JPH0320536A - 床暖房装置用蓄熱ボード - Google Patents

床暖房装置用蓄熱ボード

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JPH0320536A
JPH0320536A JP15408389A JP15408389A JPH0320536A JP H0320536 A JPH0320536 A JP H0320536A JP 15408389 A JP15408389 A JP 15408389A JP 15408389 A JP15408389 A JP 15408389A JP H0320536 A JPH0320536 A JP H0320536A
Authority
JP
Japan
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heat storage
heat
board
storage board
pipe
Prior art date
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Pending
Application number
JP15408389A
Other languages
English (en)
Inventor
Fumiya Numajiri
沼尻 文哉
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Hitachi Cable Ltd
Original Assignee
Hitachi Cable Ltd
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Publication date
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  • Steam Or Hot-Water Central Heating Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明は、床暖房装置における蓄熱ボードに関する. [従来の技術] 蓄熱式床暖房装置には、加熱源として電気ヒータを用い
るちのと温水を循環させるものとがある。この発明は、
後者の温水を循環させて加熱源とする蓄熱ボードに関す
る.従来はプラスチックス製あるいは木製のパネルに渇
水管を組み込んで加熱ボードを形成し、この上に蓄熱ボ
ードを置いて蓄熱式床暖房装置を構成するようにしてい
た.したがって、その取付工事は、2枚のボードを取付
けることになり、工事の時間およびコストは余分にかか
るものとなっていた. そこで、本件発明者は、これらの加熱ボードと蓄熱ボー
ドとを一体化した床暖房装置の蓄熱ボードを平成元年5
月26日特許出願している。
最近、床暖房装置を木製のフローリングの下に設置する
に当り、根太間の空間に装着できる床暖房が好まれてい
る.しがち、木造住宅への適用も普及し、在来の木造建
築工法に容易に適用できるものが望まれている. 以下、図面を参照して温水循環の蓄熱式床暖房装置の蓄
熱ボードの構成を説明する. 第3図は、木造家屋の床に蓄熱ボードを取り付けた状態
の一例を示す側断面図であり、蓄熱ボード本体lには潜
熱蓄熱材2が封入されており,この下に熱媒循環用配管
3に連結した温水バネル4がその下の断熱材7とサンド
イッチ状に形成され、根太8の間の空間に挿入して構成
される.なお、9は床を形成するフローリング材である
.[発明が解決しようとする課題] 本件発明者は、木造住宅への温水循環の蓄熱式床暖房装
置を設計してきたが、前記した第3図に示すような温水
パネル構造では蓄熱ボード2の厚さに制限があり、北海
道などの寒冷地に適用するのには蓄熱量が不足する事態
に直面した2根太8の高さは50mm〜60mmであり
、断熱材7の厚さを30mm,温水バネル4の厚さを1
 5mmとすれば、根太8の高さ60mmのとき蓄熱ボ
ードlの厚さは15mmとなる.蓄熱材2に例えば硫酸
ナトリウム100%の溶液を使用したとして、617k
cal/m”の蓄熱量であり、1日の放熱時間を14時
間として44kcal/m’ ・hにしかならない.寒
冷地の放熱が80kcal/m’  ・h以上必要とす
ると、蓄熱ボードlの厚さは約2倍の30mmぐらい必
要である.断熱材7の厚みは30mmが最小で、このた
めには温水パネル4なしの構造の蓄熱方式が必要になっ
てしまう. この発明は、このような点に鑑みてなされたもので、蓄
熱量1200kcal/m”程度の蓄熱ボードで、厚さ
30mm以内のボードを提供することを目的とする. [課題を解決するための手段] この発明は、厚さ30mmの蓄熱ボードを開発するのに
当り、熱媒である温水循環配管溝を持ったプラスチック
ス中空板を作ることである。また、配管が直接プラスチ
ックス中空板に接触すると、1つには局部加熱が生じ,
プラスチックスが軟化すること,2つには平板への熱伝
