JPH03212181A - 誘導電動機の拘束方法およびこの方法を採用した空気調和装置 - Google Patents

誘導電動機の拘束方法およびこの方法を採用した空気調和装置

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JPH03212181A
JPH03212181A JP2006934A JP693490A JPH03212181A JP H03212181 A JPH03212181 A JP H03212181A JP 2006934 A JP2006934 A JP 2006934A JP 693490 A JP693490 A JP 693490A JP H03212181 A JPH03212181 A JP H03212181A
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voltage
outdoor fan
rotor
outdoor
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Hidetoshi Kanazawa
金沢 秀俊
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) この発明は、誘導電動機の拘束方法およびこの方法を採
用した空気調和装置に関するものである。
(従来の技術) ヒートポンプ式空気調和装置の室外ファンを駆動する電
動機として、例えば、第8図に示すようにコンデンサ誘
導電動機と呼ばれる単相誘導電動機1が用いられる。こ
の単相誘導電動機1は主巻線2、補助巻線3を有してい
る。このうち、主巻線2の一端は電源スィッチ6を介し
て交流電源7の一端に接続され、主巻線2の他端は交流
電源7の他端に直接接続されている。また、補助巻線3
の一端は進相用のコンデンサ5を介して主巻線2の一端
に接続され、この補助巻線3の他端は交流電源7の他端
に直接接続されている。そして、この単相誘導電動機1
のロータ4には図示省略の室外ファンか結合されている
かかる構成により、電源スィッチ6を閉成すれば、主巻
線2に流れた電流によって発生する磁束に対して、補助
巻線3に流れた電流によって発生する磁束の位相かほぼ
90度進み、これによって、決められた方向の回転磁界
が得られると共に、室外ファンを所定の方向に回転させ
ることができる。
(発明か解決しようとする課題) 一般に空気調和装置の室外機はその性質上、風の吹込み
易い場所に設置されることが多い。従って、熱交換促進
動作の不要時に第8図に示す電源スィッチ6を開放した
状態で室外ファンに風か当たれば、ロータ4は自由に回
転すると共に、この室外ファンを通り抜けた風による放
熱によって冷凍サイクルが不安定になる他、台風等によ
り室外ファンが高速回転せしめられ、室外ファン自体か
損壊することがあった。
本来、ロータを容易に拘束することができるならば、か
かる室外ファンの損壊を未然に防止することができる。
しかし、ロータの回転の拘束には、軸を固定するという
ような機械的方法しかなく、この方法は構造か複雑化す
ると共に、コスト高が避けられず、そのため空気調和装
置には適用し難かった。
かくして、従来は誘導電動機を容易に拘束することがで
きず、またそのため、空気調和装置の室外ファンを停止
させるべきときに、風が室外ファンを回転させながら熱
交換を促進させて冷凍サイクルの安定を乱すと共に、風
によって室外ファンが損壊するという問題点があった。
この発明は上記の問題点を解決するためになさ゛れたも
ので、実用的な誘導電動機のロータ拘束方法、および、
風による冷凍サイクルの不安定化、室外ファンの損壊を
未然に防止することのできる空気調和装置を得ることを
目的とする。
〔発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、第1の発明は、誘導電動機
の固定子巻線に直流電圧を印加してロータの回転を拘束
