JP2000181933A - 階層構造作成方法及び装置 - Google Patents
階層構造作成方法及び装置Info
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- Small-Scale Networks (AREA)
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Abstract
(57)【要約】
【課題】１つの親局Ｂ、Ｎ個の子局で構成される通信シ
ステムにおいて、各局間の親子関係テーブルをもとに全
体の階層構造を最上位レベルから順に効率よく作成・表
示できる階層構造作成方法を提供する。 【解決手段】親子関係を有する複数の要素の階層構造を
作成及び表示する階層構造作成装置であって、各要素間
の親子関係を表す親子関係テーブル１０を参照して、少
なくとも各要素が親要素であるかどうかを特定する情
報、最上位の親要素であるかどうかを特定する情報、各
親要素の子要素を特定する情報、及び各子要素の同一階
層における他の子要素を特定する情報を含んで構成され
る階層構造表示テーブル１１を作成して、出力する階層
構造解析手段１００と、階層構造表示テーブル１１を参
照して、各要素全体の階層構造を作成、表示する階層構
造表示手段２００とを備えている。
ステムにおいて、各局間の親子関係テーブルをもとに全
体の階層構造を最上位レベルから順に効率よく作成・表
示できる階層構造作成方法を提供する。 【解決手段】親子関係を有する複数の要素の階層構造を
作成及び表示する階層構造作成装置であって、各要素間
の親子関係を表す親子関係テーブル１０を参照して、少
なくとも各要素が親要素であるかどうかを特定する情
報、最上位の親要素であるかどうかを特定する情報、各
親要素の子要素を特定する情報、及び各子要素の同一階
層における他の子要素を特定する情報を含んで構成され
る階層構造表示テーブル１１を作成して、出力する階層
構造解析手段１００と、階層構造表示テーブル１１を参
照して、各要素全体の階層構造を作成、表示する階層構
造表示手段２００とを備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、移動体通信システ
ム等における複数の親局と子局の各局間の個々の親子関
係を表すテーブルから、複数の親局および子局全体での
階層構造を作成および表示するための階層構造作成方法
及び装置に関する。
ム等における複数の親局と子局の各局間の個々の親子関
係を表すテーブルから、複数の親局および子局全体での
階層構造を作成および表示するための階層構造作成方法
及び装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来の階層構造作成方法として、例えば
移動体通信システム等における複数の親局と子局の各局
間の１対１の親子関係を示す複数のデータを有する親子
関係テーブルをもとに、親局から順に子局の親子関係を
サーチして階層構造を作成するようにしたものがある。
この方法によると子局をサーチするたびに親子関係テー
ブルを始めからサーチすることになり、特に局数Ｎが多
いと親子関係テーブルをサーチする回数（平均Ｎ＊Ｎ／
２）が増え、階層構造を表示するスピードが悪化する。
移動体通信システム等における複数の親局と子局の各局
間の１対１の親子関係を示す複数のデータを有する親子
関係テーブルをもとに、親局から順に子局の親子関係を
サーチして階層構造を作成するようにしたものがある。
この方法によると子局をサーチするたびに親子関係テー
ブルを始めからサーチすることになり、特に局数Ｎが多
いと親子関係テーブルをサーチする回数（平均Ｎ＊Ｎ／
２）が増え、階層構造を表示するスピードが悪化する。
【０００３】また、ある子局に対して、最上位局がその
子局の親局以外にあるかどうかを判定するには、親子関
係テーブルで親局側になっている局を１局ずつその局が
さらに他の局の子局になっていないかどうかを調べる必
要がある。
子局の親局以外にあるかどうかを判定するには、親子関
係テーブルで親局側になっている局を１局ずつその局が
さらに他の局の子局になっていないかどうかを調べる必
要がある。
【０００４】また、例えば、１つの親局Ｂと、Ｎ個の子
局（中継局Ｒまたは端局Ｔ）で構成される通信システム
において、各局間の親子関係を示す親子関係テーブルを
もとに全体の階層構造を作成・表示しようとした場合、
このシステムでは実際には親局Ｂ以外は最上位局になら
ないが、親子関係テーブルのデータが足りないときに
は、例えば親局Ｂではなく、中継局Ｒが表示上では最上
位局になることがある。すなわち、本来１つであるべき
最上位局が複数表示されることになる。
局（中継局Ｒまたは端局Ｔ）で構成される通信システム
において、各局間の親子関係を示す親子関係テーブルを
もとに全体の階層構造を作成・表示しようとした場合、
このシステムでは実際には親局Ｂ以外は最上位局になら
ないが、親子関係テーブルのデータが足りないときに
は、例えば親局Ｂではなく、中継局Ｒが表示上では最上
位局になることがある。すなわち、本来１つであるべき
最上位局が複数表示されることになる。
【０００５】また、通信システムの監視装置に通信シス
テムの階層構造表示をさせる場合、通常、最上位局から
順番に局を表示していかないとエラーになり表示を行う
ことができないので、表示の際にも最上位局を特定する
ための処理が必要となる。
テムの階層構造表示をさせる場合、通常、最上位局から
順番に局を表示していかないとエラーになり表示を行う
ことができないので、表示の際にも最上位局を特定する
ための処理が必要となる。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】上記の事情に鑑み、本
発明は、例えば、１つの親局Ｂ、Ｎ個の子局（中継局
Ｒ，端局Ｔ）で構成される通信システムにおいて、各局
間の親子関係テーブルをもとに全体の階層構造を最上位
レベルから順に効率よく作成・表示できる階層構造作成
方法及び装置を提供することを目的とする。すなわち、
本発明は、例えば１つの親局Ｂ、Ｎ個の子局（中継局
Ｒ，端局Ｔ）で構成される通信システムにおいて、階層
構造を作成・表示する際に、親子関係テーブルを１局ご
とに毎回サーチすることなくすべての親子関係を１回の
サーチで参照でき、かつ親局以外の最上位局を１回のサ
ーチで把握し、全体の階層構造を最上位レベルから順に
効率よく作成・表示することができる階層構造作成方法