達が悪いことのためにボード下面に均熱板または箔を密
着させることにある. [実 施 例] 以下、図面に基づいてこの発明の実施例を説明する.第
1図は蓄熱ボードの外観を示す斜視図、第2図はその構
成を示す断面図である.即ち、床暖房装置用蓄熱ボード
は、蓄熱材2を封入する長方形状の容器である蓄熱ボー
ド本体1から構成される.この蓄熱ボード本体1は下面
中央部に熱媒循環用配管3を嵌入する半円形に近い形の
溝11が設けられ、プラスチックスを一体成形して形成
される.このプラスチック又としてはポリエチレン,ボ
リブロビレン,ポリ塩化ビニル,その他汎用エンジニア
リングプラスチックスが用いられる.そして、その下面
には熱伝導のよい銅,アルミニウムあるいは鉄からなる
金属板または金属箔からなる均熱板6が密着させて構成
される.この中に封入される蓄熱材としては、融解温度
が26℃〜48℃の材料である硫酸ナトリウム,酢酸ナ
トリウムなどの無機水和塩あるいはポリエチレングリコ
ール,エチレン系共重合体,各種バラフィンなどの有機
材料などが用いられる。
この例では、直接熱媒l2循環用の配管3の一部を蓄熱
ボード本体lの溝l1に入れることにより蓄熱ボードの
厚さを30mmいっぱいに形成することが可能となる.
そして、配管の残りの下半分は断熱材側で収納する.こ
の断熱材がガラスウールのようなマット状のものを使用
するときには、マットの変形で配管11の残りを収納す
るが、発泡スチロールのような板のときには溝を形成し
た断熱板で収納すればよい.また、配管3のU字形の折
り返し部には蓄熱ボードを使用しない. 上記記載の蓄熱ボードは厚さ30mm未満の場合にち適
用することができることは言うまでもない. 次に、この発明の蓄熱ボードの蓄熱量を計算してみる. 家屋の床の根太間は通常300mm〜303mmで、根
太の幅を50mmとすると,根太間の隙間に入るボード
の幅は250mmである.蓄熱ボードのプラスチックス
材料の強度を考慮して長さ600mmとし、蓄熱ボード
の厚さ30mm,溝を半円形とすると、蓄熱ボード本体
lの肉厚を1.4mmと,して、蓄熱ボードの内容積は
(250−2.8)X (600−2.8)x(30−
2.8)  一πXIO”  X600÷2=3,92
1,229mm” であり、蓄熱材2として硫酸ナトリウムの比重は1.4
であるから、蓄熱材の重量は、 1.4X3.92j2=5.5kg となる. 硫酸ナトリウムの蓄熱量を潜熱31kcal/kg,顕
熱6 k c a 1 / k gとすれば、合計37
k c a l / k gであるので、このボードの
蓄熱量は 37X5.5=203kcal/ボードとなる。
したがって、平方米当りl,353kcal/m2であ
り、l4時間放熱するとして、96.7kcal/m”
  ・hとなり、寒冷地においてら十分使用することが
できる蓄熱式床暖房装置となる. なお、蓄熱ボードには他に補強のためのリプあるいは凹
みが必要に応じて設けられることは言うまでもない. [発明の効果〕 以上説明したとおり、この発明の床暖房装置用蓄熱ボー
ドは、 ■寒冷地に適した蓄熱量の大きな床暖房用蓄熱ボードで
、断熱材と共に根太間の空間に完全に収納できるボード
となる. ■この蓄熱ボードを使用した床暖房システム用の設備と
しては、他に加熱用配管が必要とするのみで、極めて安
価に施工できる. ■熱媒管による蓄熱は均熱板を設けて熱効率よく蓄熱さ
れ、その熱源として石油ボイラーまたはヒートボンブが
使用できるので安価となる。蓄熱によって、昼間は加熱
不要となるので、深夜電力利用のヒートボンプを適用す
ればさらに運転経費の節約したシステムが得られる.
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明の実施例の床暖房用蓄熱ボードの斜
視図、 第2図は、蓄熱ボードと温水配管の断面図、第3図は、
従来の蓄熱式床暖房装置の構成を示す側断面図である. 1 ・・・ 2 ・・・ 3・・・ 4 ・・・ 5 ・・・ 6 ・・ 7 ・・ 8・・・ 9・・・ I O・・・ 1 l ・・・ 1 2・・・ 蓄熱ボード本体 潜熱蓄熱材 熱媒循環用配管 温水パネル 配管用溝 均熱板または箔 断熱材 根太 フロ一一リング材 大引 ボード貫通溝 熱媒(温水) 第1図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 根太間に挿入され、熱媒循環配管により蓄熱を行なう蓄
    熱式床暖房装置において、 蓄熱ボードの下面に、配管を貫通させる1条もしくは複
    数条の溝と、下面の全部または一部に密着させた金属箔
    とを有することを特徴とする床暖房装置用蓄熱ボード。
JP15408389A 1989-06-15 1989-06-15 床暖房装置用蓄熱ボード Pending JPH0320536A (ja)

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