JPH0320920A - メンブレンスイッチ - Google Patents

メンブレンスイッチ

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JPH0320920A
JPH0320920A JP1290576A JP29057689A JPH0320920A JP H0320920 A JPH0320920 A JP H0320920A JP 1290576 A JP1290576 A JP 1290576A JP 29057689 A JP29057689 A JP 29057689A JP H0320920 A JPH0320920 A JP H0320920A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
spacer
adhesive
sheet
electrode sheet
membrane switch
Prior art date
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Pending
Application number
JP1290576A
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English (en)
Inventor
Hideo Goto
秀雄 後藤
Ikuo Kobayashi
郁夫 小林
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujikura Ltd
Original Assignee
Fujikura Ltd
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Publication date
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Publication of JPH0320920A publication Critical patent/JPH0320920A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 「産業上の利用分野」 本発明は、防水性及び寿命を向上させたメンブレンスイ
ッチに関する。
「従来の技術」 従来、第9図に示すようなメンブレンスイッチ1が知ら
れている。
このメンブレンスイッチ1は、可撓性を有する絶縁フイ
ルムからなり上部電極2,2が取り付けられた上部電極
シ一ト3と、下部電極4,4が取り付けられ上部電極シ
一ト3と対向させて設けられた下部電極シ一ト5と、上
部電極シ一ト3と下部電極シ一ト5の間に介装されたス
ペーサ6と、下部電極シ一ト5の端部から伸びるように
形戎された外部との接続用リード部7と、前記上部電極
シ一ト3の上面を覆うように取り付けられた表面シ一ト
8と、下部電極シ一ト5の下面を覆うように取り付けら
れた下面シ一ト9とよりなり、前記上部電極2と前記下
部電極4とは、スペーサ6に形成された孔5a,(3b
内に、それぞれ上下に対をなすように設けられたもので
、電極シ一ト3,5とスペーサ6とは接着剤により接着
されていた。
そして、上部電極シ一ト3及び表面シ一ト8の上面を押
圧してこれらを撓ませ、上部電極2と下部電極4の電極
4a,4bとをそれぞれ接触させることにより、上部電
極2を介して前記電極4a+4b間を導通させて接点閉
信号を発生させるものであった。
「発明が解決しようとする課題」 ところで、上記のようなメンブレンスイッチは、最近、
防水性を要する家電用品等にも幅広く使用されており、
例えば洗濯機,食器洗い機あるいは常時水のある環境(
例えば、風呂場等)で使用される電気製品等に適用され
ても高い信頼性を確保することができる防水性の優れた
メンブレンスイッチの提供が要望されている。
ところが、上記従来のメンブレンスイッチ1は、防水性
を向上させるためには、電極シ一ト3,5とスペーサ6
間の接着に接着力の強い接着剤を使用しなければならな
いが、この場合、接着力を強くすると上部電極シ一ト3
及び表面シ一ト8が撓み難くなり接点の動作力が高くな
って操作感(表面シ一ト押圧時に人が受ける感触)の良
好なメンブレンスイッチの実現が困難になるという問題
があった。
また、防水性を向上させるためには、水の侵入ルートと
なる微細な接着剤の空隙をなくすため十分な量の接着剤
を付けなければならないので、接着剤が接着面縁部より
電極2,4側にフローすることが避けられず、電極2,
4に付着することによる動作不良が頻繁に起きるという
不具合があった。そして、この不具合をさけるためには
接着剤のフローを考慮してスペーサ6から電極2.4を
遠ざけなければならないため、メンブレンスイッチの小
型化が困難になるという問題があった。
また、上記のようなメンブレンスイッチは、組立時に、
上部電極2と下部電極4とが正確に対向するように、上
部電極シ一ト3と下部電極シ一ト5の位置関係をそれら