及び装置を提供することを目的とする。
発明は、例えば、１つの親局Ｂ、Ｎ個の子局（中継局
Ｒ，端局Ｔ）で構成される通信システムにおいて、各局
間の親子関係テーブルをもとに全体の階層構造を最上位
レベルから順に効率よく作成・表示できる階層構造作成
方法及び装置を提供することを目的とする。すなわち、
本発明は、例えば１つの親局Ｂ、Ｎ個の子局（中継局
Ｒ，端局Ｔ）で構成される通信システムにおいて、階層
構造を作成・表示する際に、親子関係テーブルを１局ご
とに毎回サーチすることなくすべての親子関係を１回の
サーチで参照でき、かつ親局以外の最上位局を１回のサ
ーチで把握し、全体の階層構造を最上位レベルから順に
効率よく作成・表示することができる階層構造作成方法
及び装置を提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項１記載の階層構造作成方法は、親子関係を有
する複数の要素の階層構造を作成及び表示する階層構造
作成方法であって、各要素間の親子関係を表す親子関係
テーブルを参照して、少なくとも各要素が親要素である
かどうかを特定する情報、最上位の親要素であるかどう
かを特定する情報、各親要素の子要素を特定する情報、
及び各子要素の同一階層における他の子要素を特定する
情報を含んで構成される階層構造表示テーブルを作成し
て、出力する階層構造解析過程と、階層構造表示テーブ
ルを参照して、各要素全体の階層構造を作成、表示する
階層構造表示過程とを有していることを特徴としてい
る。
め、請求項１記載の階層構造作成方法は、親子関係を有
する複数の要素の階層構造を作成及び表示する階層構造
作成方法であって、各要素間の親子関係を表す親子関係
テーブルを参照して、少なくとも各要素が親要素である
かどうかを特定する情報、最上位の親要素であるかどう
かを特定する情報、各親要素の子要素を特定する情報、
及び各子要素の同一階層における他の子要素を特定する
情報を含んで構成される階層構造表示テーブルを作成し
て、出力する階層構造解析過程と、階層構造表示テーブ
ルを参照して、各要素全体の階層構造を作成、表示する
階層構造表示過程とを有していることを特徴としてい
る。
【０００８】また、請求項２記載の発明は、階層構造表
示テーブルが、１または複数の配列変数から構成されて
いることを特徴としている。また、請求項３記載の発明
は、前記複数の配列変数が、前記各情報を配列変数の要
素番号と、要素の値の大きさと、要素の値の符号とを所
定の値とすることによって特定するものであることを特
徴としている。また、請求項４記載の発明は、前記親子
関係を有する複数の要素が、１又は複数の親局と、Ｎ個
（Ｎは自然数）の子局で構成される通信システムにおけ
る各局に対応するものであることを特徴としている。
示テーブルが、１または複数の配列変数から構成されて
いることを特徴としている。また、請求項３記載の発明
は、前記複数の配列変数が、前記各情報を配列変数の要
素番号と、要素の値の大きさと、要素の値の符号とを所
定の値とすることによって特定するものであることを特
徴としている。また、請求項４記載の発明は、前記親子
関係を有する複数の要素が、１又は複数の親局と、Ｎ個
（Ｎは自然数）の子局で構成される通信システムにおけ
る各局に対応するものであることを特徴としている。
【０００９】また、請求項５記載の発明は、親子関係を
有する複数の要素の階層構造を作成及び表示する階層構
造作成装置であって、各要素間の親子関係を表す親子関
係テーブルを参照して、少なくとも各要素が親要素であ
るかどうかを特定する情報、最上位の親要素であるかど
うかを特定する情報、各親要素の子要素を特定する情
報、及び各子要素の同一階層における他の子要素を特定
する情報を含んで構成される階層構造表示テーブルを作
成して、出力する階層構造解析手段と、階層構造表示テ
ーブルを参照して、各要素全体の階層構造を作成、表示
する階層構造表示手段とを備えることを特徴としてい
る。
有する複数の要素の階層構造を作成及び表示する階層構
造作成装置であって、各要素間の親子関係を表す親子関
係テーブルを参照して、少なくとも各要素が親要素であ
るかどうかを特定する情報、最上位の親要素であるかど
うかを特定する情報、各親要素の子要素を特定する情
報、及び各子要素の同一階層における他の子要素を特定
する情報を含んで構成される階層構造表示テーブルを作
成して、出力する階層構造解析手段と、階層構造表示テ
ーブルを参照して、各要素全体の階層構造を作成、表示
する階層構造表示手段とを備えることを特徴としてい
る。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。なお、以下の例は、本発明
を移動体通信システムに適用した場合のものであるが、
本発明の適用範囲は移動体通信システムに限られるもの
ではなく、親子関係を有している複数の要素から階層構
造を作成する場合であれば、一般に、他のすべてのシス
テムに対して適宜応用することが可能である。
施の形態について説明する。なお、以下の例は、本発明
を移動体通信システムに適用した場合のものであるが、
本発明の適用範囲は移動体通信システムに限られるもの
ではなく、親子関係を有している複数の要素から階層構
造を作成する場合であれば、一般に、他のすべてのシス
テムに対して適宜応用することが可能である。
【００１１】図１は本発明による階層構造作成装置の一
実施形態を示すブロック図である。図１に示す実施形態
では、階層構造解析手段１００が、各局間の個々の親子
関係を示すデータを複数有する親子関係テーブル１０を
参照して、階層構造を表示する際に中間的なデータとし
て使用される階層構造表示テーブル１１を作成・出力
し、階層構造表示手段２００が、階層構造表示テーブル
１１をもとに、最終的に階層構造を作成・表示する。こ
こで、各手段は、例えば、１つまたは複数の親局Ｂと、
Ｎ個の子局（中継局Ｒ，端局Ｔ）で構成される通信シス
テムにおける各局またはその通信システムの監視装置内
のＣＰＵ（中央処理装置）と記憶装置等の周辺装置と、
それらを用いて実行されるソフトウェアによって実現さ
れる。また、各テーブルは、記憶装置に格納される複数
のデータから形成される。なお、階層構造解析手段１０
０と階層構造表示手段２００は、必ずしも同一装置内に
設けられている必要はなく、例えば通信回線を介して接
続されていてもよい。
実施形態を示すブロック図である。図１に示す実施形態
では、階層構造解析手段１００が、各局間の個々の親子