することを特徴とするものである。
また、第2の発明は、前記直流電圧として交流を整流し
て得られる脈動電圧を用いたことを特徴としている。
さらにまた、第3の発明は、誘導電動機で駆動される室
外ファンによって室外熱交換器の熱交換を促進し、冷房
運転中に一時的に前記室外ファンによる熱交換促進動作
を停止させる空気調和装置において、冷凍サイクルを形
成する圧縮機の吐出側の圧力が所定値以下であることを
検出する圧力検出手段と、熱交換促進動作の停止中に前
記圧力検出手段が圧力低下を検出したとき、前記誘導電
動機の固定子巻線に直流電圧を印加してロータの回転を
拘束するロータ拘束手段とを備えた構成としている。
(作 用) この第1の発明においては、固定子巻線に直流電圧を印
加して固定子を電磁石としてロータを拘束させるため、
直流電源と電源スィッチがあればよく、実用的価値は極
めて大きい。
また、第2の発明においては、交流を整流して得られる
脈流を用いているため、例えば、制御整流素子を用いて
誘導電動機を制御する場合にはその制御方法を変更する
だけで済む。
さらに、第3の発明においては、冷凍サイクルを形成す
る圧縮機の吐出側の圧力が所定値以下になって冷凍サイ
クルが不安定になりやすいときに、誘導電動機の固定子
巻線に直流電圧を印加してロータの回転を拘束するよう
にしたので、風による冷凍サイクルの不安定化、室外フ
ァンの損壊を未然に防止することができる。
(実施例) 第1図はこの発明の一実施例を示す回路図である。図中
、第8図と同一の符号を付したものはそれぞれ同一の要
素を示している。そして交流電源7に代えて可変電圧形
の直流電源8を接続した点が第8図と異っている。これ
は、単相誘導電動機1のロータを拘束するとき、電源ス
ィッチ6を閉成して主巻線2に電圧調整された直流電圧
を印加し、この主巻線2から発生する適当な強さの磁束
によってロータ4を拘束しようとするものである。
この場合、ロータ4は完全拘束されるわけではなく、制
動をかけながら停止させた上での拘束となるため、緩く
回転しているロータでもこれを円滑に拘束することがで
きる。
第2図はこの拘束方法を実施する他の実施例で、特に、
第8図中の電源スィッチ6の代わりに室外ファンを速度
制御するためのトライアック9をそのまま使用している
。また、補助巻線3に電流が流れることを阻止するため
、圧縮機の吐出側圧力か所定値低下になったことを検出
する圧力検出リレー40の常閉接点40bを補助巻線3
に直列接続したものである。ここで、トライアック9は
、第3図(a)に示すように、商用電源電圧のゼロクロ
ス点からそれぞれαだけ点弧角を遅らせた電圧V1を主
巻線2と、補助巻線3およびコンデンサ5の直列接続回
路とに供給してロータ4を回転させると共に、回転速度
を制御している。このように、第8図中の電源スィッチ
6に代えて可変速用のトライアック9を備えておれば、
トライアック9のゲートを制御することによって容易に
脈動電圧が得られ、これによってもロータ4を拘束する
ことができる。すなわち、第2図(b)に示すように、
交流波形を整流すると同時に、整流された半波について
αだけ点弧角を遅らせることによって所望の制動を加え
ながらロータ4を拘束することができる。なお、第3図
(b)に示した電圧■1の基本波成分が補助巻線3に流
れると、ロータ4か低速回転することがある。これを防
ぐために、圧力検出リレー40の接点40bにより補助
巻線3の回路電流を遮断している。ところで、この第3
図(b)に示したような、交流波形の半波を位相制御し
て得られた電圧V1によってロータを拘束制御する代わ
りに、第3図(c)に示す如く、時刻10から時刻t1
まで正の半波を供給し、時刻t から時刻t2まで負の
半波を供給する動作を繰り返すことにより、実質的に直
流もしくは脈流と見做すことのできる電圧によってもロ
ータ4を拘束することができる。
かくして、これらの実施例によれば、誘導電動機の一つ
の巻線に直流電圧を印加する手法を採るため、構成を複
