JPH032078Y2 - - Google Patents
Info
- Publication number
- JPH032078Y2 JPH032078Y2 JP9165085U JP9165085U JPH032078Y2 JP H032078 Y2 JPH032078 Y2 JP H032078Y2 JP 9165085 U JP9165085 U JP 9165085U JP 9165085 U JP9165085 U JP 9165085U JP H032078 Y2 JPH032078 Y2 JP H032078Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- socket
- groove
- lock ring
- glass fiber
- fiber mat
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
- 239000003365 glass fiber Substances 0.000 claims description 11
- 239000011347 resin Substances 0.000 claims description 7
- 229920005989 resin Polymers 0.000 claims description 7
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 3
- 230000037431 insertion Effects 0.000 description 16
- 238000003780 insertion Methods 0.000 description 16
- 238000010008 shearing Methods 0.000 description 8
- 101100495270 Caenorhabditis elegans cdc-26 gene Proteins 0.000 description 5
- 238000000605 extraction Methods 0.000 description 5
- 239000000463 material Substances 0.000 description 4
- 238000000926 separation method Methods 0.000 description 3
- 230000000694 effects Effects 0.000 description 2
- 239000003566 sealing material Substances 0.000 description 2
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 238000009730 filament winding Methods 0.000 description 1
- 238000007789 sealing Methods 0.000 description 1
- 238000004804 winding Methods 0.000 description 1
Landscapes
- Joints With Sleeves (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
産業上の利用分野
本考案は樹脂管における離脱防止管継手に関す
る。
る。
従来の技術
従来の離脱防止管継手は、受口の内周に受口溝
を形成するとともに挿口の外周に挿口溝を形成
し、かつ両溝にロツクリングを嵌め込んだものが
一般的である。
を形成するとともに挿口の外周に挿口溝を形成
し、かつ両溝にロツクリングを嵌め込んだものが
一般的である。
考案が解決しようとする問題点
ところで、継手部に抜出力が作用した場合に
は、前記受口溝および挿口溝に大きな剪断力が作
用するが、受口溝は受口の肉厚を大きくすること
により十分な深さとすることができ、前記剪断力
に対して不足のない抵抗力を持たせることができ
る。しかし、挿口溝は挿口の肉厚による制限を受
け、余り深いものとすることができないという問
題点がある。このため、FRPをフイラメントワ
インデイグした樹脂管等では、前記剪断力に対す
る挿口溝の抵抗力を十分なものとできないという
問題点がある。
は、前記受口溝および挿口溝に大きな剪断力が作
用するが、受口溝は受口の肉厚を大きくすること
により十分な深さとすることができ、前記剪断力
に対して不足のない抵抗力を持たせることができ
る。しかし、挿口溝は挿口の肉厚による制限を受
け、余り深いものとすることができないという問
題点がある。このため、FRPをフイラメントワ
インデイグした樹脂管等では、前記剪断力に対す
る挿口溝の抵抗力を十分なものとできないという
問題点がある。
そこで本考案はこのような問題点を解決し、抜