関係を示すデータを複数有する親子関係テーブル１０を
参照して、階層構造を表示する際に中間的なデータとし
て使用される階層構造表示テーブル１１を作成・出力
し、階層構造表示手段２００が、階層構造表示テーブル
１１をもとに、最終的に階層構造を作成・表示する。こ
こで、各手段は、例えば、１つまたは複数の親局Ｂと、
Ｎ個の子局（中継局Ｒ，端局Ｔ）で構成される通信シス
テムにおける各局またはその通信システムの監視装置内
のＣＰＵ（中央処理装置）と記憶装置等の周辺装置と、
それらを用いて実行されるソフトウェアによって実現さ
れる。また、各テーブルは、記憶装置に格納される複数
のデータから形成される。なお、階層構造解析手段１０
０と階層構造表示手段２００は、必ずしも同一装置内に
設けられている必要はなく、例えば通信回線を介して接
続されていてもよい。
【００１２】図２は階層構造解析手段１００の動作フロ
ーチャート、図３は階層構造表示手段２００の動作のフ
ローチャートを示している。また図４は、親子関係テー
ブル１０の例を示している。
ーチャート、図３は階層構造表示手段２００の動作のフ
ローチャートを示している。また図４は、親子関係テー
ブル１０の例を示している。
【００１３】図４に示す親子関係テーブル１０は、テー
ブルの右に示す階層構造を持つ複数の局１〜７の各局間
の個々の親子関係を示す複数のデータを有して構成され
ている。この場合、親子関係テーブル１０は、テーブル
の各行が各局間における各親子関係に対応している。各
行（あるいは各項目）をなす複数のデータは、行番号を
示す“Ｎｏ”（後述する図５の変数ｊに対応）、各親子
関係における親局を示す“上位局ＮＯ”と、子局を示す
“局ＮＯ”からの３つである。例えば、行Ｎｏ．＝１
は、局１が親局で、局４が子局となる親子関係４１を示
し、行Ｎｏ．＝３は、局４が親局で、局２が子局となる
親子関係４２を示している。
ブルの右に示す階層構造を持つ複数の局１〜７の各局間
の個々の親子関係を示す複数のデータを有して構成され
ている。この場合、親子関係テーブル１０は、テーブル
の各行が各局間における各親子関係に対応している。各
行（あるいは各項目）をなす複数のデータは、行番号を
示す“Ｎｏ”（後述する図５の変数ｊに対応）、各親子
関係における親局を示す“上位局ＮＯ”と、子局を示す
“局ＮＯ”からの３つである。例えば、行Ｎｏ．＝１
は、局１が親局で、局４が子局となる親子関係４１を示
し、行Ｎｏ．＝３は、局４が親局で、局２が子局となる
親子関係４２を示している。
【００１４】図５は、階層構造解析手段１００が図２に
示す動作フローチャートに従って、図４の親子関係テー
ブル１０から図１に示す階層構造表示テーブル１１を出
力する過程における各変数の変化を示す階層構造解析動
作図である。図５において、変数ｊは図２のステップ１
０３とステップ１１２の間で１ずつ増加する変数ｊに対
応し、１から、図４の親子関係テーブル１０の項目数Ｍ
＝５までの値をとる。配列変数Ｒ(i)およびＬ(i)（ｉ＝
１〜Ｎ；ただしＮは局数）は、初期値をそれぞれ８およ
び０として、図２のステップ１０３とステップ１１２間
における各処理で変数ｊの変化に応じて変化し、最終的
に階層構造表示テーブル１１を形成する各データとな
る。図５では、各変数Ｒ(i)および変数Ｌ(i)の内容が変
化したところで変化後の数値を表示している。すなわ
ち、例えば、Ｒ(1)はｊ＝１の処理で−１に変化し、ま
たＲ(4)はｊ＝１の処理で一度０に変化し、再びｊ＝３
の処理で３に変化している。
示す動作フローチャートに従って、図４の親子関係テー
ブル１０から図１に示す階層構造表示テーブル１１を出
力する過程における各変数の変化を示す階層構造解析動
作図である。図５において、変数ｊは図２のステップ１
０３とステップ１１２の間で１ずつ増加する変数ｊに対
応し、１から、図４の親子関係テーブル１０の項目数Ｍ
＝５までの値をとる。配列変数Ｒ(i)およびＬ(i)（ｉ＝
１〜Ｎ；ただしＮは局数）は、初期値をそれぞれ８およ
び０として、図２のステップ１０３とステップ１１２間
における各処理で変数ｊの変化に応じて変化し、最終的
に階層構造表示テーブル１１を形成する各データとな
る。図５では、各変数Ｒ(i)および変数Ｌ(i)の内容が変
化したところで変化後の数値を表示している。すなわ
ち、例えば、Ｒ(1)はｊ＝１の処理で−１に変化し、ま
たＲ(4)はｊ＝１の処理で一度０に変化し、再びｊ＝３
の処理で３に変化している。
【００１５】図５に示す階層構造表示テーブル１１を形
成する一方の配列Ｒ(i)は、その値の大きさと正または
負の符号とを予め定めた値とすることによって、局ｉが
親局すなわちいずれかの局を子局とする局であるかどう
か（図５に示す場合ではＲ(i)が０または初期値８以外
の値のとき親局を意味する。）、局ｉが親局である場合
に局ｉが最も上位の親局すなわち最上位局であるかどう
か（図５に示す場合には０または初期値８以外の値であ
りかつ負の値のとき）、および局ｉが親局である場合に
その値Ｒ(i)の絶対値｜Ｒ(i)｜によって、その子局のう
ちで親子関係テーブル１０内で最小の項目番号に設定さ
れている局の局ＮＯに対応する値が配列Ｌ(i)内の配列
Ｌ(｜Ｒ(i)｜)に格納されていることを示している。
成する一方の配列Ｒ(i)は、その値の大きさと正または
負の符号とを予め定めた値とすることによって、局ｉが
親局すなわちいずれかの局を子局とする局であるかどう
か（図５に示す場合ではＲ(i)が０または初期値８以外
の値のとき親局を意味する。）、局ｉが親局である場合
に局ｉが最も上位の親局すなわち最上位局であるかどう
か（図５に示す場合には０または初期値８以外の値であ
りかつ負の値のとき）、および局ｉが親局である場合に
その値Ｒ(i)の絶対値｜Ｒ(i)｜によって、その子局のう
ちで親子関係テーブル１０内で最小の項目番号に設定さ
れている局の局ＮＯに対応する値が配列Ｌ(i)内の配列
Ｌ(｜Ｒ(i)｜)に格納されていることを示している。
【００１６】なお、図５に示す場合、局ｉが下位に子局
を持たない子局であるときにはＲ(i)に０が設定されて
いる。また図５には該当局はないが、本実施形態では、
局ｉが親子関係テーブル１０に含まれていないときに
は、Ｒ(i)に初期値８が格納されることになる。
を持たない子局であるときにはＲ(i)に０が設定されて
いる。また図５には該当局はないが、本実施形態では、
局ｉが親子関係テーブル１０に含まれていないときに
は、Ｒ(i)に初期値８が格納されることになる。
【００１７】図５に示す例では、階層構造表示テーブル
