JPH0320491B2 - - Google Patents

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JPH0320491B2
JPH0320491B2 JP28988788A JP28988788A JPH0320491B2 JP H0320491 B2 JPH0320491 B2 JP H0320491B2 JP 28988788 A JP28988788 A JP 28988788A JP 28988788 A JP28988788 A JP 28988788A JP H0320491 B2 JPH0320491 B2 JP H0320491B2
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JP
Japan
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suction
nozzle unit
suction port
suction pipe
nozzle
Prior art date
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JP28988788A
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English (en)
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JPH02139434A (ja
Inventor
Hiroshi Yamaguchi
Hidetoshi Mori
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Murata Machinery Ltd
Original Assignee
Murata Machinery Ltd
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Priority to US07/383,364 priority patent/US5070688A/en
Priority to IT8948227A priority patent/IT1231657B/it
Priority to DE3924568A priority patent/DE3924568A1/de
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  • Spinning Or Twisting Of Yarns (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は繊維機械工業分野における加撚用ノズ
ルユニツトを有する紡績装置に関するものであ
る。
〔従来の技術〕
ドラフトローラ対によつてスライバーをドラフ
トし作られた繊維束を圧力空気を噴出するノズル
を有するノズルユニツトに通し加撚する結束紡績
糸の製造装置は知られている。
このような装置にあつては、繊維束がノズルユ
ニツトに導入される際、繊維束を構成する短繊維
の抜け落ち等によりノズルユニツトの開口周辺に
繊維屑が堆積しノズル詰まりを生じることがあ
る。
このような事態が生じると、当然に糸切れとな
るが現状では糸切れの信号が出るとオペレータが
手作業でノズル端部の付着繊維やノズルに詰まつ
た繊維屑を取り除いている。
上記糸切れ信号は、スラブキヤツチヤーが糸の
太さが規定の範囲から外れたことを感知して、自
身で糸を切断したときに出す場合とそれ以外の原
因により糸切れが発生したときに出す場合がある
が、後者の場合の9割がノズルユニツト入口での
繊維屑詰まりが原因となつている。
〔発明が解決しようとする課題〕
本発明は上記の点に鑑みて糸切れ原因の9割を
占める繊維屑によるノズル詰まりに対する除去作
業の自動化を目的とする。
〔課題を解決するための手段〕
ドラフトパートのフロントローラ側に繊維束加
撚用ノズルユニツトを設けてなる結束紡績装置に
おいて、ノズルユニツトをその吸引口がフロント
ローラのニツプ点に接近した位置から離れた位置
に離去できるよう支持部材によつて支持し、集塵
箱に連なる吸引パイプの吸引口が前記ノズルユニ
ツトの吸引口の退去した空〓部分に進出できるよ
う揺動自在に支持し、糸切れ回復動作時に上記ノ
ズルユニツトの退去、吸引パイプの吸引口の進
出、吸引パイプの吸引動作等、ノズルに詰まつた
繊維屑を吸引除去する一連の動作を自動的に行う
ように構成した。
〔作用〕
ドラフトパートのフロントローラ側に接近して
糸吸引口を設けたノズルユニツトを、それを支持
する揺動部材を揺動することにより前記糸吸引口
をドラフトパートから離去し、フロントローラ側
に空〓部を形成する。一方集塵箱に連なる吸引パ
イプの吸引口が前記空〓部に達するよう揺動し、
吸引パイプに吸引気流を生じさせることでノズル
ユニツトの吸引口に詰つた糸屑、短繊維等を吸引
除去する。
〔実施例〕
本発明装置の実施例を図面と共に次に説明す
る。
本発明の紡績装置は、第1図に示すようにバツ
クローラ1、ミドルローラ2に架け渡したエプロ
ン3、フロントローラ4よりなるドラフトパート
5に続いて、ドラフトパート5のフロントローラ
4からの繊維束6を取り込み加撚するノズルユニ
ツト7を列設している。
ノズルユニツト7は第2図に示すように全体が
筒状になし、円錐状頭部の中央にニツプル8を形
成し、ドラフトパート5を出た繊維束6を取り込
むための通糸孔9を中央に貫通している。そし