出時の剪断力に対して挿口溝に十分な抵抗力を期
待し得るようにすることを目的とする。
出時の剪断力に対して挿口溝に十分な抵抗力を期
待し得るようにすることを目的とする。
問題点を解決するための手段
上記問題点を解決するため本考案は、
一方の樹脂管の端部に形成された受口の内周に
受口溝を形成するとともに、この受口溝にロツク
リングを嵌入し、 他方の樹脂管の端部に形成された挿口の外周
に、クロス状に編まれたガラス繊維マツトをテン
シヨンを掛けてワインデイング接着し、 前記ガラス繊維マツトの外周に、前記ロツクリ
ングが掛り合う挿口溝を形成し、 たものである。
受口溝を形成するとともに、この受口溝にロツク
リングを嵌入し、 他方の樹脂管の端部に形成された挿口の外周
に、クロス状に編まれたガラス繊維マツトをテン
シヨンを掛けてワインデイング接着し、 前記ガラス繊維マツトの外周に、前記ロツクリ
ングが掛り合う挿口溝を形成し、 たものである。
作 用
このような構成であると、強度の大きなガラス
繊維マツトに挿口溝を形成するため、挿口溝の深
さが挿口の肉厚にもとづく制約を受けても、抜出
時の剪断力に対する抵抗力を十分なものとするこ
とができる。
繊維マツトに挿口溝を形成するため、挿口溝の深
さが挿口の肉厚にもとづく制約を受けても、抜出
時の剪断力に対する抵抗力を十分なものとするこ
とができる。
実施例
以下、本考案の一実施例を図面にもとづいて説
明する。第１図はFRP材をフイラメントワイン
デイングした樹脂管における継手部の構成を示
し、１は一方の管に形成された受口、２は他方の
管に形成された挿口である。
明する。第１図はFRP材をフイラメントワイン
デイングした樹脂管における継手部の構成を示
し、１は一方の管に形成された受口、２は他方の
管に形成された挿口である。
挿口２におけるFRP材３は、管胴部よりも肉
厚が薄くなるようにその外径を小さく形成され、
このFRP材３の外周には、クロス状に編まれた
ガラス繊維マツト４が、テンシヨンを掛けてワイ
ンデイング接着されている。
厚が薄くなるようにその外径を小さく形成され、
このFRP材３の外周には、クロス状に編まれた
ガラス繊維マツト４が、テンシヨンを掛けてワイ
ンデイング接着されている。
５は環状のシール材で、受口１の内面と、挿口
２のガラス繊維マツト４の外面との間で圧縮され
て、所定のシール機能を発揮している。
２のガラス繊維マツト４の外面との間で圧縮され
て、所定のシール機能を発揮している。
シール材５よりも開口端側における受口１の内
面には受口溝６が形成されており、この受口溝６
にはロツクリング７が嵌め込まれている。一方、
ガラス繊維マツト４の外周には受口溝６に対向し
た挿口溝８が形成されている。この挿口溝８に対
応したガラス繊維マツト４部分には、他の部分よ
りも半径方向外側に突出した厚肉部９が形成さ
れ、受口１の内面との隙間１０をできるだけ詰め
て、挿口溝８を深く形成できるように考慮されて
いる。
面には受口溝６が形成されており、この受口溝６
にはロツクリング７が嵌め込まれている。一方、
ガラス繊維マツト４の外周には受口溝６に対向し
た挿口溝８が形成されている。この挿口溝８に対
応したガラス繊維マツト４部分には、他の部分よ
りも半径方向外側に突出した厚肉部９が形成さ
れ、受口１の内面との隙間１０をできるだけ詰め
て、挿口溝８を深く形成できるように考慮されて
いる。
１１はセツトボルトで、受口１の外面から受口
溝６に向けて螺入貫通され、その先端がロツクリ
ング７の外面に当接して、このロツクリング７を
挿口溝８に押圧している。
溝６に向けて螺入貫通され、その先端がロツクリ
ング７の外面に当接して、このロツクリング７を
挿口溝８に押圧している。
このような構成において、挿口２に抜出力が作
用した場合には、この抜出力は挿口溝８からロツ
クリング７を介して受口溝６に伝達され、これに
より離脱防止が図られる。このとき、挿口溝８に
は軸方向の剪断力が作用することになるが、この
挿口溝８は強度の大きなガラス繊維マツト４に形
成されているため、前記剪断力に対して十分大き
な抵抗力を期待できる。また上述のように厚肉部
９を形成して挿口溝８が深くなるようにしている
ため、抵抗力の増大を図ることができる。
用した場合には、この抜出力は挿口溝８からロツ
クリング７を介して受口溝６に伝達され、これに
より離脱防止が図られる。このとき、挿口溝８に
は軸方向の剪断力が作用することになるが、この
挿口溝８は強度の大きなガラス繊維マツト４に形
成されているため、前記剪断力に対して十分大き
な抵抗力を期待できる。また上述のように厚肉部
９を形成して挿口溝８が深くなるようにしている
ため、抵抗力の増大を図ることができる。
なお、受口１は通常のFRP材をフイラメント
ワインデイングして形成されているため、受口溝
６を深く形成するとともに、この受口溝６に対応
してロツクリング７高く形成し、これら受口溝６
