JPH03217489A - 遠心分離機のタールとスラッジの分離法 - Google Patents
遠心分離機のタールとスラッジの分離法Info
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- JPH03217489A JPH03217489A JP1073190A JP1073190A JPH03217489A JP H03217489 A JPH03217489 A JP H03217489A JP 1073190 A JP1073190 A JP 1073190A JP 1073190 A JP1073190 A JP 1073190A JP H03217489 A JPH03217489 A JP H03217489A
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Landscapes
- Working-Up Tar And Pitch (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
〔産業上の利用分野〕
本発明は石炭等の乾留により得られた粗タールを遠心し
てスラッジを分離する方法に関するものである。
てスラッジを分離する方法に関するものである。
石炭を乾留すると種々の副産物が得られるが、そのひと
つにタールがある。コークス炉から発生するガスにます
安水(ガス液)を散布して中和及び冷却を行なうとター
ルが液化してくる。このタールと安水の混合物をタール
デカンターで沈降分離するなどしてそこから粗タールを
分離しているが、この粗タールはスラッジを含んでいる
。そこで、この粗タールはさらに遠心分離機にかけてス
ラッジ分を除去し製品タールとしている。従来、上記粗
タールは特に前処理を行なうことなく、そのまま遠心分
離されていた。
つにタールがある。コークス炉から発生するガスにます
安水(ガス液)を散布して中和及び冷却を行なうとター
ルが液化してくる。このタールと安水の混合物をタール
デカンターで沈降分離するなどしてそこから粗タールを
分離しているが、この粗タールはスラッジを含んでいる
。そこで、この粗タールはさらに遠心分離機にかけてス
ラッジ分を除去し製品タールとしている。従来、上記粗
タールは特に前処理を行なうことなく、そのまま遠心分
離されていた。
上記で得られた製品タールには微粒のスラッジが残って
おり、このスラッジに水分が入り込んで製品タールの品
質を下げていた。
おり、このスラッジに水分が入り込んで製品タールの品
質を下げていた。
本発明の目的は、上記スラッジの分離率を高めて製品タ
ールの品質を向上させることにある。
ールの品質を向上させることにある。
本発明は上記の目的を達成するべくなされたものであり
、コークス炉から発生したガスを冷却し、得られたター
ルとガス液の混合物からガス液を分離して粗タールを得
、粗タールを遠心分離してそこに含まれているスラッジ
を分離する方法において、遠心分離機に加熱機構を設け
て遠心分離機内の粗タールが粘度4. 4 cp以下に
なるように加熱することを特徴とするタールとスラソジ
の分離方法に関するものである。
、コークス炉から発生したガスを冷却し、得られたター
ルとガス液の混合物からガス液を分離して粗タールを得
、粗タールを遠心分離してそこに含まれているスラッジ
を分離する方法において、遠心分離機に加熱機構を設け
て遠心分離機内の粗タールが粘度4. 4 cp以下に
なるように加熱することを特徴とするタールとスラソジ
の分離方法に関するものである。
遠心分離機には円筒型、分離板型、デカンター型等、種
々のものがあるが、そのいずれも使用することができる
。加熱機構は少なくともioo’c程度まで、好ましく
は200゜C程度まで加熱できるものでよく、ローター
、ハウジングのいずれの側から加熱するものであっても
よい。加熱手段も問わないが、水蒸気、熱風、電気等を
利用できる。遠心分離機に加熱機構が付設されていれば
それを利用することもできる。
々のものがあるが、そのいずれも使用することができる
。加熱機構は少なくともioo’c程度まで、好ましく
は200゜C程度まで加熱できるものでよく、ローター
、ハウジングのいずれの側から加熱するものであっても
よい。加熱手段も問わないが、水蒸気、熱風、電気等を
利用できる。遠心分離機に加熱機構が付設されていれば
それを利用することもできる。
加熱の程度は遠心分離機内の粗タールの粘度が4. 4
cp以下になればよく、これは通常、粗タールを10
0゜C前後に加熱することによって達成できる。
cp以下になればよく、これは通常、粗タールを10
0゜C前後に加熱することによって達成できる。
この状態は遠心分離機から流出直後のタールの粘度を測
定することに推定すればよい。
定することに推定すればよい。
〔作用]
粗タールを加熱して粘度を低下させることによってその
なかに含まれているスラッジの移動性を良好にし、除去
率を高めている。
なかに含まれているスラッジの移動性を良好にし、除去
率を高めている。
コークス炉から発生したガスの分離精製装置において、
タールデカンターから流出している粗タールは水分30
%を含んでおり、温度は70゜Cであった。粗タールに
含まれているスラッジの粒度分布を測定した結果を表1
に示す。また、この粗タールの粘度と温度の関係を測定
したところ100゜Cで4.4cpまで低下した。
タールデカンターから流出している粗タールは水分30
%を含んでおり、温度は70゜Cであった。粗タールに
含まれているスラッジの粒度分布を測定した結果を表1
に示す。また、この粗タールの粘度と温度の関係を測定
したところ100゜Cで4.4cpまで低下した。
第1図に示すような水平型のデカンター型遠心分離機の
ローター1の内部にスチーム室2を設けた。この遠心分
離機においては粗タールは粗タール人口3からローター
1に入り、その中心部の通路4を通って遠心分離機の中
央部付近でローター1の外に出る。そこで比重差により
スラノジは図面の左方に移動してスラッジ出口5から外
部に排出される。一方、タールは図面右方に押されてタ
ール出口6から排出される。スチーム室2は前記の粗タ
ール通路を取巻いて設けられており、スチ一ムは上部の
