JPH03208239A - 陰極線管装置 - Google Patents

陰極線管装置

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JPH03208239A
JPH03208239A JP321390A JP321390A JPH03208239A JP H03208239 A JPH03208239 A JP H03208239A JP 321390 A JP321390 A JP 321390A JP 321390 A JP321390 A JP 321390A JP H03208239 A JPH03208239 A JP H03208239A
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JP
Japan
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coil
magnetic field
coils
horizontal
horizontal deflection
Prior art date
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Pending
Application number
JP321390A
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English (en)
Inventor
Hideki Ihara
秀樹 井原
Kumio Fukuda
福田 久美雄
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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Publication of JPH03208239A publication Critical patent/JPH03208239A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) この発明は、偏向ヨークから発生する不要輻射(漏洩磁
束)を軽減するようにした陰極線管装置に関する。
(従来の技術) 最近の傾向として、北欧を中心に主に人体に対する不要
輻射の影響を取上げ、その不要輻射を規制する動きがあ
る。その不要輻射に関するMPI(SSI)規格によっ
て問題となるのは、超長波帯の電磁波であり、陰極線管
装置については、偏向ヨークの水平偏向コイルから発生
する電磁波(磁束)のうち、電子銃から放出される電子
ビームの偏向に寄与しない部分の磁束、すなわち漏洩磁
束をかなりのレベルまで減少させることが必要となる。
第4図に示す偏向ヨークは、カラー受像管などの陰極線
管に装看される一般的な偏向ヨークであり、モールド部
材(1)の内側に陰極線管の電子銃から放出された電子
ビームを水平方向に偏向する磁界を発生する上下一対の
サドル形水平偏向コイル(2)が水平軸(X軸)を挟ん
で配置されている。
また、モールド部材(1)の外側に電子銃から放出され
た電子ビームを垂直方向に偏向する磁界を発生する左右
一対のサドル形垂直偏向コイル〈3〉が垂直軸(Y軸)
を挟んで配置され、このサドル形垂直偏向コイル(3)
の外周を取囲むように円錐筒状のコア(4)が配置され
ている。
この偏向ヨークでは、水平偏向コイル(2)から発生す
る磁束の大部分は、コア(4)によって偏向ヨークの内
側空間(5)に封込められるが、一部は、漏洩磁束とし
て偏向ヨーク外に輻射される。第5図にその水平偏向コ
イル(2)によって発生する水平偏向磁界の漏洩状態を
示す。通常水平偏向主磁束(6)の漏れ磁束(7)は、
曲線(8a) ,(8b)で示す30〜40″の開き角
で広がっており、その上下に水平偏向コイル(2〉の前
面渡り部(9)から上記主磁束(6)とは逆向きに漏洩
磁束(10)が発生している。
この漏洩磁束(10)の抑制手段として、従来より偏向
ヨーク全体を金属板で覆う方法があるが、単純に偏向ヨ
ークを金属板で覆うだけでは遮蔽が不十分となり、漏洩
磁束を所望レベルまで減少させることはできない。また
、このような抑制手段は、漏洩磁束の遮蔽ばかりでなく
、偏向ヨーク全体を覆う構造であるため、構造設計上の
制約から放熱やコストが問題となる。
上記金属板による問題点を解決する手段として、特開昭
62−64024号公報には、第6図に示すように、サ
ドル形水平偏向コイル(2)の外側にコア(4)を挟ん
で水平偏向コイル(2)とほぼ同形状の補助コイル(1
1)を配置し、これに矢印(12)で示す水平偏向コイ
ル(2)の主磁束の向きとは逆向きの矢印(】3)で示
す向きの磁束が通るように、水平偏向コイル(2)に流
れる電流の一部を逆位相で流して、水平偏向フイル(2
