入射粒子の弁別が可能となる。
ところが、パルス波形のスタート時点P,(0レベルか
らの立ち上り時点)の検出自体は技術的に容易ではない
。そこで、スタート時点の検出の実際においては、第9
図に示すように、0レベルよりはずれた位置にスタート
検出レベルを設定し、この検出レベルをパルス波形が横
切る時点P,をスタート時点と近似する。回路的には比
較回路6の参照電圧を0■によりも高く設定する。なお
、7はスタート時点とゼロクロス時点との時間間隔を計
測する時間計測回路である。
らの立ち上り時点)の検出自体は技術的に容易ではない
。そこで、スタート時点の検出の実際においては、第9
図に示すように、0レベルよりはずれた位置にスタート
検出レベルを設定し、この検出レベルをパルス波形が横
切る時点P,をスタート時点と近似する。回路的には比
較回路6の参照電圧を0■によりも高く設定する。なお
、7はスタート時点とゼロクロス時点との時間間隔を計
測する時間計測回路である。
しかしながら、第9図に示す如く、同一の立ち上り時間
を持つパルスでも波高値(エネルギー)が異なると、検
出レベルをパルス波形が横切る時点が異なることになり
(P,′≠P,″)、本質的にスタート時点の検出精度
に波高依存性が含まれてしまい、入射粒子の弁別分解能
の悪化要因となる。
を持つパルスでも波高値(エネルギー)が異なると、検
出レベルをパルス波形が横切る時点が異なることになり
(P,′≠P,″)、本質的にスタート時点の検出精度
に波高依存性が含まれてしまい、入射粒子の弁別分解能
の悪化要因となる。
この波高依存性を除去する方法として、第7図に示すn
一γ弁別装置が提案された。なお、第7図において第6
図に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、その
説明は省略する。8は比例計数管lの出力パルス(第l
O図(A)に示す)を所定時間遅延させ、第10図(B
)に示す遅延パルスを作成する遅延回路である。9は比
例計数管lの出力パルス(第10図(A)に示す)の波
高を減衰させ、第9図(B)に示す減衰パルスを作成す
る減衰回路である。遅延パルスと減衰パルスは単一の出
力パルスより生成されるので、出力パルスの波高値が2
倍になれば、その遅延パルスと減衰パルスの波高値も2
倍となり、立ち上り時間が同一であれば、遅延パルスと
減衰パルスとがクロスするタイミングは一定である。し
たがって、この両パルスを比較回路10に入力すること
で、波高依存性のないスタート時点の検出が可能となる
。
一γ弁別装置が提案された。なお、第7図において第6
図に示す部分と同一部分には同一参照符号を付し、その
説明は省略する。8は比例計数管lの出力パルス(第l
O図(A)に示す)を所定時間遅延させ、第10図(B
)に示す遅延パルスを作成する遅延回路である。9は比
例計数管lの出力パルス(第10図(A)に示す)の波
高を減衰させ、第9図(B)に示す減衰パルスを作成す
る減衰回路である。遅延パルスと減衰パルスは単一の出
力パルスより生成されるので、出力パルスの波高値が2
倍になれば、その遅延パルスと減衰パルスの波高値も2
倍となり、立ち上り時間が同一であれば、遅延パルスと
減衰パルスとがクロスするタイミングは一定である。し
たがって、この両パルスを比較回路10に入力すること
で、波高依存性のないスタート時点の検出が可能となる
。
(発明が解決しようとする課題〕
しかしながら、第7図に示すn一γ弁別装置にあっては
次の問題点が存在する。
次の問題点が存在する。
即ち、そこに使用される遅延回路9は通常コイルとコン
デンサによる回路網か、同軸ケーブル等で構成されるが
、コイルとコンデンサの回路網である場合は、外部から
の電磁波による擾乱の影響を受け易く、また両者とも嵩
ぼる難点があり、装置小型化に不向きである。
デンサによる回路網か、同軸ケーブル等で構成されるが
、コイルとコンデンサの回路網である場合は、外部から
の電磁波による擾乱の影響を受け易く、また両者とも嵩
ぼる難点があり、装置小型化に不向きである。
そこで、本発明は上記問題点を解決するものであり、そ
の課題は、検出器の出力パルスから減衰パルスと遅延パ
ルスとを作成して両者のクロス時点をスタート時点とす
るのではなく、遅延回路を用いずにスタート時点を波高
依存性がなく検出する方式を採用することにより、電磁