の接着時に調整する必要があるが、その接着力を強くす
るとこの作業が難しく、かつ一旦貼り合わせたものはそ
の位置の修正が困難になるために、位置合せ不良に伴う
再生不可能な不良品が増えるという問題があった。どの
ため、各シートとスペーサ間の接着力を強くすることに
より防水性を向上させるには限界があった。
また、例えば第9図に示すように、メンブレンスイッチ
1が機器のハウジング10に形戊された凹部10aに取
り付けられ、このハウジング10に水の滴下がある場合
には、メンブレンスイッチ1とハウジング10のすきま
l1を通過する水がリード部7の引出部12に表面張力
等により付着し滞留するため、前記水の滴下が若干量で
あっても前記引出部12には常時水が溜まった状態とな
る。このため、毛細管現象またはメンブレンスイッチ操
作時の呼吸作用により、この水が前記引出部l2の隙間
からメンブレンスイッチ1の内部に侵入して、電極表面
の酸化腐食や絶縁不良による動作不良等の不具合を生じ
させる原因となった。
本発明は上記従来の問題点に鑑みなされたものであって
、内部に水が侵入し難く防水性に優れるとともに、動作
力が必要以上に高くなく操作感が良く、かつ動作不良が
少なく信頼性が高く、さらに組立作業において不良品が
生じ難いメンブレンスイッチを提供することを目的とし
ている。
「課題を解決するための手段」 請求項1記載のメンブレンスイッチは、スペーサを介装
させることにより上下に相対向するように設けられた電
極シートと、前記スペーサの内側において上下に対をな
すように前記電極シートの対向面に設けられた電極とよ
りなるメンブレンスイッチにおいて、 前記スペーサの外周縁を囲む防水スペーサと、該防水ス
ペーサと前記電極シートの上面を覆う表面シートと、前
記防水スペーサと前記電極シートの下面を覆う下面シー
トとを設けるとともに、前記防水スペーサと前記電極シ
ート又は前記表面シート又は前記下面シートとを、前記
スペーサと前記電極シートとの接着剤よりも強い接着力
を有する接着剤により接着してなる接着部を、前記防水
スペーサの両面側に前記スペーサの周縁を囲むように設
けたことを特徴としている。
また、請求項2記載のメンブレンスイッチは、i11求
項1記載のメンブレンスイッチにおいて、前記電極ンー
トの端部から伸びるように形成されたリード部を引き出
す孔を、前記下面シートにおいて前記防水スペーサの接
着部よりも内側の位置に設けたことを特徴としている。
「作用」 請求項I記載のメンブレンスイッチは、スペーサの周縁
を囲む防水スペーサが設けられ、スペーサと電極シート
との接着力を強くしなくても、この防水スペーサの接着
部の接着力を強くすることにより防水性を向上させるこ
とができる。しかも、スペーサと電極シートとは接着力
の強い接着剤により接着する必要がないので、電極シー
トが撓み難くなることがなく、接点の動作力が必要以上
に高くなることがない。
また、防水スペーサの接着部を構成する接着剤の内部へ
の侵入はスペーサにより防がれるため、多量の接着剤を
塗布しても電極への影響がなく、スペーサから電極を遠
ざける必要がないのでメンブレンスイッチを小型化する
ことができるとともに、またこの接着剤としてフローし
易い安価なものを用いることができる。
また、スペーサと電極シートとは強い接着剤により接着
する必要がないので、これらの位置修正作業が容易にな
るとともに、位置合わせ不良に伴う再生不可能な不良品
を減少させることができるという作用を有する。
さらに、請求項2記載のメンブレンスイッチは、リード
部が、前記下面シートにおいて前記防水スペーサの接着
部よりも内側から引き出されるので、メンブレンスイッ
チの側面に滴下した水が表面張力によりリード部の引出
部に付着して滞留することがなく、リード部からメンブ
レンスイッチの内部への水の侵入がさらに信頼性高く防
止されるという作用をも有する。
「実施例」 以下、本発明の実施例を第1図〜第8図により説明する
なお、以下前記従来のメンブレンスイッチlと同様の構
戊要素には同符号を付しその説明は省略する。
第1図において、全体として符号I3で示すものは、本
発明の一実施例であるメンブレンスイッチである。この
メンブレンスイッチ13は、第2図に示すような四角形
の枠状に形戊された防水スペーサl4がスペーサ6の周
縁を囲むようにして設けられたもので、この防水スペー
サl4がスペーサ6と同様に上部電極シー}15と下部
電極シ一ト16との間に介装されるようにして配置され
ものである。また、このメンブレンスイッチl3は、従
来のメンブレンスイッチ1と同様に、上部電極シ一トl
5と下部電極シートl6とをそれぞれ覆う表面シ一ト1
7及び下面シート18と、下部電極シートの端部から伸
びるように形成されたリード部l9とが設けられている
ものである。
そして、スペーサ6と上部電極シ一ト15又は下部電極
シー1−16とは接着剤Aにより接着され、防水スペー
サ14と上部電極シ一ト15又は下部電極シート16と
は、前記接着剤Aよりも接着力が強く疎水性を有する接