)の漏洩磁束を減少させるようにしたものが示されてい
る。
しかし、この補助コイル(11)による方法は、所定位
置における漏残磁束を所定レベルまで減少させる制御が
難しく、また、補助コイル(11)に流す電流が非常に
大きくなるという問題がある。
(発明が解決しようとする課題) 上記のように、不要輻射に関するMPI規格に関し、陰
極線管装置については、偏向ヨークの水平偏向コイルか
ら発生する電磁波(磁束)のうち、電子銃から放出され
る電子ビ〜ムの偏向に寄与しない部分の漏洩磁束が問題
となる。この漏洩磁束を抑制する手段として、従来より
偏向ヨーク全体を金属板で覆う方法があるが、この金属
板で覆う方法では、遮蔽が不十分となり、漏浅磁束を所
望レベルまで威少させることはできず、また、構造設計
上の制約から放熱やコストが問題となる。この金属板に
よる問題点を解決する手段として、サドル形水平偏向コ
イルの外側にコアを挟んで水平偏向コイルとほぼ同形状
の補助コイルを配置し、この補助コイルに水平偏向コイ
ルの主磁束の向きとは逆向きの磁束が通るように水平偏
向コイルに流れる電流の一部を逆位相で流して、水平偏
向コイルの漏洩磁束を減少させるようにしてものがある
。しかし、この補助コイルによる方法は、所定位置にお
ける漏洩磁束を所定レベルまで威少きせる制御が難しく
、また、補助コイルに流す電流が非常に大きくなるとい
う問題がある。
この発明は、上記問題点を解決するためになされたもの
であり、陰極線管用偏向ヨークの水平偏向コイルから発
生する漏洩磁束を効果的に減少させ、かつ偏向ヨークに
対して、電子ビームのコンバーゼンスやランディングな
どに関係する偏向特性や偏向電力にあまり影響を与えな
いように漏洩磁束を減少させる陰極線管装置を構成する
ことを目的とする。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 電子銃およびこの電子銃から放出される電子ビームの走
査により画像を表示する蛍光体スクリーンを有する陰極
線管に、上記電子銃から放出される電子ビームを水平方
向に偏向する磁界を発生するサドル形水平偏向コイルお
よびこの水平偏向コイルの外側に装着された円錐筒状の
コアを有する偏向ヨークが装着された陰極線管装置にお
いて、上記偏向ヨークのコアにトロイド巻きして、上記
水平偏向コイルにより発生する主磁界とは逆位相の磁界
を発生する副コイルを設けた。
(作 用) 上記のようCこ、偏向ヨークのコアにトロイド巻きされ
た副コイルを設けると、この副コイルから発生する漏洩
磁界は、サドル形水平偏向コイルの漏洩磁界にくらべて
威衰率が小さくなるため、副コイルにわずかな電流を流
すことにより発生する水平偏向コイルの主磁束とは逆位
相の漏洩磁界により、陰極線管の前面近傍などの所定位
置における水平偏向コイルの漏洩磁界を効果的に減少さ
せることができる。
(実施例) 以下、図面を参照してこの発明を実施例に基づいて説明
する。
第1図にその一実施例であるカラー受像管装置を示す。
この装置におけるカラー受像管は、一体に接合されたほ
ぼ矩形状のパネル(20〉と漏斗状のファンネル(21
〉とからなる外囲器を有し、そのパネル〈20)内而に
、青、緑、赤に発光する3色蛍光体層からなる蛍光面(
22〉が設けられ、この蛍光面(22)に対向かつ接近
して、その内側に多数の電子ビーム通過孔の形成された
シャドウマスク(23)が装着されている。また、フ7
ンネル(21)のネック(24)内に3電子ビームを放
出する電子銃(25)が配設されている。さらに、ファ
ンネル(21)のコーン部とネック(24〉との境界部
外側に、上記電子銃(25)から放出された3電子ビー
ムを水平および垂直方向に偏向する磁界を発生する偏向
ヨーク(27)が装着されている。
この偏向ヨーク(27〉は、第2図に示すように、モー
ルド部材(29〉の内側に水平軸(X軸)を挟んで上下
対称に配置され、3電子ビームを水平方向に偏向する水
平偏向磁界を発生する一対のサドル形水平偏向コイル(
30)と、モールド部材(29)の外側に垂直軸(Y細
)を挟んで左右対称に配置され、3電子ビームを垂直方
向に偏向する垂直偏向磁界を発生する一対のサドル形垂
直偏向コイル(31)とを備え、この垂直偏向コイル(
31〉の外周上に、上記水平および垂直偏向コイル(3
0),(31)を取囲むように円錐筒状のフエライトコ
ア(32)が配置されている。
さらに、この例のカラー受像管装置においては、上記フ
エライトコア(32)に副コイル(33)がトロイト巻
きされている。そして、この副コイル(33)には、水
平偏向コイル(30)に流す水平偏向電流と同期して、
水平偏向コイル〈30)の発生する主磁界とは逆位相の
磁界を発生する電流が供給される。
ところで、上記のように副コイル(33〉に水平偏向コ
イル(30)によって発生する主磁界とは逆位相の磁界
