JPH03208945A - 入れ子係合可能形状の金属デッキ部材及び複合構造部材 - Google Patents

入れ子係合可能形状の金属デッキ部材及び複合構造部材

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JPH03208945A
JPH03208945A JP21090A JP21090A JPH03208945A JP H03208945 A JPH03208945 A JP H03208945A JP 21090 A JP21090 A JP 21090A JP 21090 A JP21090 A JP 21090A JP H03208945 A JPH03208945 A JP H03208945A
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deck member
deck
lip
flange
steel
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マーク パトリック
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John Lysaght Australia Pty Ltd
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 発明の分野 本発明はスラブ及びビームのごとき複合鋼一コンクリー
ト構造部材に機械的定着手段を設けることに関するもの
である。特に、本発明は定着を向上させるようにされた
鋼またはその他の金属デッキ部材に係る。さらに、本発
明の範囲は鋼デッキパネル上にコンクリートスラブを結
合した複合構造部材に及ぶ。
背景技術 複合鋼−コンクリート構造部材は、通常、その本来の場
所で形成されそして、典型的に、下に横たわる異形鋼板
であって一般的にデッキ板として知られるものの上に流
し込まれて硬化したコンクリートスラブから構成される
。デッキ板は普通は概括的に言えばパネルでありそして
典型的におのおのが1個または複数個の長手方向に延び
た直立する主肋部即ち主リブと、それらの間に介在する
皿部即ちパンに位置する浅い中間強化リブとを有する複
数の側縁重ね継ぎ部材から成るアレイ即ち整列体である
。デッキ部材の長い側縁はフランジを有し、これらフラ
ンジは複合構造部材において当接し、従って、一般的に
重ね継手フランジとして知られる。或る場合には、デッ
キ部材は実質的に複数の溝形材であり、それら溝形材内
において前記重ね継手は接続ピンから直立する支配的な
特徴である。
通常デッキ板の全長に亙って規則的間隔を以て横断方向
に突出するキー係合要素を設けることによって過度の相
対的長手方向運動に対抗してスラブ及び下に横たわるデ
ッキ板を一体的に定着することは既知の慣行である。こ
れらはリブ頂部に溶接された強化ロツド(例えば、オー
ストラリア特許第223584号及びフランス特許第1
454164号の明細書に開示されるそれら)であり、
タブまたはデッキ板のリブまたはパンからプレスされた
複数の孔であり、リブまたはパンから突出するように型
打ちされた多数の浅いリブ状の打出部であり、または溶
接短軸、平坦化されたリブ端部またはリブ貫通ロッドの
ごとき端部定着装置であり得る。
複合強度を増進させるように複数の孔を使用することは
、モニア社(Monier Ltd)のオーストラリア
特許願第1 2 3 5 8/8 8号に開示されてお
り、そこでは前に言及された溝形材タイプのデッキ部材
が説明されそして図示されている。重ね継手フランジは
、折返されて外方へ突出する縁リップであって隣接溝形
材の同様の縁リップと係合してそれらの上に横たわり、
それにより、矩形断面のリブを画成するものを有する。
各溝形材の一方のリップの延長スカート部分は、複合構
造内においてコンクリートを充満される細長い複数の孔
を有する。他の既知溝形材タイプのデッキ部材は、一方
の重ね継手フランジにおいて外側へ突出するリップを有
しそして他方の重ね継手フランジにおいて内側へ突出す
るリップを有する。外側リップは隣接溝形材の内側リッ
プの上に重なりそして任意の好適な方広で互いに結合さ
れる。溝形部材のもう一つの例は米国特許第22849
23号明細書において発見されるはずである。
デッキ板を有する複合鋼−コンクリート構造部材の最も
普通の不足の態様は、剪断結合(shea『bond)
不足である。支持体間のスラブの重力荷重の負担は、ス
パンの全体または一部に亙って、スラブの下部分を緊張
させ、それによりコンクリートの亀裂を生じさせる。こ