雑にすることなく容易にロータを拘束することができる
。また、一定の制動を加えた上での拘束制御が可能であ
るため、緩く回転しでいるロータでもこれを円滑に拘束
することかできる。
なお、上記各実施例はコンデンサ単相誘導電動機の主巻
線2に直流電圧を印加したが、この代わりに補助巻線3
に直流電圧を印加してもこれと同様のロータ拘束制御が
できることは明らかであり、必要によっては主巻線2お
よび補助巻線3の両方に直流電圧を印加して拘束力を高
めることも勿論可能である。
なおまた、上記実施例ではコンデンサ単相誘導電動機に
ついて説明したが、固定子巻線に直流電圧を印加してロ
ータを拘束する方法はこれ以外の殆どの誘導電動機に適
用することができる。
第4図は上述した誘導電動機の拘束方法を採用した空気
調和装置の概略構成図である。これはマルチエアコンと
称されるもので、1台の室外機10に、冷媒を分配する
ヘッダー18および冷媒の量、圧力を制御するマルチコ
ントローラ20を介して、複数台の室内ユニット30が
接続されている。このうち、室外機10は圧縮機11、
四方弁12、室外熱交換器13、室外ファン14および
アキュムレータ15を含んでなり、冷房時には圧縮機1
1で圧縮された冷媒が四方弁12を通って室外熱交換器
13に供給されてここで凝縮され、室内ユニット30で
気化された後、四方弁12を通ってアキュムレータ15
で気液分離されて圧縮機11に戻る。これとは反対に暖
房時には圧縮機11で圧縮された冷媒は四方弁12を通
って室内ユニット30に供給されてここで凝縮され、さ
らに、室外熱交換器13で気化された後、四方弁12を
通ってアキュムレータ15で気液分離されて圧縮機11
に戻る。
ここで、室外ファン14は室外熱交換器13の熱交換動
作を促進するものである。この室外熱交換器13は、圧
縮機11を制御するインバータ17と併せて制御装置]
00によって制御される。
この制御装置100には、室内温度を検出する温度セン
サ、室内熱交換器の温度を検出する温度センサ、室内温
度を設定する温度設定器等から出力される各種の温度信
号が取り込まれる他、圧縮機11の吐出側の圧力を検出
する圧力検出器16の出力信号も取り込まれている。
また、制御装置100はマイクロコンピュータを含んで
なり、各種温度信号に基づいてインバータ17を制御す
ることにより、空気調和負荷に比例するように圧縮機1
1の速度を制御する。なお、この圧縮機11の能力制御
については各種提案されて公知であるのでその説明を省
略し、中間期冷房運転時における室外ファン14の制御
について説明する。
外気温度が寒暖のほぼ中間にある、いわゆる、中間期に
冷房運転すると室外熱交換器13の放熱効果が高まって
圧縮機11の吐出側の圧力が低下する。この圧力は室外
ファン14の速度を調整することによって一定の範囲に
保つことかでき、場合によっては停止させる。しかし、
室外ファン14の電源を遮断して室外ファンを停止させ
ても風が吹くと、この風がファンを回転させると共に、
室外熱交換器に当たって室外熱交換器13の放熱を促進
させ、冷媒圧力を低下させて冷凍サイクル系統の安定化
を乱したり、風が強い場合にはファンを損壊させたりす
る。
そこで、第4図に示した実施例においては、圧力検出器
16の出力を制御装置100に取り込み、圧縮機11の
吐出側の圧力が所定値以下になったことを低圧検知手段
101で検知する。また、冷房運転中に圧縮機11の吐
出側の圧力が所定値以下になったとき、室外ファン拘束
手段102がコンデンサ単相誘導電動機を有する室外フ
ァン14の主巻線に上述した第3図(b)または(C)
に示した電圧を印加して室外ファン14を拘束する。
このようにして、室外ファン14の回転を拘束すれば、
この室外ファン14を通る風が遮断され、室外熱交換器
13の熱交換促進動作が抑制される。
また、強風による室外ファン14の損壊も免れる。
第5図はこれらの制御に対応するマイクロコンピュータ
の処理手順を示すフローチャートである。