波による擾乱の影響を抑制し、小型化を実現し得るパル
ス波形弁別装置を提供することにある。
の課題は、検出器の出力パルスから減衰パルスと遅延パ
ルスとを作成して両者のクロス時点をスタート時点とす
るのではなく、遅延回路を用いずにスタート時点を波高
依存性がなく検出する方式を採用することにより、電磁
波による擾乱の影響を抑制し、小型化を実現し得るパル
ス波形弁別装置を提供することにある。
上記課題を解決するために、検出器の出力パルスを微分
して低域周波数を遮断すべき第1の微分手段、この出力
を積分して高域周波数を遮断すべき積分手段、及びこの
出力パルスを微分する第2の微分手段を有するパルス波
形弁別装置において、本発明の講じた手段は、第2の微
分手段から得られた出力パルスを更に微分して第3次微
分パルスを生成すべき第3の微分手段を設け、第3次微
分パルスの第1のゼロクロス時点を検出する第1のゼロ
クロス検出手段と共に、第3次微分パルスの第1のゼロ
クロス時点より遅れた第2のゼロクロス時点を検出する
第2のゼロクロス検出手段とを備え、そして第1及び第
2のゼロクロス検出手段の検出出力に基づいて第1ゼロ
クロス時点と第2ゼロクロス時点との時間差を計測する
時間計測手段を含むものである。
して低域周波数を遮断すべき第1の微分手段、この出力
を積分して高域周波数を遮断すべき積分手段、及びこの
出力パルスを微分する第2の微分手段を有するパルス波
形弁別装置において、本発明の講じた手段は、第2の微
分手段から得られた出力パルスを更に微分して第3次微
分パルスを生成すべき第3の微分手段を設け、第3次微
分パルスの第1のゼロクロス時点を検出する第1のゼロ
クロス検出手段と共に、第3次微分パルスの第1のゼロ
クロス時点より遅れた第2のゼロクロス時点を検出する
第2のゼロクロス検出手段とを備え、そして第1及び第
2のゼロクロス検出手段の検出出力に基づいて第1ゼロ
クロス時点と第2ゼロクロス時点との時間差を計測する
時間計測手段を含むものである。
また別の手段としては、第3次微分パルスの1回目のゼ
ロクロス時点を検出する第1のゼロクロス検出手段と共
に、2次微分パルスのゼロクロス時点を検出する第2の
ゼロクロス検出手段とを設け、3次微分パルスの1回目
ゼロクロス時点と2次微分パルスのゼロクロス時点との
時間差を計測する時間計測手段を含むものである。
ロクロス時点を検出する第1のゼロクロス検出手段と共
に、2次微分パルスのゼロクロス時点を検出する第2の
ゼロクロス検出手段とを設け、3次微分パルスの1回目
ゼロクロス時点と2次微分パルスのゼロクロス時点との
時間差を計測する時間計測手段を含むものである。
かかる手段によれば、第3の微分手段から出力する第3
次微分パルスは正負の極値(ピーク値)を必ず有するの
で、ゼロクロス時点が2回存在する。第1回目のゼロク
ロス時点から第2回目のゼロクロス時点まで時間間隔は
立ち上り時間が一定であればパルス波高に依存せず一定
の値となる。
次微分パルスは正負の極値(ピーク値)を必ず有するの
で、ゼロクロス時点が2回存在する。第1回目のゼロク
ロス時点から第2回目のゼロクロス時点まで時間間隔は
立ち上り時間が一定であればパルス波高に依存せず一定
の値となる。
この時間間隔は第1及び第2のゼロクロス検出手段と時
間計測手段によって計測されるので、立ち上り時間の異
なる検出パルスを弁別することができる。
間計測手段によって計測されるので、立ち上り時間の異
なる検出パルスを弁別することができる。
また、時間計測のスタート時点が3次微分パルスの1回
目ゼロクロス時点であるが、時間計測の終点としては3
次微分パルスの2回目ゼロクロスに限らず、2次微分パ
ルスのゼロクロス時点を検出する第2のゼロクロス検出
手段を設けることにより、3次微分パルスの1回目ゼロ
クロス時点と2次微分ゼロクロス時点との時間間隔を計
測すると、上記と同様に、立ち上り時間の異なる検出パ
ルスを弁別することができる。
目ゼロクロス時点であるが、時間計測の終点としては3
次微分パルスの2回目ゼロクロスに限らず、2次微分パ
ルスのゼロクロス時点を検出する第2のゼロクロス検出
手段を設けることにより、3次微分パルスの1回目ゼロ
クロス時点と2次微分ゼロクロス時点との時間間隔を計
測すると、上記と同様に、立ち上り時間の異なる検出パ
ルスを弁別することができる。
(実施例」