のような亀裂は、次に、付着結合の破壊に発展し、その
結果としてコンクリートと鋼との間において付着から主
として機械的結合への遷移を招く。静荷重の担持下にお
いては、コンクリートとデッキ板との間に突然のスリッ
プが生しる動的遷移か典型的に存在し、従ってスラブの
荷重担持能力に付随的急落を生しる。もしこのような動
的遷移即ち脆弱性が、より滑らかな、即ち延性の、複合
反応、即ち構成要素は荷重の増加に伴って漸次的にスリ
ップするが、荷重担持能力の著しくそして突然の低下は
起きないような反応、によって回避され得るならば、そ
れは望ましいことである。
鋼デッキ板の広く使用されている一タイプは、一般的に
W−デッキ板として知られており、それは格納と運搬と
のために個々のデッキ部材の入れ子係合を可能にする台
形のリブ形状を有することを特徴とする。各W−デッキ
部材は典型的に台形横断面の大形のリブによって隔てら
れた2個または3個の皿形区域即ちパンを有する。その
ようなW−デッキ部材は、例えば、米国特許第3812
636号及び第・4453364号明細書に開示される
。入れ子係合可能性が要求されるため、相隣するW−デ
ッキ部材間の重ね継手は、各デッキ部材の直立する縁フ
ランジ、例えば一方のデッキ部材の平フランジと他方の
デッキ部材の折處されたフランジであって下向きに開い
た溝を構成するもの、の間の簡単な係合から成る。これ
ら平フランジと溝フランジは、通常、例えばねし結合、
パドル溶接、ボタンボンチングまたは抱合結合によって
本来の場所において互いに結合される。
発明の摘要 本発明の一目的は、複合鋼またはその他金属一コンクリ
ート構造部材であってW〜デッキ型の入れ子係合可能デ
ッキ部材を組込まれたものの設計基準強度を改良するこ
とである。設計基準強度は、改良された荷重担持性によ
って及び/または機械的結合への遷移間脆性よりむしろ
延性をより大きく発揮する特性を確立することによって
増進され得る。
驚くべきことに、W−デッキ型の入れ子係合可能のデッ
キ部材の複合強度ポテンシャルは、重ね継手のフランジ
構成要素の一つに横方向に突出するリップを形成しそれ
が後に形成される複合構造部材のコンクリート内に横た
わるように位置されることによって実質的に増進され得
ることが判明した。そのようなリップは前述した溝形材
デッキ部材にも設けられているが、リップそれ自体が爾
後形成複合構造部材の複合強度を増進することは示唆さ
れていない。一般通念では、複合強度の改善には横断方
向に突出するキー係合要素または複数の孔が必要とされ
ており、実際上、オーストラリア特許出願第1 2 3
 5 8/8 8号明細書において、延長されたリップ
の目的は、そのような複数の孔のための場所を提供する
ことである。従って、何ら補助物を付加されずに横方向
に突出するリップがそれ自体で複合強度を増進し得るこ
とは予想外である。W−デッキ板の重ね継手フランジに
付加されるものとして、重ね継手フランジは大台形断面
のリブよりもデッキ部材のパンから相対的に極めてより
小さい工作物にすぎないから、前記成果は一層驚くべき
ものである。
従って、本発明は入れ子係合可能形状の金属デッキ部材
であって複数のパンと、傾斜側壁を備えて介在する少な
くとも1個のリブとを有するものを提供する。このデッ
キ部材は、相補形の一体構成のフランジであって前記パ
ンから前記リブに比し実質的により小さい高さを有する
ものを、隣接する同様のデッキ部材と共に重ね継手を形
成するように該デッキ部材の反対両横縁にそれぞれ設け
る。これらフランジの少なくとも一方は、さらに、長手
方向に延びるリップであって該フランジの概ね横方向に
突出し、従ってデッキ部材を組み込まれた爾後形成複合
構造部材においてデッキ部材上に横たわるセメント質材
料によって完全包囲されるように位置され、それにより
、前記複合構造部材の複合強度を増進させ得るものを有
する。
本発明は、さらに、前記説明されたデッキ部材の1個ま
たは複数個を組み込まれた複合コンクリート構造部材に
も及ぶ。
デッキ板の組立てを促進するため、雌フランジの構造は
、隣接するデッキ部材の他のフランジを受容しそしてそ
れを位置決めする長手方向に延びる講を画成する傾斜側
壁を備えた折返しフランジであって、その折返しフラン
ジの外方転向一体延長部によって前記リップ部分が形成
されるものを有する。このリップ部分は好ましくは横方
向上方へ傾斜される。
前記リップ部分はその自由縁にアングル形の補助リップ
を有することが有利である。複合構造部材における重ね
継手の複合強度をさらに増進させるため、打出部また開
口か前記リップ部分のウエブ及び/または雄フランジ構
造のリップ部分に設けられ得る。