スチーム人口7から入り、スチーム出口8から出る。
ローター1の内部にスチーム室2を設けた。この遠心分
離機においては粗タールは粗タール人口3からローター
1に入り、その中心部の通路4を通って遠心分離機の中
央部付近でローター1の外に出る。そこで比重差により
スラノジは図面の左方に移動してスラッジ出口5から外
部に排出される。一方、タールは図面右方に押されてタ
ール出口6から排出される。スチーム室2は前記の粗タ
ール通路を取巻いて設けられており、スチ一ムは上部の
スチーム人口7から入り、スチーム出口8から出る。
このような遠心分離機を用い、スチームを入口温度10
0゜C、出口温度95゜Cで供給しながら前記の粗ター
ルを遠心分離した。出口における精製タールの温度は9
0゜Cであった。得られた精製タールの水分を測定した
ところ0. 9%であった。このタールに含まれている
スラッジの粒度分布を測定した結果を表1に示す。
0゜C、出口温度95゜Cで供給しながら前記の粗ター
ルを遠心分離した。出口における精製タールの温度は9
0゜Cであった。得られた精製タールの水分を測定した
ところ0. 9%であった。このタールに含まれている
スラッジの粒度分布を測定した結果を表1に示す。
表1
14メッシュ才ン
24メッシュ才ン
42メフシュ才ン
60メッシュ才ン
80メッシュオン
100メッシュ才ン
0.0125
0.0529
0.3545
0.4293
0.4520
0.4132
0.00775
0.02B9
0.0460
0.0558
0.0727
0.0320
このようにして加熱装置を使用した場合としなかった場
合について精製タールの水分を毎日測定した結果を第2
図に示す。加熱装置を使用した場合は同図に丸印で示す
ように1%前後であった。
合について精製タールの水分を毎日測定した結果を第2
図に示す。加熱装置を使用した場合は同図に丸印で示す
ように1%前後であった。
一方、同じ粗タールをスチーム加熱を行なわずに遠心分
離して得られた精製タールの水分を測定した結果を同図
に×印で示す。図からわかるように加熱装置を使用しな
かった場合のタールの水分は1.5%前後であった。従
って、本発明の方法により、タール水分の約!八をさら
に除去して水分量1%以下を達成することができた。
離して得られた精製タールの水分を測定した結果を同図
に×印で示す。図からわかるように加熱装置を使用しな
かった場合のタールの水分は1.5%前後であった。従
って、本発明の方法により、タール水分の約!八をさら
に除去して水分量1%以下を達成することができた。
〔発明の効果]
本発明の方法によりタール製品中のスラッジ分の除去率
を高めてタール中の水分を約2八に減少させることがで
きた。
を高めてタール中の水分を約2八に減少させることがで
きた。
第1図は本発明の実施例で使用された遠心分離機の構造
の概要を示す断面図であり、第2図は本発明の方法を通
用した場合と適用しなかった場合のタール水分の変化を
比較して示したグラフである。
の概要を示す断面図であり、第2図は本発明の方法を通
用した場合と適用しなかった場合のタール水分の変化を
比較して示したグラフである。
Claims (1)
- コークス炉から発生したガスを冷却し、得られたタール
とガス液の混合物からガス液を分離して粗タールを得、
粗タールを遠心分離してそこに含まれているスラッジを
分離する方法において、遠心分離機に加熱機構を設けて
遠心分離機内の粗タールが粘度4.4cp以下になるよ
うに加熱することを特徴とするタールとスラッジの分離
方法
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1073190A JPH03217489A (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 遠心分離機のタールとスラッジの分離法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1073190A JPH03217489A (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 遠心分離機のタールとスラッジの分離法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03217489A true JPH03217489A (ja) | 1991-09-25 |
Family
ID=11758439
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1073190A Pending JPH03217489A (ja) | 1990-01-22 | 1990-01-22 | 遠心分離機のタールとスラッジの分離法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH03217489A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013516528A (ja) * | 2010-01-06 | 2013-05-13 | ティッセンクルップ ウーデ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 固形物を含有した液状の圧送可能なタール懸濁液を、内部に含有された分離された固形物を搬送する必要なく分離するための装置および方法 |
-
1990
- 1990-01-22 JP JP1073190A patent/JPH03217489A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013516528A (ja) * | 2010-01-06 | 2013-05-13 | ティッセンクルップ ウーデ ゲゼルシャフト ミット ベシュレンクテル ハフツング | 固形物を含有した液状の圧送可能なタール懸濁液を、内部に含有された分離された固形物を搬送する必要なく分離するための装置および方法 |
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