次に、本発明の実施例を添付図面に基づいて説明する。
第1図は本発明に係るパルス波形弁別装置をnγ弁別装
置に通用した第1実施例を示すブロック図である。なお
、第1図において第6図に示す部分と同一部分には同一
参照符号を付し、その説明は省略する。
置に通用した第1実施例を示すブロック図である。なお
、第1図において第6図に示す部分と同一部分には同一
参照符号を付し、その説明は省略する。
図中、20は従来装置に対して追加接続された第3の微
分手段としての微分増幅器で、これは1つのゼロクロス
を持つ2次微分波形から2つのゼロクロスを持つ3次微
分波形を作成するものである。
分手段としての微分増幅器で、これは1つのゼロクロス
を持つ2次微分波形から2つのゼロクロスを持つ3次微
分波形を作成するものである。
25は比較回路で構成された第1ゼロクロス検出回路で
、微分増幅器4の出力たる3次微分波形における第1回
目のゼロクロス時点を検出するものである。また26も
比較回路で構成された第2ゼロクロス検出回路で、微分
増幅器4の出力たる3次微分波形における第2回目のゼ
ロクロス時点を検出するものである。27はクロック発
生回路,ゲート回路,カウンタ回路から構成されるディ
ジタル型の時間計測回路で、3次微分波形における第1
回目のゼロクロス時点と第2回目のゼロクロス時点との
時間間隔を計測するものである。
、微分増幅器4の出力たる3次微分波形における第1回
目のゼロクロス時点を検出するものである。また26も
比較回路で構成された第2ゼロクロス検出回路で、微分
増幅器4の出力たる3次微分波形における第2回目のゼ
ロクロス時点を検出するものである。27はクロック発
生回路,ゲート回路,カウンタ回路から構成されるディ
ジタル型の時間計測回路で、3次微分波形における第1
回目のゼロクロス時点と第2回目のゼロクロス時点との
時間間隔を計測するものである。
次に、上記装置の動作につき第3図を参照しつつ説明す
る。
る。
検出器としての比例計数管1の検出パルスは第3図(A
)に示すように、入射T線に対しては遅い立ち上り特性
のパルス(破線で図示)を出力し、入射反跳隅子に対し
ては速い立ち上り特性のパルス(実線で図示)を出力す
る。これらのパルス波高値は入射放射線のエネルギーに
依存しているが、第3図では便宜上同一の波高値で示し
てある。この検出パルスが微分増幅器2と積分増幅器3
を通過すると、第3図CB)に示すセミガウシャンの波
形となる。反跳陽子によるパルス波形(実線で図示)の
ピーク時点はγ線によるパルス波形のそれ以前に現れる
。このセミガウシャンのパルスが第2の微分増幅回路4
を通過すると、第3図(C)に示す2次微分波形が生成
される。このパルス波形におけるゼロクロス時点は第3
図(B)に示す波形のピーク時点にほぼ対応する。次に
、この2次微分波形が更に微分増幅器20を通過すると
、第3図(D)に示す3次微分波形が生成される。
)に示すように、入射T線に対しては遅い立ち上り特性
のパルス(破線で図示)を出力し、入射反跳隅子に対し
ては速い立ち上り特性のパルス(実線で図示)を出力す
る。これらのパルス波高値は入射放射線のエネルギーに
依存しているが、第3図では便宜上同一の波高値で示し
てある。この検出パルスが微分増幅器2と積分増幅器3
を通過すると、第3図CB)に示すセミガウシャンの波
形となる。反跳陽子によるパルス波形(実線で図示)の
ピーク時点はγ線によるパルス波形のそれ以前に現れる
。このセミガウシャンのパルスが第2の微分増幅回路4
を通過すると、第3図(C)に示す2次微分波形が生成
される。このパルス波形におけるゼロクロス時点は第3
図(B)に示す波形のピーク時点にほぼ対応する。次に
、この2次微分波形が更に微分増幅器20を通過すると
、第3図(D)に示す3次微分波形が生成される。
この3次微分波形は正負の極値を持ち2つのゼロクロス
点を有する。第1回目のゼロクロス点は第1のゼロクロ
ス検出回路25で検出され、第2回目のゼロクロス点は
第2のゼロクロス検出回路26で検出される。これら検
出回路25. 26の検出パルスに基づいて時間計測回
路7が第1のゼロクロス点と第2のゼロクロス点との時
間を計測する。反跳陽子による3次微分波形のゼロスク
ロ間隔T,はγ線による3次微分波形のゼロクロス間隔
Trより小さい。
点を有する。第1回目のゼロクロス点は第1のゼロクロ