以下、本発明は添付図面を参照して実施例によってさら
に詳細に説明される。
好適実施例の説明 第1図及び第2図に図示されるデッキ部材10は好適な
組成及び規格の鋼板をロール成形することによって形成
される。このデッキ部材10はいわゆる“W−デッキ”
であり、概ね台形の横断面11つ の3個の大形の助部即ちリブ12と、皿部即ちパン14
とを有する。説明の便のため、デッキ部材10は以下に
おいてはデッキパネルとして言及される。ただし、この
用語はきわめて肱い意味においてのみ適切される。
縁の部分パン14a,14bは、隣接の同様デッキパネ
ルと重ね継手を形成するため、前記デッキパネルの反対
横縁においてそれぞれ相捕形の雄及び雌縁フランジ16
.18において終端する。
雄及び雌縁フランジ16.18は、それらのパン14か
らの高さにおいて、前記リブ12より実質的に低い。前
記デッキパネルは格納及び運搬間最適空間効率を得るた
めに入れ子状に重ねられ得る。
このことは第2図において矢印で示される上位に位置す
る第2の同じデッキパネル10aによって明示される。
各パン14及び各リブ12の平頂部12aは中央に浅い
強化リブ15a.15bを有し、そして前記リブ12の
傾斜側壁は、入れ子状に重ねられて上に位置するデッキ
パネルが支持される非対称形のリブ15cを有する。さ
らに、台形のリブ12はより大きい各平坦面に沿って配
列された在来形の打出部25を設けられる。
特に第4図を参照すると、雄縁フランジ16は簡単な平
フランジであり、入れ子係合性を向上させるため部分パ
ン14bの平面に対し90°より僅かに小さい角度で上
方へ屈曲されている。離縁フランジ18は、上方へ屈曲
された第1のウエブ部分19であって(やはり入れ子係
合性の向上のため)900より僅かに小さい角度で部分
パン14aの平面に対して傾斜されたものと、反転され
た第2のウエブ部分21てあって前記第1のウエブ部分
19と協働して隣接デッキパネル10′の雄縁フランジ
16を受容するように縦方向に伸びた溝30を画或する
ものとを有する(第5図)。
本来の位置で、この重ね継手は抱合結合またはその他任
意の好適な既知技術によって固く締結される。しかし、
デッキ部材の組立ての初めに、前記/IIt30は雄縁
フランジ16を受容して位置決めし、それにより、2個
のデッキ部材を、組立て間、締結に先立って一体的に確
保し得る。
雌縁フランジ18の第2のウエブ部分21は、長手方向
に延びるリップ20てあって横方向外方へ突出し、デッ
キパネルのパン14の平面に対し好ましくは(しかし非
必須的に)約10°から60°、最も好ましくは図示の
ごとく約300、の角度を成して上方へ傾斜されたもの
において終端する。
複合構造部材8(第3図)が連続的に重ね継手で結合さ
れた数個のデッキ部材10から構成されるデッキ板上に
セメント質材料9を一括的に供給することによって形成
され得る。この複合構造部材8内において前記リップ2
0はセメント質材料9(典型的にはセメント)によって
包囲され、それにより複合構造部材8の複合強度を実質
的に増進することが認められる。この増進は以下におい
てさらに説明される。
在来のW−デッキは恐らく少なくとも約50mm(2i
n)の高さと、約101mmから152mm(4nから
6in)の幅とをその頂において有するリブ12を有し
得る。典型的な市販デッキパネルにおいては、リブ12
は約76mm(3in)の高さを有する。雄縁フランジ
16は、標準の打出部25をパン14から離して適正に
配設するため、少なくともパン14から約2 0mm 
(0.  8 in) 、好ましくは約5 0mm (
2 in) 、突出することか好都合である。リップ2
0は10mmから50mm(0.4inから2in)、
例えば約20mmから25mm(0.8nからloin
)、の間の幅を有する。リップの傾斜角度はパン14に
対し20°から60°の間、例えば約30°、てありそ
してリップ20の幅か通常はリブ12のそれの半分より
小さい、好ましくは相当小さい、ことか上記所与の値か
ら理解されるであろう。
補助的機械的定着か第6図に示される選択的定着向上手
段によって達成され得る。アングル形の、例えば折り返
された、または、下垂した、補助リップ24が前記リッ
プ20の自由縁に形成され得、そして好適な形状の一連
の打出部26が雄縁フランジ16及び雌縁フランジ18
のウエブ部分19及び/または(図示せず)突出するリ
ップ20に適当間隔を以てプレス形威され得る。これら
打出部26に代えて、または追加して、任意のその他好
適な定着要素か設けられ得る。
第7図及び第8図は代替的重ね継手フランシ配列を示し