て、上記通糸孔9の前段と後段のそれぞれに通糸
孔9に向かう第1、第2のノズル10,11を設
ける。第2ノズル11は通糸孔9の接線方向に、
かつ進行する糸の方向に傾斜して圧力空気を噴出
するもので、繊維束6に仮撚を与えて収束する働
きをする。前段の第1ノズル10は通糸孔9に対
し、第2ノズル11と逆の接線方向に斜に開口し
ており、第2ノズルによる仮撚と逆方向の旋回空
気流を作用させることにより、バルーンを生起さ
せて、上記仮撚りの入つた芯繊維のまわりに巻付
く巻付繊維を生成させ、結束紡績糸をうる装置で
ある。第1第2ノズルの中間には開放部12が設
けられてあり、第1ノズル10から噴出された噴
気流は開放部12からノズルユニツト外部に放出
される。
なお本実施例では、第1ノズル、第2ノズルが
一体となつた構造を図示しているが、特に一体構
造に限つたものでなく、第1ノズルと第2ノズル
が直列に並んだ分離構造であつても、また第2ノ
ズルの代りに無端の仮撚ベルト2本をX字状に交
差させ、交差面で仮撚を与える装置であつてもよ
い。
ノズルユニツト7は、軸13を支点とする揺動
腕14に支えられており、第1図において時計方
向に揺動したときにノズルユニツト7のニツプル
8がドラフトパート5のフロントローラ対4のニ
ツプ点付近に進出し、反時計方向に揺動したとき
は前記ニツプ点付近に空〓部分15を作る。
上記ドラフトパート5、ノズルユニツト7は複
数ユニツトを並列した状態に機台16に設置され
ており、その前面を糸継ぎ、玉揚げ等を行なう台
車20が走行している。台車20は機台16側の
ユニツトで何らかの要求があつたとき、そのユニ
ツトの前面に停止して要求動作を行う。
本発明のノズル詰り吸引除去装置は、糸切れに
伴うユニツトからの糸継ぎ要求時に糸継ぎ動作に
先行して、ノズルユニツト7の吸引口に詰つた繊
維屑を吸引除去を行なうものであるため、台車2
0側から前記空〓部分15に向け、吸引パイプ2
1を進出させ、該吸引口をノズルユニツト7の吸
引口の対向する位置に一時停止せしめ、ノズルユ
ニツト7の吸引口に詰つた繊維を吸引除去するも
のである。
吸引パイプ21は台車20の集塵箱22に揺動
自在に支持される。23は吸引パイプ21と一体
の揺動腕で、カム24にカムフオロワ25を介し
て当接する揺動腕26と連杆27により連結され
ている揺動腕26はスプリング28によりカム2
4方向に付勢されている。
上記吸引パイプ21の揺動は機台16の正面か
ら機台16に対して直交する方向に運動させても
よいが、例えば45゜斜方向から空〓部分15に接
近するような揺動軌跡を画くのがフロントローラ
4、ノズルユニツト7の配置からいつて好まし
い。
吸引パイプ21の先端の吸引口31の基部に
は、吸引口31を囲んで吸引パイプ21の内方に
向け圧力空気を噴出する噴気孔32を複数設け
る、噴気孔32は圧空導管33に連続している。
吸引パイポ21の先端の吸引口31は、該吸引
パイプが空〓部分15に進出した位置でノズルユ
ニツト7の離去した位置での通糸口9の方向に向
けてある。
今、糸切れが発生し機台が停止したとする。こ
のとき糸継ぎに先立つてノズルに詰まつた繊維屑
39を除去するために、ノズル詰り吸引除去装置
を作動する。そのため先ずフロントローラ4に接
近して設けられているノズルユニツト7のニツプ
ル8部分をフロントローラ4から離去させなけれ
ばならない。ノズルユニツト7を支持する揺動腕
14を適宜手段により軸13を中心に第1図にお
いて反時計針方向に旋回動し、第1図に示す状態
とする。これによりフロントローラ4とノズルユ
ニツト先端のニツプル8との間に空〓部分15を
作ることができる。そこでカム24を回転するこ
とにより、カムフオロワ25、揺動腕26、連杆
27、揺動腕23を介して吸引パイプ21を旋回
動し、その先端の吸引口31をノズルユニツト7
の吸引口の直前部に位置させ、吸引動作を開始す
る。
前記吸引は吸引パイプ先端の吸引口31基部に
位置して吸引パイプ21の内方に向け開口した噴
気孔32から圧力空気を噴出することによつて吸
引パイプ先端に負圧を生じさせることにより行
う。
第4図に吸引パイプ21先端吸引口31の三種
の様態を示す。図は吸引パイプ21が空〓部分1
5に進出し、ノズルユニツト7が離去した位置で
のものである。図イは吸引口31をノズルユニツ
ト7のニツプル8に向けて吸引パイプ21先端部
を湾曲させたもの、図ロは吸引パイプ21先端部
にニツプル8に向けて別のパイプ51を接着した
もの、別のパイプ51は金属製でもよいが、ニツ
プル8等に衝突することがあつても、機能が果た
せるよう、ゴム、軟質ポリウレタンの様な弾性体
が好ましい。図ハは吸引力を強めるため、ノズル
ユニツト7のニツプル8部との〓間を小さくする
ため、吸引口31先端部にスポンジ製環状体52
を取付けた例である。
前記噴気孔32からの圧空噴出は、圧空導管3
3に設けた図示しない弁を、吸引パイプ21の旋
回角度に応じて開閉することにより制御する。
吸引パイプ21の吸引口31から吸引された繊
維屑39は集塵箱22に集められ、台車が走行し
機台端に到達したときに取り出される。
〔発明の効果〕
本発明は、ドラフトパートのフロントローラ側
に繊維束加撚用ノズルユニツトを設けてなる結束
紡績装置において、ノズルユニツトをその吸引口
がフロントローラのニツプ点に接近した位置から
離れた位置に離去できるよう支持部材によつて支
持し、集塵箱に連なる吸引パイプが前記ノズルユ
ニツトの吸引口の退去した空〓部分に進出できる
よう揺動自在に支持し、該吸引パイプの吸引口内
径をノズルユニツトの吸引口先端部外径と同等あ