１１は、Ｒ(1)、Ｒ(4)、Ｒ(5)にそれぞれ−１，３，−
４が格納されているので、図４に示すように局１，４，
５が親局であり、かつ局１，５が最上位局であることを
示すとともに、さらに、局１の最初の子局の局番号４が
変数Ｌ(1)に、局４の最初の子局の局番号２（ただし符
号は負）が変数Ｌ(3)に、そして、局５の最初の子局の
局番号３（ただし符号は負）が変数Ｌ(4)に格納されて
いることを示している。また、他の配列変数Ｒ(2)，Ｒ
(3)，Ｒ(6)，Ｒ(7)には０が格納されているので、局
２，３，６，７が階層構造に存在している子局であるこ
とを示している。
１１は、Ｒ(1)、Ｒ(4)、Ｒ(5)にそれぞれ−１，３，−
４が格納されているので、図４に示すように局１，４，
５が親局であり、かつ局１，５が最上位局であることを
示すとともに、さらに、局１の最初の子局の局番号４が
変数Ｌ(1)に、局４の最初の子局の局番号２（ただし符
号は負）が変数Ｌ(3)に、そして、局５の最初の子局の
局番号３（ただし符号は負）が変数Ｌ(4)に格納されて
いることを示している。また、他の配列変数Ｒ(2)，Ｒ
(3)，Ｒ(6)，Ｒ(7)には０が格納されているので、局
２，３，６，７が階層構造に存在している子局であるこ
とを示している。
【００１８】他方、階層構造表示テーブル１１を形成す
るもう一方の配列Ｌ(i)は、親子関係テーブル１０に含
まれているすべての子局の局ＮＯに対応するデータを、
親子関係テーブル１０の項目番号と同一の要素番号を有
する要素として、当該項目に設定されている局ＮＯと同
一の絶対値を有し、正または負の符号を有する整数とし
て有し、その符号の正負によって、当該子局がその子局
の親局と同一の局を親局とする他の子局が存在するかど
うか、すなわち同一階層に他の子局が存在するかどうか
を示している。すなわち、図５に示す例では、配列Ｌ
(i)の各要素として、親子関係テーブル１０の項目番号
ｉに設定されている子局の局ＮＯに等しい絶対値を持
ち、親子関係テーブル１０の項目番号（ｉ−１）に同一
階層の子局が存在する場合には符号を正とする整数が
（Ｌ(2)，Ｌ(5)）、存在しない場合は符号を負とする整
数が（Ｌ(1)，Ｌ(3)，Ｌ(4)）、それぞれ格納されてい
る。ただし、親子関係テーブル１０に対応する項目番号
ｉが存在しない場合（図５ではＬ(6)，Ｌ(7)）には、初
期値が格納されている。
るもう一方の配列Ｌ(i)は、親子関係テーブル１０に含
まれているすべての子局の局ＮＯに対応するデータを、
親子関係テーブル１０の項目番号と同一の要素番号を有
する要素として、当該項目に設定されている局ＮＯと同
一の絶対値を有し、正または負の符号を有する整数とし
て有し、その符号の正負によって、当該子局がその子局
の親局と同一の局を親局とする他の子局が存在するかど
うか、すなわち同一階層に他の子局が存在するかどうか
を示している。すなわち、図５に示す例では、配列Ｌ
(i)の各要素として、親子関係テーブル１０の項目番号
ｉに設定されている子局の局ＮＯに等しい絶対値を持
ち、親子関係テーブル１０の項目番号（ｉ−１）に同一
階層の子局が存在する場合には符号を正とする整数が
（Ｌ(2)，Ｌ(5)）、存在しない場合は符号を負とする整
数が（Ｌ(1)，Ｌ(3)，Ｌ(4)）、それぞれ格納されてい
る。ただし、親子関係テーブル１０に対応する項目番号
ｉが存在しない場合（図５ではＬ(6)，Ｌ(7)）には、初
期値が格納されている。
【００１９】なお、階層構造表示テーブル１１を形成す
る各配列に設定される値は上記の設定に限定されるもの
ではなく、例えば、初期値の値を変更したり、正負の符
号を逆にする等、適宜変更が可能である。
る各配列に設定される値は上記の設定に限定されるもの
ではなく、例えば、初期値の値を変更したり、正負の符
号を逆にする等、適宜変更が可能である。
【００２０】次に、図１に示す実施形態の各構成の動作
について、階層構造解析手段１００、解析構造表示手段
２００の順に説明する。
について、階層構造解析手段１００、解析構造表示手段
２００の順に説明する。
【００２１】（１）階層構造解析手段１００の動作 図２のフローチャートのもとづき、図４および図５を用
いて動作を説明する。なお、処理の前に図４の親子関係
テーブル１０はあらかじめ上位局ＮＯで番号の若い順で
ソートされているものとする。また、局ＮＯに重複はな
いものとする。
いて動作を説明する。なお、処理の前に図４の親子関係
テーブル１０はあらかじめ上位局ＮＯで番号の若い順で
ソートされているものとする。また、局ＮＯに重複はな
いものとする。
【００２２】まず始めに、階層構造表示テーブル１０用
の変数Ｒ(i)とL(i)を初期化する（ｉ＝１からＮおよび
ｉ＝０からＮ）（ステップ１０１）。ここではＲ(i)に
Ｎ＋１が代入され（Ｎは局数）、Ｌ(i)に０が代入され
る。
の変数Ｒ(i)とL(i)を初期化する（ｉ＝１からＮおよび
ｉ＝０からＮ）（ステップ１０１）。ここではＲ(i)に
Ｎ＋１が代入され（Ｎは局数）、Ｌ(i)に０が代入され
る。
【００２３】次に、作業用変数ｉｕ（上位局ＮＯの保存
用）を初期化（＝Ｎ＋１）する（ステップ１０２）。次
に、ステップ１０３からステップ１１２までの各手順を
ｊ＝１からＭまで繰り返す（Ｍは親子関係テーブルの項
目数）。
用）を初期化（＝Ｎ＋１）する（ステップ１０２）。次
に、ステップ１０３からステップ１１２までの各手順を
ｊ＝１からＭまで繰り返す（Ｍは親子関係テーブルの項
目数）。
【００２４】まず、ステップ１０４で、親子関係テーブ
ル１０のｊ番めのデータを参照し、局ＮＯを変数ｋに、
そして上位局ＮＯを変数ｉに、それぞれ代入する。次
に、ステップ１０５で、変数ｋとｉを比較し、等しけれ
ばステップ１１１へ処理を飛ばし、等しくなければステ
ップ１０６へ処理を進める。ステップ１０６では、変数
ｉと変数ｉｕを比較し、等しくなければステップ１０７
ａへ処理を進め、等しければステップ１０９へ処理を進
める。
ル１０のｊ番めのデータを参照し、局ＮＯを変数ｋに、
そして上位局ＮＯを変数ｉに、それぞれ代入する。次
に、ステップ１０５で、変数ｋとｉを比較し、等しけれ
ばステップ１１１へ処理を飛ばし、等しくなければステ
ップ１０６へ処理を進める。ステップ１０６では、変数
ｉと変数ｉｕを比較し、等しくなければステップ１０７
ａへ処理を進め、等しければステップ１０９へ処理を進
める。
【００２５】ステップ１０７ａでは変数Ｒ(i)の値をチ
ェックし、Ｒ(i)＝０であればＲ(i)に＋ｊを代入し（ス