、この配列においては両縁の構成は簡単な平形の雄及び
雌縁フランジ16’,18’ から威り、そしてリップ
20′がこれらフランジの一つの外自由縁から一体的に
突出する。第8図に示されるように、やはり、補助リッ
プ24′及び打出部26′が複合強度をさらに増進させ
るために設けられる。パン14′に対し平行するリップ
20′は有効であるが、第1図及び第2図の実施例の場
合のように傾斜したリップがより好ましいと考えられる
。デッキ板上に流し込まれたセメント質材料が硬化した
後、リップの下に空隙か残る可能性がより小さいからで
ある。
本発明に従うデッキパネル間の前記重ね継手によって達
成される複合性能の向上の程度を測定する検査が考案さ
れた。簡単な複合構造セグメントの1セットが、第2図
に示されるそれと同様の横断面を有するW−デッキパネ
ルの各対間に形成された重ね継手の周囲にコンクリート
を硬化させることによって形成された。使用されたW−
デッキパネルの主リブは、鋼/コンクリート界面を横切
るゼロ垂直力において、長手方向スリップに対し何らの
抵抗も有効に発揮しないことが確認された。
一方のセグメントは在来構造のデッキパネルを組込まれ
、他方のそれは本発明に従う様々の構成のデッキパネル
を組込まれていた。
各複合セグメントは鋼/コンクリート界面を横切る垂直
力として直接に働くころ軸受を介する垂直荷重(V)の
作用下で被支持セグメントを圧縮することと、そして主
台形リブ及び重ね継手の方向に整合された漸増荷重(P
)であって鋼/コンクリート界面に沿ってスリップを生
じさせる剪断力として直接に作用するものを、スリップ
が生じそして水平荷重が該スリップを維持するように、
安定化されるにいたるまで供給することとによって検査
された。前記水平及び垂直荷重はプロットされ、そして
前記検査が連続的により高いそしてより低い荷重に対し
て反復実施された。これにより得られた最適直線の形式
は: P=R十μV(1) 上式において、μはデッキ板/コンクリート摩擦係数で
あり、一方、定数RはP軸上の切片であり、機械的定着
に打ち勝つため要求される水平荷重即ち“重ね継手長手
方向スリップ抵抗”を表すことか理解されるであろう。
第9図は下記の4個の複合セグメントに関する式(1)
に基づく典型的実験曲線を示す:曲線/重ね継手型A一
在来形の継手 B−リップ20′を有する第 7図に示す形式の簡単な フランジ間継手 C一第8図の補助リップ2 4′を有する第7図に示 されるごとき継手 D一第8図に示されるごとき 継手 突出するリップ20′を設けたことによって、重ね継手
長手方向スリップ抵抗(R)は概ね5倍から6倍増加し
、それに加えて、下垂補助リップ24′及び打出部26
′ とによってさらに大きな改善効果がもたらされたこ
とが認められるであろう。
曲線(B)及び(D)と同様の成果が、第4図及び第6
図に示される種類の重ね継手をそれぞれ有するデッキ板
に関して期待されると考えられる。
第10図は在来形のW−デッキ板(曲線E)及び前記型
Dの本発明に基づく3−リブデッキ部材から成るW−デ
ッキ板(曲線F)を組込まれた各複合鋼−コンクリート
構造部材の関する中スパン垂直偏向及び湾曲対全供給荷
重及び曲げモーメントのグラフである。在来形複合部材
における前記動的遷移はE1において明瞭に認められる
。また、剪断結合不足は、スリップを生じない理論的モ
ーメントー湾曲曲線(曲線G)への曲線(E)の不到達
によって明示される。対照的に、スラブの一部分におい
て付着が破壊しそして主として機械的結合が機能する状
態になるとき曲線(F)は対応する不連続を示さずそし
て良好な延性即ち滑らかな漸進的スリップを示す。曲線
は正しい経過においては理論曲線(G)を示すはずであ
るから、た4 わみ不足は明らかである。第10図において、本発明に
従うデッキ部材10を有する複合部材に関して、100
%を超える極めてより高い荷重担持能力が明かに示され
る。基準厚さ、鋼等級、リブ間隔、スパン及びその他パ
ラメータの最適選択によって200%台の相対増加が達
成されることが確認された。例えば、第10図の結果を
得るため使用された試料は支持体間に短スパンー約2m
を有した。正確な関連スパンは正確な結果に影響を及ぼ
すと考えられる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に基づく鋼デッキ部材の部分斜視図、第
2図は第1図に示されたデッキ部材の端面図であり、デ
ッキ部材の入れ子可能形状を示すため第2のデッキ部材
をも示す図面、第3図は第1図及び第2図のデッキ部材
の3個を重ね継ぎすることによって形成されたデッキ板
を有する複合構造部材の端面図、第4図及び第5図は第