着剤Bにより接着されている。
ここで、上記接着剤BとしてはI kgf/cm程度の
初期接着力を有するアクリル系感圧型耐水性の接着剤を
、接着剤Aとしては0、5kgf/cm程度の低い初期
接着力を有するアクリル系接着剤を用いることができる
なお、本発明のメンブレンスイッチは、上記メンブレン
スイッチl3のような構戊に限られるものでナく、第3
図,第4図に示すメンブレンスイッチ20.22のよう
に、防水スペーサ2lが、表面シ一ト17又は下面シー
}18に接着剤Bにより接着されていてもよいし、一部
分は上部電極シート3.15又は下部電極シ一ト5,1
6に接着され、池の部分は表面シ一トl7又は下面シ一
ト18に接着されているといったような構戊であっても
よい。いずれにしても、防水スペーサ14.21とシー
トとの接着部がスペーサ6の周縁を囲むようになってい
ればよい。
また、電極シートのリード部は、第4図に示すメンブレ
ンスイソチ22のように、リード部7が、防水スペーサ
21よりも内側において下面シートl8に設けられた孔
18aより引き出されている構或であってもよい。ある
いはまた、第5図に示すメンブレンスイッチ23のよう
に、リード部7が、防水スペーサ21の下部の一部を切
り欠き下面シートl8を貫通するようにして形戊された
孔24により、防水スペーサ2Iの下側から引き出され
ていてもよい。
そして、上記のように構戊されたメンブレンスインチ1
3.20,22.23は、いずれもスイッチの操作目的
及び操作位置を示す表面シ一ト17の上面を押圧して表
面シ一トl7とともに上部電極シート3.15を撓ませ
、上部電極2と下部電極4の電極4a,4bをそれぞれ
接触させることにより、上部電極2を介して前記電極4
a,4bを導通させて従来同様良好な操作感をもって接
点閉信号を発生させることができる。
以上説明したメンブレンスイッチ13,20,22.2
3は以下のような効果を有する。
すなわち、スペーサ6の周縁を囲む防水スペーサ14.
21が設けられ、スペーサ6と上部電極シート3.15
あるいは下部電極ンート5,16との接着力を強くしな
くても、この防水スペーサ14.21と上部電極シー}
3.15又は下部電極シート5.16又は表面シ一ト1
7又は下面シ−トl8との接着力を強くすることにより
防水性を大幅に向上させることができる。
このため、水の侵入によって電極表面の酸化腐食や絶縁
不良が発生し動作不良が起きることがないという効果を
奏する。
そしてしかも、スペーサ6と上部電極シ一ト3,15あ
るいは下部電極シー}5.16とは接着力の強い接着剤
により接着する必要がないので、上部電極シー}3.1
5及び表面シ一トl7が撓み難く接点の動作力が必要以
上に高くなることがなく、メンブレンスイッチの操作感
が良好になる。
また、防水スペーサ14と上部電極シ一ト3,15又は
下部電極シート5.16又は表面シ一ト17又は下面シ
ート18とを接着する接着剤の内部への侵入はスペーサ
6により防がれる。このため、防水性を向−1ニさせる
ために多量の接着剤を塗布しても電極への影響がなく、
接着剤が電極2,4に付着して動作不良となることがな
くなるとともに、この接着剤としてフローし易い安価な
ものを用いることができるようになり、さらに、電極2
,4とスペーサ6,7との間隔を短くできるので、防水
機能のあるメンブレンスイッチを小型化することができ
る。
また、スペーサ6と上部電極シート3.15又はスペー
サ6と下部電極ンート5,l6とは強い接着剤により接
着する必要がないので、これらの位置修正作業が容易に
なり、位置自わせ不良に伴う再生不可能な不良品の発生
を低減することができるという効果がある。
さらに、メンブレンスイソチ22.23は、以上の効果
に加えて、以下のような効果を有する。
すなわち、リード部7が、下面シ一ト18において防水
スペーサ21の接着部よりも内側から引き出されている
ので、メンブレンスイッチの側面に滴下した水が表面張
力によりリード部7の引出部に付着して滞留することか
ない。このため、例えば第8図に示すようにメンブレン
スイノチ22を機器のハウジング25に取付けた場合の
隙間26,26のような、側面側の隙間に滴下した水か
表面張力によりリード部7の引出部37に付着して滞留
し、この水が毛細管現象又はメンブレンスイッチ操作時
の呼吸作用により内部に侵入することがない。したがっ
て、リード部からの水の侵入がさらに起こり難く、長期
的な動作信頼性かさらに高いという効果を有する。
また、メンブレンスイッチ22.23の中でも、メンブ
レンスイッチ23は、リード部7の引出部を防水スペー
サ21と接着力の強い接着剤Bにより接着することがで
きるとともに、リード部7の引出部における接着部分が
メンブレンスイッチ22に比べ長くなっているため、さ
らに防水性能が高い。
なお、第8図に示すように、メンブレンスイッチ22を
収納するハウジング25の収納凹部25aの底面にさら
に凹部25bを設けて、前記隙間26から侵入する水を
この凹部25bに落とし込ませるようにすれば、リード
