JPH03217839A - ロール状感光物の紙巻取芯の製造方法 - Google Patents

ロール状感光物の紙巻取芯の製造方法

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JPH03217839A
JPH03217839A JP1390990A JP1390990A JPH03217839A JP H03217839 A JPH03217839 A JP H03217839A JP 1390990 A JP1390990 A JP 1390990A JP 1390990 A JP1390990 A JP 1390990A JP H03217839 A JPH03217839 A JP H03217839A
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JP
Japan
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paper
core
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water
moisture content
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Pending
Application number
JP1390990A
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English (en)
Inventor
Hiroki Satou
博貴 佐藤
Shigehisa Shimizu
清水 茂久
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は、水溶性接着剤により接着するロール状感光物
の紙巻取芯の製造方法に関する。
(従来の技術) ロール状感光物用の紙巻取芯は、一般に高密度のクラフ
ト紙等の原紙を水溶性接着剤を介してスパイラル状に巻
回したものである。このような紙巻取芯の製造法として
は、ローラ等を利用した塗布装置により原紙上に水溶性
接着剤を塗布した後に原紙を巻回して製筒する方法が知
られている。
また特公昭58−48342号公報、特開昭63−17
778号公報に示すように原紙の片面あるいは両面に合
成樹脂層を形成した複合紙を用い、この複合紙を構成す
る合成樹脂層が溶融もしくは軟化状態になるように加熱
しながら原紙を多層に巻回する方法かある。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、前述したような水溶性接着剤を塗布した
後、原紙を巻回して製筒する方法においては、製筒直後
の含水率が高いため、製筒された紙巻取芯を数日間自然
乾燥する必要があり、またそのためのストックスペース
を必要とする点でも加工工程上好ましくない。
また、製筒時に合成樹脂層を溶融せしめて接着する方法
においては、溶融時の加熱温度が100〜200℃と高
いため、耐熱温度の低い感光物を直ちに巻回することは
不可能で、常温では約2時間程度の冷却時間が必要とな
り、そのためのストック装置を設けるか、特別な冷却装
置が必要となる。
本発明は前述したような課題に鑑み、原紙を巻回し製筒
した直後の冷却工程や含水率の調整のための乾燥工程を
不要とし、製筒直後に即使用が可能であるロール状感光
物の紙巻取芯の製造方法を提供することを目的とするも
のである。
(課題を解決するための手段) 本発明のロール状感光物の紙巻取芯の製造方法は、巻取
芯川原紙へ水溶性接着剤を塗布した後巻回して製筒し、
ロール状感光物の紙巻取芯を製造するロール状感光物の
紙巻取芯の製造方法において、前記原紙への前記接着剤
塗布前に、前記原紙の含水率を紙巻取芯の適切な含水率
より低い含水率とするよう、前記原紙に脱水分率処理を
施すことを特徴とするものである。
なお、このような脱水分率処理は原紙を加熱することに
より行うのか一般的であるが、加熱された原紙は次工程
において塗布される水溶性接着剤により冷却することが
好ましい。
(作  用) 本発明は前述したような方法で水溶性接着剤の塗布によ
り原紙の含水率が増加する分を見込んで塗布前の原紙の
含水率を下げているので、水溶性接着剤の塗布により、
必要以上に原紙の含水率が高くなることが防止できる。
(実 施 例) 以下、図面を用いて本発明のロール状感光物の紙巻取芯
の製造方法の一実施例を説明する。第1図に示す本発明
の紙巻取芯1の製造方法は、水溶性接着剤塗布装置3に
よる原紙2への接着剤塗布工程の直前において、ヒータ
等の脱水分率装置4により原紙2の加熱を行う。これに
より原紙2の含水率を低くし、次工程で水溶性接着剤を
塗布することにより、原紙2の含水率を高め、さらに加
熱された原紙2を水溶性接着剤により冷却する。
さらに巻回製筒工程で必要に応じて補助低温ヒータ5に
より加熱して巻回された紙巻取芯1の含水率の調整を行
うものである。
すなわち、原紙送出部6から原紙の原反2aが矢印A方
向へ巻き戻され、裁断部7で所定幅(矢印I)にこの原
反2aが裁断されて、任意の枚数、例えばIO本の原紙
2が形成される。この裁断工程の後、さらに矢印八方向
へ巻き戻された原紙2は、水溶性接着剤塗布工程9の直
前に設けられた脱水分率工程8において、脱水分率装置
(ヒータ)4により加熱される。この脱水分率装置4は
原紙2の含水率を下げる機能を有するもので、方式の限
定はしないが例えば赤外線ヒータやロールヒー夕か適し
ている。また、この脱水分率工程8に脱水分率ゾーンを
設け、ゾーン内を通過する原紙2に乾燥(熱)風を吹き
つける事により、原紙の含水率を下げる機能を持たせて
も良い。すなわち、原紙2は、次工程の水溶性接着剤塗
布工程9における含水率の増加を見込んで、紙巻取芯1
が感光物を巻回するのに適する含水率より低い含水率と