l図及び第2図に従う2個の隣接デッキ部材の相補形重
ね継手フランジのそれぞれの横断面図であり、デッキ部
材間にボタンボンチングによって重ね継手が形成される
以前及び以後の状態をそれぞれ示す図面、第6図、第7
図及び第8図は重ね継手の代替実施例をそれぞれ示す図
面、第9図は在来形の重ね継手(A)と本発明に基づく
デッキ部材間の数個の異なる重ね継手とにおける典型的
重ね継手抵抗を示すグラフ、第10図は在来形のW−デ
ッキ板と本発明に従う複数のデッキ部材から成るW一デ
ッキ板をそれぞれ組み込まれた複合鋼−コンクリート構
造部材に関する中スパン垂直偏向及び湾曲対全供給荷重
及び曲げモーメントのグラフである。 図面上、10.10’ ・・・デッキ部材、12・・・
リブ、14・・・パン、14a.14b・・・部分ハン
、16・・・雄縁フランジ、18・・・雌縁フランジ、
19,21・・・ウエブ部分、20・・・リップ、24
・・・補助リップ、25.26・・・打出部、30・・
・溝。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 (1)複数のパン(14)と、傾斜側壁を備えて介在す
    る少なくとも1個のリブ(12)とを有する入れ子係合
    可能形状の金属デッキ部材(10)であって、前記パン
    (14)から前記リブ(12)に比し実質的により小さ
    い高さを有する相補形の一体構成のフランジ(16、1
    8)を、隣接する同様のデッキ部材(10′)と協働し
    て重ね継手を形成するように該デッキ部材(10)の反
    対両横縁に有するものにおいて、前記フランジ(16、
    18)の少なくとも一方が、さらに、長手方向に延びる
    リップ(20)であって該フランジの概ね横方向に突出
    し、従って前記デッキ部材を組み込まれる爾後形成され
    る複合構造部材(8)において前記デッキ部材上に横た
    わるセメント質材料(9)によって完全に包囲されるよ
    うに位置され、それにより、前記複合構造部材の複合強
    度を増進させ得るものを有することを特徴とする入れ子
    係合可能形状の金属デッキ部材。 (2)特許請求の範囲第1項記載の金属デッキ部材にお
    いて、前記一方のフランジが、隣接するデッキ部材(1
    0′)の他方のフランジ(16)を受容するため長手方
    向に延びる溝(30)を画成する折返しフランジ(18
    )を含み、前記リップ(20)が前記折返しフランジ(
    18)の外方転向一体延長部によって形成されることを
    さらに特徴とする入れ子係合可能形状の金属デッキ部材
    。 (3)特許請求の範囲第1項または第2項記載の金属デ
    ッキ部材において、前記フランジ(16、18)が前記
    パン(14)から直立しており、そして前記リップ(2
    0)が横方向上方へ傾斜されていることをさらに特徴と
    する入れ子係合可能形状の金属デッキ部材。(4)特許
    請求の範囲第1項から第3項の何れか一つの項に記載さ
    れる金属デッキ部材において、前記リップ(20)がそ
    の自由縁にアングル形の補助リップ(24)を有するこ
    とをさらに特徴とする入れ子係合可能形状の金属デッキ
    部材。 (5)特許請求の範囲第1項から第4項の何れか一つの
    項に記載される金属デッキ部材において、複合構造部材
    (8)における重ね継手の複合強度をさらに増進させる
    ため、前記フランジ(16、18)及び/または前記リ
    ップ(20)に打出部(26)または複数の孔を有する
    ことをさらに特徴とする入れ子係合可能形状の金属デッ
    キ部材。 (6)特許請求の範囲第1項から第5項の何れか一つの
    項に記載される金属デッキ部材において、該金属デッキ
    部材が鋼デッキ部材であることをさらに特徴とする入れ
    子係合可能形状の金属デッキ部材。 (7)特許請求の範囲第1項から第6項の何れか一つの
    項に記載される金属デッキ部材において、各リブ(12
    )が概ね台形の横断面を有することをさらに特徴とする
    入れ子係合可能形状の金属デッキ部材。 (8)複合構造部材においてセメント質材料と共に使用
    される鋼デッキ部材(10)であって、該デッキ部材(
    10)がリブを形成されそして一体構成の重ね継手フラ
    ンジ(16、18)を有する1対の長手方向自由縁を備
    えた概ね平坦な矩形であり、そして前記フランジより実
    質的に大きい高さの少なくとも1個の概ね台形のリブ(
