JPH03204067A - ネットワーク構成管理方式 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ネットワーク構成管理方式、特に伝送網、交
換網やコンピユータ網において、装置や回線の障害発生
時に、障害区間の特定や障害原因の判定に際して必要と
なる装置構成１回線の通過装置、ケーブルの接続状態等
をアクセスし、ネットワークを構成する設備の保守・運
用を効率的に行うためのネットワーク構成管理方式に関
する。

〔従来の技術〕

従来のこの種のネットワーク構成管理方式では、リレー
ショナル型データベースマネージメントシステム（以下
ＤＢＭＳと記す）あるいはコダーシル型ＤＢＭＳ等、通
常のＤＢＭＳの機能を用いて、ネットワーク構成情報を
ファイル上の格納形式のままメモリ上に展開し管理する
ことが多かった。

故障区間の特定や障害の波及範囲の調査等については、
ＤＢＭＳが提供するキー検索、あるいはビットパターン
マツチング（または傘の論理）の方式が用いられた。後
者の方式は、論理的に考えられる障害パターンを洗い出
して、メモリ上にビット列として展開しておき、接点ア
ラームを収集した時点で、組み立てられたビット列と順
次全数照合を行って障害の判定を行うものである。

〔発明が解決しようとする課題〕

上述した従来のネットワーク構成管理方式では、以下の
問題点がある。

（１）ネットワークを構成する設備や回線の登録、更新
、削除等の保守・運用業務を行う場合、装置、ケーブル
、電源等の設備相互間の物理的な関係や設備と回線と加
入者相互の関係を把握する手段として、通常のＤＢＭＳ
によるアクセスを用いたのては、迅速に情報を抽出しそ
れらの関係を短時間につかむことができない。

これは、キー検索やポインタの多用等によるオーバヘッ
ドが大きいため、通常のＤＢＭＳの管理機能範囲ては、
データの入出力が容易となるようにマルチフレームの管
理を行うと、メモリ上での管理の効率が悪くなることに
よるのである。

（２）ネットワークのデジタル化にともない、監視情報
の項目と種類か増大し、装置の障害時に故障による波及
アラームを含め、障害メツセージか多量に出力される。

この場合、故障装置の検出障害区間の特定、障害の波及
範囲の推定を行うピッｌ−パターンマツチング（または
傘の論理）による方式では、使用しているルートと回線
情報を調査するのに時間がかかりすぎる。これは、メモ
リ展開されなピッ）〜列のシーケンシャルな全数照合が
必要となり、比較命令のオーバヘッド大きくなるためで
ある。

〔課題を解決するための手段〕

本発明のネットワーク管理方式では、ネットワーク構成
管理を効率的に行うため、隣接装置（対向装置〉９局間
の経路（ルート）、装置とケーブルと電源の接続状態等
のネットワーク構成の物理的な関係を表わす伝送路フレ
ーム、ケーブルフレーム、ルートフレーム、電源フレー
ム及び端末間の回線のようなネットワーク構成の論理的
な関係を表わす回線フレーム等を考え、それらのフレー
ムを用いて管理を行う。

この場合、メモリ上への記録方式としては、隣接装置、
経路、ケーブル、加入者装置の物理的な関係をメインメ
モリ上に相似形を保ちつつ縮小写像したテーブル形Ｂ（
マツプ）で記憶する。また、これらのマツプ相互を関連
づける手段としては、回線等の論理的な情報を用いる。

更に、装置名、伝送路名、ケーブル名（心線レベルを含
む）端末名１回線名の各々に対応する内部コード（ＩＤ
）を付与し、当該のネットワーク構成要素を示ずメモリ
領域に展開する。この方法の実現のため、マルチフレー
ム上のデータを圧縮してメモリ上に各種のマツプとして
記憶するための写像プログラム及びメインメモリ上のマ
ツプをアクセスするための共通モジュールを有している
。

また、アプリケーション側では、アドレスの論理計算に
より参照・更新か必要なマツプ自身の箇所くアドレス）
をもダイレクトにつかむことができるマツプを準備する
。

〔実施例〕

次に、本発明につき図面を参照して説明する。

第１図は、マルチフレーム型ネットワーク構成情報の、
メモリ上へのマツピング方式の構成図を表わす。

ネットワーク構成要素別のマルチフレーム型ネットワー
ク構成情報（第１図のα部）の内容を組み合わすて、メ
インメモリ上のマツプ（第１図のβ部）へ写像するため
のマツピンクプログラムを準備する。この写像の各々は
、現実のネットワークの物理的関係と論理的関係を保存
するものでなければならない。