なるようヒータ等により加熱され、脱水分率処理が施さ
れる。このようにして低水分率となった原紙2は水溶性
接着剤塗布装置3によって、最下方の原紙2b以外の9
枚の原紙2に均一に水溶性接着剤が塗布される。この際
、原紙2は、水溶性接着剤が塗布されると同時に、水分
率が増加せしめられ、さらに、脱水分率処理において加
えられた熱か冷却される。これらの10本の原紙2はさ
らに矢印八方向へ巻き戻され、製筒部10においてベル
ト12によりマンドレルl1に巻回される。すなわちマ
ンドレル1lに原紙2を斜めに巻きつけ製筒用ベルト1
2を矢印B方向に回転(駆動)させながら原紙2を前進
させる事により、10本の原紙2をスバイラル状に重ね
合わせながらマンドレル1lに巻回し原紙裏面に塗布し
た接着剤により原紙2同志を接着し、巻取芯1を製造す
る。
また、このようにして原紙2が巻回されて製筒された紙
巻取芯1は、マンドレル11と直接当接する最下方の原
紙2には裏面に接着剤の塗布を行っていないため、マン
ドレル11と原紙2bとは接着されていない。したかっ
てマンドレル11から紙巻取芯を簡単に抜き取ることが
できる。
なお、この製筒部10の紙巻取芯排出側には第2図に示
すように、必要により赤外線ヒータやスチルヒー夕等か
らなり、製筒部10を囲む半円弧状をなし、矢印D方向
に上下動可能な補助低温ヒータ5を設けることが好まし
い。すなわち、紙巻取芯1の原紙2の脱水分率の効果が
不安定な場合、必要に応じて、巻回直後に60℃程度の
補助低温ヒータにより矢印B方向に回転するマンドレル
11の巻回済部分の紙巻取芯1を加熱することにより、
紙巻取芯1の含水率を安定させ、含水率のバラツキの減
少を図ることができる。
このような方法で紙巻取芯を作成することにより水溶性
接着剤塗布直前の原紙2の含水率を適切な含水率(6〜
10%)とし、さらに、製筒直後に適切な含水率(8〜
129fi)の紙巻取芯1を得ることかできる。
矛 1 表 すなわち、第1表に示すように12%の含水率の原紙に
接着剤塗布前に脱水分率装置による脱水分率処理を施さ
ずに水溶性接着剤を塗布した場合は、製筒後の原紙の含
水率か14%となり、感光物の巻回を行うには乾燥工程
が必要となる。また、脱水分率装置により水溶性接着剤
塗布前の含水率を4%とした原紙は、水溶性接着剤塗布
後の製筒時の含水率か6%と低くなり、原紙の接着か不
充分となり易く好ましくない。したがって、脱水分率装
置により水溶性接着剤塗布前の含水率を6〜ID%とし
、この原紙に水溶性接着剤を塗布し製筒してなる紙巻取
芯は、含水率が8〜12%となり乾燥工程を必要とせず
に感光物の巻回を行うことができる。
なお、この脱水分率装置4は効率を良くするため上下2
ケ所に配設し原紙の両面側を加熱してもよい。また、製
筒機の一時停止時等に必要以上に原紙の含水率を下げる
ことのないように、脱水分率装置を原紙から離すための
移動装置を設けることが望ましい。
(発明の効果) 本発明のロール状感光物の紙巻取芯の製造方法は、前記
原紙への前記接着剤塗布前に、前記原紙の含水率を紙巻
取芯の適切な含水率より低い含水率とするよう前記原紙
に脱水分率処理を施すため、水溶性接着剤の塗布におい
て含水率が増加されても、原紙の適切な含水率より高く
なることがない。
このため、この原紙を用いて製筒した後、乾燥等の工程
を必要とせず、即感先物をこれに巻回することができる
。また前記脱水分率処理により原紙か加熱されても水溶
性接着剤の塗布時、水溶性接着剤により、原紙を冷却す
ることも可能で、乾燥のみならず、冷却工程も必要とせ
ず合理的な工程で紙巻取芯を製造することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の工程を説明する側面図、 第2図は前記実施例の1部の平面略図である。 1・・・紙巻取芯       2・・・原紙8・・・
脱水分率処理(工程) 9・・・水溶性接着剤塗布(工程)

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1)巻取芯用原紙へ水溶性接着剤を塗布した後巻回して
    製筒し、ロール状感光物の紙巻取芯を製造するロール状
    感光物の紙巻取芯の製造方法において、前記原紙への前
    記接着剤塗布前に、前記原紙の含水率を紙巻取芯の適切
    な含水率より低い含水率とするよう、前記原紙に脱水分
    率処理を施すことを特徴とするロール状感光物の紙巻取
    芯の製造方法。 2)前記脱水分率処理後の原紙を、水溶性接着剤塗布時
    に、水溶性接着剤により冷却することを特徴とする請求
    項1記載の紙巻取芯の製造方法。
JP1390990A 1990-01-24 1990-01-24 ロール状感光物の紙巻取芯の製造方法 Pending JPH03217839A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP0699518A3 (en) * 1994-08-29 1996-11-13 Fuji Photo Film Co Ltd Method and device for manufacturing paper tubes
US6159564A (en) * 1996-03-11 2000-12-12 Andritz-Ahlstrom Oy Core and a method of manufacturing such
EP1391297A2 (en) * 2002-08-22 2004-02-25 Fuji Photo Film Co., Ltd. Coating film layer moisture adjusting device and planographic printing plate producing method

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