を発生する電流を流すと、偏向ヨーク(27)の中心部
近傍の主磁界を大きく減少させることなく、カラー受像
管前面近傍などにおける水平偏向コイル(30)の不要
漏洩磁界を大幅に減少させることができる。
すなわち、第3図(a)に示すように、水平偏向コイル
(30)に水平偏向電流を流したとき発生する偏向ヨー
ク(27)の中心軸(Z軸)上の磁界分布(35)は、
サドル形水平偏向コイル(30)の場合、減衰率が大き
く非常に急峻であり、偏向ヨーク〈27)から離れるに
したがって急速に磁界強度が低下する。これに対し、同
(b)に示すように、コア(32)にトロイド巻きされ
た副コイル(33)によって発生する偏向ヨーク(27
)の中心軸上の磁界分布(36)は、減衰率が小さく比
較的なだらかである。たとえば偏向ヨーク<27)の中
心から30cmの位置でのサドル形水平偏向コイル(3
0)の減衰率は0.01%であるが、トロイド巻きされ
た副水平コイル(33)の減衰率は0.1%である。
したがって、上記のようにサドル形水平偏向コイル(3
0)を有する偏向ヨーク(27)にトロイド巻き副コイ
ル(33)を配置し、その副水平コイル(33)に水平
偏向コイル(30)よって発生する主磁界とは逆位相の
磁界を発生する電流を流すと、各コイル<30) , 
(33)から発生する磁界の合成により偏向ヨーク(2
7〉の中心近傍の主磁界を大きく減少させることなく、
カラー受像管前面近傍などにおける水平偏向コイル(3
0)の不要漏洩磁界を大幅に減少させることができる。
したがって、この副コイル(33〉に流す電流を調整す
ることにより、所定位置における漏洩磁界を極小になる
ようにすることができる。この場合、この副コイル(3
3)に流す電流の大きさは、特に制限されるものではな
いが、副コイル(33)に流す電流が増大すると、偏向
電力の増加をまねくので、実用的には従来の漏洩磁界の
20〜30%程度に減少させるように制限するのが最も
効果的である。
[発明の効果] 陰極線管の電子銃から放出される電子ビームを偏向する
偏向ヨークのサドル形水平偏向コイルの外側に円錐筒状
のコアを配置し、このコアに副コイルをトロイド巻きし
て、水平偏向コイルにより発生する主磁界とは逆位相の
磁界を発生するように構成すると、この副コイルにより
発生する漏洩磁界は、サドル形水平偏向コイルの漏洩磁
界にくらべて減衰率が小さくなるため、この副コイルに
わずかな電流を流すことにより発生する漏洩磁界により
、陰極線管の前面近傍などの所定位置における水平偏向
コイルの漏洩磁界を減少させることができ、電子ビーム
のコンバーゼンスやランディングなどに関係する偏向特
性や偏向電力にほとんど影響を与えることなく、水平偏
向コイルにより発生する漏洩磁界を効果的に減少させる
ことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第3図はこの発明の実施例の説明図で、第
1図はその一実施例であるカラー受像管装置の構成を示
す図、第2図はその副水平コイルの配置された偏向ヨー
クの斜視図、第3図(a)および(b)はそれぞれサド
ル形水平偏向コイルによって発生する偏向ヨークの中心
軸上の磁界分布および副水平コイルによって発生する偏
向ヨークの中心軸上の磁界分布を示す図、第4図はサド
ル形水平偏向コイルを有する従来の一般的な偏向ヨーク
の構成を示す斜視図、第5図はその水平偏向コイルによ
って発生する水平偏向磁界の漏洩状態を示す図、第6図
は従来の補助コイルの配置された偏向ヨークの図である
。 22・蛍光面     25・・・電子銃27・・・偏
向ヨーク 30・・・サドル形水平偏向コイル 31・・・サドル形垂直偏向コイル 32・・・コア      33・・・副コイル第 1 図 j(J 第 2 図 Y 第 3 図 l 第 4 図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 電子銃およびこの電子銃から放出される電子ビームの走
    査により画像を表示する蛍光体スクリーンを有する陰極
    線管と、 この陰極線管に装着され、上記電子銃から放出される電
    子ビームを水平方向に偏向する磁界を発生するサドル形
    水平偏向コイルおよびこの水平偏向コイルの外側に装着
    された円錐筒状のコアを有する偏向ヨークと、 上記偏向ヨークのコアにトロイド巻きされ、上記水平偏
    向コイルにより発生する主磁界とは逆位相の磁界を発生
    する副コイルとを具備することを特徴とする陰極線管装
    置。
JP321390A 1990-01-10 1990-01-10 陰極線管装置 Pending JPH03208239A (ja)

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