ス検出回路25で検出され、第2回目のゼロクロス点は
第2のゼロクロス検出回路26で検出される。これら検
出回路25. 26の検出パルスに基づいて時間計測回
路7が第1のゼロクロス点と第2のゼロクロス点との時
間を計測する。反跳陽子による3次微分波形のゼロスク
ロ間隔T,はγ線による3次微分波形のゼロクロス間隔
Trより小さい。
この実施例では第1回目のゼロクロスを基準として2回
目のゼロクロスまでの時間を計測するものであるが、ス
タート時点の検出においては1回目のゼロクロス近辺の
信号の傾斜が急なため、正確なタイミングを得ることが
容易である。
目のゼロクロスまでの時間を計測するものであるが、ス
タート時点の検出においては1回目のゼロクロス近辺の
信号の傾斜が急なため、正確なタイミングを得ることが
容易である。
上記ゼロクロス間隔を計測することで、立ち上り時間の
異なる検出パルスを弁別できることを確認するために、
本発明者は第2図に示す実験装置を試作し、第4図に示
すオシロスコープ写真に基づく波形図を得た。検出器と
してはシンチレーション検出器1aを用い、そのシンチ
レーション結晶体としては速い立ち上りの検出パルスを
生成するGSO結晶と遅い立ち上りの検出パルスを生成
するCs I (Tj!)との組合せ体とした。放
射線源としてCs ”’ (660 KeV )を使
用した。またオーバーシュートを防止するpzc (ボ
ール・ゼロ・キャンセル:極とゼロ相殺)回路31と、
雑音を除去するためのシングルチャンネル波高分析器(
SCA)32とが付加されている。このSCA32の下
限設定レベルはシンチレーション計測の場合に普通に適
用される1■とし、この下限設定レベルを超えた波高値
のパルスが発生した場合にのみ、SCA32から時間計
測回路27ヘゲート信号が送出され、そのとき時間計測
回路27が入来パルスのゼロクロス間隔を計測する。
異なる検出パルスを弁別できることを確認するために、
本発明者は第2図に示す実験装置を試作し、第4図に示
すオシロスコープ写真に基づく波形図を得た。検出器と
してはシンチレーション検出器1aを用い、そのシンチ
レーション結晶体としては速い立ち上りの検出パルスを
生成するGSO結晶と遅い立ち上りの検出パルスを生成
するCs I (Tj!)との組合せ体とした。放
射線源としてCs ”’ (660 KeV )を使
用した。またオーバーシュートを防止するpzc (ボ
ール・ゼロ・キャンセル:極とゼロ相殺)回路31と、
雑音を除去するためのシングルチャンネル波高分析器(
SCA)32とが付加されている。このSCA32の下
限設定レベルはシンチレーション計測の場合に普通に適
用される1■とし、この下限設定レベルを超えた波高値
のパルスが発生した場合にのみ、SCA32から時間計
測回路27ヘゲート信号が送出され、そのとき時間計測
回路27が入来パルスのゼロクロス間隔を計測する。
放射線源Cs13’lの入射γ線によって、シンチレー
ション検出器1aの前置増幅器の検出パルスは第4図(
A)の波形を示した。予定通り、シンチレーション結晶
GSOによる早い立ち上り特性を有するパルス(実線で
図示)とシンチレーション結晶Cs I (Tl)に
よる遅い立ち上り特性を有するパルス(破線で図示)が
現れた.なお、第4図中の横軸1目盛りは2μsecで
ある。
ション検出器1aの前置増幅器の検出パルスは第4図(
A)の波形を示した。予定通り、シンチレーション結晶
GSOによる早い立ち上り特性を有するパルス(実線で
図示)とシンチレーション結晶Cs I (Tl)に
よる遅い立ち上り特性を有するパルス(破線で図示)が
現れた.なお、第4図中の横軸1目盛りは2μsecで
ある。
微分増幅器2の出力波形は第4図(B)で、積分増幅器
3の出力波形は第4図(C)であった。
3の出力波形は第4図(C)であった。
PZC回路3lを介在させない場合は第4図(C)の波
形の減衰部にオーバーシュートが出現するが、実験装置
ではPZC回路31の介在によって、オーバーシヱート
が防止され、第4図(C)のセミガウシャンの波形が得
られた。微分増幅器4の出力波形は第4図(D)で、こ
の波形を微分増幅器20を通した波形は第4図(E)で
あった.そして時間計測回路27から得られたGSOに
よるパルスのゼロクロス間隔は約3.lusecで、C
s I (Tl)によるパルスのゼロクロス間隔は