    12)が前記自由縁間において長手方向に延びているも
    のにおいて、前記フランジの少なくとも一方が長手方向
    に延びて横方向に突出する一体構成のリップ(20)を
    有し、該リップの幅が前記リブ(12)の幅の半分より
    も小さく、前記デッキ部材(10)が同一の第2のデッ
    キ部材(10′)と入れ子係合可能であり、前記リップ
    (20)が、複数の前記デッキ部材を互いに対縁整列関
    係を以て相互に結合することと、未硬化セメント質材料
    の層を前記結合されたデッキ部材の少なくとも一つの面
    に対しそしてその前記リップ(20)の周囲に対して供
    給し、そして前記セメント質材料が硬化するのを許すこ
    ととによって形成される複合構造部材の複合強度を増進
    させることを特徴とするセメント質材料(9)と共に使
    用される鋼デッキ部材。 (9)特許請求の範囲第8項記載のデッキ部材において
    、前記一方のフランジが、隣接するデッキ部材(10′
    )の他方のフランジ(16)を受容するため長手方向に
    延びる溝(30)を画成する折返しフランジ(18)か
    ら成り、前記リップ(20)が前記折返しフランジ(1
    8)の外方転向一体延長部によって形成されることをさ
    らに特徴とするセメント質材料(9)と共に使用される
    鋼デッキ部材。 (10)特許請求の範囲第8項または第9項記載のデッ
    キ部材において、前記フランジ(16、18)が前記デ
    ッキ部材から直立しておりそして前記リップ(20)が
    横方向上方へ傾斜されていることをさらに特徴とするセ
    メント質材料(9)と共に使用される鋼デッキ部材。 (11)特許請求の範囲第8項から第10項の何れか一
    つの項に記載されるデッキ部材において、前記リップ(
    20)がその自由縁においてアングル形の補助リップ(
    24)を有することを特徴とするセメント質材料(9)
    と共に使用される鋼デッキ部材。 (12)複数の概ね平坦なリブを設けられた鋼デッキ部
    材(10)を含む複合構造部材であって、前記鋼デッキ
    部材(10)のおのおのが少なくとも1個の概ね台形の
    一体構成のリブ(12)を有し、前記リブ(12)が各
    鋼デッキ部材の長手方向にその長手方向側縁中間に沿っ
    て延び、複数の鋼デッキ部材(10)がその前記長手方
    向縁において互いに対縁整列関係を以て相互に結合され
    て前記鋼デッキ部材の2個より大きい概ね平坦な区域を
    画成するものにおいて、前記鋼デッキ部材(10)のお
    のおのがその長手方向側縁においてそれぞれのフランジ
    (16、18)の一つに長手方向に延びる一体構成のリ
    ップ(20)を有し、該リップの幅が前記台形のリブ(
    12)の幅の半分より小さく、前記鋼デッキ部材(10
    )が、前記複合構造部材の組立て前であってまだ相互結
    合されていないとき互いに入れ子係合され得、そしてセ
    メント質材料(9)が前記鋼デッキ部材の前記平坦な区
    域の少なくとも一つの面に対しそして前記リップ(20
    )の周囲に対し供給され、前記鋼デッキ部材の前記リッ
    プ(20)が前記複合構造部材の複合強度を増進させる
    ことを特徴とする複数の鋼デッキ部材を含む複合構造部
    材。 (13)特許請求の範囲第12項記載の複合構造部材に
    おいて、各前記鋼デッキ部材(10)のフランジ(16
    、18)がそれぞれの長手方向自由縁を有し、前記リッ
    プ(20)が前記長手方向自由縁において終端する概ね
    平坦な面を画成することを特徴とする複数の鋼デッキ部
    材を含む複合構造部材。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100379783B1 (ko) * 2000-09-27 2003-04-11 한국건설기술연구원 춤이 깊은 건축용 합성 데크플레이트
KR100544318B1 (ko) * 2002-06-18 2006-01-23 (주) 선암기술연구소 골판형 데크플레이트

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KR100379783B1 (ko) * 2000-09-27 2003-04-11 한국건설기술연구원 춤이 깊은 건축용 합성 데크플레이트
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