部7の引出部からの水の侵入の可能性をさら・に低減す
ることができる。
また、上記実施例においては、防水スペーサ14.21
は四角形の枠状としたが、スペーサ6の周縁を囲むもの
であれば特にこの形状に限定されるものでない。
また、上記実施例は、上部電極シート3.15と下部電
極シ一ト5,16とを別部品としたものであるが、回路
パターン設計の自由度の高いものとして、第6図に示す
ように、所定の位置に電極27.28が取り付けられた
一枚の電極シート29を内側にスペーサ6を挟むように
して折り曲げ、その一端をリード部30とすることによ
り構或した、いわゆる折り曲げタイプのメンブレンスイ
ッチとしてもよい。
この場合も、例えば第6図に示すように、前述のメンブ
レンスイノチ13,20,22.23と同様に、スペー
サ6の周縁を防水スペーサ31で囲むようにすればよく
、また、リード部30を防水スペーサ3lの接着部より
も内側において下面シ一ト33より引き出すようにすれ
ば、さらに防水性能が高くなる。
この第6図に示すメンブレンスイッチは、前述のメンブ
レンスイッチ13,20,22.’ 23と同様の効果
に加え以下のような効果を有する。
すなわち、従来の折り曲げタイプのメンブレンスイッチ
は、上側の電極シートにも回路が形威でき回路パターン
設計の自由度が高いとともに、電極シートを上部と下部
とで別々に製造する必要がなく、即ち同一回路形成工程
で製造することができるという利点がある一方、長期間
のメンブレンスイッチの使用により電極シートの折曲部
29aに微細な亀裂が発生し易くここから浸水し易いた
め防水性能が低下するという問題点を有していた。
しかし、第6図に示すメンブレンスイッチは、電極ンー
ト29の折曲部29aがスペーサ6と防水スペーサ31
とにより挾持されているので、メンブレンスイッチの作
動時に折曲部29aに加わる力が分散し、折曲部29a
に亀裂が発生し難くなっている。しかも、折曲部29a
に微細な亀裂か発生したとしても、防水スペーサ3lの
内側なので浸水は生じない。したがって、第6図に示す
メンブレンスイッチは、折り曲げタイプのメンブレンス
イッチに特有な不具合点が解消されたもので、長期間の
使用に対しても高い防水性が維持された非常に寿命の長
いメンブレンスイッチとなっているという特長を有する
またさらに、上記実施例には、表面シー}17の押圧力
を除去したときに電極2,4が離れ確実に接点の開動作
が行われるようにするとともに、適当な接点の動作力を
与えることにより操作感を良好にするクリックシ一トが
設けられていないが、これを設けることもできる。
すなわち、例えば第7図に示すように、メンブレンスイ
ッチ13,20,22.23と同様の構成に加え、防水
スペーサ34,上面シ一ト17及び上部電極シ一ト3の
間に、クリノクシート35及びスペーサ36を設ければ
よい。
この第7図に示すメンブレンスイッチは、前述のメンブ
レンスイッチ13,20.22  23と同様の効果に
加え以下のような効果を有する。
すなわち、従来一般に接着力の強い接着剤として使用さ
れる感熱型の接着剤は、加熱及び加圧工程が必要で、一
般的には加熱ロールを通過させて接着させる必要があり
、これによりクリックシ一トがダメージを受けるため、
防水性を高めるとともにクリックシ一トを設けたメンブ
レンスイ,チが実現できなかった。
しかし、本実施例のメンブレンスイッチは防水スペーサ
の接着剤Bとして、感圧型の接着剤を用いており、加熱
ロールによる熱圧着工程が不要てある。このため、従来
製作が困難であったクリックシ一ト付きのメンブレンス
イッチであって、かつ防水性の高いものが容易に実現可
能となるという効果を有し、第7図に示すメンブレンス
イッチはこれを実現したものとして特長を有する。
「発明の効果」 請求項l記載のメンブレンスイッチは以下のような効果
を有する。
すなわち、スペーサの周縁を囲む防水スペーサの接着部
の接着力を強くすることにより防水性を大幅に向上させ
ることができ、侵入した水による電極表面の酸化腐食や
、回路間の絶縁抵抗値が低下することがな《、動作不良
等の不具合を防止することができるいという効果を奏す
る。
しかも、スペーサと電極シートとは接着力の強い接着剤
により接着する必要がないため、電極シートが撓み易く
なり、接点の動作力が必要以上に高くなることがないの
で、メンブレンスイッチの操作感が良好になる。
また、防水スペーサの接着部を構成する接着剤の内部へ
の侵入はスペーサにより防がれる。このため、多量の接
着剤を塗布しても電極への影響がなく、接着剤が電極に
付着して動作不良となることがないとともに、この接着
剤としてフローし易い安価なものを用いることができる
ようになり、さらに、電極とスペーサとの間隔を短くで
きるので、防水機能のあるメンブレンスイノチを小型化
することができる。
またさらに、スペーサと電極シートとは強い接着剤によ
り接着する必要がないので、これらの位置修正作業が容
易になり、位置合わせ不良に伴う再生不可能な不良品の
発生を低減することができるという効果がある。