るいは僅かに大きくし、吸引パイプが上記空〓部
分に進出した位置で吸引口の向きが、ノズルユニ
ツトの離去した位置での通糸口の方向とおおよそ
一致するよう構成し、糸切れ回復動作時に糸切れ
原因の9割を占めるノズルに詰つた繊維屑を吸引
除去する一連の動作を自動的に行うので、作業者
による操作が減り、自動化の効率を高め、作業者
一人当りの持台数を増すことができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明装置の側面図、第2図はノズル
ユニツトの第3図は吸引パイプ先端部分のそれぞ
れ断面図、第4図は吸引パイプ先端吸引口の形態
(3種類)の断面図である。 4……フロントローラ、5……ドラフトパー
ト、7……ノズルユニツト、9……通糸孔、14
……揺動腕、15……空〓部分、21…吸引パイ
プ、22……集塵箱、31……吸引口、39……
繊維屑。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 ドラフトパートのフロントローラ側に繊維束
    加撚用ノズルユニツトを設けてなる結束紡績装置
    において、ノズルユニツトを、その吸引口がフロ
    ントローラのニツプ点に接近した位置から離れた
    位置に離去できるよう支持部材によつて支持し、
    集塵箱に連なる吸引パイプの吸引口が前記ノズル
    ユニツトの吸引口の退去した空〓部分に進出でき
    るよう揺動自在に支持し、該吸引パイプの吸引口
    内径をノズルユニツトの吸引口先端部外径と同等
    あるいは僅かに大きくし、且つ吸引パイプが上記
    空〓部分に進出した位置で、その吸引口の向きが
    ノズルユニツトの離去した位置での通糸口の方向
    におおよそ一致するようにせしめたことを特徴と
    する結束紡績装置におけるノズル詰り吸引除去装
    置。
JP28988788A 1988-07-25 1988-11-15 紡績装置におけるノズル詰り吸引除去装置 Granted JPH02139434A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28988788A JPH02139434A (ja) 1988-11-15 1988-11-15 紡績装置におけるノズル詰り吸引除去装置
US07/383,364 US5070688A (en) 1988-07-25 1989-07-20 Cleaning device for cleaning a nozzle in a spinning apparatus
IT8948227A IT1231657B (it) 1988-07-25 1989-07-24 Dispositivo pulitore per pulire un ugello in un apparecchio di filatura
DE3924568A DE3924568A1 (de) 1988-07-25 1989-07-25 Spinnvorrichtung mit reinigbarem drallduesenaggregat

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP28988788A JPH02139434A (ja) 1988-11-15 1988-11-15 紡績装置におけるノズル詰り吸引除去装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH02139434A JPH02139434A (ja) 1990-05-29
JPH0320491B2 true JPH0320491B2 (ja) 1991-03-19

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ID=17749059

Family Applications (1)

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JP28988788A Granted JPH02139434A (ja) 1988-07-25 1988-11-15 紡績装置におけるノズル詰り吸引除去装置

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JP (1) JPH02139434A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9133581B2 (en) 2008-10-31 2015-09-15 Calera Corporation Non-cementitious compositions comprising vaterite and methods thereof

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9133581B2 (en) 2008-10-31 2015-09-15 Calera Corporation Non-cementitious compositions comprising vaterite and methods thereof

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Publication number Publication date
JPH02139434A (ja) 1990-05-29

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