JPH03211922A - 小型無線通信器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は小型無線通信器の構成に関するものである。

〔従来の技術〕

従来の無線器は、受信した信号を音又は表示出力し、入
力された音声等を送信するだけのものであった。

〔発明が解決しようとする課題〕

従来の無線器では送信出力の大きさによって通信できる
範囲が限定されていた。特に小型の無線器では非常に通
信できる範囲が小さかった。本発明はこれらの点に鑑み
て、低出力の送信出力の小型無線器でも通信範囲を広く
する方式を提供するものである。

〔課題を解決するための手段〕

電波を受信する受信手段、受信した信号に含まれる呼び
出し識別コードと固有のコードを設定するためのコード
設定手段の出力を比較するコード判別手段、その比較結
果が一致・不一致により、受信信号を音又は表示等を出
力する出力手段・受信号を電波として放射する送信手段
が各々動作するよう構成されている事を特徴とする。

〔作　用〕

本発明の上記構成によれば、受信した電波が、受信した
小型無線通信器を呼び出している場合は、受信した信号
を音又は表示等で出力し、該通信器が呼び出されている
のではない時は、受信した信号をそのまま送信するよう
作用する。

〔実　施　例〕

第１図に示すのは、本発明による小型無線通信器の構成
ブロック図である。

呼び出し識別コードを含んだ電波が受信アンテナ１に入
ってくると受信手段２が信号を受信する。

そしてその中に含まれる呼び出し識別コードとコード設
定手段３で設定された固有コードをコード判別手段４が
比較する。その時両方のコードが一致していると出力手
段５が音又は表示等で受信した信号を出力する。又両方
のコードが一致していない時には、送信手段６が動作を
始め、受信した信号をそののままま送信アンテナ８から
電波として放射する。

該小型無線通信器から送信したい信号は、人力手段７を
通して送信手段６に送られ、送信アンテナ８から電波と
して放射される。

〔発明の効果〕 以上述べたように本発明によれば、受信した信号が他の
小型無線姦通信器を呼び出している場合（呼び出し識別
コード不一致の場合）には、受信した信号をそのまま送
信する構成となっているため、送信エリアが広くなる。

例えば送信距離が１に騰あったとすると、発振源の通信
器からｌｋｍ以内に他の通信器があると、その通信器か
ら再び１ｋｌ送信できる事になる。つまり、数多くの通
信器が各々中継局の役目を果たす事になり、広範囲での
通信が可能となる。

特に自動車電話・無線等で使用すると、日本国内で考え
ると車の数は膨大なものであり、はとんどの地域がカバ
ーできるようになる。又、このような方式で広範囲をカ
バーするため、−台あたりの通信到達距離は非常に小さ
くて良いため、送信出力を小さくする事ができ小型化、
低価格に非常に有利になる。又、従来の無線通信器でも
、送受信を行なっているため、はとんど構成上増加する
部分はない。特に自動車電話（携帯電話）においては固
有コードの識別手段も有しており、違う部分は、コード
判別手段の結果により、受信状態にするか、受信した信
号をそのまま送信するかを制御するだけであるので、従
来のものに対して、はんのわずかの追加により、本発明
を実施する事ができる。

以上、述べたようにわずかの変更により無線通信器の通
信エリアの飛躍的な拡大をする事が可能であり、低価格
でそれを実現する事が可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明による小型無線通信器の構成ブロック図
。 送信アンテナ 受信手段 ］−ド設定手段 ］−ド判別手段 出力手段 ６・・・送信手段 ７　・　・ ・人力手段 一 ・送信アンテナ 以 上

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）特定の通信器と通信を行なうために、通信データ
   と共に呼び出し識別コードを含んだ電波を受信する受信
   手段、受信した信号に含まれる呼び出し識別コードと固
   有のコードを設定するためのコード設定手段の出力を比
   較するコード判別手段、その比較結果が一致・不一致に
   より、受信信号を音又は表示等を出力する出力手段・受
   信信号を電波として放射する送信手段が各々動作するよ
   う構成されたことを特徴とする小型無線通信器。