JPH0320797Y2 - - Google Patents

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JPH0320797Y2
JPH0320797Y2 JP1985090472U JP9047285U JPH0320797Y2 JP H0320797 Y2 JPH0320797 Y2 JP H0320797Y2 JP 1985090472 U JP1985090472 U JP 1985090472U JP 9047285 U JP9047285 U JP 9047285U JP H0320797 Y2 JPH0320797 Y2 JP H0320797Y2
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JP
Japan
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hanger
receiving plate
swinging rod
swing rod
swinging
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JP1985090472U
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JPS61206891U (ja
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は振子時計の振竿固定装置、特に時計の
保管時あるいは輸送時において、振竿を拘束する
ための振竿固定装置を提供するものである。
(従来技術) 従来振子時計の振竿固定装置として種々提案さ
れており、例えば実開昭59−66190、実開昭58−
56990が知られており、これらの構成は受板と振
竿を係合させて、振竿を固定するものであつた。
(考案が解決しようとする問題点) 近年水晶振動子を利用した高精度の水晶時計に
おいても装飾用の飾り振子が設けられた振子時計
が実用化されている。この種の振子時計では、振
子を時計機構部に懸垂支持するために振竿が設け
られており、時計機構部に対して比較的大きな外
形形状を有する振竿はその保管あるいは輸送時に
他の周辺部品とぶつかり、装置の破損あるいは故
障の原因となつていた。
本考案の目的は、従来にない新規な振竿固定装
置を提案するものである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成するため本考案では、振竿と、
振竿を揺動自在に支持可能な受板と、受板の上方
に回動自在に設けられ該受板を掛止するハンガー
と、該ハンガーに設けられた係止部と、前記振竿
に設けられ前記ハンガーが回動した際に前記係止
部と係合する被係止部と、を具備することを特徴
とした。
(実施例) 以下第1〜3図に示された一実施例に基づいて
本考案を説明する。
受板2の中央部には時刻表示のみに使用するム
ーブメント4が固定されており、また上方には金
属のハンガー6が設けられ、該ハンガー6の両端
は受板2の側面上方に設けられた貫通孔(図示せ
ず)に回動自在に軸着されている。貫通孔の近傍
にはハンガー6を垂直に保持するための突起3
0,32と、ハンガー6を回動した時、所定の位
置に保持するための突起34が設けてある。さら
に受板2には弾性部材からなる支持台8が立設さ
れ、支持台8の上面には溝部10が設けられてい
る。支持体12の上方にはナイフエツジから成る
支持部14が立設され、支持体12は支持台8の
溝部10に弾性結合される。
振竿16には支持体14に載置されて揺動する
支点体18と該支点体18から伸張され、支持台
8の下面を包囲可能なアーム20とが設けられて
いる。さらにアーム20から伸張された振竿体2
2には、ハンガー6が第2図に示す矢印A方向に
回転した時にハンガー6の山形中央部分と振竿1
6との係合状態を保持させるための凹部24が形
成してある。
凹部24は第3図に示される様にハンガー6が
嵌合しやすい形状に形成され、揺動方向及び鉛直
方向については端面36及び38又は42及び4
4で規制され、分針パイプ39の軸方向はハンガ
ー6が面40を押圧することにより規制する。又
第3図では端面36と42及び38と44の間隔
が広いが、この間隔を適当に狭くすることにより
さらに確実に振竿16を揺動不能に規制すること
が可能である。
第1図及び第2図において、通常の使用状態に
おいてハンガー6は実線で示された位置にあり、
該ハンガー6の山形の中央部分をくぎ等に掛止さ
せ振子時計を固定する。この時ハンガー6は突起
30及び32によつて位置ぎめされる。
次に時計機構体を単体のみ、あるいは時計ケー
スに装着した後に保管又は輸送する場合におい
て、ハンガー6は突起32及び34を乗り越え、
矢印A方向へ回転し凹部24と係合させると、ハ
ンガー6は突起34の規制を受け矢印B方向へ押
圧され永久磁石26は駆動コイル28と接触し、
振竿16は揺動不能となる。
又、凹部24のかわりに振竿体22に弾性変形
可能な突部を突設し、ハンガー6と前記突部を弾
性結合しても、同様に振竿16は揺動不能とな
る。
(考案の効果) 以上説明したように本考案によれば、掛止部材
であるハンガーで振竿を受板に対して揺動不能に
固定できるので、時計機構部に対して比較的大き
な外形形状を有する振竿は、その保管あるいは輸
送時に他の周辺部品とぶつかることがなく、装置
の破損あるいは故障の原因が解消された。さらに
アームをもち上げ支持台を押圧するようにし、そ
の状態で、ハンガーを振竿体の凹部と係合するよ
うにすれば、支点体は完全に支持体から離れるの
でナイフエツジの頂部の破損はなくなる。さらに
また、ハンガーで振竿を固定しておけば、使用時
にはハンガーを回転させるので、かならず規制が
解除されるという利点もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る振竿固定装置の平面図。
第2図は本考案に係る振竿固定装置の側面図。第
3図は本考案の凹の要部拡大図。 2……受板、6……ハンガー、16……振竿、
24……凹部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 振竿と、振竿を揺動自在に支持可能な受板と、
    受板の上方に回動自在に設けられ該受板を掛止す
    るハンガーと、該ハンガーに設けられた係止部
    と、前記振竿に設けられ前記ハンガーが回動した
    際に前記係止部と係合する被係止部と、を具備す
    ることを特徴とする振子時計の振竿固定装置。
JP1985090472U 1985-06-14 1985-06-14 Expired JPH0320797Y2 (ja)

Priority Applications (1)

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JP1985090472U JPH0320797Y2 (ja) 1985-06-14 1985-06-14

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Publication Number Publication Date
JPS61206891U JPS61206891U (ja) 1986-12-27
JPH0320797Y2 true JPH0320797Y2 (ja) 1991-05-07

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JPS61206891U (ja) 1986-12-27

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