約4.8μsecであった。
形の減衰部にオーバーシュートが出現するが、実験装置
ではPZC回路31の介在によって、オーバーシヱート
が防止され、第4図(C)のセミガウシャンの波形が得
られた。微分増幅器4の出力波形は第4図(D)で、こ
の波形を微分増幅器20を通した波形は第4図(E)で
あった.そして時間計測回路27から得られたGSOに
よるパルスのゼロクロス間隔は約3.lusecで、C
s I (Tl)によるパルスのゼロクロス間隔は
約4.8μsecであった。
微分増幅器20の付加によって、時間計測のスタート時
点の検出がゼロクロス検出であるため、確実な基準をと
ることができ、立ち上り時間の弁別精度がすこぶる向上
した。また微分増幅器20はコンデンサと抵抗だけでも
構成できるので、構成部品の点数も殆ど増加せず、コン
パクトな構成を維持できる。
点の検出がゼロクロス検出であるため、確実な基準をと
ることができ、立ち上り時間の弁別精度がすこぶる向上
した。また微分増幅器20はコンデンサと抵抗だけでも
構成できるので、構成部品の点数も殆ど増加せず、コン
パクトな構成を維持できる。
第5図は本発明に係るパルス波形弁別装置をn−T弁別
装置に適用した第2実施例を示すブロック図である。な
お、第5図において第1図に示す部分と同一部分には同
一参照符号を付し、その説明は省略する。
装置に適用した第2実施例を示すブロック図である。な
お、第5図において第1図に示す部分と同一部分には同
一参照符号を付し、その説明は省略する。
この実施例においても、時間間隔のスタート時点検出と
して3次微分パルスの1回目ゼロクロス時点を検出する
第1ゼロクロス検出回路25が設けられているが、時間
間隔の終点としては微分増幅回路4の出力たる2次微分
パルスのゼロクロス時点が利用されており、この2次微
分パルスのゼロクロス時点を検出する第2ゼロクロス検
出回路37が設けられている。第3図(C)と(D)と
から明らかなように、回路の若干の遅延時間を考慮して
も、3次微分の1回目ゼロクロス時点は2次微分のゼロ
クロス時点により前に現れるため、第1実施例と同様に
、両時点の期間差を計測することにより立ち上り時間の
異なるパルスの弁別が可能である。
して3次微分パルスの1回目ゼロクロス時点を検出する
第1ゼロクロス検出回路25が設けられているが、時間
間隔の終点としては微分増幅回路4の出力たる2次微分
パルスのゼロクロス時点が利用されており、この2次微
分パルスのゼロクロス時点を検出する第2ゼロクロス検
出回路37が設けられている。第3図(C)と(D)と
から明らかなように、回路の若干の遅延時間を考慮して
も、3次微分の1回目ゼロクロス時点は2次微分のゼロ
クロス時点により前に現れるため、第1実施例と同様に
、両時点の期間差を計測することにより立ち上り時間の
異なるパルスの弁別が可能である。
なお、上記実施例は放射線計測におけるn−7弁別装置
であるが、本発明はこれに限らず、立ち上り時間の異な
るパルスの弁別に広く適用できることは言う迄もない。
であるが、本発明はこれに限らず、立ち上り時間の異な
るパルスの弁別に広く適用できることは言う迄もない。
例えばパイルアップの有無を検出するパイルアップ検出
器としても利用することができる。
器としても利用することができる。
〔発明の効果]
以上説明したように、本発明に係るパルス波形弁別装置
は、従来装置に対して2次微分波形を更に微分する第3
の微分手段を設け、2次微分波形のゼロクロス時点より
も前に発生する3次微分波形の1回目ゼロクロス時点を
時間計測のスタート時点として検出する点に特徴を有す
るものであるから、次の効果を奏する。
は、従来装置に対して2次微分波形を更に微分する第3
の微分手段を設け、2次微分波形のゼロクロス時点より
も前に発生する3次微分波形の1回目ゼロクロス時点を
時間計測のスタート時点として検出する点に特徴を有す
るものであるから、次の効果を奏する。
■ 時間計測のスタート時点がゼロクロスであるからダ
イナミックレンジを広くとれるので、スタート時点の検
出タイミングが従来に比して容易且つ正確となり、立ち
上り時間の異なるパルスの弁別精度が向上する。
イナミックレンジを広くとれるので、スタート時点の検
出タイミングが従来に比して容易且つ正確となり、立ち
上り時間の異なるパルスの弁別精度が向上する。