この場合、最初に冷房運転モードか否かを判定しくステ
ップ111)、冷房運転モードであったとすれば、圧縮
機11の吐出側の圧力P が設定値Plより小さいかど
うかを判定する(ステップ112)。そして、圧力P 
が設定値P1より小さいときに限り室外ファン14を拘
束する(ステップ113)。
かくして、この実施例によれば、中間期冷房運転中、室
外熱交換器による熱交換抑制中に、室外ファン14を電
気的に拘束するため、風による冷凍サイクルの不安定化
、室外ファンの損壊を未然に防止することができる。
第6図は本発明の他の実施例の概略構成図で、特に、各
室内ユニットの個別の要求に応じて同時に冷房運転と暖
房運転かできる空気調和装置を例示したものである。
これはインバータ17で能力制御される圧縮機11の吐
出側か、三方弁21Aを介して室外熱交換器13Aの一
端に接続されると共に、二方弁21Bを介して、室外補
助熱交換器13Bの一端に接続されている。室外熱交換
器13Aの他端は、冷媒受入用の逆止弁2’2A、暖房
用膨脹弁23、および電磁弁24を介して、リキッドタ
ンク27の一端に接続されている。また、この室外熱交
換器13Aの他端は冷媒送出用の逆止弁22B1電子流
量制御弁25、および、逆止弁26を介して同じくリキ
ッドタンク27の一端に接続されている。このリキッド
タンク27の他端は接続管31によりマルチコントロー
ラ20に接続されている。
マルチコントローラ20にはこの他に、接続管32によ
り圧縮機11の吐出側に、接続管33によりアキュムレ
ータ15の入側にそれぞれ接続されている。また、室外
熱交換器13Aの一端は二方弁28および逆止弁29を
介して、アキュムレ−タ15の入側に接続されている。
なお、室外補助熱交換器13Bの他端は前述した逆止弁
22Bと電子流量制御弁25との間に接続されている。
方、制御装置100は前述の低圧検知手段101、室外
ファン拘束手段102の他に補助熱交駆動手段103を
備えている。
かかる構成により、暖房運転中は二方弁21Aに方弁2
1B、電子流量制御弁25は閉じられ、暖房用膨張弁2
3、電磁弁24、二方弁28は開かれる。従って、冷媒
は、破線矢印で示すように、圧縮機11−マルチコント
ローラ2〇−室内ユニット−マルチコントローラ20−
リキッドタンク27−電磁弁24−暖房用膨張弁23−
逆上弁22A−室外熱交換器13A→二方弁28−逆止
弁29−アキュムレータ15−圧縮機11の経路で循環
する。一方、冷房運転中は二方弁21B、暖房用膨張弁
23、電磁弁24、二方弁28は閉じられ、電子流量制
御弁25が開かれる。従って、冷媒は、実線の矢印で示
したように、圧縮機11−二方弁21A−室外熱交換器
13A−逆止弁22B−電子流量制御弁25−逆止弁2
6−リキッドタンク2フ→マルチコントローラ20−室
内ユニット−マルチコントローラ20→アキユムレータ
15−圧縮機11の経路で循環する。
ここで、複数の室内ユニットのうち、とれか一つが暖房
運転され、残りが冷房運転されたとすれば、室外機10
は冷房運転モードとなり、実線の矢印で示した経路で冷
媒は循環する。この場合の暖房能力は次の制御によって
確保される。
室外ファン14は圧力検出器16の検出値が所定値以下
にならないように速度制御される。
しかし、外気温度が低下すると、室外ファン14を停止
しても、風等で室外ファン14が回転すれば室外熱交換
器13Aでの排熱が大きくなる。
そこでこの実施例では低圧検知手段101が、高圧側圧
力が所定値以下になったことを検知し、上述した方法に
より室外ファン拘束手段102か室外ファン14の回転
を拘束する。また、補助熱交駆動手段103は二方弁2
1Aを閉じると共に、二方弁21Bを開く。二方弁21
A、21Bの開閉を切替えると、圧縮機11から吐出さ
れた冷媒は、室外補助熱交換器13Bに入り、ここで放
熱した後、電子流量制御弁25、逆止弁26、リキッド
タンク27を経てマルチコントローラ20に流れる。
このとき、補助熱交換器13Bの容量は室外熱交換器1