とロツクリング７との接触面積を大きくすること
によつて、抜出時の剪断力に対する抵抗力を大き
くしている。
ワインデイングして形成されているため、受口溝
６を深く形成するとともに、この受口溝６に対応
してロツクリング７高く形成し、これら受口溝６
とロツクリング７との接触面積を大きくすること
によつて、抜出時の剪断力に対する抵抗力を大き
くしている。
考案の効果
以上述べたように本考案によると、ロツクリン
グが嵌まり込む挿口溝を、抜出時の剪断力に対し
て十分な抵抗力を有するものとすることができ
る。
グが嵌まり込む挿口溝を、抜出時の剪断力に対し
て十分な抵抗力を有するものとすることができ
る。
第１図は本考案の一実施例の断面図である。
１……受口、２……挿口、４……ガラス繊維マ
ツト、６……受口溝、７……ロツクリング、８…
…挿口溝。
ツト、６……受口溝、７……ロツクリング、８…
…挿口溝。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 一方の樹脂管の端部に形成された受口の内周に
受口溝を形成するとともに、この受口溝にロツク
リングを嵌入し、 他方の樹脂管の端部に形成された挿口の外周
に、クロス状に編まれたガラス繊維マツトをテン
シヨンを掛けてワインデイング接着し、 前記ガラス繊維マツトの外周に、前記ロツクリ
ングが掛り合う挿口溝を形成し、 たことを特徴とする離脱防止管継手。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165085U JPH032078Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP9165085U JPH032078Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPS62890U JPS62890U (ja) | 1987-01-07 |
| JPH032078Y2 true JPH032078Y2 (ja) | 1991-01-21 |
Family
ID=30647730
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP9165085U Expired JPH032078Y2 (ja) | 1985-06-17 | 1985-06-17 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH032078Y2 (ja) |
Families Citing this family (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP4564679B2 (ja) * | 2000-04-21 | 2010-10-20 | ブリヂストンフローテック株式会社 | 管継手 |
-
1985
- 1985-06-17 JP JP9165085U patent/JPH032078Y2/ja not_active Expired
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPS62890U (ja) | 1987-01-07 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| JPH032078Y2 (ja) | ||
| JPS60161774U (ja) | 離脱防止管継手 | |
| JPH0359586U (ja) | ||
| JP2856546B2 (ja) | 分岐管継手 | |
| JPS61200981U (ja) | ||
| JPH0389297U (ja) | ||
| JPS63146289U (ja) | ||
| JPS6185796U (ja) | ||
| JPH0221500U (ja) | ||
| JPH0280979U (ja) | ||
| JPH0465895U (ja) | ||
| JPH0222491U (ja) | ||
| JPS6188671U (ja) | ||
| JPS646720U (ja) | ||
| JPS5840684U (ja) | 離脱防止管継手 | |
| JPS60126788U (ja) | ホ−ス取付装置 | |
| JPS6255790U (ja) | ||
| JPH01108486U (ja) | ||
| JPH0468282U (ja) | ||
| JPS59195289U (ja) | 離脱防止管継手 | |
| JPS58108683U (ja) | 離脱防止管継手 | |
| JPS58129388U (ja) | 耐震管継手 | |
| JPS6113087U (ja) | 離脱防止管継手 | |
| JPH0330692U (ja) | ||
| JPS6149192U (ja) |