■ 装置構成上、簡易な微分手段を増設するだけで済む
ため、弁別機能が優れているにも拘わらず、従来装置に
比してコンパクト且つ安価な装置を提供できる。
ため、弁別機能が優れているにも拘わらず、従来装置に
比してコンパクト且つ安価な装置を提供できる。
第1図は本発明に係るパルス波形弁別装置をnT弁別装
置に適用した第1実施例を示すブロック図である。 第2図は同実施例の弁別方法をwi認するために作成さ
れた実験装置を示すブロック図である.第3図(A)〜
(D)は同実施例における各回路出力を示す波形図であ
る。 第4図(A)〜(E)は同実験装置における各回路出力
を示す波形図である。 第5図は本発明に係るパルス波形弁別装置をn一T弁別
装置に適用した第2実施例を示すブロック図である。 第6図は従来のn一γ弁別装置の一例を示すブロック図
である。 第7図は従来におけるn−7弁別装置のまた別の例を示
すブロック図である。 第8図(A) 〜(C)は第6図示のn−7弁別装置に
おける各回路出力を示す波形図である。 第9図は第6図示のn−γ弁別装置におけるスタート時
点検出方法を説明する波形図である。 第lθ図(A),(B)は第7図示のn−7弁別装置に
おけるスタート時点検出方法を説明する波形図である。 〔主要符号の説明〕 l・・・比例計数管 la・・・シンチレーション検出器 2,3.20・・・微分増幅器 3・・・積分増幅器 7・・・時間計測回路 25・・・第1ゼロクロス検出器 26. 37・・・第2ゼロクロス検出器gga− 第8図 671ー
置に適用した第1実施例を示すブロック図である。 第2図は同実施例の弁別方法をwi認するために作成さ
れた実験装置を示すブロック図である.第3図(A)〜
(D)は同実施例における各回路出力を示す波形図であ
る。 第4図(A)〜(E)は同実験装置における各回路出力
を示す波形図である。 第5図は本発明に係るパルス波形弁別装置をn一T弁別
装置に適用した第2実施例を示すブロック図である。 第6図は従来のn一γ弁別装置の一例を示すブロック図
である。 第7図は従来におけるn−7弁別装置のまた別の例を示
すブロック図である。 第8図(A) 〜(C)は第6図示のn−7弁別装置に
おける各回路出力を示す波形図である。 第9図は第6図示のn−γ弁別装置におけるスタート時
点検出方法を説明する波形図である。 第lθ図(A),(B)は第7図示のn−7弁別装置に
おけるスタート時点検出方法を説明する波形図である。 〔主要符号の説明〕 l・・・比例計数管 la・・・シンチレーション検出器 2,3.20・・・微分増幅器 3・・・積分増幅器 7・・・時間計測回路 25・・・第1ゼロクロス検出器 26. 37・・・第2ゼロクロス検出器gga− 第8図 671ー
Claims (2)
- (1)入来パルスを微分して低域周波数を遮断すべき第
1の微分手段と、 この出力パルスを積分して高域周波数を遮断すべき積分
手段と、 この出力パルスを微分する第2の微分手段と、この第2
の微分手段から得られた出力パルスを微分して第3次微
分パルスを生成すべき第3の微分手段と、 第3次微分パルスの1回目のゼロクロス時点を検出する
第1のゼロクロス検出手段と、 第3次微分パルスの2回目のゼロクロス時点を検出する
第2のゼロクロス検出手段と、 第1及び第2のゼロクロス検出手段の検出出力に基づい
て両ゼロクロス時点の時間間隔を計測する時間計測手段
と、 を有することを特徴とするパルス波形弁別装置。 - (2)入来パルスを微分して低域周波数を遮断すべき第
1の微分手段と、 この出力パルスを積分して高域周波数を遮断すべき積分
手段と、 この出力パルスを微分する第2の微分手段と、この第2
の微分手段から得られた出力パルスを微分して第3次微
分パルスを生成すべき第3の微分手段と、 第3次微分パルスの1回目のゼロクロス時点を検出する
第1のゼロクロス検出手段と、 第2次微分パルスのゼロクロス時点を検出する第2のゼ
ロクロス検出手段と、 第1及び第2のゼロクロス検出手段の検出出力に基づい
て両ゼロクロス時点の時間間隔を計測する時間計測手段