テップ１０７ｂ）、Ｒ(i)＝Ｎ＋１であればＲ(i)に−ｊ
を代入する（ステップ１０７ｃ）。次に、ステップ１０
８でＬ(j)に−ｋを代入し、ステップ１１０ａへ処理を
進める。一方、ステップ１０９では、Ｌ(j)に＋ｋを代
入し、ステップ１１０ａへ処理を進める。
ェックし、Ｒ(i)＝０であればＲ(i)に＋ｊを代入し（ス
テップ１０７ｂ）、Ｒ(i)＝Ｎ＋１であればＲ(i)に−ｊ
を代入する（ステップ１０７ｃ）。次に、ステップ１０
８でＬ(j)に−ｋを代入し、ステップ１１０ａへ処理を
進める。一方、ステップ１０９では、Ｌ(j)に＋ｋを代
入し、ステップ１１０ａへ処理を進める。
【００２６】ステップ１１０ａでは、変数Ｒ(k)の値を
チェックし、Ｒ(k)＝Ｎ＋１であればＲ(k)に０を代入し
（ステップ１１０ｂ）、Ｒ(k)＜０であればＲ(k)にＲ
(k)の絶対値を代入する（ステップ１１０ｃ）。そし
て、ステップ１１１で、変数ｉｕに変数ｉの値を代入す
る（ｉｕに上位局ＮＯをセーブする）。
チェックし、Ｒ(k)＝Ｎ＋１であればＲ(k)に０を代入し
（ステップ１１０ｂ）、Ｒ(k)＜０であればＲ(k)にＲ
(k)の絶対値を代入する（ステップ１１０ｃ）。そし
て、ステップ１１１で、変数ｉｕに変数ｉの値を代入す
る（ｉｕに上位局ＮＯをセーブする）。
【００２７】これらの処理により、階層構造解析手段２
００は、図４の親子関係テーブルを入力しながら変数ｊ
を１からＭ（＝５）まで変化させ、ステップ１０４から
ステップ１１１までの処理を通るごとに、図５に示すよ
うに変数R(i)、L(i)に各値を設定し、最終的に図５の階
層構造表示テーブル１１を作成して出力する。
００は、図４の親子関係テーブルを入力しながら変数ｊ
を１からＭ（＝５）まで変化させ、ステップ１０４から
ステップ１１１までの処理を通るごとに、図５に示すよ
うに変数R(i)、L(i)に各値を設定し、最終的に図５の階
層構造表示テーブル１１を作成して出力する。
【００２８】なお、図２において、ステップ１０７ａ〜
１０７ｃからなる処理１０７では、その時点の上位局
（上位局ＮＯ＝ｉ）が、以前の処理（ステップ１１０
ｂ）で既に下位局として処理されていた場合には、変数
Ｒ(i)に、子局の局ＮＯ（−ｋ）を格納する変数Ｌ
（ｊ）の配列要素番号ｊの正の値を設定し（ステップ１
０７ｂ）、以前にまだ処理されていなかった場合には
（値が初期値のままであった場合には）、最上位の親局
として、変数Ｒ(i)に、変数Ｌ（ｊ）の配列要素番号ｊ
の負の値を設定している（ステップ１０７ｃ）。また、
ステップ１１０ａ〜１１０ｃからなる処理１１０では、
その時点の局ＮＯ＝ｋの局が、以前にまだ処理されてい
なかった場合には、変数Ｒ(ｋ)に親局ではない子局であ
ることを示す０を設定し（ステップ１１０ｂ）、以前に
最上位の親局として値が設定されていた場合（ステップ
１０７ｃ）には、変数Ｒ(ｋ)の値を最上位ではない親局
を示す正の値に変更している（ステップ１１０ｃ）。
１０７ｃからなる処理１０７では、その時点の上位局
（上位局ＮＯ＝ｉ）が、以前の処理（ステップ１１０
ｂ）で既に下位局として処理されていた場合には、変数
Ｒ(i)に、子局の局ＮＯ（−ｋ）を格納する変数Ｌ
（ｊ）の配列要素番号ｊの正の値を設定し（ステップ１
０７ｂ）、以前にまだ処理されていなかった場合には
（値が初期値のままであった場合には）、最上位の親局
として、変数Ｒ(i)に、変数Ｌ（ｊ）の配列要素番号ｊ
の負の値を設定している（ステップ１０７ｃ）。また、
ステップ１１０ａ〜１１０ｃからなる処理１１０では、
その時点の局ＮＯ＝ｋの局が、以前にまだ処理されてい
なかった場合には、変数Ｒ(ｋ)に親局ではない子局であ
ることを示す０を設定し（ステップ１１０ｂ）、以前に
最上位の親局として値が設定されていた場合（ステップ
１０７ｃ）には、変数Ｒ(ｋ)の値を最上位ではない親局
を示す正の値に変更している（ステップ１１０ｃ）。
【００２９】（２）階層構造表示手段２００の動作 次に、図３のフローチャートにもとづき、図６を用いて
階層構造表示手段２００の動作について説明する。図６
は階層構造表示手段２００が階層構造表示テーブル１１
から階層構造を表示する処理の過程を示す階層構造表示
動作図である。
階層構造表示手段２００の動作について説明する。図６
は階層構造表示手段２００が階層構造表示テーブル１１
から階層構造を表示する処理の過程を示す階層構造表示
動作図である。
【００３０】図３に示すように、図１に示す階層構造表
示手段２００は、主ルーチン（ステップ２０１〜２０
４）において、階層構造表示テーブル１１を参照しなが
ら、変数ｑをｑ＝１からＮまでＲ(ｑ)をチェック（ステ
ップ２０２）しながら変化させ、ステップ２０１〜２０
４の処理を繰り返し実行し、Ｒ(ｑ)が負であればステッ
プ２０３で関数Ｔｒｅｅ（ｑ，ｑ）を呼び出す処理を行
う。
示手段２００は、主ルーチン（ステップ２０１〜２０
４）において、階層構造表示テーブル１１を参照しなが
ら、変数ｑをｑ＝１からＮまでＲ(ｑ)をチェック（ステ
ップ２０２）しながら変化させ、ステップ２０１〜２０
４の処理を繰り返し実行し、Ｒ(ｑ)が負であればステッ
プ２０３で関数Ｔｒｅｅ（ｑ，ｑ）を呼び出す処理を行
う。
【００３１】関数Ｔｒｅｅ（ｐ，ｑ）では、変数ｐと変
数ｑが比較され（ステップ３０１ａ）、ｐ＝ｑであれば
変数ｑが最上位局として表示され（ステップ３０１
ｂ）、変数ｐと変数ｑが等しくなければ、変数ｑが変数
ｐの配下の局として表示される（ステップ３０１ｃ）。
このステップ３０１ａ〜３０１ｃの処理によって階層構
造を表示する部分の処理３０１が構成されている。
数ｑが比較され（ステップ３０１ａ）、ｐ＝ｑであれば
変数ｑが最上位局として表示され（ステップ３０１
ｂ）、変数ｐと変数ｑが等しくなければ、変数ｑが変数
ｐの配下の局として表示される（ステップ３０１ｃ）。
このステップ３０１ａ〜３０１ｃの処理によって階層構
造を表示する部分の処理３０１が構成されている。
【００３２】次に、ステップ３０２で、変数ｊに変数ｑ
が代入されるとともに、変数ｉに階層構造表示テーブル
１１における配列変数Ｒ(j)の絶対値が代入される。ス
テップ３０３では、変数ｋに階層構造表示テーブル１１
における配列変数Ｌ(i)の絶対値が代入され、次いで、
変数ｋの値がチェックされ（ステップ３０４ａ）、ｋ＝
０であればステップ３０５へ処理が進められ、ｋ≠０で
あれば変数ｊ，ｋを引数として関数Ｔｒｅｅ（ｊ，ｋ）
が再帰的に呼び出されて実行される（ステップ３０４
ｂ）。ここで、ステップ３０４ａ〜３０４ｃからなる処