また、請求項2記載のメンブレンスイッチは、請求項l
記載のメンブレンスイノチと同様の効果に加えて、以下
のような効果を有する。
すなわち、メンブレンスイッチの側面に滴下した水が表
面張力によりリード部の引出部に付着して滞留すること
がない。このため、この水が毛細管現象又はメンブレン
スイッチの操作時の呼吸作用により内部に侵入すること
がなく、さらに防水性の高いものとなっており、長期的
な動作信頼性がさらに高いという効果を有する。
また、本発明によれば、電極シートの折曲部に微細な亀
裂が発生し易いため防水性能が低いという折り曲げタイ
プのメンブレンスイッチに特有な不具合点が解消され、
回路パターン設計の自由度が高い等の利点を有する折り
曲げタイプのメンブレンスイッチであって、長期間の使
用に対しても高い防水性が維持された非常に寿命の長い
メンブレンスイッチを得ることができるという効果があ
る。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の実施例を示す図であって、第
l図は第一の実施例であるメンブレンスイソチの断面図
、第2図は防水スペーサの斜視図、第3図は第二の実施
例であるメンブレンスイッチの断面図、第4図は第三の
実施例であるメンブレンスイッチの断面図、第5図は第
四の実施例であるメンブレンスイッチの断面図である。 また、第6図,第7図は、それぞれ本発明の変形実施例
であるメンブレンスイッチの断面図であり、第8図はメ
ンブレンスイッチの取付状態を示す図である。 また、第9図は従来のメンブレンスイッチの断面図であ
る。 2・・・・・・上部電極、3,15・・・・・・上部電
極シート、4・・・・・・下部電極、5,l6・・・・
・下部電極/一ト、7,19.30・・・・・・リード
部、6・・・・・・スペーサ、13,20,22.23
・・・・・・メンブレンスイッチ、14,21,31.
34・・・・・・防水スペーサ、17.32・・・・・
・表面シート、 18.33・・・・・・下面シート。

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)スペーサを介装させることにより上下に相対向す
    るように設けられた電極シートと、前記スペーサの内側
    において上下に対をなすように前記電極シートの対向面
    に設けられた電極とよりなるメンブレンスイッチにおい
    て、 前記スペーサの外周縁を囲む防水スペーサと、該防水ス
    ペーサと前記電極シートの上面を覆う表面シートと、前
    記防水スペーサと前記電極シートの下面を覆う下面シー
    トとを設けるとともに、前記防水スペーサと前記電極シ
    ート又は前記表面シート又は前記下面シートとを、前記
    スペーサと前記電極シートとの接着剤よりも強い接着力
    を有する接着剤により接着してなる接着部を、前記防水
    スペーサの両面側に前記スペーサの周縁を囲むように設
    けたことを特徴とするメンブレンスイッチ。
  2. (2)前記電極シートの端部から伸びるように形成され
    たリード部を引き出す孔を、前記下面シートにおいて前
    記防水スペーサの接着部よりも内側の位置に設けたこと
    を特徴とする請求項1記載のメンブレンスイッチ。
JP1290576A 1989-03-29 1989-11-08 メンブレンスイッチ Pending JPH0320920A (ja)

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JP1290576A JPH0320920A (ja) 1989-03-29 1989-11-08 メンブレンスイッチ

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JP1-77380 1989-03-29
JP7738089 1989-03-29
JP1290576A JPH0320920A (ja) 1989-03-29 1989-11-08 メンブレンスイッチ

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JP (1) JPH0320920A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8569640B2 (en) * 2008-07-14 2013-10-29 Oki Electric Industry Co., Ltd. Key switch structure

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8569640B2 (en) * 2008-07-14 2013-10-29 Oki Electric Industry Co., Ltd. Key switch structure

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