JPH03206016A - 二重ケース付化粧品及びその製造方法 - Google Patents

二重ケース付化粧品及びその製造方法

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JPH03206016A
JPH03206016A JP34274789A JP34274789A JPH03206016A JP H03206016 A JPH03206016 A JP H03206016A JP 34274789 A JP34274789 A JP 34274789A JP 34274789 A JP34274789 A JP 34274789A JP H03206016 A JPH03206016 A JP H03206016A
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JP
Japan
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case
cosmetic
double
internal volume
solvent
Prior art date
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JP34274789A
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English (en)
Inventor
Yoshihiro Taira
良弘 平
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
MIYAUCHI KAKO KK
Original Assignee
MIYAUCHI KAKO KK
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の目的〕 (産業上の利用分野) 本発明は,二重ケース付化粧品及びその製造方法に関す
るものである。
(従来の技術) 従来、一般に市販されている化粧品、例えばシャドー、
チーク、ファンデーション等々の製品20は、第7図(
a)に示すように粉状剤と柚性分とを混合した化粧料L
を予め形成した合成樹脂製等のケース21内に加圧下で
充填した後に,第7図(b)に示すように充填した化粧
料Lを乾燥固化することにより製造していた. しかしながら,上述した製品20の場合,化粧料Lの乾
燥固化に伴いその容積が縮少し,この結果 第7図(b
)に示すように化粧料2l内における化粧料Lの表面中
央部分L1かその周近領域より陥没してしまい外観体裁
が悪くなって製品価値の低下を招くという問題があった
(発明が解決しようとする課題) 本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、その
目的とするところは、外観体裁が良好で製品価値が高い
二重ケース付化粧品及び該化粧品を低コストで製造し得
る製造方法を提供することにある。
〔本発明の構成〕
(課題を解決するための手段) 本発明の二重ケース付化粧品は,有底ケースと筒状ケー
スとを出没可能に嵌合させて該両ケースの嵌合位置によ
り内容積が変化する構成の二重ケースと,この二重ケー
スの内容積を拡大した状態で充填されて内容a縮少に伴
って成分中の溶剤を排出除去し縮少後の内容積全体を占
める状態で固化した化粧料とを具備するものである。
また、本発明に係る二重ケース付化粧品の製造方法は、
有底ケースと筒状ケースとを出没可能に嵌合させて該両
ケースの嵌合位置により内容積が変化する構成の二重ケ
ースに対し、前記筒状ケースを有底ケースから突出させ
て内容積を拡大させた状態で該二重ケース内に溶剤を含
む化粧料を充填する工程と、前記筒状ケース上面に平担
な吸湿性部材を載置する工程と、この吸湿性部材及び筒
状ケースを有底ケース側に没入し内容積を縮減して前記
化粧料中の溶剤を湧出させて吸湿性部材に浸透させるこ
とにより,残りの化粧料を二重ケスの縮減した内容積全
体に占める状態にする工程と、前記筒状ケース上面に載
置した吸湿性部材を除去した後、二重ケース内の化粧料
を固化する工程とを有するものである。
(作用) 上記構成の二重ケース付化粧品によれば,二重ケースの
内容積の縮少を利用して化粧料中の溶剤を排出除去し,
縮少後の内容積全体を占めるように化粧粕を固化したも
のであるから、化粧料に陥没部分が無〈なり外観体裁が
良好となる。
また,本発明の前記製造方注によれば、内容積が拡大し
た二重ケースに化粧料を充填し、二重ケースの内容a縮
減に伴って湧出する溶剤威分を筒状ケース上面に載置し
た平担な吸湿性部材に浸透させて除去し、残りの化粧料
が縮減した内容積全体を占める状態とし、この後、吸湿
性部材の除去と化粧料の固化とを行い上述した製品を得
るものであるから、簡略な製造工程となって製造コスト
の低減化を図ることができる。
(実施例) 以下、添付図面を参照して本発明の実施例を説明する. 第1図に示す二重ケース付化粧品1は、底部2a及ひ外
周筒部2bを具備した角型又は円筒型の有底ケース2と
、この有底ケース2の外周筒部2bに嵌合可能な筒状部
3a及びこの筒状部3aの上端外周部に形威した上側鍔
部3bを一体威形した筒状ケース3に対し、この筒状ケ
ース3の内容積全体を占め且つ表面(上面)か平担な固
化状態の化粧料Lを充填配置することにより構成してい
る。
上記有底ケース2と筒状ケース3とから或る二重ケース
4は、第2図に示すように筒状ケース3を有底ケース2
から上方に突出した状態の場合の内容積に比べ、第1図
に示す如く製品化した場合の内容積が縮減するようにな
っている。
次に、第2図乃至第6図を参照して二重ケース付化粧品
1の製造方法を説明する。
先ず、第2図に示すように、筒状ケース3を有底ケース
2から上方に突出させて二重ケース4の内容積を拡大し
た状態でこの二重ケース4を受台5上に載置する. 次に、第3図に示すように、二重ケース4の上方からこ
の二重ケース4内に溶剤成分を含む化粧料Lを,筒状ケ
ース3の上方まで盛り上げる状態に充填する. 前記化粧料Lとしては、シャドー,チーク又はファンデ
ーション等の化粧料原料としての粉状剤と油性分との程
合物に溶剤としての水溶性パイングー(例えば、カルボ
キシメチルセルロースナ1ウム等)或いは揮発性を有す
る水若しくはアルコール等を混入したものを用いる。な
お、上記溶剤としては、上述する各剤の他、揮発性を有
するものであれば如何なるものでも用いることが可能で
ある。
次に、第4図に示すように、筒状ケース3の平担な上面
−Lに紙製又は布製で吸湿性を有する平担な吸湿性部材
6を、前記盛り上がった化粧料Lを重ケース4内に押し
込むようにしなから載置する。
更に、第5図に示すように、適当な加圧手段を用いて吸
湿性部材6とともに筒状ケース3を有底ケース2側に押
下し、前記鍔部3bの下側が有底ケース2上に当接する
状態とする。この時、二重ケース4の内容積は最小とな
るとともに内容積の縮減段階で化粧料L中の溶剤成分か
吸湿性部材6側に湧出し、この吸湿性部材6に浸透して
排出除去され,溶剤或分を除〈化粧料Lが二重ケース4
の内容積全体を占め且つ吸湿性部材6番こ名接する表面
(上面)側が平担となる。
次に,二重ケース4内の化粧料Lを乾燥固化させるとと
もに、第6図に示すように吸湿性部材6を筒状ケース3
の上面から徐々に剥離することにより第1図に示す製品
としての二重ケースイ」化粧品lか得られる。
このようにして得られる二重ケース付化粧品1は、内容
積が縮減して最小となった二重ケース4における筒状ケ
ース3の上面と同一平面を占める状態で化粧料Lが充填
固化されているので、従来例の如き陥没部分が無く外観
体裁が良好で製品価値か高くなる。
また、上述した実施例方法によれば、二重ケース4の内
容積縮少と吸湿性部材6の平担面及び吸湿作用を利用す
るものであり,簡略な押下工程と吸湿性剖材6の剥離工
程及び乾燥固化工程だけで上述した製品を得ることがで
きるので、製造コストの低減化を図ることができる。
本発明は上述した実施例に限定されるものでほな〈、そ
の変旨の範囲内で種々の変形が可能である。例えば 二
重ケースとして化ft料の充填箇所を二箇所,三箇所等
の複数箇所設けたものを用いても実施できる. (発明の効果〕 以上詳述した本発明によれば、下記の効果を奏する。
請求項1記載の発明によれば、上記構戒としたことによ
り、化粧料表面に凹状の陥没部分が無くなり外観体裁が
良好で製品価値の高い二重ケース付化粧品を提供するこ
とができる. 請求項2記載の発明によれば、上記構成としたことによ
り、簡略で製造コストの低減化を図りつつL記効果を奏
する二重ケース付化粧品を得ることかできる製造方法を
提供できる。
【図面の簡単な説明】
第l図は本発明の二重ケース付化粧品の実施例を示す断
面図、第2図乃至第6図は各々本発明の実施例方法の製
造工程図、第7図(a)は従来例の化粧品の化粧料固化
前の状態を示す断面図、第7図(b)は同上の製品とし
ての化粧品を示す断面図である. 図中の主な符号 l・・・・●二重ケース付化粧品 2●●●◆●有底ケース 3●●●●●筒状ケース 4●●●●●二重ケース 5 II @ @ II I+ロム スロ 6・・・・・吸湿性部材 L・・・・・化粧料.