3より小さいため高圧が上昇して凝縮温度が高くなり、
室内の暖房能力の低下を防ぐことができる。
このようにして高圧が上昇して、低圧検出値よりもディ
ファレンシャルを大きくとった所定値を超えると、室外
熱交換器13Aを使用するパターンに戻る。
第7図はこれらの制御に対応するマイクロコンピュータ
の処理手順を示すフローチャートである。
この場合、最初に冷房運転モードか否かを判定しくステ
ップ121)、冷房運転モードであったとすれば、圧縮
機11の吐出側の圧力P が設定値Plより小さいかど
うかを判定する(ステップ122)。そして、圧力P 
が設定値P1より小さいときに限り室外ファン14を拘
束しくステップ123)、続いて、二方弁21Bおよび
三方弁21Bの開閉を切替えることにより室外補助熱交
換器13Bを動作させる(ステップ124)。
かくして、この実施例によれば、中間期冷房運転中に、
風の影響を受けないシステムを構築できると共に、空気
調和装置の低外気冷房運転範囲を拡大できるという効果
がある。
ところで、コンデンサ単相誘導電動機1で室外ファンを
速度制御する一般的な回路は第9図に示すように、交流
電源7に対して電源スィッチ6およびトライアック9を
介在させることが多い。
ここで、室外ファンを駆動中もしくは風によって回転中
の回転数を知りたい場合がある。この回転数の検出は、
原理的には、電源回路を開放した時点の残留磁気により
補助巻線3に発生する電圧により換算できるとされるが
、この電圧は極めて不安定でしかも値が小さいため実用
的ではなかった。
かかる要求は、第10図に示すように、電源回路に切替
えスイッチ41を、コンデンサ5と直列にスイッチ42
をそれぞれ挿入し、例えば、第11図のフローチャート
に示す処理手順にてその回転数を知ることかできる。
すなわち、電源スィッチ6を開放して単相誘導電動機1
への通電を遮断して室外ファンを停止させ(ステップ1
21)、次いで、室外ファンの回転数検出指令を与える
(ステップ122)。そして、この回転指令に応動して
電源スィッチ6を閉成すると共に、スイッチ42を開放
し、トライアック9を制御して主巻線2に第12図に示
すような直流電圧を印加する(ステップ122)。次に
、スイッチ41をa側からb側に切替えて、主巻線2に
発生する電圧をA/D変換して図示省略のマイクロコン
ピュータに取り込み、その電圧値から室外ファンの回転
数を推定する(ステップ125)。
第13図(a)は交流電源回路を単に遮断した場合に、
主巻線2に誘起される電圧をオシロスコープに表した電
圧波形であり、第13図(b)は直流電圧を印加した場
合に、主巻線2に誘起される電圧をオシロスコープに表
した電圧波形である。
これらの電圧波形から明らかなように、直流励磁をしな
かった場合の1500[rpmlに対応する電圧が住か
1 [v]であるのに対して、直流電圧を印加した場合
には3[V]とすることができ、これによって室外ファ
ンの回転数を確実に検出することができる。 かかる室
外ファンの回転数検出は、第4図または第6図に示した
実施例中の制御装置100を構成するマイクロコンピュ
ータのプログラムを追加するだけで良く、しかも、この
回転数から風速の推定も可能である点で実用的価値も大
きい。
なお、上記の各実施例では、室外ファンをコンデンサ単
相誘導電動機で駆動する場合について説明したか、本発
明はこれに限定されるものではなく、一般の誘導電動機
およびこの電動機を使用した空気調和装置の殆どに適用
できることは言うまでもない。
なおまた、上記実施例では圧縮機11の圧力検出器16
の出力信号を制御装置100に取り込んで、吐出側の圧
力が所定値以下であることを検出したが、この代わりに
、室外ユニットが設置された環境の外気温度または圧縮
機の吐出側もしくは吸込み側の配管温度を検出する温度
センサを設け、この温度センサの出力信号をに基づいて
、吐出側の圧力が所定値以下であることを検出しても、
上述したと同様な動作を行なわせることかできる。
〔発明の効果〕