と、 を有することを特徴とするパルス波形弁別装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1437890A JP2703383B2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | パルス波形弁別装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1437890A JP2703383B2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | パルス波形弁別装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03218489A true JPH03218489A (ja) | 1991-09-26 |
JP2703383B2 JP2703383B2 (ja) | 1998-01-26 |
Family
ID=11859386
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1437890A Expired - Lifetime JP2703383B2 (ja) | 1990-01-24 | 1990-01-24 | パルス波形弁別装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2703383B2 (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011215005A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Hokuyo Automatic Co | 信号処理装置、及び走査式測距装置 |
JP2015184074A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 株式会社東芝 | 信号処理装置、放射線検出装置および信号処理方法 |
JP2016136715A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-28 | 株式会社東芝 | 波形整形フィルタ及び放射線検出装置 |
JP2018124176A (ja) * | 2017-02-01 | 2018-08-09 | 日立造船株式会社 | 放射線検出装置 |
CN111697952A (zh) * | 2020-06-22 | 2020-09-22 | 四川新先达测控技术有限公司 | 一种基于数字pzc系统调节脉冲宽度的方法及系统 |
-
1990
- 1990-01-24 JP JP1437890A patent/JP2703383B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2011215005A (ja) * | 2010-03-31 | 2011-10-27 | Hokuyo Automatic Co | 信号処理装置、及び走査式測距装置 |
JP2015184074A (ja) * | 2014-03-20 | 2015-10-22 | 株式会社東芝 | 信号処理装置、放射線検出装置および信号処理方法 |
US9945962B2 (en) | 2014-03-20 | 2018-04-17 | Kabushiki Kaisha Toshiba | Signal processor and radiation detection device |
JP2016136715A (ja) * | 2015-01-20 | 2016-07-28 | 株式会社東芝 | 波形整形フィルタ及び放射線検出装置 |
JP2018124176A (ja) * | 2017-02-01 | 2018-08-09 | 日立造船株式会社 | 放射線検出装置 |
CN111697952A (zh) * | 2020-06-22 | 2020-09-22 | 四川新先达测控技术有限公司 | 一种基于数字pzc系统调节脉冲宽度的方法及系统 |
CN111697952B (zh) * | 2020-06-22 | 2023-11-10 | 四川新先达测控技术有限公司 | 一种基于数字pzc系统调节脉冲宽度的方法及系统 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP2703383B2 (ja) | 1998-01-26 |
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