JPH0320359B2 - - Google Patents

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JPH0320359B2
JPH0320359B2 JP62257726A JP25772687A JPH0320359B2 JP H0320359 B2 JPH0320359 B2 JP H0320359B2 JP 62257726 A JP62257726 A JP 62257726A JP 25772687 A JP25772687 A JP 25772687A JP H0320359 B2 JPH0320359 B2 JP H0320359B2
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JP
Japan
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JP62257726A
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English (en)
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JPH0199898A (ja
Inventor
Kazumi Umebayashi
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Reiko Co Ltd
Original Assignee
Reiko Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) この発明は転写箔に関し、詳細には集光による
光輝性を付与することが出来る転写箔に関する。
(従来の技術及びその問題点) 転写箔は各種の色彩や光沢を有しているが、従
来多くのものは色彩や光沢が平面的かつ一様であ
り変化に乏しく、多色印刷を施した転写箔でも転
写後はその印刷の図柄等がそのまま転写されるも
のであり、転写後に特別変化した色彩や光沢を現
出させるものではなかつた。
この発明は従来のものとは全く異なり、転写に
より透明な被転写体に所望の転写を行うと同時に
転写した被転写体の端部が集光により特に光輝性
を有していて、一見したところ端部にのみ光輝性
を有しているように見える転写箔を提供するもの
である。
(問題点を解決するための手段) この発明は、基材の片面に、必要により剥離層
を介して、集光性を付与された着色層を設け、該
着色層上には接着層を設けて、透明な被転写体に
転写後に、被転写体の端部に集光による光輝性を
付与することが出来るようにしたことを特徴とす
る転写箔である。
次にこの発明を図面を参照しつつ説明する。
基材10は各種のプラスチツクフイルム等従来
から転写箔に使用されているものが使用できる。
基材10が剥離性を有しているときはそのまま使
用でき、基材10が剥離性を有していないときは
剥離層20を形成して使用できる。
集光性を付与された着色層30は、集光性の染
料や有機顔料を混合した塗料あるいは予め集光性
を付与された樹脂を溶解した塗料を、基材10の
片面に塗布して設ける。
着色層30の厚さは0.5〜50μmとし、製造及び
転写後の効果の両面を考慮すると、特に3〜10μ
mが好ましい。着色層30が0.5μmより薄いと薄
すぎて集光が目立ち難く、50μmより厚いと厚す
ぎて着色層30が容易に形成出来ない。
着色層30中にはガラスビーズ、コロイドシリ
カ、マイカ、マイクロカプセル、カオリン、ベン
トナイト、酸化チタン、酸化チタンの粒子表面処
理をしたもの等々が充填剤として混在していても
よく、また、透明な螢光染料や螢光顔料を含んで
いてもよい。
また、着色層30は適宜のクラツク(割れ)を
任意に形成して模様としてもよい。このようにす
れば、クラツクの部分もいわば端部となり転写後
に特に光輝性を有しているように見える。
着色層30はその上に比較的屈折率の低い透明
な樹脂層を備えたものであつてもよく、この様に
すれば着色層30の補強となると共に転写した部
分の端部の光輝性を約20%程度増すことが出来る
ものであり、この様なものも勿論この発明に含ま
れる。
接着層40は着色層30上にアクリル樹脂、エ
ポキシ樹脂等適宜の樹脂により設ける。
(作用) この発明はプラスチツク等の各種の透明な被転
写体に刻印押し、ラバー押し、ロール押し等によ
り所望の転写を行い、その後基材を剥離すれば集
光性を付与された着色層が被転写体に転写され
る。そして、例えばプラスチツク製の銘板50に
全面転写した場合を例にとつていえば、その銘板
50は表面に集光性を付与された着色層30を有
しており、それは螢光性や蓄光性を付与されたも
のとは違い、発行が界面に添つて反射を繰返して
強調されるので端部で集光することとなる。この
結果端部が集光により特に光輝性を有していて、
一見したところ端部にのみ光輝性を有しているよ
うに見えるものである。尚、透明な被転写体の端
部が平面に対して直角になつていてもよいが、直
角以外の角をなしているときは被転写体を平面側
から見たとき端部が幅をもつて見えるので光輝性
が幅広く付与されたように見えるものである。
(実施例) 厚さ0.025mmのPETフイルムの片面に次の組成
の塗料により剥離層を設け、 MMA樹脂 88.0重量部 ロジン変性マレイン酸 3.0 〃 塗膜補強剤 5.0 〃 滑 剤 4.0 〃 その剥離層上に黄色の集光性染料が溶解した次
の組成の塗料を5μmの厚さになるように塗布し
て着色層を設け、 アクリル樹脂 54.0重量部 イソシアネート樹脂 43.0重量部 集光性染料 0.8 〃 ニトロセルロース 2.2 〃 さらにその着色層上に次の組成の塗料により接
着層を設けてこの発明の転写箔を得た。
アクリル樹脂 63.0重量部 スチレン樹脂 9.0 〃 塩素化エチレン樹脂 20.5 〃 テルペン樹脂 7.0 〃 可塑剤 0.5 〃 上記の如くして得られた転写箔を使用して、透
明なポリカーボネート製の0.5mm厚の銘板にロー
ルにより転写した。このようにして得た銘板は第
2図に示すように端部すなわちエツヂ部分が特に
光輝性を有していて月光色に光つていた。
(発明の効果) この発明の転写箔は集光性を付与された着色層
を有しているから、透明な被転写体に転写後には
被転写体の端部が集光により特に光輝性を有して
いて、一見したところ端部にのみ光輝性を有して
いるように見えるので、従来の転写箔には見られ
ない独特の色彩や光沢の装飾効果をもたらすこと
が出来るものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す一部拡大断
面図、第2図は第1図の転写箔を転写した後の銘
板の光輝の状態の一例を示す部分拡大斜視図であ
る。 10……基材、20……剥離層、30……着色
層、40……接着層、50……銘板。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 基材の片面に、必要により剥離層を介して、
    集光性を付与された着色層を設け、該着色層上に
    は接着層を設けて、透明な被転写体に転写後に、
    被転写体の端部に集光による光輝性を付与するこ
    とが出来るようにしたことを特徴とする転写箔。
JP25772687A 1987-10-13 1987-10-13 集光による光輝性を付与する転写箔 Granted JPH0199898A (ja)

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JPH0199898A JPH0199898A (ja) 1989-04-18
JPH0320359B2 true JPH0320359B2 (ja) 1991-03-19

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS58145491A (ja) * 1982-02-22 1983-08-30 Kongo Furotsukingu Kk 光輝性転写シ−ト

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JPS58145491A (ja) * 1982-02-22 1983-08-30 Kongo Furotsukingu Kk 光輝性転写シ−ト

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