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)有底ケースと筒状ケースとを出没可能に嵌合させ
    て該両ケースの嵌合位置により内容積が変化する構成の
    二重ケースと、この二重ケースの内容積を拡大した状態
    で充填されて内容積縮少に伴って成分中の溶剤を排出除
    去し縮少後の内容積全体を占める状態で固化した化粧料
    とを具備することを特徴とする二重ケース付化粧品。
  2. (2)有底ケースと筒状ケースとを出没可能に嵌合させ
    て該両ケースの嵌合位置により内容積が変化する構成の
    二重ケースに対し、前記筒状ケースを有底ケースから突
    出させて内容積を拡大させた状態で該二重ケース内に溶
    剤を含む化粧料を充填する工程と、前記筒状ケース上面
    に平担な吸湿性部材を載置する工程と、この吸湿性部材
    及び筒状ケースを有底ケース側に没入し内容積を縮減し
    て前記化粧料中の溶剤を湧出させて吸湿性部材に浸透さ
    せることにより、残りの化粧料を二重ケースの縮減した
    内容積全体に占める状態にする工程と、前記筒状ケース
    上面に載置した吸湿性部材を除去した後、二重ケース内
    の化粧料を固化する工程とを有することを特徴とする二
    重ケース付化粧品の製造方法。
JP34274789A 1989-12-29 1989-12-29 二重ケース付化粧品及びその製造方法 Pending JPH03206016A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008534283A (ja) * 2005-03-22 2008-08-28 グリュネンタール・ゲゼルシャフト・ミト・ベシュレンクテル・ハフツング 錠剤の超音波成形方法及びその装置
JP2017024783A (ja) * 2015-07-27 2017-02-02 紀伊産業株式会社 固形化粧料の製造装置

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