また、メインメモリ上の各種のマツプとテーブルを容易
かつ迅速に更新・参照するためのアクセス共通モジュー
ルを準備する。このアクセス共通モジュールは、論理演
算により、求めるマツプとテーブルをメモリ上のアドレ
スを捜し出せるものでなければならない。

搬送設備のネットワーク構成を考える場合、任意の次群
の多重化装置の情報とその上位と下位及び対向に位置す
る多重化装置の情報を格納しである領域のエントリアド
レスが必要となる。

第２図（ａ）の多重化装置階層図に対するエントリマツ
プの具体例を第２図（ｂ）に示す。これは、監視対象の
伝送路設備のアドレスを当該装置の情報を格納しである
領域のエントリアドレスに変換するためのテーブルであ
る。

例えば、Ｃ１□の対向装置の情報はＣ２１であることが
エントリマツプからただちに判断可能である。また、Ｃ
２１の格納するエントリアドレス自体もＣｚから論理演
算で求めることができる領域にメモリ展開される。

次に、ある次群の始端から終端までの伝送路（デジタル
パス）が用いている一連の搬送設備及びその伝送路を通
過している回線と端末を調査していることを考える。こ
こでは、伝送路ｅが経由している装置及びケーブルの情
報り、Ｋが第３図（ａ＞で表わされる物理的な順序に従
ってメモリ上に展開されている。

これにより、伝送路ｅの物理的な状態を把握することが
できる。また、伝送路ｅがどの回線りに利用されている
かは、第３図（ｂ）の回線テーブルを検索することによ
り容易に知ることがてきる。同様に、各装置及びケーブ
ルが通過している回線を伝送路マツプから容易に知るこ
とができる。

更に、ある利用者が用いている端末から伝送路の入口ま
での加入者回線が、用いている搬送設備及びその加入者
回線に含まれる回線を調査することを考える。

第４図（ａ）で示す加入者回線に対応する加入者回線マ
ツプの具体例を第４図（ｂ）に示す。

ここでは、加入者回線ｇが経由している装置及びケーブ
ル、心線の情報が第４図（ａ＞で表わされる物理的な順
序（端末に近い方からの順番付けをする）に従ってメモ
リ上に展開される。これにより、加入者回線ρの物理的
な状態を把握する。また、加入者回線ｊがどの回線りに
利用されているかは、加入者回線マツプ上の回線テーブ
ルを検索することにより容易に知ることができる。なお
、この端末として交換機を位置づけることも可能である
。

最後に、始端の端末から終端の端末までの回線が用いて
いる伝送路及び加入者回線を調査することを考える。第
５図（ａ）に示す論理回線に対する回線マツプの具体例
を第５図（ｂ）に示す。この回線りが経由している伝送
路及び加入者回線の情報を第３図（ａ）で表わされる物
理的な順序に従ってメモリ上に展開されている。

これにより、回線の状態を把握し回線原簿を作成７表示
することができる。異常のルート切替え先についても、
この回線マツプから得られる。また、故障や作業による
影響展開もこれらのマツプと他のマツプの組み合わせか
ら容易に行うことがてきる。

「発明の効果〕 以上に説明したように、本発明は、ネットワーク構成情
報を隣接装置フレーム２ケーブルフレーム、電源フレー
ム、回線フレーム等２形態以上のマルチフレームによっ
て管理する場合、ネットワーク構成の物理的な関係をそ
のままメインメモリ上に写像（マツピング）することで
、ネットワーク構成情報を迅速にかつ容易に参照・更新
することができる効果がある。また、従来のようにシー
ケンシャルなビット照合を行なわないなめ、アラームの
レベルに応じた処理上の優先順位を与えることが容易で
あり、緊急の障害表示に適している。この結果により、
各種の障害監視、設備計画の処理を迅速に行うことがで
きる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例の概念図、第２図は多重化装
置エントリマツプの具体例を表わす図、第３図は伝送路
マツプの具体例を表わす図、第４図は加入者回線マツプ
の具体例を表わす図、第５図は回線マツプの具体例を表
わす図である。

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 　マルチフレームのファイル管理を処理上に適用するに
   際し、隣接装置、ルート等のネットワーク構成の物理的
   な関係をそのままメインメモリ上にプログラムで写像す
   ることにより、アドレスの論理計算を用いてネットワー
   ク構成情報を参照・更新するようにしたネットワーク構
   成管理方式。