理３０４では、ｋすなわち変数Ｌ(i)が０でない場合、
つまり、同一階層にさらに呼び出すべき下位局が存在す
る場合に、関数Ｔｒｅｅを呼び出す処理が行われてい
る。
が代入されるとともに、変数ｉに階層構造表示テーブル
１１における配列変数Ｒ(j)の絶対値が代入される。ス
テップ３０３では、変数ｋに階層構造表示テーブル１１
における配列変数Ｌ(i)の絶対値が代入され、次いで、
変数ｋの値がチェックされ（ステップ３０４ａ）、ｋ＝
０であればステップ３０５へ処理が進められ、ｋ≠０で
あれば変数ｊ，ｋを引数として関数Ｔｒｅｅ（ｊ，ｋ）
が再帰的に呼び出されて実行される（ステップ３０４
ｂ）。ここで、ステップ３０４ａ〜３０４ｃからなる処
理３０４では、ｋすなわち変数Ｌ(i)が０でない場合、
つまり、同一階層にさらに呼び出すべき下位局が存在す
る場合に、関数Ｔｒｅｅを呼び出す処理が行われてい
る。
【００３３】そして、ステップ３０５では、変数ｉが１
だけ増分され、ステップ３０６で変数ｋ＞０かつ変数Ｌ
(i)＞０の条件が成立すればステップ３０３へ戻り、同
一の変数ｊすなわち同一の親局に対する他の子局に対し
て処理３０４による関数Ｔｒｅｅの呼出処理が行われ
る。
だけ増分され、ステップ３０６で変数ｋ＞０かつ変数Ｌ
(i)＞０の条件が成立すればステップ３０３へ戻り、同
一の変数ｊすなわち同一の親局に対する他の子局に対し
て処理３０４による関数Ｔｒｅｅの呼出処理が行われ
る。
【００３４】これらの処理により、階層構造表示手段２
００は、図５に示す階層構造表示テーブル１１から図６
の階層構造表示動作図に示す様に、階層構造表示テーブ
ル１１を始めからサーチすることなく１本の経路をたど
って図４の階層構造を効率よく作成・表示する。
００は、図５に示す階層構造表示テーブル１１から図６
の階層構造表示動作図に示す様に、階層構造表示テーブ
ル１１を始めからサーチすることなく１本の経路をたど
って図４の階層構造を効率よく作成・表示する。
【００３５】ここで、図６の階層構造表示動作図につい
て詳細に説明する。図６は、階層構造表示手段２００
が、図５に示す階層構造表示テーブル１１を参照しなが
ら、図４の階層構造を表示する際の処理過程を示すもの
である。図３のフローチャートでは、まず、変数ｑが１
のときに、関数Ｔｒｅｅ（１，１）が呼び出され、局Ｎ
Ｏ＝１が最上位局として表示される（図６の符号６０
１）。次に、関数Ｒ(1)が参照されて、関数Ｒ(1)の値に
基づいてＬ(1)＝−４の絶対値を引数ｋとして（６０
２）、関数Ｔｒｅｅ（１，４）が実行され（６０３）、
局ＮＯ＝４が局ＮＯ＝１の下位局として表示される。次
に、関数Ｒ(4)が参照されて、Ｌ(3)＝−２の絶対値を引
数ｋとして（６０４）、関数Ｔｒｅｅ（４，２）が実行
され（６０５）、局ＮＯ＝２が局ＮＯ＝４の下位局とし
て表示される。
て詳細に説明する。図６は、階層構造表示手段２００
が、図５に示す階層構造表示テーブル１１を参照しなが
ら、図４の階層構造を表示する際の処理過程を示すもの
である。図３のフローチャートでは、まず、変数ｑが１
のときに、関数Ｔｒｅｅ（１，１）が呼び出され、局Ｎ
Ｏ＝１が最上位局として表示される（図６の符号６０
１）。次に、関数Ｒ(1)が参照されて、関数Ｒ(1)の値に
基づいてＬ(1)＝−４の絶対値を引数ｋとして（６０
２）、関数Ｔｒｅｅ（１，４）が実行され（６０３）、
局ＮＯ＝４が局ＮＯ＝１の下位局として表示される。次
に、関数Ｒ(4)が参照されて、Ｌ(3)＝−２の絶対値を引
数ｋとして（６０４）、関数Ｔｒｅｅ（４，２）が実行
され（６０５）、局ＮＯ＝２が局ＮＯ＝４の下位局とし
て表示される。
【００３６】関数Ｔｒｅｅ（４，２）では、変数Ｒ(2)
＝０＝ｉとなることから、変数Ｌ(0)＝０＝ｋとなり、
関数Ｔｒｅｅ（４，２）が終了し（６０６）、次に、引
数ｋをＬ(1)の絶対値（＝４）からＬ(1＋1)＝Ｌ(2)の絶
対値（＝７）に代えて（６０７）、関数Ｔｒｅｅ（１，
７）が呼び出される（６０８）。そして、局ＮＯ＝７が
局ＮＯ＝１の下位局として表示される。ここで、Ｒ(7)
＝０なので、ｋ＝０となり、関数Ｔｒｅｅ（１，７）が
終了し（６０９）、さらに、Ｌ(2＋1)＝Ｌ(3)＝−２な
ので（６１０）、関数Ｔｒｅｅ（１，１）内の処理が終
了する（６１１）。
＝０＝ｉとなることから、変数Ｌ(0)＝０＝ｋとなり、
関数Ｔｒｅｅ（４，２）が終了し（６０６）、次に、引
数ｋをＬ(1)の絶対値（＝４）からＬ(1＋1)＝Ｌ(2)の絶
対値（＝７）に代えて（６０７）、関数Ｔｒｅｅ（１，
７）が呼び出される（６０８）。そして、局ＮＯ＝７が
局ＮＯ＝１の下位局として表示される。ここで、Ｒ(7)
＝０なので、ｋ＝０となり、関数Ｔｒｅｅ（１，７）が
終了し（６０９）、さらに、Ｌ(2＋1)＝Ｌ(3)＝−２な
ので（６１０）、関数Ｔｒｅｅ（１，１）内の処理が終
了する（６１１）。
【００３７】次に、主ルーチンのステップ２０３から関
数Ｔｒｅｅ（５，５）が実行され、局ＮＯ＝５が最上位
局として表示される（６１２）。次に、関数Ｒ(5)が参
照されて、Ｌ(4)＝−３の絶対値を引数ｋとして（６１
３）、関数Ｔｒｅｅ（５，３）が実行され（６１４）、
局ＮＯ＝３が局ＮＯ＝５の下位局として表示される。関
数Ｔｒｅｅ（５，３）では、変数Ｒ(3)＝０となること
から、変数Ｌ(0)＝ｋ＝０となり、関数Ｔｒｅｅ（５，
３）が終了し（６１５）、次に、引数ｋをＬ(4)の絶対
値（＝３）からＬ(4＋1)＝Ｌ(5)の絶対値（＝６）に代
えて（６１６）、関数Ｔｒｅｅ（５，６）が呼び出され
る（６１７）。そして、局ＮＯ＝６が局ＮＯ＝５の下位
局として表示される。ここで、Ｒ(6)＝０なので、ｋ＝
０となり、関数Ｔｒｅｅ（５，６）が終了し（６１
８）、さらに、Ｌ(5＋1)＝Ｌ(6)＝０なので（６１
９）、関数Ｔｒｅｅ（５，５）内の処理が終了する（６
２０）。
数Ｔｒｅｅ（５，５）が実行され、局ＮＯ＝５が最上位
局として表示される（６１２）。次に、関数Ｒ(5)が参
照されて、Ｌ(4)＝−３の絶対値を引数ｋとして（６１
３）、関数Ｔｒｅｅ（５，３）が実行され（６１４）、
局ＮＯ＝３が局ＮＯ＝５の下位局として表示される。関
数Ｔｒｅｅ（５，３）では、変数Ｒ(3)＝０となること
から、変数Ｌ(0)＝ｋ＝０となり、関数Ｔｒｅｅ（５，
３）が終了し（６１５）、次に、引数ｋをＬ(4)の絶対
値（＝３）からＬ(4＋1)＝Ｌ(5)の絶対値（＝６）に代
えて（６１６）、関数Ｔｒｅｅ（５，６）が呼び出され
る（６１７）。そして、局ＮＯ＝６が局ＮＯ＝５の下位