以上の説明によって明らかなように、第1の発明によれ
ば、固定子巻線に直流電圧を印加して固定子を電磁石に
してロータを拘束させるため極めて実用的である。
また、第2の発明によれば、制御整流素子を用いて誘導
電動機を制御する場合にはその制御方法を変更するたけ
で済むため、ハードウェアの変更なして実現できる。
さらに、第3の発明によれば、冷凍サイクルを形成する
圧縮機の吐出側の圧力が所定値以下になって冷凍サイク
ルが不安定になりやすいときに、誘導電動機の固定子巻
線に直流電圧を印加してロータの回転を拘束するように
したので、風による冷凍サイクルの不安定化、室外ファ
ンの損壊を未然に防止することかできている。
【図面の簡単な説明】
第1図は第1の発明に対応する実施例の概略構成図、第
2図は同じく第2の発明に対応する実施例の概略構成図
、第3図(a)〜(c)は同実施例の動作を説明するた
めの電圧波形図、第4図は第3の発明に対応する実施例
の概略構成図、第5図は同実施例の動作を説明するため
のフローチャート、第6図は同じく第3の発明に対応す
る他の実施例の概略構成図、第7図は同実施例の動作を
説明するためのフローチャート、第8図は従来の空気調
和装置の室外ファン駆動回路図、第9図は従来の空気調
和装置の実際の室外ファン駆動回路図、第10図は本発
明を応用して、室外ファンの回転数を検出する回転数検
出回路図、第11図はその動作を説明するための波形図
、第12図は同じくその動作を説明するためのフローチ
ャート、第13図は同じくその動作を説明するためのオ
ンロスコープの表示画面例である。 1・・・単相誘導電動機、2・・・主巻線、3・・・補
助巻線、4・・・ロータ、5・・コンデンサ。6・・電
源スィッチ、8・・・直流電源、9・・・トライアック
、10・・・室外機、11・・・圧縮機。12・・四方
弁、13゜13A・・室外熱交換器、13B・・・室外
補助熱交換器、14・・・室外ファン、15・・・アキ
ュムレータ、]6・・・圧力検出器、17・・・インバ
ータ、20・・・マルチコントローラ、21A  21
B  24 28方弁、23・・暖房用膨張弁、25・
・・電子流量制御弁、30・・・室内ユニット、40・
・・圧力検出リレー、100・・・制御装置、101・
・・低圧検知手段、102・・・室外ファン拘束手段、
103・・・補助熱交駆動手段。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1、誘導電動機の固定子巻線に直流電圧を印加してロー
    タの回転を拘束することを特徴とする誘導電動機の拘束
    方法。 2、前記直流電圧は交流を整流して得られる脈動電圧で
    あることを特徴とする請求項1記載の誘導電動機の拘束
    方法。 3、誘導電動機で駆動される室外ファンによって室外熱
    交換器の熱交換を促進し、冷房運転中に一時的に前記室
    外ファンによる熱交換促進動作を停止させる空気調和装
    置において、冷凍サイクルを形成する圧縮機の吐出側の
    圧力が所定値以下であることを検出する圧力検出手段と
    、熱交換促進動作の停止中に前記圧力検出手段が圧力低
    下を検出したとき、前記誘導電動機の固定子巻線に直流
    電圧を印加してロータの回転を拘束するロータ拘束手段
    とを備えたことを特徴とする空気調和装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000218460A (ja) * 1999-01-26 2000-08-08 Brother Ind Ltd 工作機械の交流誘導モータ停止制御装置
IT202000000448A1 (it) * 2020-01-13 2021-07-13 Ideal Clima Srl Sistema di ventilazione o condizionamento

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