局として表示される。ここで、Ｒ(6)＝０なので、ｋ＝
０となり、関数Ｔｒｅｅ（５，６）が終了し（６１
８）、さらに、Ｌ(5＋1)＝Ｌ(6)＝０なので（６１
９）、関数Ｔｒｅｅ（５，５）内の処理が終了する（６
２０）。
【００３８】以上のようにして、図４に示すような階層
構造が表示される。
構造が表示される。
【００３９】なお、本発明は、上記の実施形態に限定さ
れるものではなく、例えば親子関係情報が局ＮＯ．１〜
ＮＯ．Ｎの局ですべてそろっていなくても実現すること
ができる。
れるものではなく、例えば親子関係情報が局ＮＯ．１〜
ＮＯ．Ｎの局ですべてそろっていなくても実現すること
ができる。
【００４０】また、上記実施形態では、階層構造表示テ
ーブル１１を異なる２つの変数名を持つ配列変数Ｒと配
列変数Ｌとから構成するようにしているが、階層構造表
示テーブル１１の構成方法はこれに限定されるものでは
ない。例えば、配列変数Ｒと配列変数Ｌを、それぞれ２
つの配列変数Ｒ１，Ｒ２および配列変数Ｌ１，Ｌ２に分
割し、変数Ｒ１と変数Ｌ１とが変数Ｒと変数Ｌの値の絶
対値の情報を持ち、変数Ｒ２と変数Ｌ２とが変数Ｒと変
数Ｌの正負の符号の情報を持つようにすれば、４つの変
数名を持つ配列変数から上記と同等の階層構造表示テー
ブルを構成することができる。あるいは、階層構造表示
テーブル１１を１つの配列変数から構成し、その要素番
号の奇数を配列変数Ｒに、偶数を配列変数Ｌに割り当て
るようにしたり、もしくは所定のオフセット値を設定し
て、オフセット値を付加するかしないかによって配列変
数Ｒと配列変数Ｌと同等の構成を得るようにすることに
よっても、上記と同等の階層構造表示テーブルを構成す
ることができる。
ーブル１１を異なる２つの変数名を持つ配列変数Ｒと配
列変数Ｌとから構成するようにしているが、階層構造表
示テーブル１１の構成方法はこれに限定されるものでは
ない。例えば、配列変数Ｒと配列変数Ｌを、それぞれ２
つの配列変数Ｒ１，Ｒ２および配列変数Ｌ１，Ｌ２に分
割し、変数Ｒ１と変数Ｌ１とが変数Ｒと変数Ｌの値の絶
対値の情報を持ち、変数Ｒ２と変数Ｌ２とが変数Ｒと変
数Ｌの正負の符号の情報を持つようにすれば、４つの変
数名を持つ配列変数から上記と同等の階層構造表示テー
ブルを構成することができる。あるいは、階層構造表示
テーブル１１を１つの配列変数から構成し、その要素番
号の奇数を配列変数Ｒに、偶数を配列変数Ｌに割り当て
るようにしたり、もしくは所定のオフセット値を設定し
て、オフセット値を付加するかしないかによって配列変
数Ｒと配列変数Ｌと同等の構成を得るようにすることに
よっても、上記と同等の階層構造表示テーブルを構成す
ることができる。
【００４１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
各要素間の親子関係を表す親子関係テーブルから一旦、
少なくとも各要素が親要素であるかどうかを特定する情
報、最上位の親要素であるかどうかを特定する情報、各
親要素の子要素を特定する情報、及び各子要素の同一階
層における他の子要素を特定する情報を含んで構成され
る階層構造表示テーブルを作成し、これを参照して各要
素全体の階層構造を作成、表示するようにしたので、階
層構造を最上位レベルから効率よく作成・表示できる。
各要素間の親子関係を表す親子関係テーブルから一旦、
少なくとも各要素が親要素であるかどうかを特定する情
報、最上位の親要素であるかどうかを特定する情報、各
親要素の子要素を特定する情報、及び各子要素の同一階
層における他の子要素を特定する情報を含んで構成され
る階層構造表示テーブルを作成し、これを参照して各要
素全体の階層構造を作成、表示するようにしたので、階
層構造を最上位レベルから効率よく作成・表示できる。
【図１】 本発明による階層構造作成装置の一実施形態
を示すブロック図である。
を示すブロック図である。
【図２】 図１に示す階層構造解析手段１００の動作フ
ローチャートである。
ローチャートである。
【図３】 図１に示す階層構造表示手段２００の動作の
フローチャートである。
フローチャートである。
【図４】 図１に示す親子関係テーブル１０の一例およ
びその例による階層構造を示す図である。
びその例による階層構造を示す図である。
【図５】 図１に示す階層構造解析手段１００が図２に
示す動作フローチャートに従って、図４の親子関係テー
ブル１０から階層構造表示テーブル１１を出力する過程
における各変数の状態変化を示す階層構造解析動作図で
ある。
示す動作フローチャートに従って、図４の親子関係テー
ブル１０から階層構造表示テーブル１１を出力する過程
における各変数の状態変化を示す階層構造解析動作図で
ある。
【図６】 図１に示す階層構造表示手段２００が階層構
造表示テーブル１１から階層構造を表示する過程の流れ
を示す階層構造表示動作図である。
造表示テーブル１１から階層構造を表示する過程の流れ
を示す階層構造表示動作図である。
１０ 親子関係テーブル １１ 階層構造表示テーブル １００ 階層構造解析手段 ２００ 階層構造表示手段
Claims (5)
- 【請求項１】 親子関係を有する複数の要素の階層構造
を作成及び表示する階層構造作成方法であって、 各要素間の親子関係を表す親子関係テーブルを参照し
て、少なくとも各要素が親要素であるかどうかを特定す
る情報、最上位の親要素であるかどうかを特定する情
報、各親要素の子要素を特定する情報、及び各子要素の
同一階層における他の子要素を特定する情報を含んで構
成される階層構造表示テーブルを作成して、出力する階
層構造解析過程と、 階層構造表示テーブルを参照して、各要素全体の階層構
造を作成、表示する階層構造表示過程とを有しているこ
とを特徴とする階層構造作成方法。 - 【請求項２】 階層構造表示テーブルが、１または複数
の配列変数から構成されていることを特徴とする請求項
１記載の階層構造作成方法。 - 【請求項３】 前記複数の配列変数は、前記各情報を配
列変数の要素番号と、要素の値の大きさと、要素の値の
符号とを所定の値とすることによって特定するものであ
ることを特徴とする請求項１又は２に記載の階層構造作
成方法。 - 【請求項４】 前記親子関係を有する複数の要素が、１
又は複数の親局と、Ｎ個（Ｎは自然数）の子局で構成さ
れる通信システムにおける各局に対応するものであるこ
とを特徴とする請求項１〜３のいずれか１項に記載の階
層構造作成方法。 - 【請求項５】 親子関係を有する複数の要素の階層構造
を作成及び表示する階層構造作成装置であって、 各要素間の親子関係を表す親子関係テーブルを参照し
て、少なくとも各要素が親要素であるかどうかを特定す
る情報、最上位の親要素であるかどうかを特定する情
報、各親要素の子要素を特定する情報、及び各子要素の
同一階層における他の子要素を特定する情報を含んで構
成される階層構造表示テーブルを作成して、出力する階
層構造解析手段と、 階層構造表示テーブルを参照して、各要素全体の階層構
造を作成、表示する階層構造表示手段とを備えることを
特徴とする階層構造作成装置。
Priority Applications (4)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36160798A JP3277906B2 (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 階層構造作成方法及び装置 |
| EP99124771A EP1011055A3 (en) | 1998-12-18 | 1999-12-13 | Hierarchical structure generating method and apparatus generating hierarchical structure display table based on parent-child relationship table |
| US09/460,648 US6668252B2 (en) | 1998-12-18 | 1999-12-14 | Hierarchical structure generating method and apparatus generating hierarchical structure display table based on parent-child relationship table |
| CA002292139A CA2292139C (en) | 1998-12-18 | 1999-12-15 | Hierarchical structure generating method and apparatus generating hierarchical structure display table based on parent-child relationship table |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP36160798A JP3277906B2 (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 階層構造作成方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000181933A true JP2000181933A (ja) | 2000-06-30 |
| JP3277906B2 JP3277906B2 (ja) | 2002-04-22 |
Family
ID=18474271
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP36160798A Expired - Fee Related JP3277906B2 (ja) | 1998-12-18 | 1998-12-18 | 階層構造作成方法及び装置 |
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| Country | Link |
|---|---|
| US (1) | US6668252B2 (ja) |
| EP (1) | EP1011055A3 (ja) |
| JP (1) | JP3277906B2 (ja) |
| CA (1) | CA2292139C (ja) |
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| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2006035854A1 (en) | 2004-09-30 | 2006-04-06 | Ricoh Company, Ltd. | Assertion generating system, program thereof, circuit verifying system, and assertion generating method |
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| US6873994B2 (en) * | 2001-08-31 | 2005-03-29 | I2 Technologies Us, Inc. | Conflict detection and resolution in association with data allocation |
| US6799182B2 (en) * | 2001-11-13 | 2004-09-28 | Quovadx, Inc. | System and method for data source flattening |
| US8677280B2 (en) | 2006-05-18 | 2014-03-18 | Ubiquity Broadcasting Corporation | Sprocket shaped user interface for navigating a dynamic collection of information |
| US7996788B2 (en) * | 2006-05-18 | 2011-08-09 | International Apparel Group, Llc | System and method for navigating a dynamic collection of information |
| US9672558B2 (en) * | 2013-08-30 | 2017-06-06 | Sap Se | Table-form presentation of hierarchical data |
| KR102527896B1 (ko) * | 2017-10-24 | 2023-05-02 | 삼성전자주식회사 | 알림을 제어하기 위한 방법 및 그 전자 장치 |
Citations (4)
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